決算説明資料
(2020年12月期 決算)
2021年2月5日
東証2部
オーナンバ株式会社
目 次 ONAMBA CO.,LTD.
Ⅰ.決算の概要(PL、BS、CF等)
Ⅱ.2020年12月期のトピックス
Ⅲ.2021年12月期の経営戦略
Ⅳ.2021年12月期の業績予想
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Ⅰ.決算の概要 ONAMBA CO.,LTD.
〔連結損益〕 (単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度 増 減 2020年2月7日
科 目 公表した当初
金 額 構成比 金 額 構成比 金額 増減率 業績予想数値
売上高 35,750 100.0% 31,389 100.0% △4,360 △12.2% 36,000
売上原価 29,637 82.9% 25,923 82.6% △3,714 △12.5% -
販売費・一般管理費 5,257 14.7% 4,704 15.0% △552 △10.5% -
営業利益 855 2.4% 761 2.4% △93 △10.9% 860
営業外収支 21 0.1% 221 0.7% 199 927.5% -
経常利益 876 2.5% 982 3.1% 106 12.1% 860
親会社株主に帰属する
505 1.4% 524 1.7% 18 3.7% 550
当期純利益
≪売 上 高≫
新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の影響で、国内及び海外の生産拠点で操業停止による稼働損失が
発生しました。経済活動が徐々に再開されたことに伴い、新型コロナによる悪化から持ち直しの動きが見られたも
のの、販売と利益に大きな影響が出ました。
当社関連市場においては、当連結会計年度の終盤に自動車・産業機器用製品などでの需要の持ち直しも見られ
ました。一方で、新エネルギー分野での新規システム開発、販売促進などの施策を進めましたが、売上高は31,389
百万円(前期比12.2%減)となり前年及び当初計画を下回りました。
≪営業利益≫
販売減少による影響を、積極的な原価低減、販管費の削減などのコストダウンにより挽回に努めましたが、営業
利益は761百万円(前期比10.9%減)となり前年及び当初計画を下回りました。
≪経常利益、当期純利益≫
日本、中国での助成金等の収入増加と、過年度関税等の営業外費用の減少もあり、経常利益は982百万円(前期
比12.1%増)と前年及び当初計画を上回りました。
親会社株主に帰属する当期純利益は524百万円(前期比3.7%増)となりました。減損損失並びに感染症関連損失
などの特別損失を計上しましたが、前年を上回り、当初計画は下回りました。
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セグメント情報 ONAMBA CO.,LTD.
(百万円) 売上高 (百万円) セグメント利益
25,000 20,543 800 628
17,646
496
20,000 6,475 600
7,268 401
15,000 8,375 6,830 400
10,000 57
200 74
5,000 △ 39
0 0
日本 欧米 アジア 日本 欧米 アジア
△ 200
前連結会計年度 当連結会計年度 前連結会計年度 当連結会計年度
≪日 本≫
新型コロナの影響による自動車・産業機器用製品などの売上高の減少がありました。年間を通じては需要の持ち
直しも見られ、また一方で新エネルギー分野での新規システム開発、販売促進などの施策を進めましたが、売上
高は17,646百万円(前期比14.1%減)となりました。
売上高減少の影響を原価低減活動などで挽回に努めましたが、自動車・産業機器用製品などの売上高減少に
よる生産調整などが影響し、営業利益は74百万円(前期比85.0%減)となりました。
≪欧 米≫
新型コロナの影響でメキシコ工場が操業停止となった影響で、売上高は7,268百万円(前期比13.2%減)となりました。
操業停止に伴う異常な操業度の低下による固定費、並びに操業停止に関連して発生した費用を感染症関連損失
(194百万円)として特別損失に計上したことに加え、操業再開後は従来からの原価低減活動などで挽回に努めた
結果、営業利益は57百万円(前期は39百万円の営業損失)となりました。
≪アジア≫
新型コロナの影響によりアジアの生産子会社の産業機器用製品などのワイヤーハーネス部門の売上高の減少が
ありました。年間を通じては需要の持ち直しも見られましたが、売上高は6,475百万円(前期比5.2%減)となりました。
一方で、事業構造改善効果の着実な刈り取りなどにより、営業利益は628百万円(前期比56.6%増)となりました。
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部門別売上高 ONAMBA CO.,LTD.
25,000 (百万円)
22,823
20,491
20,000
15,000
10,000 6,243
5,201
3,984 3,545 2,698 2,151
5,000
0
新エネルギー ワイヤーハーネス 電線 ハーネス加工用
前連結会計年度 当連結会計年度 機械・部品
≪新エネルギー部門≫
新型コロナの影響により、太陽光発電関連製品の需要の減少が続き、前年を下回る販売となりました。一方で
新エネルギー分野での新規システム開発、販売促進などの施策を進めましたが、前年及び当初計画を下回る
売上高3,545百万円(前期比11.0%減)となりました。
≪ワイヤーハーネス部門≫
新型コロナの影響により、当該部門での需要が減少し、前年を下回る販売となりました。年間を通じては自動車・
産業機器用製品などでの需要の持ち直しも見られましたが、前年及び当初計画を下回る売上高20,491百万円
(前期比10.2%減)となりました。
≪電線部門≫
新型コロナの影響により、日本国内での産業機器向け電線の需要減少が続き、売上高は前年及び当初計画を
下回り2,151百万円(前期比20.3%減)となりました。
≪ハーネス加工用機械・部品部門≫
新型コロナの影響により、当該部門での需要が減少し、前年を下回る販売となりました。年間を通じては自動車
関連・産業機械分野などでの需要の持ち直しも見られましたが、前年及び当初計画を下回る売上高5,201百万円
(前期比16.7%減)となりました。
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ワイヤーハーネスの主な製品別売上高 ONAMBA CO.,LTD.
7,000 (百万円) 6,347 5,952
6,000
5,000 4,175
3,629
4,000
3,000 2,143 2,168 2,241
1,681
2,000 1,302
993
1,000
0
自動車用 産業機器用 白物家電用 照明用 事務機器用
前連結会計年度 当連結会計年度
≪自動車用分野≫
新型コロナの影響による北米での操業停止などにより5,952百万円(前期比394百万円、6.2%減)となりました。
≪産業機器分野≫
新型コロナの影響による中国での操業停止や日本での需要低下により3,629百万円(前期比545百万円、
13.1%減)となりました。
≪白物家電用分野≫
新型コロナの影響はありましたが前期並の2,168百万円(前期比25百万円、1.2%増) となりました。
≪照明用分野≫
北米における顧客の販売不振が継続しており1,681百万円(前期比558百万円、24.9%減) となりました。
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売上高の増減 ONAMBA CO.,LTD.
(単位:百万円)
前連結会計年度比
ワイヤーハーネス
ハーネス加工用
機械・部品
【主な減少要因】
≪ ハーネス加工用 新型コロナの影響による自動車部品向けの需要低下により1,042百万円(16.7%減)と
機械・部品 ≫ なりました。
≪ 電 線 ≫ 新型コロナの影響による日本国内での産業機器向け電線の需要減少が続き547百万円
(20.3%減)となりました。
≪ 照明用分野 ≫ 北米における顧客の販売不振が継続しており558百万円(24.9%減)となりました。
【主な増加要因】
≪白物家電用分野≫ 新型コロナの影響はありましたが前期並の25百万円(1.2%増) となりました。
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固定資産投資、人員 ONAMBA CO.,LTD.
◆固定資産投資
〇有形固定資産取得額 583百万円
(主な投資内訳)
・国内子会社のハーネス加工用機械・部品の製造設備等 93百万円
・中国子会社のハーネス加工用機械・部品の製造設備等 53百万円
・ベトナム子会社のワイヤーハーネス製造設備等 52百万円
・中国子会社の新工場建設等 204百万円
〇減価償却費 834百万円
◆人員の推移
(人)
2019年12月末 2020年12月末 増 減
3,975 4,050 75
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連結財政状態(主要な科目) ONAMBA CO.,LTD.
(単位:百万円)
2019年12月末 2020年12月末
科 目 増 減
金 額 構成比 金 額 構成比
流動資産 20,414 71.9% 20,297 72.8% △117
(現金及び預金) 3,749 13.2% 5,381 19.3% 1,632
(売上債権) 9,632 33.9% 8,434 30.2% △1,198
(たな卸資産) 6,477 22.8% 5,863 21.0% △614
固定資産 7,971 28.1% 7,599 27.2% △371
(有形固定資産) 5,626 19.8% 5,388 19.3% △237
資産合計 28,385 100.0% 27,897 100.0% △488
負債 12,593 44.4% 11,818 42.4% △774
(仕入債務) 6,456 22.7% 5,350 19.2% △1,106
(有利子負債) 3,552 12.5% 3,967 14.2% 415
純資産 15,792 55.6% 16,079 57.6% 286
負債・純資産合計 28,385 100.0% 27,897 100.0% △488
自己資本 15,166 53.4% 15,428 55.3% 262
≪総 資 産≫
資産合計は、27,897百万円(前期末比488百万円増)となりました。主に、現金及び預金1,632百万円が増加
しましたが、売上債権1,198百万円、たな卸資産614百万円及び有形固定資産237百万円が減少いたしました。
≪自己資本比率≫
自己資本は15,428百万円(前期末比262百万円増)となりました。総資産が減少したことにより、自己資本比
率は53.4%から55.3%(前期末比1.9%増)となりました。
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キャッシュ・フローの状況 ONAMBA CO.,LTD.
(百万円) 2,289
2,500
2,000
1,500
1,000 558
△ 286 105
500 △ 645 △ 774
0
△ 500
△ 1,000
営業キャッシュ・フロー 投資キャッシュ・フロー 財務キャッシュ・フロー
前連結会計年度 当連結会計年度
≪営業活動によるキャッシュ・フロー≫
営業活動によるキャッシュ・フローは、2,289百万円の収入となりました。主に、税金等調整前当期純利益
620百万円、減価償却費834百万円、売上債権の減少1,153百万円、たな卸資産の減少487百万円及び
仕入債務の減少1,070百万円によるものであります。
≪投資活動によるキャッシュ・フロー≫
投資活動によるキャッシュ・フローは、774百万円の支出となりました。主に、有形固定資産の取得による
支出583百万円及び投資有価証券の取得による支出99百万円によるものであります。
≪財務活動によるキャッシュ・フロー≫
財務活動によるキャッシュ・フローは、105百万円の収入となりました。主に、長期借入金の調達601百万円、
長期借入金の返済による支出378百万円及び配当金の支払額134百万円によるものであります。
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Ⅱ.2020年12月期のトピックス ONAMBA CO.,LTD.
1.新製品開発・開拓の推進
・加湿と送風(※換気)の自動制御で、快適空間を提供するシステム「Tefnut/テフヌト」を開発
※オプション対応
・電線新製品(CM&CL3規格対応リスティングケーブル MSFシリーズ)開発
-電子機器・工作機器間の通信/信号用&電力制御回路用ケーブル
・成長分野(環境/自動車/産業機器/情報通信等)での新規受注
-蓄電池・太陽光発電連携+省エネ空調制御(E&E Air)システム受注
-EV、HV車向けステアリング用ワイヤーハーネス受注
2.ものづくり改革の推進
・グローバルものづくり管理指標の導入
・次期VTC用自動化ラインでの量産開始
3.経営基盤見直し強化
・アジア地区各社における新規基幹システムの本格的な運用開始
・年功制から成果主義への移行により活性化を図る新人事評価制度の運用開始
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Ⅲ.2021年12月期の経営戦略 ONAMBA CO.,LTD.
1.新製品開発・マーケット開拓の促進
・環境/自動車/産業機器/情報通信分野等成長分野での
深堀りによる事業拡大
・成長分野での新規テーマの開拓
2.ものづくり改革の推進
・生販技一体となった生産管理力と生産技術力の強化
・徹底的なトータルロスの削減と生産性向上による収益力の向上
3.業務基盤の見直し強化
・システム運用効率の向上
・新人事評価制度の定着
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Ⅳ.2021年12月期の業績予想 ONAMBA CO.,LTD.
連結損益予想 (単位:百万円)
2021年12月期 2020年12月期
増 減
(予想) (実績)
売 上 高 33,000 31,389 1,610
営 業 利 益 850 761 88
経 常 利 益 850 982 △132
親会社株主に帰属する
600 524 75
当期純利益
配 当 金 11円 11円 -
製品別売上予想 (単位:百万円)
2021年12月期 2020年12月期
項 目 増 減
(予想) (実績)
新 エ ネ ル ギ ー 3,300 3,545 △245
ワ イ ヤ ー ハ ー ネ ス 21,600 20,491 1,108
電 線 2,500 2,151 348
ハーネス加工用機械・部品 5,600 5,201 398
合 計 33,000 31,389 1,610
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