5930 文化シヤター 2020-06-18 15:00:00
2020年3月期 決算説明資料 [pdf]

2020年3月期 決算説明資料




                  2020年6月18日
                          目 次

P1 新型コロナウイルス感染症への対応と           P15 トピックス
   通期予測の見送りについて                P16 トピックス 新商品

P2 2020年3月期の実績について
P3 事業環境                        P17 参考資料
P4 業績                          P18 文化シヤッターグループ概要
P5 売上高および営業利益の増減要因             P19   文化シヤッターグループのセグメント別会社構成と
P6 セグメント別売上高および営業利益                  海外事業展開
P7 売上高の用途別セグメント別分析
                               P20   連結貸借対照表
                               P21   連結キャッシュフロー計算書
P8 重点施策の進捗状況について
P9 基幹事業の拡大① シャッター事業の強化         P22   シャッター関連製品の状況(単体)
P10 基幹事業の拡大② ドア・パーティション事業の強化         (重量シャッター、軽量シャッター、窓シャッター)

P11 注力事業の強化① エコ&防災事業の強化        P23   建材関連製品の状況(単体)
P12 注力事業の強化② メンテナンス事業の強化             (ドア、パーティション、エクステリア)
P13 注力事業の強化③ ロングライフ事業の強化       P24   持続可能な社会の実現をめざして
P14 注力事業の強化④ 海外事業の強化                  ~SDGsの理念と連動した事業を推進中 ~
新型コロナウイルス感染症への対応と通期予測の見送りについて
 罹患された皆様へのお見舞いと医療従事者の皆様へ
このたびの新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々、ならびにご家族の皆様に謹んでお悔やみ
申し上げますとともに、罹患された皆様の一日も早い快復を願い、心よりお見舞い申し上げます。
また、感染拡大防止に昼夜を問わずご尽力いただいています医療従事者の皆様に、心より感謝申し上げます。

 事業環境                              対応状況
・国内では、計画案件の中断や延期などが検討され、       <顧客対応>
 先行きは不透明な状況                    ・再開した着工現場では、マスクの着用など感染拡大
・海外では、渡航規制やビザの発給停止などにより、        措置を徹底
 新規現場で遅延が生じており、先行きは不透明な        ・対面での営業活動を避け、メールや電話等を活用
 状況                            <社内対応>
                               ・在宅勤務、時差出勤を継続推進中

 2021年3月期 通期予想について                 支援状況
さる5月28日に発表した2020年3月期の決算短信に記載   ・当社が販売する“ウォークスルー”
のとおり、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によ        方式でPCR検査が行える「ウォー
り2021年3月期の予想について合理的に算定すること      クスルータイプPCR検査用ブース」
が困難な状況から、当説明資料においても2021年3月      を本社のある東京・文京区と東京都
期の予想数字を盛り込んでおりません。              に提供



                               1
2020年3月期の実績について




              2
 事業環境

                           2018年3月期        2019年3月期         2020年3月期
                                                                              ◆ 世界経済は米中貿易摩擦や欧州の政治
                           実績      伸率      実績      伸率       実績       伸率         情勢不安などによる海外経済の減速に
                                                                                より景況感は悪化した。
民間企業設備投資
                  ( 百億円)
                           8,426 104.3%    8,574   101.7%   8,495     99.1%     国内経済は、企業収益や雇用環境の改善
                                                                                などを背景に緩やかな回復基調が続いた
新設住宅着工戸数                                                                        一方で、第4四半期以降は、新型コロナ
                            94.6   97.2%    95.2   100.7%    88.3     92.7%
                 ( 万戸)                                                          ウイルス感染拡大により、世界および国内
非住宅着工床面積                                                                        経済への影響は深刻さを増し、景気は
                           5,331 103.9%    5,101    95.7%   4,797     94.0%
                 ( 万㎡)                                                          急速に悪化した。
           工     場
                 ( 万㎡)
                            919 110.9%     1,009   109.8%    773      76.6%   ◆ 民間企業設備投資(実質)は、速報値では
                                                                                前期比0.9%減の84兆円に減速する模様。
           倉     庫
                 ( 万㎡)
                            989 114.2%      876     88.6%   1,002    114.4%     新設住宅着工戸数は、前期比7.3%減の
                                                                                88万3,000戸、非住宅着工床面積
       医療・福祉
                            625    84.9%    517     82.8%    555     107.3%     (建築確認申請時点)は、倉庫、医療・福祉、
                 ( 万㎡)
                                                                                事務所が増加したものの、工場、店舗が
           店     舗                                                              減少したことで、前期比6.0%減の
                 ( 万㎡)
                            553    98.5%    521     94.3%    415      79.6%
                                                                                4,797万㎡と、前年を下回った。
         事 務 所
                 ( 万㎡)
                            668    99.9%    608     91.1%    652     107.2%
2020年3月期の民間企業設備投資は速報値

                                                                 3
    業績

                                                                               (単位:百万円)

                      2019年3月期                        2020年3月期
                                                                                             ◆ 「売上高」は、全セグメントで増収となり、
                      実績           売上比      11月予想    実績       売上比       伸率         予想比
                                                                                               10期連続の増収で、過去最高売上。
売         上       高   174,661      100.0%   190,000 184,239   100.0% 105.5%         97.0%
売     上       原   価   128,574       73.6%   140,200 136,938    74.3% 106.5%         97.7%    ◆ 「営業利益」は、取付経費等の増加を
                                                                                               はじめとした売上原価率の上昇等に
売    上    総   利   益    46,087       26.4%    49,800  47,301    25.7% 102.6%         95.0%
                                                                                               より、減益。
販売費及び一般管理費             36,285       20.8%    38,800  37,815    20.5% 104.2%         97.5%
営     業       利   益     9,801        5.6%    11,000   9,485     5.2%     96.8%      86.2%    ◆ 「設備投資額」約40億円の主な内訳は、
                                                                                               ・設備の合理化・更新他で約31億円
経     常       利   益    10,801        6.2%    11,500  10,003     5.4%     92.6%      87.0%
親 会 社 株 主に 帰属 する
                                                                                               ・次期情報システムの開発費で約7億円
当   期   純   利  益        7,294        4.2%     7,600   6,603     3.6%     90.5%      86.9%
                                                                                               ・子会社の土地取得費で約1億円
1株当た り配当金                  25円                 25円      25円               -         -
                                                                                             ◆ 「1株当たり配当金」は25円。
設    備    投   資   額        3,255             4,000    3,968             121.9%      99.2%
減    価    償   却   費        3,967             4,500    4,551             114.7%     101.1%

    期末
          正   社   員        4,639             4,780    4,782               143            2
 従業員 臨 時 雇 用 者             1,163             1,220    1,218                   55     △2
    (人)
          合       計        5,802             6,000    6,000               198            0




                                                                    4
売上高および営業利益の増減要因
【売上高】                                                                                     (単位:百万円)
                                                                                                     ◆ 「売上高」の増減要因
                                              + 294          + 144
                              + 1,772                                                                主な増収要因として、「販売数量の
            + 7,368                                新            リ               184,239
                                                              リ フ                                    増加」 「サービス事業」が寄与。




                                              (
                                              エ    規
                                 サ            コ               ニォ
                販
                                 ー                 連
                                              ウ               ュー
                売                ビ            ッ    結          ーム                                      トータルで95億7,800万円の「増収」。
                数                ス            ド    子          ア ・




                                              )
                量                事                 会          ル
                増                業                 社          事
                等
                                                              業
174,661                                            増                                       +9,578

                                     増収分   9,578

2019.3期                                                                         2020.3期

【営業利益】                                                                                    (単位:百万円)

                                 + 300      + 25       +4     △2,648                                 ◆ 「営業利益」の増減要因
                      + 623                              リ              コ
          + 1,380                             材                                                      主な増益要因として、「販売数量の

                                                                    (
                                     販                            人ス
                        サ                     料        リ フ      政件
                                     売                 ニォ       策費 ト
            販
                        ー
                        ビ            価
                                            値価
                                                       ュー       経 、ア                                 増加」 「サービス事業」が寄与。
                                            下格                  費減 ッ
            売           ス            格                 ーム
                                            がの                  他価 プ
 9,801      数           事                              ア ・        償                                  主な減益要因は、人件費と取付経費
                                                                )



                                            り
            量           業                              ル          却
            増                                          事
                                                       業
                                                                  費
                                                                  、             9,485 △ 316          および減価償却費の増加など「コスト
            等
                                                                                                     アップ」が影響。

                                                               減益分
                                                                                                     トータルで3億1,600万円の「減益」。
                              増益分 2,332                        2,648

2019.3期                                                                         2020.3期

                                                                            5
 セグメント別売上高および営業利益
                                                                     (単位:百万円)
                      2019年3月期                          2020年3月期
                   売上高              営業利益             売上高             営業利益          ◆ 「シャッター関連製品事業」は、オフィスビルおよび
シャッター関連             64,608            7,872          66,983           7,165
製品事業           (    63,000 )    (     6,850 )   (     68,800 )   (      8,000 )
                                                                                    大型物流倉庫向けの重量シャッターが好調に推移
          伸率        124.4%           140.5%           103.7%           91.0%        したものの、軽量シャッターが低調に推移したこと
          増減        12,685            2,267            2,375          △ 707
                                                                                    により、「増収減益」。
建材関連製品事業            75,551            1,155          79,401             804
               (     76,600 )   (     1,750 )   (     80,250 )   (      1,200 )
          伸率        105.1%            66.9%           105.1%           69.6%       ◆ 「建材関連製品事業」は、公共施設向けのドア群が
          増減         3,658           △ 571             3,850          △ 350         好調に推移したものの、パーティション群が低調に
サービス事業              23,477            3,843          25,249           4,466
               (     23,000 )   (     3,200 )   (     28,000 )   (      5,300 )
                                                                                    推移したことにより、「増収減益」。
          伸率        119.1%           168.2%          107.5%           116.2%
          増減         3,766            1,558           1,772             623        ◆ 「サービス事業」は、災害対応をはじめとする
リフォーム事業              6,955               86           7,099              90         シャッターの修理売上と、法定点検を含めた保守
               (      7,000 )   (          0)   (      7,450 )   (       150 )
          伸率         86.2%            41.7%          102.1%           104.8%        点検契約が好調に推移したことにより、「増収増益」。
          増減       △ 1,117           △ 121              144                4
その他事業                4,069             231            5,505             718        ◆ 「リフォーム事業」は、住宅およびビルリニューアル
               (      4,400 )   (       200 )   (      5,500 )   (       550 )
                                                                                    事業が共に堅調に推移したことにより、「増収増益」。
          伸率        103.9%           120.8%          135.3%           311.0%
          増減          152                39           1,436              487       ◆ 「その他事業」は、止水商品の売上が好調に推移した
  配賦不能額                   -           3,386               -            3,759
                                (     3,300 )                    (      4,200 )     ことにより、「増収増益」。
合計                 174,661            9,801         184,239           9,485
               (    174,000 )   (     8,700 )   (    190,000 )   (     11,000 )
          伸率        112.3%           144.1%          105.5%            96.8%
          増減        19,146            3,000           9,578           △ 315
( )は直近予想数字

                                                                               6
売上高の用途別セグメント別分析
                                                                   (単位:億円)

               用途                        医療福祉    オフィスビル
                       合計        工場・倉庫                      商業施設   住宅その他     ◆ 増収額95億7,000万円を用途別で
製品・事業群                                    ・学校    ・公共施設
                                                                               見ると、「オフィスビル・公共施設」
     増 収 額               95.7      13.6 △ 12.0      74.2      14.6     5.3     「商業施設」「工場・倉庫」が牽引。
     売 上 高            1,842.3     413.0  171.8     289.9     121.9  845.7
シャッター関連        増 収額      23.7       2.4    0.0      26.5       5.3 △ 10.5    ◆ 「オフィスビル・公共施設」向けは、
製品事業計          売 上高     669.8     250.7   21.3      74.7      49.1  274.0      重量シャッター群を中心とする
                                                                               シャッター関連製品事業と、ドア群を
 軽量シャッター群
               増 収額     △ 8.0     △ 1.9    0.1        2.5      0.6  △ 9.3      中心とする建材関連製品事業が牽引し、
               売 上高     170.3      70.4    2.9      14.2      13.2   69.6      74億2,000万円の「増収」。
 重量シャッター群(※)
               増 収額       18.5      0.6  △ 0.3       15.1      2.9     0.2
               売 上高     372.3     151.6   10.2      42.9      25.9  141.7    ◆ 「商業施設」向けは、重量シャッター群
 窓シャッター群
               増 収額     △ 0.3         -      -          -        -  △ 0.3      を中心とするシャッター関連製品事業と、
               売 上高      49.4         -      -          -        -   49.4      ドア群を中心とする建材関連製品事業が
 シャッター関連群
               増 収額       13.5      3.7    0.2        8.9      1.8  △ 1.1      牽引し、14億6,000万円 の「増収」。
               売 上高      77.8      28.7    8.2      17.6      10.0   13.3
               増 収額      38.5       6.8 △ 14.7      32.8       6.6     7.0   ◆ 「工場・倉庫」向けは、工場向けは
建材関連製品
事業計
                                                                               ドア群を中心とする建材関連製品事業、
               売 上高     794.0      85.4  122.8     137.4      38.0  410.4      倉庫向けは重量シャッター群を中心と
 エクステリア群
               増 収額     △ 4.8         -      -          -        -  △ 4.8      するシャッター関連製品事業が牽引し、
               売 上高      86.3         -      -          -        -   86.3      13億6,000万円の「増収」。
 ドア・           増 収額       42.7      6.8 △ 14.7       32.8      6.6    11.2
 パーティション群      売 上高     525.0      85.4  122.8     137.4      38.0  141.4    ◆ 「医療福祉・学校」向けは、建材関連
 その他建材製品群
               増 収額        0.6        -      -          -        -     0.6     製品事業が苦戦した影響で、12億円の
               売 上高     182.7         -      -          -        -  182.7      「減収」。
サービス事業計
               増 収額      17.7       1.6    3.3        6.4      0.7     5.7
               売 上高     252.5      66.6   24.7      62.8      28.7   69.7    ◆ 「住宅その他」向けは、宿泊施設向けの
リフォーム事業計
               増 収額        1.4        -      -          -        -     1.4     ドア群を中心とする建材関連製品事業が
               売 上高      71.0         -      -          -        -   71.0      好調に推移し、 5億3,000万円の「増収」。
その他事業計
               増 収額      14.4       2.8 △ 0.6         8.5      2.0     1.7
               売 上高      55.0      10.3    3.0      15.0       6.1   20.6
※シャッター関連製品事業の「重量シャッター群」は、重量シャッターの他、オーバースライディングドア、高速シートシャッターの売上を含む
                                                            7
重点施策の進捗状況について




                8
基幹事業の拡大➀                         シャッター事業の強化

「シャッター事業」売上高(億円)
                                                        ◆シャッター事業(※1)
                                                        ・2020年3月期は、前期の災害対応の反動減により軽量
                        646             669              シャッター群は減少したものの、オフィスビルや東京
                                                         オリンピック・パラリンピック関連施設などの公共施設、
      519
                                                         大型物流倉庫向けの重量シャッターが好調に推移した
                                                         結果、売上高は前期比23億円増の669億円。
                                                        ・市場動向については、大型物流倉庫や再開発物件が
                                                         控えているものの、新型コロナウイルスの影響により
                                                         進捗が遅れると予想。
                                                        ※1 シャッター事業は、セグメント区分の「シャッター関連製品事業」と同じ
                                                           内容です。
      ’18.3             ’19.3           ’20.3


        「重量シャッター群(※2)」売上高                         「軽量シャッター群」売上高                      「窓シャッター群」売上高
500                                       300                               150

                353             372
                                          200               178     170     100
         245                                    157
250                                                                                53      49      49
                                          100                                50


 0                                          0                                0
        ’18.3   ’19.3           ’20.3           ’18.3       ’19.3   ’20.3         ’18.3   ’19.3   ’20.3
※2 重量シャッター群はオーバースライディング
   ドアと高速シートシャッター他を含む                                    9
基幹事業の拡大②             ドア・パーティション事業の強化

「ドア事業」売上高(億円)


            396        436
   375


                               ◆ドア・パーティション事業
                               ・ 2020年3月期、ドア事業は、主に宿泊や公共施設、大型
                                 商業施設向けが好調に推移した結果、売上高は前期比
                                 40億円増の436億円。
   ’18.3    ’19.3      ’20.3    パーティション事業は、主に「学校」向けの減少が影響し、
                                売上高は前期比3億円減の74億円。
「パーティション事業」売上高(億円)
                               ・ 市場は新型コロナウイルスの影響で不確実性が高い
                                 状況にあるが、ドア枠の無溶接工法「スマートアンカー」や
    81          77               “地震動対策”機能を追加した「学校間仕切」などの安心・
                       74        安全を追求した高付加価値製品、技術の提案を推し進め、
                                 事業の利益率改善を図っていく。




   ’18.3    ’19.3      ’20.3

                               10
注力事業の強化➀           エコ&防災事業の強化


「エコ&防災事業」売上高(億円)             ◆エコ&防災事業
                             ・ 2020年3月期は、好調に推移した止水事業(防災事業)と、
                               ㈱エコウッドとの連携による再生複合材「テクモク」(エコ事業)
                     32        の拡販により、売上高は前期比15億円増の32億円。
                             ・気候変動への対応と、増加傾向にある集中豪雨と多発する
                              大型台風に伴う浸水対策の提案を、継続して推し進める。
                             ・環境負荷の低減を図るエコ製品として、エアコンの稼働率を
                              大幅に下げることでCO2削減に効果的な日除け「オーニング」
                              を新たに加え、持続可能な社会への貢献を推し進める。
            17


   8




  ’18.3    ’19.3     ’20.3


                             浮力起伏式止水板(左)と止水ドア「アクアード」(右)
                             止水製品CMを2020年5月より放映中。
                             国際空港に上記を含めた複数の止水製品が採用。

                             11
注力事業の強化②            メンテナンス事業の強化


「メンテナンス事業」売上高(億円)
                              ◆メンテナンス事業(※)
                              ・2020年3月期は、台風による災害対応をはじめとする修理
                               と、好調に推移した防火設備の法定点検が寄与し、売上高
                      296      は前期比21億円増の296億円。
            275
                              ・24時間365日対応のアフターメンテナンス体制のさらなる
  229                          充実と、安心して継続使用するための法定点検の対応強化
                               を推し進める。

                              ※メンテナンス事業は、修理・保守点検に伴う製品一式の取り替え分を反映させ
                               ていることなどにより、セグメント区分の「サービス事業」とは差異が生じます。




   ’18.3    ’19.3     ’20.3




                                         防火シャッターの法定点検イメージ
                              12
注力事業の強化③               ロングライフ事業の強化

「ロングライフ事業」売上高(億円)

                                       ◆ロングライフ事業(※)
                                       ・ 2020年3月期は住宅リフォーム事業については、リフォーム
    80                                  相談会の開催と、注力テーマである「屋根リフォーム」「外壁
                69          71          塗装」「板金」のWEBによる事例紹介やCM展開により、顧客
                                        リピート率が70.4%と前期比5.8%アップ。
                                        ビルリニューアル事業は、台風による災害対応を含めて受注
                                        が拡大。
                                        ロングライフ事業の売上高は、前期比2億円増の71億円。
   ’18.3       ’19.3        ’20.3      ・新型コロナウイルスの影響により、新規契約の減少、工事の
                                        遅延など先行きは厳しい状況にある。
                                        住宅リフォーム事業については、生産性向上やWEBコンテ
                                        ンツ強化に努め、コロナ収束後を見据えた営業力・集客力
                                        の強化をはかる。
                                        ビルリニューアル事業は、「耐震」「浸水対策」をキーワードに
                                        元請け対応を強化を推進する。

                                       ※ロングライフ事業は、セグメント区分の「リフォーム事業」と同じ内容です。




 2019年8月に開設した「屋根リフォーム」「外壁塗装」「板金」をテーマ
 としたBXゆとりフォームのサイト


                                        13
注力事業の強化④            海外事業の強化

「海外事業」売上高(億円)
                              ◆海外事業
 海外事業                          ・ 2020年3月期は、オーストラリアにおいて2019年6月に
 売上比率       6.1%      6.4%
                                 BX BUNKA AUSTRALIAが産業・商業施設向けシャッター
                                 メーカー「ARCO(QLD)」の全株式を取得したことを含め、
                                 売上高は前期比12億円増の118億円。
   0.8%
                                 海外事業の売上高比率は6.4%と0.3%アップ。
                      118      ・ ベトナム、オーストラリアにおいても新型コロナウイルスの
                                 影響により経済活動が停滞している状況にある。足下の
            106                  物件を確実に推し進めると共に、今後の市場動向に注視
                                 していく。




   12

   ’18.3    ’19.3     ’20.3
                              2019年6月にBX BUNKA AUSTRALIAが   住宅向けガレージドアの採用事例
                              全株式を取得したARCO(QLD)の工場外観            (オーストラリア)


                                14
トピックス




        15
トピックス 新商品

  ◆新 商 品
      “ウォークスルー”方式で新型コロナウイルス感染症のPCR検査が行える
            「ウォークスルータイプPCR検査用ブース」を発売

                                                5月18日より
                                                全国発売開始




                検査側                   出入口側

   <特徴>
    ・検査員がブースに入ることで、被検査者に         ・PCR検査を医療現場から切り離すことで
     直接接触することなく検査が可能な             医療従事者を守り、医療崩壊を防ぐ
     ウォークスルータイプのPCR検査用ブース         社会に貢献できる商品


                            16
参考資料




       17
文化シヤッターグループ概要

 ■社是       「誠実 努力 奉仕」
 ■経営理念     「私たちは、常にお客様の立場に立って行動します」
           「私たちは、優れた品質で社会の発展に貢献します」
           「私たちは、積極性と和を重んじ日々前進します」
 ■概    要   文化シヤッター株式会社及び連結子会社25社(2020年4月現在)
 ■事    業   シャッター事業、ビル建材事業、住宅建材事業、リフォーム事業、
           リニューアル事業、保守・点検・サービス事業、他
 ■拠    点   342営業拠点    132サービス拠点   33工場(2020年4月現在)
 ■従業員数     4,782名(2020年3月末現在)

           【文化シヤッター株式会社(単体) 】
           代表者 代表取締役社長 執行役員社長 潮崎 敏彦
           設 立  1955年(昭和30年)4月18日
           資本金 15,051百万円
           本 社  東京都文京区西片1-17-3


                           18
 文化シヤッターグループの会社構成と海外事業展開
                               文     化       シ       ヤ        ッ     タ        ー   (株)
シャッター関連製品事業                                      建材関連製品事業                                 海外事業展開
                                                          「ドア」「スライディングウォール」
「電動開閉機」製造・販売                       「ドア」「パーティション」製造             「保守・点検」「修理加工」
                                                                                  < A S E A N ・ ベ ト ナ ム >
                                                          「注文家具」製造・販売
                                                                                  「シャッター」「ドア」「オーニング」製造・販売
BX新生精機 (株)                         BX文化パネル (株)                BXティアール (株)
 BX SHINSEI VIETNAM Co.,Ltd.                                                      BX BUNKA VIETNAM Co.,Ltd.
                                   「ドア」製造                 「ステンレス建材」製造・販売

「オーニング」製造・販売                       BXケンセイ (株)                 BX紅雲 (株)            「電動開閉機」製造・販売
                                   BX鐵矢 (株)                                       BX SHINSEI VIETNAM Co.,Ltd.
BXテンパル (株)                         BX東北鐵矢 (株)             「建築材料」製造・販売
                                   BX朝日建材 (株)                                     「樹脂サッシ」「アルミサッシ」製造・販売
                                                              BX西山鉄網 (株)
「シャッター」製造・販売                       BXルーテス (株)                                     EUROWINDOW., JSC (※1)
BX沖縄文化シヤッター (株)                    「建築金物」製造・販売            「環境建材(再生複合材)」製造・販売
                                                                                  <オセアニア・オーストラリア>
                                   BXカネシン(株)                  (株) エコウッド
「シャッター」販売                                                                         「ガレージドア」「シャッター」製造・販売・
                                                                                  施工・アフターメンテナンス
文化シヤッター秋田販売 (株)
                                       サービス事業                     その他事業           BX BUNKA AUSTRALIA PTY LTD
文化シヤッター高岡販売 (株)                                                                   Steel -Line Garage Doors Australia
                          (※2)     「シャッター・ドア等の修理・点検」      「損害保険代理業」               Steel -Line Installations Australia
                                   文化シヤッターサービス (株)            BXあいわ (株)           Steel -Line Garage Doors(WA)
                                                                                  Dynamic Door Service
                                                                                  ARCO(QLD) PTY LTD
                                                          「建築構造設計」
                                      リフォーム事業
                                                              BX TOSHO (株)                     その他
                                   「住宅リフォームの設計・施工・請負」
※1 関連会社で持分法適用会社                                                                    「ビル用サッシ他」製造・販売
                                   BXゆとりフォーム (株)
※2 関連会社で持分法非適用会社                                                                  不二サッシ (株)グループ (※1)

                                                         19
連結貸借対照表
                                                                  (単位:百万円、%)
                       2019年3月期            2020年3月期              増  減
                                構成比                 構成比              前期末比
  流動資産                  93,300    57.6      96,144    58.0    2,844    103.0
      現金・預金              24,308   15.0       25,727   15.5     1,419   105.8
      受取手形・売掛金           46,356   28.6       46,640   28.1       284   100.6
      たな卸資産              18,896   11.7       19,685   11.9       789   104.2
      その他                 3,737    2.3        4,091    2.5       354   109.5
  固定資産                  68,784    42.4      69,729    42.0      945    101.4
      土地                 12,321    7.6       12,475    7.5       154   101.2
      投資有価証券             18,301   11.3       16,998   10.2   △ 1,303    92.9
      その他の投資・資産           2,575    1.6        2,526    1.5     △ 49     98.1
      その他                35,587   21.9       37,730   22.8     2,143   106.0
  資産合計                 162,085   100.0     165,874   100.0    3,789    102.3
  流動負債                  54,959    33.9      54,811    33.0   △ 148      99.7
      支払手形・買掛金           33,363   20.6       33,703   20.3       340   101.0
      短期借入金               3,556    2.2        2,284    1.4   △ 1,272    64.2
      その他                18,040   11.1       18,824   11.3       784   104.3
  固定負債                  32,946    20.3      33,905    20.5      959    102.9
      転換社債型新株予約権付社債      10,000    6.2       10,000    6.0         0   100.0
      長期借入金               1,268    0.8          266    0.2   △ 1,002    21.0
      退職給付に係る負債          18,881   11.6       19,023   11.5       142   100.8
      その他                 2,797    1.7        4,616    2.8     1,819   165.0
  負債合計                  87,905    54.2      88,717    53.5      812    100.9
  純資産合計                 74,179    45.8      77,157    46.5    2,978    104.0
  負債・純資産合計             162,085   100.0     165,874   100.0    3,789    102.3
                           153,778             162,085
  1株当たり純資産            1,032円44銭           1,073円97銭
  期末株価                      802円                785円
  PBR(株価純資産倍率)               0.78                0.73


                                     20
連結キャッシュフロー計算書
                                                                   (単位:百万円)
                                   2019年3月期        2020年3月期        増減
 1.営業活動によるキャッシュ・フロー                      11,473          10,263    △ 1,210
      税金等調整前当期純利益                         10,882          10,108    △ 774
      減価償却費                                3,072           3,616       544
      売上債権の増減額(△は増加)                     △ 256           △ 145         111
      仕入債務の増減額(△は減少)                         830             114    △ 716
      たな卸資産の増減額(△は増加)                   △ 2,030          △ 645       1,385
      法人税等の支払額                          △ 2,026         △ 4,602    △ 2,576
      その他                                  1,001           1,817       816
 2.投資活動によるキャッシュ・フロー                     △ 4,450         △ 3,429      1,021
      投資有価証券の取得による支出                     △ 435           △ 386          49
      有形固定資産の売却による収入                          43              13     △ 30
      有形固定資産の取得による支出                    △ 2,508         △ 2,055        453
      無形固定資産の取得による支出                     △ 606          △ 1,041     △ 435
      その他                                △ 944                40       984
 3.財務活動によるキャッシュ・フロー                     △ 2,756         △ 5,090    △ 2,334
      短期借入金の純増減額(△は減少)                  △ 8,500                -     8,500
      長期借入金の返済による支出                     △ 2,270         △ 2,273        △3
      転換社債型新株予約権付社債の発行による収入                9,967               -   △ 9,967
      配当金の支払額                           △ 1,431         △ 1,974     △ 543
      その他                                △ 522           △ 843      △ 321
 4.現金及び現金同等物の増減額 (△は減少)                    4,242           1,711   △ 2,531
 5.現金及び現金同等物の期首残高                        18,377          22,620      4,243
 6.現金及び現金同等物の期末残高                        22,620          24,393      1,773

                              21
  シャッター関連製品の状況(単体)
<重量シャッター>
       売上高
                                                   ◆ 20.3期の売上高は、前期比7.5%増
         数量
                                                   ◆ 数量シェアは、前期比2.4ポイントアップの35.7%
                 '18.3      '19.3     '20.3
売上高(百万円)       16,169     16,886    18,150
数量(千㎡)            400        383       412
数量シェア           36.8%      33.3%     35.7%

※数量シェアは、(社)日本シヤッター・ドア協会の生産数量をもとに算出




<軽量シャッター>
              売上高
                                                   ◆ 20.3期の売上高は、前期比4.4%減
              数量
                                                   ◆ 数量シェアは、前期比1.8ポイントアップの41.8%
                  '18.3     '19.3     '20.3
 売上高(百万円)       15,959    18,179    17,382
 数量(千㎡)            862       950       887
 電動化率            35.5%     33.8%     35.5%
 数量シェア           40.3%     40.0%     41.8%
 ※数量シェアは、(社)日本シヤッター・ドア協会の生産数量をもとに算出




<窓シャッター>

      売上高

                                                   ◆ 20.3期の売上高は、前期比0.5%減
         数量


                  '18.3     '19.3     '20.3        ◆ 新設住宅着工戸数の減少に伴い、微減で推移
売上高(百万円)         5,390     4,972     4,945
数量(千㎡)             124       110       122
電動化率             26.9%     30.4%     30.2%




                                              22
 建材関連製品の状況(単体)
<ドア>

                                             ◆ 20.3期の売上高は、前期比11.4%増

                                             ◆ 公共・宿泊施設向けが好調に推移
              '18.3  '19.3  '20.3
 売上高(百万円)   35,376 35,085 39,076



<パーティション>

                                             ◆ 20.3期の売上高は、前期比3.5%減

                                             ◆ 学校向けが低調に推移
              '18.3    '19.3    '20.3
 売上高(百万円)    8,159    7,718    7,445



<エクステリア>

                                             ◆ 20.3期の売上高は、前期比9.0%減

                                             ◆ 新設住宅着工戸数の減少に伴い、低調に推移

              '18.3    '19.3    '20.3
 売上高(百万円)    8,058    8,536    7,764
 ※横引雨戸を含めた金額で表示しています。




                                        23
持続可能な社会の実現をめざして~SDGsの理念と連動した事業を推進中~
文化シヤッターグループは、SDGsの理念と連動し、「エコ&防災」をキーワードとした
事業を中心に、“持続可能な社会の実現”をめざす取り組みを継続して推し進めます!

SDGsの目標に合致するBXグループが進める事業の代表例




                     エコ事業




                     防災事業




                     サービス
                     事業




                     止水事業
                     (防災)

                               24
問い合わせ


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 文化シヤッター株式会社 経営企画部広報室 曽根、小林
 TEL03-5844-7150 FAX03-5844-7141
 E-mail bxinfo@mail.bunka-s.co.jp
 https://www.bunka-s.co.jp/