5801 古河電工 2019-12-19 15:00:00
会社分割(簡易吸収分割)による連結子会社の一部事業の承継に関するお知らせ [pdf]
2019 年 12 月 19 日
各 位
会 社 名 古河電気工業株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 小林 敬一
(コード:5801 東証第一部)
問 合 せ 先 IR・広報部長 増田 真美
( TEL. 03-3286-3050)
会社分割(簡易吸収分割)による連結子会社の一部事業の承継に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、2020年4月1日を効力発生日として、当社を承継会社、当社
の連結子会社である古河ファイナンス・アンド・ビジネス・サポート株式会社(以下、「FFBS」とい
います)を分割会社とする吸収分割を行い、FFBSのグループ・ファイナンスならびに経理および資材
調達に関連する事業等を承継すること(以下、「本吸収分割」といいます)を決議いたしましたの
で、お知らせいたします。
なお、本吸収分割は、当社の連結子会社の事業部門を承継する簡易吸収分割であるため、開示事
項・内容を一部省略して開示しています。
記
1.本吸収分割の目的
FFBSは、グループ・ファイナンスおよび間接業務等の効率化を目的に設立され、当社および当社の
国内グループ会社から業務を受託してまいりました。今般、経理および資材部門においては当社内お
よび国内外のグループ会社に対しより高度な業務を提供する必要性が増していることから、FFBSの経
理および資材調達部門と当社の経理および資材調達部門との一体的運営が必要となってまいりまし
た。
そのため、当社は、FFBS が営む事業のうち、後掲5.(1)「承継する部門の事業内容」記載の
事業を承継し、より効率的で適正な事業運営体制の確立を図ることといたしました。
また、FFBSの人事部門の給与計算に関わる業務および経理部門のうち金融業務の一部に関しては、
当社の完全子会社である古河ライフサービス株式会社(商号は後日変更予定)に吸収合併いたしま
す。
2.本吸収分割の要旨
(1)本吸収分割の日程
吸収分割契約承認の取締役会決議日 2019 年 12 月 19 日
吸 収 分 割 契 約 締 結 日 2020 年 2 月 12 日(予定)
分 割 予 定 日 ( 効 力 発 生 日 ) 2020 年 4 月 1 日(予定)
※本吸収分割は、承継会社である当社においては会社法第796条第2項に定める簡易吸収分割、分割
会社であるFFBSにおいては同法784条第1項に定める略式分割の要件を満たすため、いずれも株主
総会の承認を経ることなく行うものです。
(2)本吸収分割の方式
当社を承継会社とし、FFBSを分割会社とする吸収分割です。
(3)本吸収分割に係る割当ての内容
当社は分割予定日までに古河電池株式会社および東京特殊電線株式会社が保有する種類株式各1株
を取得することにより分割会社であるFFBSの全株式を保有し、FFBSを完全子会社化いたしま
す。本吸収分割に際して、金銭その他の財産の交付は行いません。
(4)分割会社の新株予約権および新株予約権付社債に関する取扱い
該当事項はありません。
(5)本吸収分割により増減する資本金
本吸収分割による当社の資本金の変更はありません。
(6)当社が承継する権利義務
承継会社である当社は、分割期日においてFFBSが営む事業のうち、後掲5.(1)「承継する部
門の事業内容」記載の事業に関する資産、負債および契約を承継します。
(7)債務履行の見込み
当社およびFFBSは、本吸収分割後における負担すべき債務の履行につきましては、履行の見込
みに問題はないと判断しております。
3.当該組織再編行為に係る割当ての内容の算定の考え方
本会社分割において当社は、「2.本吸収分割の要旨(3)本吸収分割に係る割当ての内容」に
記載のとおり、吸収分割実行時において分割会社である FFBS の全株式を保有しており、金銭その
他の財産の交付は行わないことにつきましては、FFBS との協議・交渉のうえ、妥当であると判断
いたしました。
4.本吸収分割の当事会社の概要
承継会社(当社) 分割会社
① 名称 古河電気工業株式会社 古河ファイナンス・アンド・ビジネス・サポ
ート株式会社
② 所在地 東京都千代田区丸の内二丁目 2 番 3 東京都千代田区丸の内二丁目 5 番 1
号 号
③ 代表者の役 代表取締役社長 小林 敬一 代表取締役社長 関 尚弘
職・氏名
④ 事業内容 情報通信用光ケーブル、電力用ケーブ グループ・ファイナンスならびに経
ル、自動車用ワイヤーハーネス等の開 理、資材調達、人事の業務受託等
発、製造及び販売に関する事業
⑤ 資本金 69,395 百万円 17 百万円
⑥ 設立年月日 1896 年 6 月 25 日 1997 年 12 月 16 日
⑦ 発行済株式数 70,666,917 株(2019 年 3 月 31 日時点) 302 株(2019 年 3 月 31 日時点)
⑧ 決算期 3 月 31 日 3 月 31 日
⑨ 大株主および 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会 古河電気工業株式会社
持株比率 社(信託口) 9.76% 99.34%
(2019 年 3 月 31 日 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 古河電池株式会社
時点) (信託口) 7.33% 0.33%
みずほ信託銀行株式会社 退職給付信 東京特殊電線株式会社
託 みずほ銀行口 再信託受託者 資 0.33%
産管理サービス信託銀行株式会社
3.42%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式
会社(信託口 4) 3.21%
朝日生命保険相互会社 1.93%
古河機械金属株式会社 1.88%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式
会社(信託口 5) 1.59%
富士電機株式会社 1.56%
みずほ信託銀行株式会社 退職給付信
託 古河機械金属口 再信託受託者 資
産管理サービス信託銀行株式会社
1.55%
みずほ信託銀行株式会社 退職給付信
託 朝日生命保険口 再信託受託者 資
産管理サービス信託銀行株式会社
1.49%
直前事業年度の財政状況および経営成績(2019 年 3 月期)
純 資 産 279,911百万円(連結) 246 百万円
総 資 産 818,021百万円(連結) 85,219 百万円
1 株当たりの純資産 3,513.58円(連結) 813,850 円
売 上 高 991,590百万円(連結) 2,483 百万円
営 業 利 益 40,842百万円(連結) 289 百万円
経 常 利 益 39,078百万円(連結) 289 百万円
親会社株主に帰属 29,108百万円(連結) 191 百万円
す る 当 期 純 利 益
1 株当たり当期純利益 412.98円(連結) 637,063 円
5.承継する事業部門の概要
(1)承継する部門の事業内容
FFBSのグループ・ファイナンスならびに経理および資材調達に関連する事業等
(2)承継する部門の経営成績
2019 年 3 月期 部門実績
売 上 高 2,141 百万円
売 上 総 利 益 320 百万円
営 業 利 益 227 百万円
経 常 利 益 227 百万円
(3)承継する資産、負債の項目および金額(2019年3月末)
資 産 負 債
項 目 帳簿価格 項 目 帳簿価格
流 動 資 産 35,191百万円 流 動 負 債 33,505百万円
固 定 資 産 14,004百万円 固 定 負 債 15,690百万円
合 計 49,195百万円 合 計 49,195百万円
※上記の数値は 2019 年 3 月 31 日時点のものであり、実際に分割する金額とは異なります。
6.本吸収分割後の状況
当社およびFFBSの商号、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金、決算期等、いずれも
本吸収分割による影響はありません。
7.今後の見通し
本会社分割による連結業績および個別業績に与える影響は軽微であります。
以 上