2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
2020年8月14日
上場会社名 株式会社CKサンエツ 上場取引所 東
コード番号 5757 URL http://www.cksanetu.co.jp
代表者 （役職名） 代表取締役社長 （氏名） 釣谷 宏行
問合せ先責任者 （役職名） 取締役管理統括部長 （氏名） 松井 大輔 TEL 0766-28-0025
四半期報告書提出予定日 2020年8月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 ： 無
四半期決算説明会開催の有無 ： 無
（百万円未満切捨て）
1. 2021年3月期第1四半期の連結業績（2020年4月1日～2020年6月30日）
(1) 連結経営成績（累計） （％表示は、対前年同四半期増減率）
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2021年3月期第1四半期 14,581 △27.0 174 △86.2 △1,289 ― △886 ―
2020年3月期第1四半期 19,987 △10.6 1,266 2.2 1,752 51.5 1,060 65.2
（注）包括利益 2021年3月期第1四半期 △790百万円 （―％） 2020年3月期第1四半期 1,188百万円 （61.1％）
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第1四半期 △108.23 ―
2020年3月期第1四半期 130.44 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 ％ 円銭
2021年3月期第1四半期 57,853 39,165 59.3 4,187.06
2020年3月期 56,004 40,361 63.3 4,328.49
（参考）自己資本 2021年3月期第1四半期 34,281百万円 2020年3月期 35,452百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 30.00 ― 40.00 70.00
2021年3月期 ―
2021年3月期（予想） 30.00 ― 30.00 60.00
（注）直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 無
3. 2021年 3月期の連結業績予想（2020年 4月 1日～2021年 3月31日）
2021年3月期の業績予想につきましては、現時点では適正かつ合理的な算定が困難であることから、開示しておりません。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動） ： 無
新規 ― 社 （社名） 、 除外 ― 社 （社名）
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ： 有
（注）詳細は、添付資料Ｐ．７「２．四半期連結財務諸表及び主な注記（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項（四半期連結財務諸表の作成に特
有の会計処理の適用）」をご覧ください。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 無
② ①以外の会計方針の変更 ： 無
③ 会計上の見積りの変更 ： 無
④ 修正再表示 ： 無
(4) 発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む） 2021年3月期1Q 8,867,000 株 2020年3月期 8,867,000 株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 679,629 株 2020年3月期 676,604 株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2021年3月期1Q 8,190,415 株 2020年3月期1Q 8,132,207 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
新型コロナウイルスの感染拡大が事業活動及び経営成績に与える影響により、業績予想の適正かつ合理的な算定が困難であることから、引き続き、業
績予想の開示を未定とさせて頂きます。なお、今後、適正かつ合理的な算定が可能となった時点で速やかに開示いたします。
株式会社ＣＫサンエツ（5757）2021年3月期 第１四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
（１）経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
（２）財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
（１）四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第１四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第１四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
（継続企業の前提に関する注記） ………………………………………………………………………………… 8
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） ………………………………………………………… 8
（四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用） ……………………………………………………… 8
（追加情報） ………………………………………………………………………………………………………… 8
（セグメント情報） ………………………………………………………………………………………………… 9
（重要な後発事象） ………………………………………………………………………………………………… 9
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株式会社ＣＫサンエツ（5757）2021年3月期 第１四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第１四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言によ
り、経済活動が大幅に縮小したため、景気は急速に悪化し、極めて厳しい状況となりました。当社グループ（当社及
び連結子会社）の主要原材料で国際相場商品である銅の国内建値は、中国の景気が回復しつつあることと、感染拡大
でチリの鉱山の操業が一部停止したため、上昇に転じました。
当社グループでは、需要の減少に対して、臨時休業日を設け、雇用調整助成金を受給しました。また、2020年６月
26日に、当社の100％子会社のサンエツ金属株式会社は、①日立アロイ株式会社から黄銅棒事業及び加工品事業と黄
銅線製造設備を譲り受ける契約と、②日立金属株式会社から同社桶川工場の銅合金事業譲り受け、日立金属商事株式
会社から当該事業に関する営業権を譲り受ける契約を締結しました。
この結果、当第１四半期連結累計期間の業績は、感染拡大の影響により、伸銅事業の販売量が、住宅・建設や、電
気・電子機器などの分野で減少したため、売上高は145億81百万円（前年同四半期比27.0％減少）となり、営業利益
は１億74百万円（同86.2％減少）となりました。営業外費用として、デリバティブ損失が２億22百万円、デリバティ
ブ評価損が11億57百万円発生したため、経常損失12億89百万円（前年同四半期は経常利益17億52百万円）となり、親
会社株主に帰属する四半期純損失は８億86百万円（前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益10億60百万
円）となりました。
各セグメントの業績は、次のとおりであります。
伸銅
伸銅事業では、感染拡大の影響により、住宅・建設や、電気・電子機器などの分野での需要が低迷したため、販売
量は２万788トン（前年同四半期比17.6％減少）、売上高は116億65百万円（同29.6％減少）となり、セグメント損益
は58百万円のセグメント損失（前年同四半期はセグメント利益８億81百万円）となりました。
精密部品
精密部品事業では、感染拡大の影響により、レンズ交換式カメラに使用されるカメラマウントなどの需要が低迷し
たため、売上高は７億30百万円（前年同四半期比28.0％減少）となり、セグメント損益は68百万円のセグメント損失
（前年同四半期はセグメント利益11百万円）となりました。
配管・鍍金
配管・鍍金事業では、感染拡大の影響により、配管機器需要が低迷したため、売上高は21億85百万円（前年同四半
期比8.7％減少）となり、セグメント損益は２億14百万円（同21.4％減少）のセグメント利益となりました。
（２）財政状態に関する説明
(資産)
当第１四半期連結会計期間末における流動資産は374億71百万円となり、前連結会計年度末に比べ７億23百万円増
加しました。これは主に、受取手形及び売掛金が26億28百万円減少したものの、現金及び預金が35億99百万円増加し
たことによるものであります。固定資産は203億82百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億25百万円増加しまし
た。この結果、資産合計は578億53百万円となり、前連結会計年度末に比べ18億49百万円増加しました。
(負債)
当第１四半期連結会計期間末における流動負債は164億30百万円となり、前連結会計年度末に比べ30億38百万円増
加しました。これは主に、未払法人税等が10億98百万円減少したものの、短期借入金が40億円増加したことによるも
のであります。固定負債は22億57百万円となり、前連結会計年度末に比べ６百万円増加しました。この結果、負債合
計は186億88百万円となり、前連結会計年度末に比べ30億45百万円増加しました。
(純資産)
当第１四半期連結会計期間末における純資産合計は391億65百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億96百万円
減少しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失が８億86百万円であったことと、期末配当３億52百
万円を行なったことによるものであります。この結果、自己資本比率は59.3％（前連結会計年度末は63.3％）となり
ました。
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、緊急事態宣言は解除されたものの、現時点では収束時期の見通しが
立たず、第２波の影響等も不確定であるため、当社グループの業績予想の算定が困難な状況が続いております。今
後、業績予想の合理的な算定が可能になった時点で、速やかに公表いたします。
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なお、当第１四半期連結累計期間において、伸銅事業の主要原材料である銅の建値が上昇したことにより、営業外
費用として、相場リスクをヘッジするためのデリバティブ取引で、一時的にデリバティブ損失２億22百万円、デリバ
ティブ評価損11億57百万円が発生したため、経常損失12億89百万円を計上しましたが、その分は、第２四半期連結累
計期間以降に、原料相場差益の発生が見込まれます。
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２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
（単位：百万円）
前連結会計年度 当第１四半期連結会計期間
(2020年３月31日) (2020年６月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,292 7,892
受取手形及び売掛金 18,927 16,298
商品及び製品 4,599 4,333
仕掛品 4,393 4,243
原材料及び貯蔵品 3,802 4,100
その他 785 649
貸倒引当金 △52 △45
流動資産合計 36,747 37,471
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 11,741 12,088
減価償却累計額 △5,496 △5,587
建物及び構築物（純額） 6,244 6,501
機械装置及び運搬具 22,089 22,360
減価償却累計額 △19,723 △19,927
機械装置及び運搬具（純額） 2,365 2,432
土地 6,673 6,863
建設仮勘定 1,281 1,348
その他 1,873 1,908
減価償却累計額 △1,560 △1,600
その他（純額） 313 308
有形固定資産合計 16,877 17,455
無形固定資産
ソフトウエア仮勘定 382 382
その他 27 26
無形固定資産合計 410 409
投資その他の資産
投資有価証券 1,059 1,222
退職給付に係る資産 21 21
繰延税金資産 799 1,187
その他 90 88
貸倒引当金 △1 △1
投資その他の資産合計 1,969 2,518
固定資産合計 19,257 20,382
資産合計 56,004 57,853
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（単位：百万円）
前連結会計年度 当第１四半期連結会計期間
(2020年３月31日) (2020年６月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 5,784 5,308
短期借入金 1,700 5,700
未払金 816 698
未払費用 777 784
未払法人税等 1,218 120
賞与引当金 1,029 415
設備関係支払手形 1,057 922
その他 1,009 2,481
流動負債合計 13,392 16,430
固定負債
繰延税金負債 337 322
再評価に係る繰延税金負債 280 280
退職給付に係る負債 1,336 1,363
その他 296 290
固定負債合計 2,250 2,257
負債合計 15,643 18,688
純資産の部
株主資本
資本金 2,756 2,756
資本剰余金 4,340 4,340
利益剰余金 28,822 27,583
自己株式 △843 △890
株主資本合計 35,076 33,790
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △149 △32
土地再評価差額金 565 565
為替換算調整勘定 △38 △41
退職給付に係る調整累計額 △1 △0
その他の包括利益累計額合計 375 490
非支配株主持分 4,909 4,884
純資産合計 40,361 39,165
負債純資産合計 56,004 57,853
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（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
（四半期連結損益計算書）
（第１四半期連結累計期間）
（単位：百万円）
前第１四半期連結累計期間 当第１四半期連結累計期間
(自 2019年４月１日 (自 2020年４月１日
至 2019年６月30日) 至 2020年６月30日)
売上高 19,987 14,581
売上原価 17,700 13,398
売上総利益 2,286 1,183
販売費及び一般管理費
荷造及び発送費 253 222
給料及び手当 272 284
退職給付費用 7 7
その他 486 494
販売費及び一般管理費合計 1,019 1,008
営業利益 1,266 174
営業外収益
受取利息 1 0
受取配当金 15 12
デリバティブ利益 50 －
デリバティブ評価益 372 －
その他 54 66
営業外収益合計 493 79
営業外費用
支払利息 2 0
為替差損 0 6
デリバティブ損失 － 222
デリバティブ評価損 － 1,157
その他 4 156
営業外費用合計 7 1,544
経常利益又は経常損失（△） 1,752 △1,289
特別利益
投資有価証券売却益 － 0
補助金収入 35 15
特別利益合計 35 15
特別損失
固定資産除却損 0 22
投資有価証券評価損 － 8
特別損失合計 0 31
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
1,787 △1,305
純損失（△）
法人税等 563 △325
四半期純利益又は四半期純損失（△） 1,223 △980
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
163 △94
に帰属する四半期純損失（△）
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
1,060 △886
に帰属する四半期純損失（△）
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株式会社ＣＫサンエツ（5757）2021年3月期 第１四半期決算短信
（四半期連結包括利益計算書）
（第１四半期連結累計期間）
（単位：百万円）
前第１四半期連結累計期間 当第１四半期連結累計期間
(自 2019年４月１日 (自 2020年４月１日
至 2019年６月30日) 至 2020年６月30日)
四半期純利益又は四半期純損失（△） 1,223 △980
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △39 192
為替換算調整勘定 1 △2
退職給付に係る調整額 2 0
その他の包括利益合計 △35 190
四半期包括利益 1,188 △790
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 1,024 △771
非支配株主に係る四半期包括利益 164 △19
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株式会社ＣＫサンエツ（5757）2021年3月期 第１四半期決算短信
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
（四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用）
税金費用については、当第１四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用
後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
（追加情報）
前事業年度の有価証券報告書（追加情報）「会計上の見積りに対する新型コロナウイルス感染症の影響」に記載し
た新型コロナウイルス感染症の今後の広がり方や収束時期等を含む仮定について重要な変更はありません。
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（セグメント情報）
【セグメント情報】
Ⅰ 前第１四半期連結累計期間（自2019年４月１日 至2019年６月30日）
１．報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
（単位：百万円）
伸銅 精密部品 配管・鍍金 合計
売上高
外部顧客への売上高 16,579 1,014 2,393 19,987
セグメント間の内部売上高又は
1,046 16 0 1,062
振替高
計 17,625 1,031 2,393 21,049
セグメント利益 881 11 273 1,167
２．報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主
な内容（差異調整に関する事項）
（単位：百万円）
利益 金額
報告セグメント計 1,167
セグメント間取引消去 207
全社費用 △108
四半期連結損益計算書の営業利益 1,266
Ⅱ 当第１四半期連結累計期間（自2020年４月１日 至2020年６月30日）
１．報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
（単位：百万円）
伸銅 精密部品 配管・鍍金 合計
売上高
外部顧客への売上高 11,665 730 2,185 14,581
セグメント間の内部売上高又は
608 16 0 625
振替高
計 12,274 747 2,185 15,207
セグメント利益又は損失（△） △58 △68 214 88
２．報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主
な内容（差異調整に関する事項）
（単位：百万円）
利益 金額
報告セグメント計 88
セグメント間取引消去 200
全社費用 △114
四半期連結損益計算書の営業利益 174
（重要な後発事象）
該当事項はありません。
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