5724 J-アサカ理研 2019-04-26 15:30:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2019 年4月 26 日
各 位
上場会社名 株式会社アサカ理研
代 表 者 代表取締役社長 山田 慶太
(コード番号 5724)
問合せ先責任者 取締役執行役員管理本部長
佐久間 良一
(TEL 024-944-4744)
業績予想の修正に関するお知らせ
最近の業績動向を踏まえ、2018 年 11 月9日に公表した 2019 年9月期第2四半期(累計)及
び通期の連結業績予想を修正しましたので、お知らせいたします。
1.2019 年9月期 第2四半期(累計)連結業績予想数値の修正
(2018 年 10 月1日~2019 年3月 31 日)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益 四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 4,253 83 79 44 17.22
今回修正予想(B) 4,900 132 134 95 37.21
増減額(B-A) 647 49 55 51
増減率(%) 15.2 59.0 69.6 115.9
(ご参考)前期第2四半期実績
4,576 238 250 191 75.00
(2018 年9月期第2四半期)
2.2019 年9月期 通期連結業績予想数値の修正(2018 年 10 月1日~2019 年9月 30 日)
親会社株主に帰属 1 株 当 た り
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当 期 純 利 益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 8,743 248 236 180 70.45
今回修正予想(B) 10,010 107 104 57 22.33
増減額(B-A) 1,267 △141 △132 △123
増減率(%) 14.5 △56.9 △55.9 △68.3
(ご参考)前期実績
8,765 337 333 234 91.98
(2018 年9月期)
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3.修正の理由
(1)2019 年9月期 第2四半期(累計)連結業績予想
売上高は、主力の貴金属事業において主要な取引先である電子部品・デバイス工業分野の
生産減少の影響を受け、同分野からの貴金属取扱量とレアメタルの販売量は予想を下回りま
した。一方、他の分野からの貴金属取扱量は増加し、貴金属・銅の価格が予想を上回ったこ
とから当初予想を上回る見込みです。
利益面では、貴金属・銅の価格が予想を上回ったほか、製造工程の自動化等の生産効率改
善や、電子部品・デバイス工業分野の生産減少の影響が長期化すると見越して経費の削減を
実施したことにより、当初予想を上回る見込みとなりました。
(2)2019 年9月期 通期連結業績予想
売上高は、貴金属事業において、高品位貴金属の売買取引が増加すること、ならびに貴金
属相場が上期に引き続き高い水準で推移しており、当初予想を上回る見込みです。
利益面では、当初予想を下回る見込みとなっております。貴金属事業において、電子部
品・デバイス工業分野の減産による影響が継続し、さらに一部では生産調整が拡大しており
ます。これにより、同分野からの貴金属取扱量が減少する見込みであること、スマートフォ
ンに使用する高純度酸化タンタルをはじめとするレアメタルの需要も低迷が継続する予想で
あること、リチウムイオン電池等に使用されるレアメタルのリサイクル及び原料化の研究開
発を推進する、などの理由により、下期は経常利益で赤字の見通しです。
以上から、通期連結業績は当初予想から増収・減益となる、売上高 10,010 百万円(当初
予想から 14.5%増)、経常利益 104 百万円(当初予想から 55.9%減)に修正しております。
今後の事業環境につきましては、電子部品・デバイス工業分野の減産による影響は、下期
まで継続し、翌期以降には回復すると予想しております。レアメタルの需要については、ス
マートフォンのSAWフィルタに使用される高純度タンタルは、2020 年以降の5Gの普及に
合わせて回復・増加していくと考えております。また、現在取り組んでいるリチウムイオン
電池等に使用されるレアメタルの研究開発は、自動車用途の原料及びリサイクル需要の増加
に対応できるよう継続して実施いたします。
なお、2019 年9月期配当につきましては、安定配当を継続的に行うことを重要政策と位置付
けており、2018 年 11 月9日に公表のとおり1株当たり 15 円を予定しております。
(注)業績予想につきましては、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成された
ものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
以 上
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