5759 M-日本電解 2021-06-25 08:00:00
事業計画及び成長可能性に関する事項について [pdf]

事業計画及び成長可能性に関する事項
2021年6月




                日本電解株式会社
                Nippon Denkai, Ltd.
目次




      会社及び事業概要   ……………………………………                       3


      当社グループの製品について ………………………………                     10


      市場動向等      ……………………………………                      15


      業績等の推移     ……………………………………                      21


      今後の事業方針    ……………………………………                      27


      Appendix   ……………………………………                      32




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会社及び事業概要
会社概要


                                                                                当社の変遷
      会社名       日本電解株式会社(英文名:Nippon Denkai, Ltd.)

       設立       1958年10月
                                                                米国唯一の電解銅箔メーカー                                        2020年
                                                                  Oak Mitsuiを買収                                       3月
      代表者       代表取締役社長CEO 中島 英雅

    本社所在地       茨城県筑西市下江連1226
                                                                                                    2019年
                                                                                                     10月
      資本金       100 百万円 (2021年3月31日時点)

                                                                                                               日本電解ホールディングス(株)
     従業員数1      241名 (連結従業員数 313名)                                                                             と旧日本電解が吸収合併し、
                                                                                   2017年
                                                                                    4月                         日本電解(株)に社名変更
      子会社       Denkai America Inc. (本資料内においてはDAIと記載)
                                                                                                 MSD企業投資一号(株)から日本電解
                グローバルな市場で選ばれる電解銅箔メーカーとして、                                                        ホールディングス(株)に社名変更
     経営理念                                                             2016年
                永続的な発展を目指します。
                                                                       7月
                                                                                     MSD企業投資一号(株)2が旧日本電解の
                車載電池用・5G等回路基板用の電解銅箔の開発・製造・
     事業内容                                                                            株式を取得し、子会社化
                販売
 連結売上高                                                      1958年
                14,584百万円                                    10月    (株)日立製作所、住友ベークライト(株)、高速電機鋳造(株)の共同出資により、
(2020年度)
                                                                    日本電解株式会社(旧日本電解)を京都市内に設立
  EBITDA
                1,843百万円
(2020年度)
1   2021年3月31日現在。臨時雇用者含む
2   MSD企業投資一号(株)はMSD第一号投資事業有限責任組合、日鉄ケミカル&マテリアル(株)、徳岡工業(株)の共同出資により設立した会社です。
    なおMSD第一号投資事業有限責任組合の運営主体であるMSD企業投資(株)は、三井物産企業投資(株)、(株)三井住友銀行、(株)日本政策投資銀行の共同出資により設立された投資事業会社です。




                                                                          Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.   4
経営理念・経営ビジョン

経営理念

グローバルな市場で選ばれる電解銅箔メーカーとして、永続的な発展を目指します。

経営ビジョン
わたしたちは、
 人と技術を大切にします。
 広く世界に目を向け多様性を尊重し、社会から信頼される企業市民を目指します。
 時代の変化に柔軟に適応し、顧客ニーズに迅速、誠実に応えます。
 技術のパイオニアたるプライドを持って先端技術を探求し、研究開発に愚直に取り組みます。
 環境や資源に配慮した事業活動を通じて低炭素社会の実現に貢献します。
 個性や人格を認め合い、健康と安全に配慮した働きがいのある職場環境を創出します。
 地域社会や国際社会の持続可能な発展に貢献します。
 知識を広め、見識を高め、良識にしたがい、公正で秩序ある企業活動を行います。
 公正かつ正確な情報開示を実践し、ステークホルダーとの建設的な対話に努めます。




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国内・海外拠点
2020年3月に米国唯一1の電解銅箔製造メーカーを買収し、グローバル展開を推進
     国内拠点:本社工場(茨城県筑西市)

                                                                                   1984年10月
                                                                                   茨城県下館市(現筑西市)に
                                                             241名2
                                                                                   下館第二工場開設
                                                             月産能力
                                                             750t                  2002年1月
                                                                                   本社を東京都内より茨城県下館市
                                                                                   (現筑西市)に移転
                                                                                   2018年6月
                                                                                   車載電池用銅箔 製造ライン増設




     米国拠点:Denkai America Inc.(サウスカロライナ州カムデン)



                                                                                   2020年3月
                                                                                   旧Oak-Mitsui Inc.(三井金属鉱業
                                                                                   株式会社の子会社)を買収、
                                                             72名3
                                                                                   Denkai America Inc. に社名変更
                                                             月産能力
                                                             350t


 1   銅箔工業会調べ   2   2021年3月31日現在。臨時雇用者含む   3   2021年3月31日現在


                                                                     Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.   6
製品別売上構成
当社は、高成長が期待される市場に販路を持つグローバル電解銅箔メーカー

       回路基板用銅箔                                                                 車載電池用銅箔
                当社製品                                                                      当社製品




                                        36%        2020年度
                用途                              売上高 146億円                                     用途
                                                EBITDA1 18億円
       フレキシブルプリント配線板、                         EBITDAマージン 12.6%                リチウムイオン二次電池 (LIB)
         半導体パッケージ基板

                                                                 64%
            主要最終製品

                                                                                       主要最終製品
           5G


      5Gスマートフォン 5G通信                                                                     EV
                基地局 等
                                                                                                      HV

 1   EBITDAは、営業利益に減価償却費等を足して算出しております。


                                                                   Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.   7
当社グループの収益・キャッシュフロー獲得方法
当社グループは、電解銅箔の開発、製造、販売を行っており、銅箔製品を顧客に
販売することにより、収益・キャッシュフローを獲得します


   事業系統図



     原      原材料の発注    当    製品の発注                                顧
     材                社
            原材料の納品         製品の納品
     料                及                                         客
     の      仕入代金の請求
                      び   売掛代金の請求
     仕                子                                         企
     入      仕入代金の支払   会   売掛代金の回収

     先                社                                         業




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マネジメントのご紹介
                                                                                           日本電解              DAI     2021年5月現在


 代表取締役社長CEO 中島 英雅(なかじま ひでまさ)                                   取締役CFO      山本 洋一(やまもと よういち)

           大手製造会社の主要ポストを経験して培った                                               大手上場企業において日米の財務・経理責任者とし
           見識及び製造現場で養ったモノづくりの知見を                                              て培った見識を基に、当社経営及び財務戦略を主導
           活かし、DAI買収などの当社成長戦略を指揮
                                                                              略歴
           略歴
                                                                             1981年4月      キヤノン㈱入社
           1977年4月   住友金属工業㈱(現 日本製鉄㈱)入社                                      2004年6月      キヤノンラテンアメリカ 管理部長
           2009年4月   同社 常務執行役員                                               2006年12月 キヤノンU.S.A., Inc. 財務部長
           2012年10月 新日鐵住金(株) 常務執行役員 小倉製鐵所長                                   2009年9月      キヤノン・コンポーネンツ㈱ 取締役 管理センター所長
           2014年6月   日鉄住金エレクトロデバイス㈱ 代表取締役社長                                  2015年4月      キヤノン㈱ 経理本部 経理本部長室長
           2018年10月 日本電解 代表取締役社長CEO(現任)                                      2018年8月      日本電解㈱ 取締役CFO(現任)
           2020年3月   Denkai America Inc. CEO & President(現任)                 2020年3月      Denkai America Inc. Director(現任)




 取締役   遠藤 安浩(えんどう やすひろ)                                        DAI COO & Secretary Michael Coll(マイケル・コール)
           銅箔の研究開発に28年従事し、当社技術                                                米国エレクトロニクス業界において、研究・事業開発及
           開発部門にて銅箔の新製品開発及び既存                                                 び事業戦略の統括責任など20年以上の豊富な経験
           製品の改良を牽引                                                           を持ち、DAI入社後は同社の事業戦略を指揮

                                                                              略歴
           略歴
                                                                            1997年4月 W. L. Gore & Associates, inc. 入社
           1992年4月   日本電解㈱(旧 日本電解)入社
                                                                            2006年10月 Rogers Corporation :Product Manager
           2010年3月    開発グループ長
                                                                            2009年10月 同社 Business Development Manager
           2014年7月    開発部長                                                  2013年10月 Enthone :Product Line Manager
           2018年6月    取締役 開発部長                                              2015年12月 MacDermid Enthone Electronic Solutions :Director
           2021年1月    取締役(現任)                                               2019年1月 Oak-Mitsui, Inc. :Technical Director
           2021年5月   Denkai America Inc. Director(現任)                       2020年3月 Denkai America Inc. COO & Secretary(現任)




                                                                           Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.   9
当社グループの製品について
車載電池
5G関連
         車載電池用銅箔市場における当社ポジション
当社は、車載用LIBのバリューチェーンの中でも部材メーカーとして位置づけ、
日系大手セルメーカーを通じて日米大手カーOEMへの販路を保有
                                   当社銅箔が採用されている車載用LIB

                     LIBの種類                         銅箔に求められる要素                     銅箔要求特性
          円筒型                          角型
                 セパレータ                                               高い伸び率:破れ難い

                                                    充放電時の電池内部の       均一な薄さ:薄い部分の発熱防止
                         負極集電体                      膨張・収縮に耐えることが     平滑性:両面とも同じ粗さ
                          (銅箔)                      可能な長期信頼性         純度の高さ:低抵抗による発熱防止
                         正極集電体
                                                                                                                 等


                                 車載LIBのバリューチェーンにおける当社ポジション

        原材料メーカー                   車載LIB部材メーカー               車載セルメーカー                              カーOEM

                                    負極材メーカー
        水酸化Li、炭酸Li
                                                他
       酸化Co、水酸化Co、                                          主要メーカーは
          炭酸Co                      正極材メーカー                 日・中・韓に存在
                                                                                               xEVを手掛ける
                                                                                               大手カーOEM
                                    S社、M社・・・
                                                           (P社、P社、C社、
          硫酸Ni                                                                             (T社、T社、N社等)
                                                              L社等)
                                   セパレータメーカー
        天然黒鉛鉱石                      A社、T社・・・
        ニードルコークス
                                    電解液メーカー
         二酸化ケイ素                                               当社は日系大手セルメーカーを通し、
                                    M社、C社・・・
                                                             日米の大手xEVメーカーへの販路を保有

                                                                 Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.   11
車載電池
5G関連
            車載電池用銅箔市場における当社シェア
当社製品の長期信頼性及び良好なハンドリング性は市場から高い評価を受け、
日本及び北米市場において半分近くのシェアを獲得、グローバルでのプレゼンスを発揮
                                     日米市場における車載電池用銅箔のマーケットシェア


   日本市場1                                                    北米市場1,2
                         2020年                                                 2020年
                                      マーケットシェア                                                        マーケットシェア
                                          56%                                                                40%
                1,905                                                                              4,759
                        4,300トン/年                                            12,000トン/年
                                     2,395
                                                                     7,241




  1   上記円グラフは地域別銅箔需要(Source :富士経済 車載電池用銅箔需要予測(仮数値))と当社の日本市場及び北米市場での販売量を比較したものです。
  2   北米市場におけるシェアは、DAI製品を含んでおりません。



                                                                              Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.   12
車載電池
5G関連
         5G関連銅箔市場における当社ポジション
当社は、5G関連製品のバリューチェーンの中で高機能電解銅箔メーカーとして位置
づけ、日米のCCL(銅張積層板)メーカーを通じ大手実装OEMへ高機能銅箔を供給
                                        5G用銅箔の構造

                表面形状      断面形状      粗化粒子模式図            銅箔に求められる要素                            銅箔要求特性
                (x5000)   (x5000)

 5Gタイプ                                              電気信号の損失(伝送損失)
                                                                                        平滑性:低表面粗さ
 表面粗さ                                                の抑制
                                                                                        信頼性:密着強度
Rz: 1.00µm                                          樹脂基板との密着性

 従来タイプ
 表面粗さ
Rz: 1.27µm


                           5G関連製品のバリューチェーンにおける当社のポジション
         電解銅箔メーカー             銅張積層板メーカー            プリント基板メーカー                           実装OEM

             日系メーカー             日系メーカー
                             フレキ:N社、M社、P社             日系メーカー
                      他                            フレキ:N社、S社・・・
                             リジット:P社、A社・・・
                                                   リジット:I社、M社・・・                     5Gを手掛ける
                                                                                     関連製品OEM
                                 米系メーカー
                                フレキ:D社・・・             台湾メーカー                     (A社、S社、N社等)
             台湾メーカー
                              リジット:R社、I社・・・        フレキ:C社、F社・・・
                                                   リジット:Z社、U社・・・
                                台湾メーカー
             韓国メーカー           フレキ:T社、T社・・・
                              リジット:T社、I社・・・          当社は日系銅張積層板メーカーを通し、
                                                   米国の大手スマートフォンメーカーへの販路を保有

                                                            Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.   13
高品質・高収益性を実現する製造技術
今後はセンシングとIoT技術を活用した工程管理のDX化を進め、品質高位安定
化と高収益性の実現を目指します
             製造工程のプロセス                                 日本電解の製造プロセス効率化の軌跡
 ① ベース箔製造工程
                                         1.4
 表面形状・銅箔物性を添加剤で制御し、
 回転陰極ドラムに連続めっきを行う                         1.4



                            陰極
                            ドラム
                                         1.3
                                          1.2    センシング・IoT技術 1.3
                                                 を活用した製造装置
   銅原料
                      陽極
                                                 の常時モニタリング
                                          1.0        など
  リサイクル品     硫酸銅                         1.2
             めっき液           めっき     巻取                 1.2
                                          0.8                                さらなる効率化に向けた施策
 ② 粗化・表面処理工程                                     車載電池用銅箔生
 粗化・表面処理を施し、用途に合わせた防                     1.1     産ラインの起ち上げ               • 製品品質との連携管理を企図
 錆・有機処理を行う                                        に伴う改善など
                                          0.6
                                                                           した製造プロセスのDX化
 ③ スリット・検査工程
 全量全数を自動検査後、スリット加工を行う                    1.0
                                          0.4
           M面自動検査                                1.0
                             スリット
                                          0.2
                                         0.9
                    ピンホール                        18年度       19年度       20年度          21年度       22年度           23年度
                    自動検査                   0
                                                  実績         実績         実績           計画          計画            計画
   巻出                               巻取           1      2     3          4       5        6       7        8
              S面自動検査
                                                                       総合能率(インデックス)
 ④ 出荷                                           (注)総合能率=稼働率% x 歩留% にて算出し、18年度実績を1.0としたインデックス形式で表現


                                                                   Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.   14
市場動向等
xEV市場動向
xEV市場は各国の環境政策を受け、2030年まで14.3%のCAGRで拡大見込み。
2030年の日米市場は、欧州・中国市場に次ぐ市場規模までに拡大。
                                              今後のxEV市場の予測
 (千台)                                                                                                                       日米合計
 35,000                                                                                                                      8,298
                                             欧州        中国   日本       北米    その他
                                                                                                                             30,086
 30,000

                                                                                                                              3,730
 25,000
                                                             市場全体CAGR
                                                                                                                              4,568
                                                            (2020~2030E)
 20,000                                                        14.3%
                                                                                         16,732

 15,000               日米合計                                                13,696          2,073
                                                                                                                               9,103

                       3,347                                11,304
                                                                          1,760           3,542
                                               9,473
 10,000                            8,626                     1,455
                       7,917                                              3,230
            6,821                              1,272         2,919
                                   1,062                                                   5,399
                        947
             820                   2,542       2,699                       4,082
                       2,400                                                                                                  11,014
  5,000                                                      3,117
            2,773                              2,279
                        1,938      2,071
            1,527                                                          3,873           4,834
                                   2,422       2,679         3,199
            1,248       2,176
     0
           2019年       2020年       2021年       2022年         2023年        2024年           2025年                               2030年
             実績         実績          予測          予測            予測           予測               予測                                  予測

  Source :矢野経済研究所 「2020年版xEV市場の現状と将来展望」。 上記実績及び予測は、矢野経済研究所の集計及び推計に基づくものです。


                                                                                   Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.   16
車載電池用銅箔市場動向
xEV需要拡大に伴い、車載電池用負極集電体の市場も急成長すると予測。負極
集電体のほとんどは銅箔が採用され、車載電池用銅箔市場は拡大する見込み
                                    車両生産地域別負極集電体需要実績及び予測

(単位:kトン/年)                                                                               日米合計
  1,600                                                                                    262                    当社から見た
                                       欧州   日本     北米   中国    その他
                                                                                           1,407                 現在の各地域の
  1,400                                                                                                            市場環境

  1,200
                                         日米の負極集電体市場CAGR                                                            Red Ocean
                                           (2020~2035)                      988             579                    競合多く、
  1,000                                       20.5%                                                              価格競争が激しい


    800
                                                                            444                                    Blue Ocean
                                                                                            187
                                                                                                                  競合先が少ない
    600
                                                                    478                      75
                               日米合計                                         102
    400                                                                     57
                                 16                     276         218                                            Green Field
                                             214                                            522                 韓国競合進出済み
    200                          142                    134          44
              96       121                                           23     349
                                             107
                       80         70         7 16        1229       175
              66
                       12 5       4 12       77          93
      0       10 5
                                    50
             2018年    2019年     2020年       2021年       2022年       2025年   2030年          2035年
              実績       実績      実績(暫定)        予測          予測          予測      予測              予測

   (注1)上記グラフは、車両生産地で区分したエリア別需要量の実績及び予測であり、セル生産地によけるエリア別需要量とは異なります。                       Source :富士経済 車載電池用銅箔需要予測(仮数値)
   (注2)上記グラフの実績及び予測は、富士経済が、集計及び推計した数値です。


                                                                            Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.   17
DAIによる現地生産メリット
今後、各自動車メーカーは銅箔確保が課題。米国唯一の電解銅箔メーカーである
DAIによる現地生産メリットを生かし、早急な需要取り込みを図る
                    米国のxEV・車載LIB製造拠点マップ                                                                 現地調達メリット


                                             LG Chem / MI州                            ① 納入リードタイム短縮
                                                    6.0GWh                              日本から米国西岸まで海上輸送1ヶ月、米国東岸から西岸までトラック
 PENA / NV州                                                             建設計画
                                                                                        輸送最大5日
      35GWh                                                  ULTIUM / OH州
                                                                                      ② 輸送コスト削減
(’21以降: 38~39GWh)                       TOYOTA
                                                             (LG Chem+GM)
                        AESC / TN州               HONDA        ’22以降: 30GWh              ・ 長距離の海運コスト(輸送・リーファーコンテナ)の削減が可能
                            3GWh          Ford                                          ・ 通い箱の利用により、梱包費及び廃棄箱の削減が可能
                                   GM
  Tesla
                                              TOYOTA                 Denkai America
                                                                       (DAI) / SC州
                                                                                      ③ 納入先の在庫削減へ貢献
                    建設計画                     NISSAN
                                                                        350ton / 月
                                                      BMW                             ④ 安定品質
          Tesla新工場 / TX州
               未定
                                                            VOLVO
                                                                                        ・ 銅箔の品質保証期間(3~4ヶ月)に占める輸送リードタイムの削減
                                    Volkswagen
                                                                                        ・ 輸送中の外部環境の影響を低減し、銅箔品質の安定化に寄与
Source: 当社調査                                           Mercedes-Benz
Ultium: 日経クロステック_’20/10/9
SKI: Reuters_’20/4/29
                                         建設計画                                         ⑤ 関税・為替リスクなし
PENA: Bloomberg_’20/8/20            SKI / GA州
LG Chem: SMBC日興証券リサーチレポート
AESC, Tesla: 会社HP
                                    ’22以降: 9.8GWh                   EVバッテリー生産拠点       ⑥ バイ・アメリカン条項の恩恵
                                   ’23以降: 11.7GWh                   GWh:生産能力



                                                                            参入障壁
 製造ライン構築の期間短縮                                                                         専門人材の確保のしやすさ

                                        環境アセスが不要
 当社                                                                                   ① 現地従業員による従業員育成体制
                                        人材確保時間の短縮
                                                                                      ② DAIの30年に亘る操業実績を背景にした知名度
 他社

                                                                           年数


                                                                                               Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.   18
車載電池
5G関連
              5G通信関連デバイス市場
今後、通信関連デバイス市場全体の成長は鈍化見込み。当社は、高強度銅箔及び
微細回路基板用銅箔において、今後急激な需要拡大が見込まれる5G通信関連
デバイス市場に注力する方針
                   5G対応スマートフォン市場の推移                                              5G対応基地局(マクロセル)市場の推移


出荷数量(1,000台)             5G対応        3G/4G対応      5G対応比率              出荷数量(1,000局)                5G対応           3G/4G対応             5G対応比率

 1,600,000                                                     100%    1,200                                                                      100%

                                                               90%                                                                                90%
 1,400,000
                                                                       1,000
                                                               80%                                                                                80%
 1,200,000
                                                               70%                                                                                70%
                                                                        800
 1,000,000
                                                               60%                                                                                60%

  800,000                                                      50%      600                                                                       50%

                                                               40%                                                                                40%
                                     徐々に5G需要
  600,000
                                                               30%
                                                                        400                                 2024年には完全                             30%
  400,000                              へシフト                                                                 に5G需要へシフト
                                                               20%                                                                                20%
                                                                        200
  200,000
                                                               10%                                                                                10%

        0                                                      0%         0                                                                       0%
             2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年 2026年                   2019年   2020年    2021年   2022年   2023年    2024年   2025年   2026年
              実績    見込    予測    予測    予測    予測    予測    予測                      実績     見込        予測      予測      予測       予測      予測      予測



      Source : 富士キメラ研究所 「2020エレクトロニクス実装ニューマテリアル便覧」。上記グラフはいずれも富士キメラ研究所の推定に基づく。



                                                                                               Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.   19
車載電池
5G関連
       5G関連銅箔市場
高速通信化が進む5G・IoT需要の高まりを受け、信号強度の減衰(伝送損失)を
最小限に留める高機能銅箔の需要も大きく成長すると予測。当社では、高機能箔で
ある高強度銅箔及び微細回路基板用銅箔に注力する方針
                                      5G向け基板別銅箔使用量(推定実績及び予測)
   (単位:トン/年)
                                              Rigid基板用     Flex基板用
       6,000
                                                                                                           5,294

       5,000

                                                                                       4,001               1,786
       4,000
                                                                     3,136
                                                                                       1,618
       3,000
                                                         2,523
                                           1,996                      1,495
       2,000                  1,534                      1,380                                             3,508
                  1,048                     1,181
                                933                                                    2,383
       1,000
                   580                                                1,641
                                                         1,143
                                602         815
                   468
          0
                  2019         2020         2021         2022         2023              2024                2025
                 推定実績          予測           予測           予測           予測                予測                  予測

       Source 富士キメラ総研
       (注1)富士キメラ総研作成の低誘電対応銅張積層板及びフレキシブル銅張積層板の出荷量、並びに用途別市場動向の割合についての実績、見込及び予測(いずれも富士キメラ総研の推定値)を基に、
             5G向けに使用される銅箔需要について、当社にて重量単位に換算した上で、上記グラフを作成しています。
       (注2)上表においてRigid基板用は、PPE系及びPTFE系をいい、Flex基板用とは、MPI及びLCPをいいます。
       (注3)Rigid基板用の5G向けに使用される銅箔需要を算出するに当たり、 Rigid基板用のうちPPE系については、用途別市場動向のうち基地局の用途の割合を、5G向けに使用されるものとして算出しています。
       (注4)2021年乃至2025年の製品タイプ別の用途の割合の予測は、富士キメラ総研の2020年の見込み及び2026年の予測についての推定値を基に当社にて算出しています。


                                                                              Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.   20
業績等の推移
当社グループが重視する経営指標

当社グループが経営上重視する経営指標には以下のものがあります

  経営指標              この経営指標を重視する理由

              当社グループの生産販売活動の進捗状況について、
  生産数量
              銅価格の騰落による影響額を除外して把握するための指標
  (トン数)
              として、生産数量(トン数)を重視しております


              当社グループの収益獲得状況を測る基礎的な指標として、
   営業利益
              営業利益を重視しております


              当社グループは生産設備を多数保有しているため、
   EBITDA     減価償却費や金利負担等の影響を補正したEBITDAを
              重視しております


              EBITDAの数値とあわせて、業務の効率性や収益性を測る
 EBITDAマージン
              指標としてEBITDAマージンを重視しております

                              Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.   22
売上高の推移
当社は車載電池用銅箔を主体に成長を継続しており、今後は車載電池に加えて
5G基地局向け銅箔及びDAIの成長をドライバーとして、更なる成長を企図
(単位:百万円)
  20,000
                     車載電池用銅箔           回路基板用銅箔
                                                                          車載電池用銅箔
  18,000
                                                                                                Denkai America Inc.
                                                                          生産ライン増設
                                                                                                      完全子会社化
  16,000                                                                                                                     14,584

  14,000
                                                                                                  12,480
  12,000                                                                    10,866                                            5,312
                                                                                                   2,104

  10,000
                                                                             2,323
                                                      7,800
   8,000
                  6,317             6,379
   6,000                                              2,959
                                    2,688                                                         10,375
                  2,977                                                                                                       9,272
   4,000                                                                     8,542

                                                      4,840
   2,000                            3,691
                  3,339

         0
                 2015年度            2016年度             2017年度                2018年度               2019年度                      2020年度
                                                                                                            1                           2


                 旧日本電解3          MSD企業投資一号                  日本電解ホールディングス4                                                   日本電解
                                                                                                 日本電解5
                  (単体)          (旧日本電解を連結)                  (旧日本電解を連結)                                                     (DAIを連結)


   1   2019年度において、新型コロナウイルス感染拡大による当社の事業への大きな業績的影響はございません。      4   2017年4月、MSD企業投資一号を日本電解ホールディングスへ商号変更
   2   2020年度の売上高及び品種別売上高には、DAIの実績値を含みます。                      5   2019年10月、日本電解ホールディングスが旧日本電解を吸収合併し、日本電解ホールディングスを日本電解へ商号変更
   3   1958年10月に設立された日本電解株式会社を旧日本電解と表記しています。以下同様です。

                                                                                       Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.   23
利益の推移
営業利益及びEBITDAは継続的に成長、EBITDAマージンも伸長。
  4,000                                                                                                                                  25.0%
(単位:百万円)                                       営業利益               EBITDA           EBITDAマージン

 3,500
                                  19.2%                                車載電池用銅箔                                       新型コロナウイルス
                                                                                                                                         20.0%
                                                                        生産ライン増設                                      感染症拡大の影響
 3,000


                                                                                          15.1%
 2,500                                                14.3%
                                                                                                                                         15.0%
              13.0%                                                   12.7%                                          12.6%
 2,000                                                                                          1,886                      1,843


                                                                                                                                         10.0%
 1,500                                                                     1,380
                                      1,227
                                                      1,114
                                                                                        911
 1,000               819        804
                                                                                                                                         5.0%
                                                                                                                  527
                                                433                  452
  500         381



       0                                                                                                                                 0.0%
                                                                                                    1                          2
               2015年度            2016年度          2017年度               2018年度             2019年度                     2020年度


               旧日本電解3          MSD企業投資一号               日本電解ホールディングス3                                                日本電解
                                                                                          日本電解4
                (単体)          (旧日本電解を連結)               (旧日本電解を連結)                                                  (DAIを連結)


   1   2019年度において、新型コロナウイルス感染拡大による当社の事業への大きな業績的影響はございません。     3   2017年4月、MSD企業投資一号を日本電解ホールディングスへ商号変更
   2   2020年度実績の営業利益及びEBITDAには、DAIの実績値を含みます。                  4   2019年10月、日本電解ホールディングスが旧日本電解を吸収合併し、日本電解ホールディングスを日本電解へ商号変更



                                                                                       Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.   24
投資実績及び生産能力の推移
当社はこれまで車載電池用銅箔を今後の成長領域と捉え、戦略投資を実行。
2018年度には専用製造ラインの増強が完了し、需要増加を見据えた体制を整備
  (単位:百万円)                                                                                                            (単位:月産・トン)
                           DAI 生産能力増強費用
                           米国子会社
       5,000               車載用電池箔 生産能力増強費用                                                                                   1,200
                                                   生産増強投資
                                                                                       1,100
                           高強度箔 生産能力増強費用
                           インフラ設備増強費用
                           維持更新費用 他                  車載電池用銅箔                                                                 1,000
                                                                                 DAI完全子会社化
       4,000               生産能力数量(月産・トン)             生産ライン増設

                                                        3,412
                                                                                                                             800

       3,000                                                            700




                                                                                                                                     生産能力数量
投資金額




                                                        580
                                                                                                                             600

                                           450          2,766
       2,000

                   350         350         1,625                                                                             400
                                                                          米国
                                                                         子会社
                                                                         1,219                              DAI向け
                                                                          取得                                 投資

       1,000                                                                            847
                                           1,396
                                                                 8711                   133                                  200
                               456                                        402            44
                                                            87                           240               日本電解
                   305
                                                         300                                               向け投資
                                253
                    216                                                   463            427
                                195         229          259
            0                                                                                                                0
                  2015年度      2016年度      2017年度       2018年度           2019年度       2020年度                2021年度
                   実績          実績          実績           実績               実績             実績                    計画
       1   米国子会社取得費用を除く合計値


                                                                                   Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.   25
当社グループ主要販売先(2020年度実績)
当社は、日系大手車載電池メーカーや日米の大手電子部品メーカーへの販売実績
があり、安定的な収益基盤を構築

                  日本電解の主要販売先                                                 DAIの主要販売先

                                     販売額                                                 販売額            円貨換算額1
       相手先             販売品目                      割合 (%)           相手先      販売品目                                            割合 (%)
                                    (百万円)                                               (千USD)           (百万円)

                     車載電池用
パナソニック㈱                                8,145      71.6%   Isola            回路基板用           10,060             1,067           33.3%
                     /回路基板用

プライムアースEVエナジー㈱      車載電池用            1,227      10.8%   Insulectro/CAC   回路基板用            4,251                451          14.1%


X社                    回路基板用                953     8.4%   AGC Nelco        回路基板用            3,262                346          10.8%


Y社                    回路基板用                822     7.2%   DuPont           回路基板用            2,789                295            9.2%


Z社                    回路基板用                108     1.0%   KCE              回路基板用            2,708                287            8.9%


 ほか 4社                回路基板用                117     1.0%     ほか             回路基板用            7,182                762          23.7%


合 計                                  11,374               合 計                              30,252             3,209




 1   円貨換算額は、FY2020の期中平均レートUSD=@106.10で換算



                                                                              Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.   26
今後の事業方針
今後の事業方針
生産体制強化、競争力強化を通して、持続的成長を実現

            日米生産体制の早期拡充及び顧客基盤拡大でシェア確保
            •   DAIにおける車載電池用銅箔製造能力を強化/①既存製造ラインの車載電池用銅箔製造ラインへ改造、
 生産体制強化
                ②需要に応じた米国新工場設立
            •   日本からの技術支援によるDAIの生産プロセスを最適化


            高付加価値商品・技術への注力による競争力強化
 競争力強化      •   収益率の高い5G・HDI市場向け回路基板用銅箔の販売強化/①新規顧客開拓、②表面処理能力の増強
            •   全固体電池などの次世代成長領域での研究開発の取り組み


                                                   需要に応じた
                                                  米国新工場設立
                                        米国での車載電池用                             25
            生産体制増強                      銅箔の生産・販売開始
                                DAIの生産プロセス              24               全固体電池などの
                       DAIの一部設備を    最適化                                 次世代電池への対応
                      車載電池用銅箔製造             23
                         ラインへ改造      22
                          21
    DAI取得
                 20     5G・HDI市場への取組強化
                                                      競争力強化

      19年度              DAIの既存販売網を活用した
                           クロスセルシナジー


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長期成長目標1
今後は高付加価値製品へプロダクトミックスのシフトを行い、車載電池用銅箔の成長
を基軸にグローバルで大きく事業規模を拡大

 (事業規模)
                                                            需要に応じた
                                                           米国新工場設立



                                                DAIにおける車載用電池箔
                                                    の生産を開始

                                     高付加価値製品への
                                    プロダクトミックスのシフト




                                                                  車載電池用銅箔




                                                                  回路基板用銅箔
                                                                   (5G関連含む)
   1   上図が示すのは長期成長目標のイメージです。
                               現在                                                                            将来

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脱炭素社会・循環型社会への貢献
車載用電池銅箔によるxEV普及への寄与、および銅原料の100%再利用により、
持続可能な社会の実現に貢献していきます

  xEVの普及に貢献し、脱炭素社会の実現へ。

              地球温暖化対策は喫緊の課題であり、脱炭素社会の実
              現が求められています。当社では、車載電池用銅箔の供
              給及び高品質化を通して、xEVの普及に寄与することを
              通じ、脱炭素社会の実現に貢献いたします。



              当社では、銅箔の原材料となる銅材料はすべてリサイクル品を使用し、
              また製造過程で発生する銅箔屑もリサイクル化しています。

                      リサイクル銅を   製造過程の
                銅原料                                       再利用
                       100%使用    銅箔屑

  限りある資源を有効活用する、持続可能な社会の実現へ。



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事業のリスクと対応方針
以下には、当社が事業展開その他に関してリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項について記載しております。その他
のリスクは、有価証券報告書「事業等のリスク」に記載の内容のうち、成長の実現や事業計画の遂行に影響する主要なリスクを抜
粋して記載しております。その他のリスクは、有価証券報告書の「事業等のリスク」をご参照ください。なお文中の将来に関する事項
は、現在において当社が判断したものであり、将来において発生する可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。
また当社のコントロールできない外部要因や必ずしもリスク要因に該当しない事項についても記載しております。

                              発生 現在の                                                    施策後の
             リスク要因           可能性 影響度      当社グループの施策等                                    影響度

           当社グループの製品は、高純度の             主要顧客との間で、銅価格を基準として
     銅価格                               販売価格を決定する「銅価スライド制」を
           銅材料を主原料としており、市況    大   小                                                          小
     変動    変動による製造原価への影響が              導入する等、銅価格変動による収益への
事
           ある                          影響の最小化に努めております
業
活                                      外貨建ての債権債務が発生した場合や、
    為替相場   外貨建て資産、負債、収益ならび
                              中   小    在外子会社への投資を実行する場合に                                     小
動    変動    に費用の円貨換算額は、為替相場
                                       は、為替予約の実行等により為替変動リ
           の状況に応じて増減する
に                                      スクをヘッジしております
か                                      今後の成長が見込まれる高付加価値領
          主要顧客への販売額が当社の連
か   特定取引先                              域や、海外顧客への販路拡大に取り組
          結売上高の過半を占めるため、主
     への依存 要顧客の業績及び購買方針の影      小   大    み、特定取引先への依存を逓減させる方
                                                                                             小
る
          響が大きい                        針です
リ
ス                                      製品の技術的優位を確保するため、技術
          当社グループの技術やノウハウを模
    知的財産権 倣した不正商品の流通や、知的財              やノウハウ等には特許出願等による保護を
ク                             小   小                                                          小
     の保護等 産を巡って他社との紛争が生じる可             図るとともに、他者の知的財産権を侵害す
                                       ることがないよう充分な注意を払います
          能性がある

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Appendix
 業績の推移(過去5年間及び当期の実績)
                                2015年度             2016年度           2017年度           2018年度                 2019年度                  2020年度

                                                  MSD企業投資一号             日本電解ホールディングス2                                              日本電解
                                旧日本電解                                                                       日本電解3
                                                 (旧日本電解を連結)              (旧日本電解を連結)                                               (DAIを連結)

売上高             (単位:百万円)                 6,317              6,379            7,800           10,866                  12,480                   14,584
 車載電池用銅箔                                 3,339              3,691            4,840            8,542                  10,375                    9,272
 回路基板用銅箔                                 2,977              2,688            2,959            2,323                    2,104                   5,312
  高強度銅箔                                   131                616              825               829                      926                   1,053
  微細回路基板用銅箔                              1,291              1,164            1,240              810                      741                       825
  キャリア付極薄銅箔                               757                350              417               450                      372                       222
  汎用箔 – 日本電解                              796                556              476               232                       62                        ―
  汎用箔 – Denkai America
                         4
                                            ―                  ―                ―                 ―                       ―                    3,209
営業利益                                      381                804              433               452                      911                       527
                  (営業利益率)                6.0%           12.6%                5.6%              4.2%                    7.3%                    3.6%
当期純利益                                     293                647             △ 45                 22                   1,988                       193
                (売上高利益率)                 4.7%           10.1%             △0.6%                0.2%                   15.9%                    1.3%
減価償却費等                                    438                422              681               928                      974                   1,316
EBITDA5                                   819               1,227            1,115            1,380                    1,886                   1,843
EBITDAマージン(%)                         13.0%             19.2%              14.3%              12.7%                   15.1%                   12.6%
有利子負債                                    3,933              2,704            3,439            5,589                   6,459                    6,010
ネット有利子負債                                 2,897                816            2,102            4,991                   5,205                    4,348
総資産額                                     5,302              6,834            7,565           10,227                  13,747                   13,643
純資産額                                       122              2,484            2,438            2,461                   4,434                    4,946
のれん                                         ―                 429              143               ―                       ―                        ―

ネット有利子負債/EBITDA(倍)                       3.5倍               0.7倍             1.9倍              3.6倍                    2.8倍                    2.4倍
自己資本比率(%)                                2.3%           36.4%              32.2%              24.1%                   32.3%                   36.3%
自己資本利益率(%)                           239.4%             49.7%             △1.9%                0.9%                   57.7%                    4.1%
財務レバレッジ(倍)                            43.2倍                 2.8倍             3.1倍              4.2倍                    3.1倍                    2.8倍
総資産回転率(回)                                1.2回               1.1回             1.1回              1.2回                    1.0回                    1.1回
   1 2019年度において、新型コロナウイルス感染拡大による当社の事業への大きな業績的影響はございません。             4 円貨換算額は、FY2020の期中平均レートUSD=@106.10で換算
   2 2017年4月、MSD企業投資一号を日本電解ホールディングスへ商号変更                            5 EBITDAは、営業利益に減価償却費等を足して算出しております。

   3 2019年10月、日本電解ホールディングスが旧日本電解を吸収合併し、日本電解ホールディングスを日本電解へ商号変更       6 DAI全株式取得に伴う、負ののれん発生益1,441百万円が発生



                                                                                       Copyright © 2021 Nippon Denkai, Ltd. All Rights Reserved.    33
沿革
     1958年 10月   ㈱日立製作所、住友ベークライト㈱及び高速電機鋳造㈱の3社共同出資により京都市内にて設立

     1961年 7月    茨城県下館市(現筑西市)に下館工場を開設、操業開始

     1983年 1月    静岡県藤枝市に藤枝工場を開設、操業開始

     1984年 10月   下館第二工場(現本社工場)を開設、操業開始

     1985年 11月   京都工場 操業終了

     1998年 6月    電池用銅箔(現・車載電池用銅箔)販売開始

     2002年 1月    本社を茨城県下館市(現筑西市:下館工場内)に移転

     2002年 9月    藤枝工場 操業終了

     2002年 12月   微細回路基板用銅箔 販売開始

     2006年 6月    キャリア付極薄銅箔 販売開始

     2012年 11月   高強度銅箔 販売開始

     2016年 6月    MSD企業投資一号㈱ (→日本電解ホールディング㈱→現在の当社)設立

     2016年 7月    株主異動 MSD企業投資一号㈱が日本電解の株式を取得し、子会社化

     2018年 6月    車載電池用銅箔 製造ライン増設

     2019年 10月   日本電解ホールディング㈱へ吸収合併、同時に商号を日本電解㈱に変更

     2020年 3月    米国の銅箔製造会社(Oak-Mitsui Inc.)を取得、商号をDenkai America Inc.へ変更

         :P.4記載項目


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