5742 J-NIC 2021-03-05 15:00:00
中期経営計画の数値目標の見直しに関するお知らせ [pdf]
2021 年3月5日
各 位
会 社 名 エヌアイシ・オートテック株式会社
代表者名 代表取締役会長 西川 浩司
(コード:5742、東証JASDAQスタンダード )
問合せ先 執行役員管理部長 藤井 透
(TEL.076-425-0738)
中期経営計画の数値目標の見直しに関するお知らせ
当社は、2020 年2月 12 日に発表いたしました中期経営計画(2021 年3月期∼2023 年3月期)の数値目標に
ついて、昨今のコロナ禍の状況を鑑み、下記の通り見直しをいたしましたので、お知らせいたします。
記
1.売上・利益目標見直しの概要
【見直し後】
1株当たり 株主資本
売上高 営業利益 営業利益率 当期純利益 利 益 率
(EPS) (ROE)
2021 年3月期(予想値) 6,660 百万円 196 百万円 2.9% 20 円 2.4%
2022 年3月期(計画値) 8,700 百万円 530 百万円 6.1% 63 円 7.0%
2023 年3月期(計画値) 9,400 百万円 783 百万円 8.3% 93 円 9.8%
【見直し前】
(2020 年2月 12 日公表)
1株当たり 株主資本
売上高 営業利益 営業利益率 当期純利益 利 益 率
(EPS) (ROE)
2021 年3月期(計画値) 8,468 百万円 616 百万円 7.3% 73 円 8.3%
2022 年3月期(計画値) 10,000 百万円 1,000 百万円 10.0% 119 円 12.6%
2023 年3月期(計画値) 10,300 百万円 1,200 百万円 11.7% 143 円 13.8%
2.見直しの理由
2020 年2月 12 日に発表いたしました中期経営計画におきましては、2022 年3月期までに売上高 10,000
百万円を計画いたしておりましたが、当計画の初年度となる 2021 年3月期では、第3四半期以降、一部の
製造業では活発な動きが見受けられるものの、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大及び長期
化によって、全般的には経済活動は低調に推移し、特に機械設備関係の投資に対しては、計画見直しや延期
とする状況に至っております。
このような状況により、各企業は、今後の With/Post COVID-19 のニューノーマル時代への変革に対応
するべく、危機に強い継続性のある製造現場を作ることを最大のテーマとして、IoT・AI技術に加え、
“5G+Edge”を活用した製造業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を加速化することに
より、COVID-19 がもたらす危機を乗り越える強い製造現場への革新が求められており、これらに対する
投資が、益々旺盛になっていくことが予想され、大きな動きが見受けられるようにもなってきております。
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当社においても危機に強い継続性のある製造現場の構築を重要課題と捉え、業務効率化による更なる
生産性向上を図ることを目的に、本日(2021 年3月5日)別途公表いたしました「固定資産の取得(新
工場建設)に関するお知らせ」の通り、新たな工場建設を決定したことに加え、同じく本日(2021 年3月
5日)公表いたしました「2021 年3月期 通期業績予想の修正に関するお知らせ」の通り、中期経営計画の
計画初年度から計画値を下回る状況に至っている状況を踏まえ、改めて当社の現状等について総合的に検討
した結果、2020 年2月 12 日に公表した「中期経営計画(2021 年3月期∼2023 年3月期)の策定について」
の数値目標の見直しをすることといたしました。
なお、中期経営計画で掲げている経営戦略につきましては変更ございません。
引き続き全社一丸となって、
「モノづくりを通じて社会の発展と創造に貢献する」との経営方針のもと、
「製造業の品質向上と合理化に貢献」をミッションと位置づけて、
「FAは永遠のテーマ ∼何処もやって
いない事をやろう!“PASSION & CHALLENGE”∼」を掲げ、柱となる事業分野におけるビジネス基盤を強固
なものにするとともに、新規の取り組みにも果敢に挑戦することによって、高品質・高付加価値製品を提供
し、更なる業績向上、企業価値創造を目指した事業展開を図ってまいる所存です。
※ 本資料に掲載されている業績予想等は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の
業績は今後様々な要因によって異なる結果となる場合があります。
※ ご参考
(2020 年2月 12 日公表した「中期経営計画(2021 年3月期∼2023 年3月期)の策定について」より抜粋)
(1)当社グループの目標及び将来像
① 将来的な目標数値・・・株主資本利益率(ROE) 15%以上
・・・1株あたり当期純利益(EPS) 140 円以上
② 当社グループの将来像 “Only One 企業 ”
・アルミフレームの専門メーカー
・アルミフレームを活用したFA装置メーカー
(2)中期経営戦略
① マーケットイン思考
・ニーズとシーズの調和により、顧客満足度を高める。
② 企業ブランディングの確立
・安心(実績とデータに基づく技術力)
・便利(モジュール品、キット品などの企画力)
「カクチャ TM」「マーキング TM」など個別案件への対応力)
・柔軟( 、
③ 生産性向上
・業務のデジタライゼーションを推進し、デジタルトランスフォーメーション(DX)に備える。
④ 技術革新への取り組み
・前項①から③の実現により、幅広い分野で、そのメリットを活かして市場を開拓する。
² 今後、ますます高度化する情報通信技術とこれを取り巻く社会環境に向けて、拡大かつ
高度化する半導体、及びFPD市場、そしてその関連生産設備に活用される“アルファ
フレームシステム”の技術力と供給能力の拡充で対応する。
² 次世代の自動車部品の高度化に対して、FA装置メーカーとしての対応能力を強化する。
以 上
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