5856 エルアイイーエイチ 2021-08-12 15:00:00
2022年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月12日
上場会社名 株式会社 エルアイイーエイチ 上場取引所 東
コード番号 5856 URL https://lieh.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 福村 康廣
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 (氏名) 金本 慶峰 TEL 03-6458-6913
四半期報告書提出予定日 2021年8月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日∼2021年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 3,780 △3.7 73 △30.7 76 △30.2 △106 ―
2021年3月期第1四半期 3,925 3.7 106 12.8 108 8.2 209 156.7
(注)包括利益 2022年3月期第1四半期 △162百万円 (―%) 2021年3月期第1四半期 369百万円 (636.2%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2022年3月期第1四半期 △1.42 ―
2021年3月期第1四半期 2.41 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2022年3月期第1四半期 5,581 3,232 57.9 43.16
2021年3月期 5,815 3,545 61.0 47.34
(参考)自己資本 2022年3月期第1四半期 3,232百万円 2021年3月期 3,545百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2021年3月期 ― 0.00 ― 2.00 2.00
2022年3月期 ―
2022年3月期(予想) 0.00 ― 2.00 2.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2022年 3月期の連結業績予想(2021年 4月 1日∼2022年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 7,540 △2.0 190 △26.2 187 △32.8 2 △99.3 0.03
通期 15,501 △1.7 509 △21.2 501 △24.0 315 △58.6 4.21
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
業績予想の修正については、本日(2021年8月12日)公表いたしました「特別損失の計上ならびに2022年3月期第2四半期連結累計期間および通期業績予想
の修正に関するお知らせ」を併せてご覧ください。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 74,903,800 株 2021年3月期 74,903,800 株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 8,261 株 2021年3月期 8,261 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 74,895,539 株 2021年3月期1Q 74,903,800 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関す
る説明」をご覧ください。
株式会社エルアイイーエイチ(5856) 2022年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………8
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株式会社エルアイイーエイチ(5856) 2022年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の制限が継
続しており、ワクチン接種が開始されているものの、一部の地域では緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発出
され、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社におきましては、企業としての安全性に配慮しつつ、一層のコスト節減や経営資源の
有効活用に向けた事業体制の構築を推進してまいりました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高3,780百万円(前年同期比3.7%減)、営業利益73百万円
(前年同期比30.7%減)、経常利益76百万円(前年同期比30.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失106百万
円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純利益209百万円)となりました。
当社グループ企業のセグメントごとの経営成績は以下のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第1
四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
(食品流通事業)
当事業におきましては、前年第1四半期連結会計期間(特に2020年4月~2020年5月にかけて)は、新型コロナ
ウイルス感染症の拡大による事業への影響が非常に大きく、外出自粛等による内食需要の高まりにより来店客数が
増加し、売上、利益共に大きく伸長しておりました。
当第1四半期連結累計期間におきましても、新型コロナウイルス感染が引き続いておりますが、売上、利益は共
に前年同期と比べると減少しました。
その結果、売上高2,969百万円(前年同期比5.6%減)、セグメント利益(営業利益)182百万円(前年同期比18.5%減)
となりました。
また、2021年6月に精肉及び青果の売場をリニューアルし、13店舗に鮮魚の売場を新たに設けましたが、これら
の施策の成果は2021年7月以降において本格的に出てくるものと考えております。
(酒類製造事業)
当事業におきましては、前年同期と比較して、清酒の売上が好調であった反面、焼酎及びリキュール類の販売が
低調な結果となり、全体としては、長引く新型コロナウイルス感染症による首都圏を中心とした緊急事態宣言の発
令、飲食店の休業、酒類の提供自粛等の影響により売上高が減少し、また、設備の老朽化によって10百万以上修繕
費が発生した事などの影響もあり利益の減少に繋がりました。
その結果、売上高424百万円(前年同期比8.7%減)、セグメント利益(営業利益)29百万円(前年同期比42.8%減)と
なりました。
(教育関連事業)
当事業におきましては、長引く新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、一部の学校で学級閉鎖等があった
事など、教育関連事業を取り巻く環境の先行きの見通しが難しい状況の中、一部業務の内製化や一般管理費の見直
しなど、コスト削減を図ってまいりました。
その結果、売上高387百万円(前年同期比23.1%増)、セグメント損失(営業損失)34百万円(前年同期セグメント損
失(営業損失)69百万円)となりました。
(その他)
当事業におきましては、その他損害保険代理店業等を行っており、売上高0百万円(前年同期比60.8%減)となり、
セグメント利益(営業利益)0百万円(前年同期比90.6%減少)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当社グループの財政状態につきましては、当第1四半期連結会計期間末における総資産は5,581百万円となり、前
連結会計年度末に比べ234百万円減少いたしました。
これは主として、現金及び預金が217百万円、受取手形及び売掛金が60百万円、投資有価証券が75百万円それぞれ
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減少しましたが、商品及び製品が21百万円、有形固定資産が87百万円、繰延税金資産が19百万円がそれぞれ増加し
たことなどによります。
当第1四半期連結会計期間末における負債は2,348百万円となり、前連結会計年度末に比べ78百万円増加いたしま
した。
これは主として、支払手形及び買掛金について131百万円、未払消費税等が45百万円それぞれ減少しましたが、未
払金が54百万円、訴訟損失引当金が180百万円それぞれ増加したことなどによります。
当第1四半期連結会計期間末における純資産は3,232百万円となり、前連結会計年度末に比べ312百万円減少いた
しました。
これは主として、利益剰余金を原資とする配当実施で149百万円、その他有価証券評価差額金が56百万円、親会社
株主に帰属する四半期純損失が106百万円それぞれ減少したことなどによります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2022年3月期(2021年4月1日~2022年3月31日)の通期業績につきましては、2021年5月14日および2021年5
月19日に発表した業績予想値に対し、売上及び利益の減少を見込んでいる事などを理由に、業績予想の修正をいた
しました。
詳細につきましては、本日公表いたしました「特別損失の計上ならびに2022年3月期第2四半期連結累計期間お
よび通期業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
なお、業績予想は現時点で入手された情報に基づき判断した予想であり、潜在的リスクや不確実性が含まれてお
ります。従いまして、実際の業績は様々な要因により上記の業績予想とは異なることがあります。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,173,397 1,956,045
預け金 822 822
受取手形及び売掛金 771,434 711,203
有価証券 1,184 1,190
商品及び製品 854,184 875,672
仕掛品 85,003 73,831
原材料及び貯蔵品 110,859 105,006
未収入金 48,625 42,993
その他 49,889 76,146
貸倒引当金 △17,414 △14,591
流動資産合計 4,077,987 3,828,322
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 303,046 303,043
その他(純額) 289,887 377,232
有形固定資産合計 592,934 680,276
無形固定資産
ソフトウエア 4,567 4,090
その他 3,637 3,637
無形固定資産合計 8,205 7,727
投資その他の資産
投資有価証券 653,362 577,938
敷金 193,677 177,892
出資金及び保証金 173,767 173,767
長期貸付金 2,563 2,563
破産更生債権等 4,468 5,099
繰延税金資産 118,563 137,872
その他 32,088 32,088
貸倒引当金 △42,395 △42,395
投資その他の資産合計 1,136,096 1,064,827
固定資産合計 1,737,235 1,752,830
資産合計 5,815,223 5,581,153
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 941,181 809,201
短期借入金 238,000 238,000
1年内償還予定の社債 40,000 40,000
1年内返済予定の長期借入金 104,476 96,148
未払金 165,352 220,218
リース債務 956 956
未払法人税等 18,356 9,005
未払消費税等 99,007 53,334
未払費用 122,457 113,723
賞与引当金 5,815 9,649
返品調整引当金 1,026 -
その他 26,804 89,286
流動負債合計 1,763,433 1,679,523
固定負債
社債 20,000 20,000
長期借入金 329,516 311,780
リース債務 1,399 1,160
繰延税金負債 136 126
訴訟損失引当金 - 180,714
退職給付に係る負債 34,022 34,915
資産除去債務 45,942 46,045
負ののれん 68,663 67,240
その他 6,647 6,647
固定負債合計 506,327 668,630
負債合計 2,269,760 2,348,154
純資産の部
株主資本
資本金 100,000 100,000
資本剰余金 2,189,522 2,189,522
利益剰余金 954,346 697,988
自己株式 △876 △876
株主資本合計 3,242,992 2,986,633
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 302,470 246,365
その他の包括利益累計額合計 302,470 246,365
純資産合計 3,545,462 3,232,999
負債純資産合計 5,815,223 5,581,153
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 3,925,687 3,780,693
売上原価 3,114,684 3,012,802
売上総利益 811,002 767,891
販売費及び一般管理費 704,774 694,224
営業利益 106,228 73,666
営業外収益
受取利息 0 0
受取配当金 175 181
受取賃貸料 6,822 6,830
有価証券運用益 151 6
負ののれん償却額 3,211 3,211
その他 1,852 2,158
営業外収益合計 12,212 12,388
営業外費用
支払利息 917 1,032
不動産賃貸費用 6,000 6,000
その他 2,664 2,991
営業外費用合計 9,581 10,023
経常利益 108,858 76,030
特別利益
関係会社株式売却益 102,908 -
特別利益合計 102,908 -
特別損失
訴訟損失引当金繰入額 - 180,714
特別損失合計 - 180,714
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
211,766 △104,683
純損失(△)
法人税等 2,179 1,884
四半期純利益又は四半期純損失(△) 209,586 △106,567
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
209,586 △106,567
に帰属する四半期純損失(△)
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株式会社エルアイイーエイチ(5856) 2022年3月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 209,586 △106,567
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 160,384 △56,104
その他の包括利益合計 160,384 △56,104
四半期包括利益 369,971 △162,672
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 369,971 △162,672
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株式会社エルアイイーエイチ(5856) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点
で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
これにより、従来は売上総利益相当額に基づいて流動負債に計上していた「返品調整引当金」については、返
品されると見込まれる商品及び製品についての売上高及び売上原価相当額を認識しない方法に変更しており、返
金負債を流動負債の「その他」及び返品資産を流動資産の「その他」に含めて表示しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って
おり、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1
四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しておりますが、当
該期首残高に与える影響はありません。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高、売上原価がそれぞれ減少しましたが、売上総利益、営業利益、
経常利益及び税金等調整前四半期純損失に与える影響は軽微であります。
なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法
により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020
年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第1四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生
じる収益を分解した情報を記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計
基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基
準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与
える影響はありません。
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