5856 エルアイイーエイチ 2019-11-13 16:00:00
特別損失の計上ならびに2020年3月期第2四半期累計期間の業績予想と実績との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2019年11月13日
各 位
会 社 名 株式会エルアイイーエイチ
(コード番号 5856 東証第2部)
代表者名 代表取締役社長 福村 康廣
問合せ先 常務取締役 田中 斉
(TEL.03-6458-6913)
特別損失の計上ならびに2020年3月期第2四半期累計期間の業績予想と
実績との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2020年3月期第2四半期において、連結及び個別決算の特別損失計上、2019年5月15日に
開示いたしました2020年3月期の第2四半期連結累計期間の連結及び個別の業績予想と本日公表い
たしました実績値との差異、 2019年5月15日に開示いたしました2020年3月期通期の連結及び個別の業
績予想の修正につきまして、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.特別損失の計上について
(1)固定資産減損損失の計上
教育関連事業が保有する固定資産につきまして、経営環境の悪化による収益の低下に伴い、
今後の見通し及び投資額と投資期間全体を通じた回収可能額について比較検討した結果、119
百万円を減損損失として特別損失に計上いたしました。
(2)のれんの減損損失の計上
教育関連事業の経営環境の悪化による収益の低下に伴い、今後ののれんの回収可能額を検討
した結果、子会社である株式会社創育に係るのれんの減損処理を行い、 百万円を減損損失と
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して特別損失に計上いたしました。
2.個別決算における特別損失の計上について
(1)特別損失の内容
当社の連結子会社である株式会社創育の経営成績の悪化による影響と損失に備えるため、 関
係会社株式評価損 124 百万円、貸倒引当金繰入額 454 百万円をそれぞれ特別損失として計上
いたしました。
(2)連結業績に与える影響
上記の関係会社株式評価損および貸倒引当金繰入額は、連結決算において消去されるため、
連結業績に与える影響はありません。
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3.業績予想との差異について
(1)第2四半期連結業績予想数値と実績値との差異(金額の単位:百万円)
2020年3月期第2四半期累計期間業績予想数値との差異(2019年4月1日~2019年9月30日)
親会社株主
1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 に帰属する
四半期純利益
四半期純利益
前回発表予想(A) 7,243 47 47 39 0円 45 銭
今回実績(B) 7,576 △353 △341 △538 △6円 20 銭
増減額(B-A) 333 △400 △388 △578 -
増減率(%) 4.6 - - - -
(ご参考)前期実績
7,501 5 13 △543 △6円 24 銭
(2019 年3月期第2四半期)
(2)第2四半期個別業績予想数値と実績値との差異(金額の単位:百万円)
2020年3月期第2四半期累計期間業績予想数値との差異(2019年4月1日~2019年9月30日)
1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
四半期純利
前回発表予想(A) 272 116 121 109 1円 26 銭
今回実績(B) 271 95 107 △565 △6円 50 銭
増減額(B-A) △1 △20 △14 △675 -
増減率(%) △0.4 △18.0 △12.0 - -
(ご参考)前期実績
369 164 171 157 1円 81 銭
(2019 年3月期第2四半期)
(3)業績予想と実績値との差異の理由
①連結業績について
売上高は業績予想を上回りましたが、営業利益、経常利益及び四半期純利益は予想を下回る
結果となりました。
その主な理由といたしまして、売上高に関しましては、食品流通事業において、商品構成の
継続的見直しやクレジットカード決済導入などの施策が効果的となり、343百万円予想を上回
ったことなどが要因となり、連結売上高としては333百万円予想を上回る結果となりました。
営業利益に関しましては、食品流通事業で44百万円、酒類製造事業で11百万円それぞれ予想
を上回るなど好調に推移いたしましたが、教育関連事業において、経営環境の悪化によって高
騰した商品原価の計上及び新たな商品の製作コストが見込みよりもはるかに上回った事など
により営業利益として141百万円予想を下回ったほか、投資額と投資期間全体を通じた回収可
能額について比較検討した結果、原価性のある制作費の償却298百万円を行ったことなどが影
響し、連結営業利益としては400百万円予想を下回りました。
経常利益に関しましては、営業利益の影響を受け388百万円予想を下回りました。
四半期純利益に関しましては、 営業利益ならびに経常利益の影響を受けたこと及び教育関連事
業に係る減損損失184百万円の計上なども影響し578百万円業績予想を下回りました。
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②個別業績について
売上高、営業利益及び経常利益は業績予想の範囲内でありましたが、四半期純利益について
は、連結子会社である株式会社創育に係る特別損失の計上578百万円及び税金費用として法人
税等92百万円を計上したことになどによる影響で予想を下回りました。
4.連結業績予想の修正
(1)2020 年3月期通期連結業績予想数値の修正(2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日)
親会社株主
1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 に帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 15,014 277 278 228 2.62
今回発表予想(B) 15,347 △142 △129 △339 △3.90
増減額(B-A) 333 △420 △408 △568 -
増減率(%) 2.2 - - - -
(ご参考)前期実績
15,465 154 168 △380 △4.37
(2019 年3月期)
(2)修正の理由
売上高につきましては、食品流通事業、 酒類製造事業などが堅調に推移していることなどから333
百万円予想を上回る見込みです。
営業利益及び経常利益につきましては、当第2四半期連結累計期間において、教育関連事業にお
ける大幅な商品の製作コスト増加や、原価性のある制作費の償却を行ったことになどにより、営業
利益及び経常利益の当初発表予想との乖離要因となっておりますが、第3四半期以降については、
売上の減少は最小限に留まると見込んでいることや、大幅な製作コストがかかる商品の製作を抑
制することなどから、当初発表予想への影響は軽微と見込んでおります。
以上のことから通期の業績予想の修正を行うものです。
営業利益では前回発表予想から420百万円下回り、経常利益では前回発表予想から408百万円下回
る見通しとなりました。
当期純利益につきましては、営業利益及び経常利益の予想の修正のほか、当第2四半期連結累計
期間に計上した教育関連事業に係る減損損失184百万円の影響などから568百万円予想を下回る見
通しとなりました。
5.個別業績予想の修正
(1)2020 年3月期通期個別業績予想数値の修正(2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日)
1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 545 240 251 214 2.47
今回発表予想(B) 607 243 260 △522 △6.00
増減額(B-A) 62 2 8 △737 -
増減率(%) 11.4% 1.0% 3.5% - -
(ご参考)前期実績
740 336 348 △532 △6.12
(2019 年3月期)
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(2)修正の理由
売上高につきましては、関係会社からの業務委託料収入が増加する見込みのため、予想を上回る
見通しとなりました。
営業利益及び経常利益については予想の範囲内となる見込みです。
当期純利益につきましては、当第2四半期連結累計期間に計上した株式会社創育に係る特別損失
578百万円及び税金費用の影響などから737百万円予想を下回る見通しとなりました。
以 上
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