5902 ホッカンHD 2020-12-04 12:00:00
ホッカンホールディングス2020年度第2四半期決算説明会 [pdf]

ホッカンホールディングス株式会社
2020年度 第2四半期 決算説明会資料
      2020年12月4日
2020年度 第2四半期 経営成績

                 2020年度      2019年度                 2020年度
                                         前期比                   公表比
              第2四半期実績     第2四半期実績                第2四半期公表

 売上高             55,256      67,940     -18.7%      56,100     -1.5%

 営業利益               931         4,954   -81.2%       1,200    -22.4%

 経常利益             1,543         3,159   -51.2%       1,700     -9.2%
 親会社株主に帰属する
                    921         1,871   -50.8%         900     2.3%
 四半期純利益
                                                             単位:百万円


  ●売上高:新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動や個人消費の停滞
       一部、好調に推移した分野もあるが、全体の需要減少を補うには至らず
  ●営業利益:新規顧客開拓による販路の拡大や経費の削減などに努めたものの、
        売上高の減少により容器、機械製作、海外の3事業で営業損失を計上
  ●経常利益:営業外収益に持分法投資利益3億27百万円を計上
        (前年同期は営業外費用に持分法投資損失20億12百万円を計上)
  ●親会社株主に帰属する四半期純利益:特別損失に固定資産除却損3億3百万円を計上




                            1
2020年度 第2四半期 セグメント別売上高
                    2020年度      2019年度
                                            前期比
                    第2四半期       第2四半期
 容器事業                16,717      20,509    -18.5%

 充填事業                33,116      39,929     -17.1%

 機械製作事業                   819     1,447    -43.4%

 海外事業                 3,701       4,683    -21.0%

 その他事業                    901     1,370    -34.2%

             合計      55,256      67,940    -18.7%
                                          単位:百万円


  容器事業:燃料ボンベ缶、食品用ペットボトルは好調、その他は低調に推移
  充填事業:主力製品である小型PETボトルにおいて販売が低調に推移
  機械製作事業:自動車部品生産設備や消耗金型等の受注減
  海外事業:インドネシア、ベトナムとも前年を下回る
  その他事業:国内およびインバウンド需要の減少により受注が減少


                      2
2020年度 第2四半期 セグメント別営業利益
                      2020年度      2019年度
                                              前期比
                      第2四半期       第2四半期
 容器事業                    -671         -45        -

 充填事業                   2,633       5,244    -49.8%

 機械製作事業                  -132        215         -

 海外事業                    -230        153         -

 その他事業                      -22       35         -

 調整(グループ内取引含む)           -644        -648        -

                 合計         931     4,954    -81.2%
                                            単位:百万円

  容器事業:固定費の削減に努めるも売上減少を補うに至らず

  充填事業:大型PET製品の販売数量は増加も主力の小型PET製品が低調

  機械製作事業、海外事業、その他事業:収益確保に努めるも、売上減少を補うに至らず



                        3
2020年度通期予想

                        2020年度       2019年度     前期比

  売上高                   110,800      127,741   -13.3%

  営業利益                       400       6,333   -93.7%

  経常利益                      1,100      4,464   -75.4%

  親会社株主に帰属する当期純利益            300       1,968   -84.8%
                                    単位:百万円


  売上高:新しい行動様式のもとで活動が再開されつつある
        ⇒徐々に需要が回復してくることも想定される
      インバウンド需要は未だ見通し立たず
      新型コロナウイルス感染再拡大の様子もあり、予断を許さない
         当期中は従業員の安全を第一に、操業の継続を最優先に事業運営
         需要の回復に速やかに対応できるよう備える
  営業利益:新規顧客開拓による販路の拡大や経費削減等により、収益の確保に努める
  経常利益:営業外収益に持分法投資利益の計上を見込む
       (前年度は営業外費用に持分法投資損失21億15百万円を計上)
  親会社株主に帰属する当期純利益:
       経常利益の減少に加え、設備除却等の特別損失の計上を⾒込み減益

                        4
 連結設備投資
                                                                    単位:百万円
                                                                   2020年度予想
                      2016年度      2017年度       2018年度    2019年度       (最新)

設備投資                      6,242       12,459    18,300     9,676      8,189

減価償却費                     6,336        6,504     7,372     8,039      7,858




        2019年度 実績
         容器事業 :二重構造バリアボトルの高速製造設備等                        24億円
         充填事業 :充填ライン更新等                                  22億円
         海外事業 :飲料用パッケージ製造設備等                             42億円

        2020年度 予想(最新)
         容器事業 :各種飲料用空缶製造設備等                              14億円
         充填事業 :アセプティック(無菌充填)ライン導入等                       59億円
         海外事業 :飲料用パッケージ製造設備等                              5億円




                                  5
配当方針

          2016年度   2017年度   2018年度    2019年度   2020年度予想
 1株当たり                                         中間 18.75円
            7.5円     8.5円   ※ 42.5円    45.0円
 配当金                                           期末 未定
 配当性向       9.5%    12.2%    45.0%     27.9%      -


 ※2018年10月1日付で当社普通株式5株につき1株の割合をもって株式併合を実施したため、
  株式併合後の基準で換算した場合の金額を記載しています。




 配当に関する基本方針

 剰余金の配当につきましては、中長期的な株主価値向上を図る観点から、成長戦略および財務の
 健全性強化のための内部留保の充実を勘案しつつ、株主の皆様への利益還元を最大限に考え、
 バランスを考慮した配当とすることを基本方針としております。
 2020年度の中間配当金につきましては、8月6日公表のとおり1株当たり18円75銭と
 決定いたしました。(支払開始日:12月10日予定)
 期末配当金額は現時点で未定です。




                            6
2020年度の取り組み

              株式会社真喜食品の株式取得

 飲料受託充填事業を営む連結子会社である株式会社日本キャンパックが、
 食品の製造販売を営む株式会社真喜食品の全株式を取得予定

 日本キャンパックと真喜食品両社の製造販売に関する知見を活かし、
 食品分野における更なる事業拡大を図る

株式取得予定時期:2021年2月1日(月)


 株式会社真喜食品の概要
 ● 所在地 :新潟県新潟市
 ● 事業内容:食品製造販売
 ● 資本金 :10百万円
 ● 設立日 :1977(昭和52)年4月30日    株式会社真喜食品の
 ● 主要製品:小袋スープ、健康食品          製品群




                        7
注意事項
当資料は、投資家の皆様にホッカンホールディングス株式会社への理解を深めていただくことを    お問合せ先:
目的として、経営や財務に関する情報を提供するものです。
                                               ホッカンホールディングス株式会社
以下の点をご了解の上、ご覧ください。
・業績見通し等は作成時点において、当社が予測しうる範囲内で作成したものです。         取締役 砂廣 俊明
・記載の業績見通し等とは異なる結果を生じ得るリスクを含んでおりますことをご承知ください。   ℡:03-3213-5111
・投資に関する決定は投資家ご自身のご判断において行われるようお願いいたします。
・掲載内容について細心の注意を払っておりますが、不可抗力によって情報に誤りを生ずる
 可能性もございますので、ご注意下さい。