5856 エルアイイーエイチ 2019-02-13 16:00:00
平成31年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成31年2月13日
上場会社名 株式会社 エルアイイーエイチ 上場取引所 東
コード番号 5856 URL http://www.tori-holdings.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 福村 康廣
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役 (氏名) 田中 斉 TEL 03-6458-6913
四半期報告書提出予定日 平成31年2月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 平成31年3月期第3四半期の連結業績(平成30年4月1日∼平成30年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
31年3月期第3四半期 11,662 △1.9 127 △39.8 138 △31.2 △405 ―
30年3月期第3四半期 11,888 △9.6 212 195.6 201 131.0 168 ―
(注)包括利益 31年3月期第3四半期 △708百万円 (―%) 30年3月期第3四半期 723百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
31年3月期第3四半期 △4.66 ―
30年3月期第3四半期 1.94 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
31年3月期第3四半期 6,683 3,917 58.6 45.02
30年3月期 7,877 4,887 62.0 56.18
(参考)自己資本 31年3月期第3四半期 3,917百万円 30年3月期 4,887百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
30年3月期 ― 0.00 ― 2.00 2.00
31年3月期 ― 1.00 ―
31年3月期(予想) 1.00 2.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
※「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、平成30年3
月期の総資産及び自己資本比率については、当会計基準等を遡って適用した後の値となっております。
3. 平成31年 3月期の連結業績予想(平成30年 4月 1日∼平成31年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 15,540 △1.2 246 △7.5 266 5.6 △338 ― △3.89
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 31年3月期3Q 87,000,000 株 30年3月期 87,000,000 株
② 期末自己株式数 31年3月期3Q 8,016 株 30年3月期 7,966 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 31年3月期3Q 86,992,027 株 30年3月期3Q 86,992,034 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関す
る説明」をご覧ください。
株式会社エルアイイーエイチ(5856) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 8
(追加情報) …………………………………………………………………………………………… 8
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株式会社エルアイイーエイチ(5856) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、世界景気の回復に連れて引き続き緩やかな拡大基調を続け
ましたものの、保護主義を掲げる米国との通商摩擦問題が表面化して中国では景気失速が秋口以降顕著となり、既
に国内輸出企業にも一部変調を来たすところも出て参りました。
このような状況のなか当社におきましては、安定した収益基盤と成長性を重視した事業ポートフォリオの構築を
念頭に、注力する得意分野においてマーケティング力を強化して優位性ある商品開発と新サービスの提供等を行え
るよう継続的に取り組んでおりますものの、未だ充分な成果を得るに至らず、その結果、当第3四半期連結累計期
間の業績は、売上高11,662百万円(前年同期比1.9%減)、営業利益127百万円(前年同期比39.8%減)、経常利益138
百万円(前年同期比31.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失405百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四
半期純利益168百万円)となりました。
当社グループの各事業の概況は、次のとおりであります。
当社グループ企業のセグメントごとの経営成績は以下のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第3四
半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
(食品流通事業)
当事業におきましては、一部老朽化店舗のリニューアルに着手して顧客のイメージアップを図ると共に、昨年度
新規オープンした蓮田店や移転新設した伊勢佐木モール店の営業強化、更に既存店においては継続的に品揃えの充
実と見直しを行って来客層の拡大にも注力いたしました。その結果、猛暑で来店客数が伸び悩みがちな時期があっ
たにも拘らず、売上高は7,252百万円(前年同期比0.8%減)、セグメント利益(営業利益)352百万円(前年同期比3.8%
減)となりました。
引き続き既存店舗の集客力アップによる収益基盤の強化によって安定性を確保する一方、将来に向けた成長への
布石として積極果敢に新規店舗の開発にも注力してまいります。
(酒類製造事業)
当事業におきましては、アルコール離れで清酒、焼酎が低迷する一方、リキュール類が代役となって市場をけん
引する流れを作っておりますが、当社グループの商品構成上未だこの流れに十分乗り切れず、主力の焼酎需要が大
きく減退する中、製品構成の見直しに伴う終売商品のアイテム数増加から大幅な減収を余儀なくされました。
その結果、売上高1,861百万円(前年同期比9.0%減)、セグメント利益(営業利益)83百万円(前年同期比39.2%減)
となりました。
(教育関連事業)
当事業におきましては、少子化により高校受験市場が長期的に縮小を続ける中、ライバル会社との競争激化等引
き続き厳しい環境が続いております。
また、学校・塾向け教材部門におきまして当年度は次回教科書改訂までの狭間にあることから大きく形勢を変え
得る有効な戦略は打ち出し難い状態にありますものの、テスト関連事業部門につきまして、昨年より志望校合格へ
の速効性と合目的的なツールとなりうる設計思想を取り込んだ差別化戦略や営業力の強化が奏功して業績は徐々に
回復傾向にあります。
その結果、売上高は1,663百万円(前年同期比4.3%減)、セグメント損失(営業損失)4百万円(前年同期 セグメン
ト利益(営業利益)11百万円)となりました。
(リフォーム関連事業)
当事業におきましては、顧客ニーズや競合状況に鑑みた木目細かな営業活動が奏功して業績は回復しつつありま
す。
その結果、売上高は518百万円(前年同期比26.1%増)、セグメント利益(営業利益)12百万円(前年同期比146.1%
増)となりました。
(その他)
当事業におきましては、その他教育関連事業等を行なっており、売上高366百万円(前年同期比4.5%減)となり、
セグメント利益(営業利益)9百万円(前年同期比27.9%減)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における総資産は6,683百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,194百万円減少い
たしました。
これは主として、現金及び預金について217百万円、預け金について200百万円、のれんについて354百万円、投資
有価証券が437百万円減少したことなどによります。
当第3四半期連結会計期間末における負債は2,766百万円となり、前連結会計年度末に比べ224百万円減少いたし
ました。
これは主として、長期借入金について45百万円、社債について20百万円、繰延税金負債が133百万円減少したこと
などによります。
当第3四半期連結会計期間末における純資産は3,917百万円となり、前連結会計年度末に比べ969百万円減少いた
しました。
これは主として、配当の実施で260百万円、その他有価証券評価差額金について303百万円減少し、親会社株主に
帰属する四半期純損失で405百万円減少したことなどによります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
平成30年11月13日に公表いたしました平成31年3月期(平成30年4月1日~平成31年3月31日)の通期の連結業
績予想に変更はありません。
なお、業績予想は現時点で入手された情報に基づき判断した予想であり、潜在的リスクや不確実性が含まれてお
ります。従いまして、実際の業績は様々な要因により上記の業績予想とは異なることがあります。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,107,213 1,889,526
預け金 200,919 822
受取手形及び売掛金 1,042,572 1,162,936
有価証券 - 874
商品及び製品 1,287,380 1,209,429
仕掛品 217,267 263,007
原材料及び貯蔵品 130,244 127,532
未収入金 45,549 33,785
その他 92,671 107,137
貸倒引当金 △413 △178
流動資産合計 5,123,404 4,794,874
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 321,400 305,440
その他(純額) 390,244 352,847
有形固定資産合計 711,644 658,287
無形固定資産
のれん 354,428 -
その他 44,163 39,689
無形固定資産合計 398,591 39,689
投資その他の資産
投資有価証券 1,182,018 744,967
敷金 209,705 207,148
出資金及び保証金 174,959 174,969
長期貸付金 13,607 2,563
破産更生債権等 19,687 19,886
繰延税金資産 34,756 34,844
その他 96,460 82,560
貸倒引当金 △87,097 △76,253
投資その他の資産合計 1,644,096 1,190,687
固定資産合計 2,754,333 1,888,664
資産合計 7,877,737 6,683,538
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,145,140 1,150,499
1年内償還予定の社債 40,000 40,000
短期借入金 241,000 241,000
1年内返済予定の長期借入金 173,994 182,360
未払金 171,754 203,931
リース債務 3,218 1,809
未払法人税等 70,179 10,314
未払消費税等 55,461 42,909
未払費用 207,971 246,622
賞与引当金 21,670 5,764
返品調整引当金 2,924 6,714
その他 60,276 42,102
流動負債合計 2,193,591 2,174,028
固定負債
社債 140,000 120,000
長期借入金 411,708 357,744
リース債務 5,756 5,507
繰延税金負債 158,370 24,632
退職給付に係る負債 29,886 31,330
資産除去債務 44,695 45,006
負ののれん - 1,436
その他 6,647 6,647
固定負債合計 797,064 592,304
負債合計 2,990,656 2,766,332
純資産の部
株主資本
資本金 4,000,000 2,000,000
資本剰余金 27,964 1,940,972
利益剰余金 201,703 △377,952
自己株式 △854 △858
株主資本合計 4,228,814 3,562,162
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 658,267 355,043
その他の包括利益累計額合計 658,267 355,043
純資産合計 4,887,081 3,917,205
負債純資産合計 7,877,737 6,683,538
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
売上高 11,888,878 11,662,968
売上原価 8,974,814 8,916,310
売上総利益 2,914,063 2,746,657
販売費及び一般管理費 2,701,475 2,618,772
営業利益 212,588 127,884
営業外収益
受取利息 127 122
受取配当金 782 286
有価証券運用益 789 -
受取賃貸料 20,115 20,115
負ののれん償却額 9,730 9,730
貸倒引当金戻入額 93 90
その他 12,943 15,356
営業外収益合計 44,581 45,700
営業外費用
支払利息 7,218 7,037
不動産賃貸費用 18,000 18,000
その他 30,358 9,842
営業外費用合計 55,576 34,880
経常利益 201,593 138,705
特別利益
固定資産売却益 - 1,131
関係会社株式売却益 - 35,588
投資有価証券売却益 1,523 -
特別利益合計 1,523 36,719
特別損失
固定資産除却損 1,061 69
減損損失 - 546,473
その他 2,810 1,062
特別損失合計 3,872 547,605
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
199,244 △372,179
純損失(△)
法人税等 30,804 33,492
四半期純利益又は四半期純損失(△) 168,440 △405,672
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
168,440 △405,672
に帰属する四半期純損失(△)
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四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 168,440 △405,672
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 555,309 △303,224
その他の包括利益合計 555,309 △303,224
四半期包括利益 723,749 △708,896
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 723,749 △708,896
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株式会社エルアイイーエイチ(5856) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
(1)資本剰余金の配当
当社は、平成30年12月5日に資本剰余金を原資として86,992千円の配当を実施いたしました。
(2)減資
当社は、平成30年9月7日付で減資いたしました。これにより、当第3四半期連結累計期間において、資本
金が2,000,000千円減少し、資本剰余金が2,000,000千円増加いたしました。
上記の結果、当第3四半期連結会計期間末において、資本金が2,000,000千円、資本剰余金が1,940,972千円
となっております。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連
結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定
負債の区分に表示しております。
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