5714 DOWA 2021-11-12 15:00:00
2022年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月12日
上 場 会 社 名 DOWAホールディングス株式会社 上場取引所 東・名・札・福
コ ー ド 番 号 5714 URL https://www.dowa.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 関口 明
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員経営企画部長(氏名) 細野 浩之 (TEL) 03-6847-1106
四半期報告書提出予定日 2021年11月12日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無
: 有 (アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 423,263 67.6 37,969 200.9 47,456 408.7 32,597 -
2021年3月期第2四半期 252,479 9.4 12,619 13.9 9,328 △25.1 1,616 △79.6
(注) 包括利益 2022年3月期第2四半期 41,800百万円( -%) 2021年3月期第2四半期 286百万円( △97.0%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第2四半期 547.84 -
2021年3月期第2四半期 27.31 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第2四半期 619,593 310,174 48.1
2021年3月期 598,471 276,715 44.4
(参考) 自己資本 2022年3月期第2四半期 297,825百万円 2021年3月期 265,704百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - - - 95.00 95.00
2022年3月期 - -
2022年3月期(予想) - 95.00 95.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 840,000 42.9 61,000 62.9 70,000 88.2 44,000 101.6 739.47
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※当期の連結業績予想の詳細につきましては、本日公表の「第2四半期連結業績予想と実績値との差異及び通期連結
業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 61,989,206株 2021年3月期 61,989,206株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 2,486,596株 2021年3月期 2,486,815株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 59,502,412株 2021年3月期2Q 59,184,362株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の
前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、四半期決算短信(添付資料)「連結業績
予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料の入手方法について)
四半期決算補足説明資料はTDnetで同日開示するとともに、当社ホームページに掲載いたします。
DOWAホールディングス株式会社(5714) 2022年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………6
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………11
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………13
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………13
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………13
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………13
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………15
3.補足情報 …………………………………………………………………………………………………16
(1)生産量比較 ……………………………………………………………………………………………16
(2)販売単価比較 …………………………………………………………………………………………16
(3)海外地金相場及び為替相場比較 ……………………………………………………………………16
(4)(連結)設備投資額及び減価償却費 ………………………………………………………………16
(5)(連結)従業員数 ……………………………………………………………………………………16
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DOWAホールディングス株式会社(5714) 2022年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における当社グループの事業の状況につきましては、世界的な半導体不足の影響等に
より自動車生産台数は減少しましたが、当社への影響は軽微であり、自動車関連製品及びサービスの販売は堅調に
推移しました。情報通信関連製品の販売は第5世代移動通信システム(5G)向けが増加し、また、新エネルギー関
連製品の販売は堅調に推移しました。環境・リサイクル関連サービスは廃棄物処理の受注が堅調でした。相場環境
につきましては、前年同期と比較して平均為替レートは円安ドル高となり、銀や白金族金属等の貴金属及び亜鉛、
銅等のベースメタルの平均価格はともに上昇しました。
このような状況の中、当社グループは「中期計画2020」の基本方針である「成長市場における事業拡大」、「既
存ビジネスでの競争力強化」に基づき、企業価値向上への施策を着実に進めました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比67.6%増の423,263百万円、営業利益は同200.9
%増の37,969百万円、経常利益は、持分法投資利益を計上したこと等により、同408.7%増の47,456百万円となり
ました。また、法人税等が同133.2%増の12,376百万円となったこと等により、親会社株主に帰属する四半期純利
益は同1,916.9%増の32,597百万円となりました。
当社は、気候変動への対応を重要な経営課題の一つと位置付け、温室効果ガスの排出削減に向けた取り組みや、
温室効果ガスの排出削減に寄与する製品・サービスの拡充による新たな事業機会の創出に努めてきました。
当社はこれまでの取り組みを一層加速させるとともに、多様な素材や技術を通じて脱炭素社会の実現に貢献し続
けるため、DOWAグループの気候変動対応方針及び長期目標を以下の通りと定めました。
《DOWAグループの気候変動対応方針及び長期目標》
・気候変動対応方針
DOWAグループは、気候変動対応を経営の重要課題とし、温室効果ガスの排出削減に取り組みます。
また、多様な事業を通じて脱炭素社会の実現に貢献することにより、グループの持続的な成長につなげていき
ます。
・長期目標
DOWAグループは、2050年までにカーボンニュートラルの達成を目指します。
詳細につきましては、2021年8月6日公表の「DOWAグループの気候変動対応方針および長期目標の制定につい
て」をご参照ください。
なお、当社グループの「中期計画2020」につきましては、2020年度が最終年度でありましたが、新型コロナウイ
ルス感染症の拡大に伴う状況の変化を鑑み、「中期計画2020」の最終年度を2021年度に変更しました。詳細は、
2020年8月7日公表の「中期計画2020の期間延長に関するお知らせ」をご参照ください。
事業セグメントの経営成績は次のとおりです。なお、表中の「前第2四半期連結累計期間」は2020年4月1日か
ら2020年9月30日まで、「当第2四半期連結累計期間」は2021年4月1日から2021年9月30日までです。
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DOWAホールディングス株式会社(5714) 2022年3月期 第2四半期決算短信
環境・リサイクル部門
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間 増減 増減率
売上高 56,580 66,097 9,516 16.8%
営業利益 3,697 6,627 2,929 79.2%
経常利益 3,437 6,536 3,098 90.1%
廃棄物処理事業では焼却の処理量及び処理単価は堅調に推移しました。また、溶融・再資源化の処理量は前年同
期並みとなりました。加えて、前連結会計年度の下期より操業を開始した不燃性廃棄物の中間処理・再資源化事業
が業績に寄与しました。土壌浄化事業では土壌浄化の受注が減少しました。リサイクル事業では当社製錬所向けの
リサイクル原料の集荷量は減少し、家電リサイクルの処理量は増加しました。東南アジア事業ではタイやシンガポ
ールにおいて廃棄物処理の受注が増加しました。
これらの結果、当部門の売上高は前年同期比16.8%増の66,097百万円、営業利益は同79.2%増の6,627百万円、
経常利益は同90.1%増の6,536百万円となりました。
製錬部門
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間 増減 増減率
売上高 124,025 231,860 107,834 86.9%
営業利益 7,718 23,156 15,438 200.0%
経常利益 8,618 27,131 18,512 214.8%
貴金属銅事業では銅の生産量が減少し、金や銀、すずの生産量は増加しました。PGM(白金族)事業では使用済
み自動車排ガス浄化触媒からの金属回収量が増加しました。亜鉛事業では亜鉛の生産量が増加しましたが、亜鉛の
棚卸資産の簿価切下額による損失幅は拡大しました。これらに加え、製錬部門は、白金族金属や亜鉛、銅等のベー
スメタルの平均価格が前年同期比で上昇した影響を受けました。また、営業外損益では海外亜鉛鉱山の運営会社で
あるMINERA PLATA REAL社並びにMINERA TIZAPA社等において持分法投資利益を計上しました。
これらの結果、当部門の売上高は前年同期比86.9%増の231,860百万円、営業利益は同200.0%増の23,156百万
円、経常利益は同214.8%増の27,131百万円となりました。
電子材料部門
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間 増減 増減率
売上高 62,359 96,163 33,804 54.2%
営業利益 980 3,084 2,103 214.6%
経常利益 1,636 3,683 2,047 125.1%
半導体事業では新規製品である近赤外LEDの量産販売を開始しました。また、新たに受光素子(PD)を開発し、
量産販売を開始しました。電子材料事業では太陽光パネル向け銀粉の販売が堅調に推移し、積層セラミックコンデ
ンサ(MLCC)向け導電性アトマイズ粉の販売は増加しました。機能材料事業ではフェライト粉やキャリア粉の販売
が増加しました。
これらの結果、当部門の売上高は前年同期比54.2%増の96,163百万円、営業利益は同214.6%増の3,084百万円、
経常利益は同125.1%増の3,683百万円となりました。
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DOWAホールディングス株式会社(5714) 2022年3月期 第2四半期決算短信
金属加工部門
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間 増減 増減率
売上高 31,078 53,715 22,637 72.8%
営業利益 595 3,725 3,130 525.6%
経常利益 695 3,925 3,230 464.6%
伸銅品事業では前年同期に新型コロナウイルス感染症の拡大により落ち込んだ自動車向けの需要が前第2四半期
連結会計期間以降に回復したことにより、販売が増加しました。また、第5世代移動通信システム(5G)向けの販
売は増加しました。めっき事業では伸銅品事業と同様、自動車向けの販売が増加しました。回路基板事業では産業
機械向けの販売は増加したものの、鉄道向けの販売が減少しました。
これらの結果、当部門の売上高は前年同期比72.8%増の53,715百万円、営業利益は同525.6%増の3,725百万円、
経常利益は同464.6%増の3,925百万円となりました。
熱処理部門
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間 増減 増減率
売上高 9,706 12,442 2,735 28.2%
営業損益 △703 949 1,652 -%
経常損益 △751 1,118 1,869 -%
熱処理事業では世界的な半導体不足の影響等により自動車生産台数は減少しましたが、当社への影響は軽微であ
り、堅調に推移しました。工業炉事業では新型コロナウイルス感染症拡大の影響により減少していた国内外の設備
メンテナンスの需要が回復しました。
これらの結果、当部門の売上高は前年同期比28.2%増の12,442百万円、営業損益は同1,652百万円増の949百万
円、経常損益は同1,869百万円増の1,118百万円となりました。
その他部門
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間 増減 増減率
売上高 5,702 6,954 1,251 21.9%
営業利益 127 307 180 141.6%
経常利益 181 329 148 81.7%
その他部門では、売上高は前年同期比21.9%増の6,954百万円、営業利益は同141.6%増の307百万円、経常利益
は同81.7%増の329百万円となりました。
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DOWAホールディングス株式会社(5714) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して21,122百万円増加し619,593百万円とな
りました。流動資産で26,192百万円の増加、固定資産で5,069百万円の減少となります。
流動資産の増加は、現金及び預金の増加15,333百万円、棚卸資産の増加5,591百万円、及び受取手形、売掛金及
び契約資産の増加4,121百万円等によるものです。固定資産の減少は、長期貸付金の減少24,672百万円、繰延税金
資産の減少1,918百万円、投資有価証券の増加16,945百万円、及び有形固定資産の増加4,273百万円等によるもので
す。
負債は、前連結会計年度末と比較して12,336百万円減少しました。これは、短期借入金の減少15,040百万円、借
入地金の減少14,236百万円、コマーシャル・ペーパーの増加10,000百万円、及び社債の増加10,000百万円等による
ものです。
純資産につきましては、親会社株主に帰属する四半期純利益が32,597百万円となり、配当金の支払い等を行った
結果、株主資本が26,291百万円増加しました。また、その他有価証券評価差額金や繰延ヘッジ損益の増加等によ
り、その他の包括利益累計額が5,829百万円増加した結果、純資産合計では前連結会計年度末に比較し33,459百万
円増加しました。この結果、自己資本比率は48.1%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計
年度末より15,258百万円増加し32,578百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は15,764百万円の収入(前年同期比7,589百万円収入減)となりました。税金等調整前四半
期純利益48,319百万円、借入地金の減少14,236百万円、減価償却費10,622百万円、仕入債務の減少8,880百万円、
及び持分法による投資利益8,317百万円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は2,991百万円の収入(前年同期比19,858百万円収入増)となりました。主に貸付金の回収
による収入18,142百万円、有形固定資産の取得による支出15,101百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は3,581百万円の支出(前年同期比3,145百万円支出増)となりました。主に配当金の支払い
8,131百万円と有利子負債の増加4,722百万円によるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2022年3月期通期(2021年4月1日~2022年3月31日)の業績予想につきましては、当第2四半期連結累計期間
の業績及び足元の事業環境、相場環境を勘案し前回予想を見直しました。詳細につきましては、本日公表の「第2
四半期連結業績予想と実績値との差異及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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DOWAホールディングス株式会社(5714) 2022年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 18,277 33,611
受取手形及び売掛金 84,132 -
受取手形、売掛金及び契約資産 - 88,254
商品及び製品 44,908 50,575
仕掛品 6,925 10,087
原材料及び貯蔵品 153,394 150,157
その他 19,588 20,744
貸倒引当金 △227 △239
流動資産合計 326,999 353,191
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 142,800 152,247
減価償却累計額 △80,712 △83,248
建物及び構築物(純額) 62,087 68,999
機械装置及び運搬具 271,782 279,673
減価償却累計額 △226,021 △231,382
機械装置及び運搬具(純額) 45,760 48,290
土地 27,776 27,832
建設仮勘定 21,147 15,754
その他 19,197 19,667
減価償却累計額 △15,402 △15,704
その他(純額) 3,794 3,963
有形固定資産合計 160,567 164,841
無形固定資産
のれん 3,591 3,345
その他 4,402 4,833
無形固定資産合計 7,994 8,179
投資その他の資産
投資有価証券 64,883 81,829
長期貸付金 27,802 3,129
繰延税金資産 7,461 5,542
その他 2,855 2,974
貸倒引当金 △93 △93
投資その他の資産合計 102,909 93,382
固定資産合計 271,471 266,402
資産合計 598,471 619,593
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DOWAホールディングス株式会社(5714) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 55,337 46,961
短期借入金 53,114 38,073
コマーシャル・ペーパー 35,000 45,000
未払法人税等 6,179 7,620
未払消費税等 3,094 2,263
引当金
賞与引当金 4,244 4,461
役員賞与引当金 212 87
引当金計 4,457 4,548
借入地金 38,180 23,944
その他 31,529 34,618
流動負債合計 226,894 203,030
固定負債
社債 20,000 30,000
長期借入金 45,837 46,189
繰延税金負債 2,334 2,784
引当金
役員退職慰労引当金 739 582
その他の引当金 361 359
引当金計 1,101 941
退職給付に係る負債 19,546 19,830
その他 6,041 6,642
固定負債合計 94,861 106,388
負債合計 321,755 309,419
純資産の部
株主資本
資本金 36,437 36,437
資本剰余金 26,473 26,109
利益剰余金 201,290 227,945
自己株式 △5,064 △5,063
株主資本合計 259,136 285,428
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 10,569 12,904
繰延ヘッジ損益 △2,196 △374
為替換算調整勘定 △1,643 △181
退職給付に係る調整累計額 △161 47
その他の包括利益累計額合計 6,567 12,396
非支配株主持分 11,010 12,349
純資産合計 276,715 310,174
負債純資産合計 598,471 619,593
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DOWAホールディングス株式会社(5714) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 252,479 423,263
売上原価 221,193 364,748
売上総利益 31,285 58,514
販売費及び一般管理費
運賃諸掛 1,762 2,356
販売手数料 230 220
役員報酬 700 675
給料及び手当 3,833 3,809
福利厚生費 1,281 1,363
賞与引当金繰入額 1,091 1,496
退職給付費用 486 395
役員退職慰労引当金繰入額 87 68
賃借料 588 629
租税公課 780 845
旅費及び交通費 326 336
減価償却費 598 633
開発研究費 2,985 3,380
のれん償却額 237 260
その他 3,676 4,072
販売費及び一般管理費合計 18,666 20,545
営業利益 12,619 37,969
営業外収益
受取利息 725 306
受取配当金 272 314
持分法による投資利益 - 8,317
為替差益 - 128
受取手数料 674 172
受取ロイヤリティー 396 431
有償サンプル代収入 552 423
その他 755 792
営業外収益合計 3,376 10,888
営業外費用
支払利息 496 398
為替差損 216 -
持分法による投資損失 5,112 -
環境対策費 431 463
その他 408 538
営業外費用合計 6,666 1,400
経常利益 9,328 47,456
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DOWAホールディングス株式会社(5714) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
特別利益
受取解約手数料 - 1,269
補助金収入 38 118
固定資産売却益 21 20
受取保険金 35 -
受取補償金 17 -
その他 0 9
特別利益合計 111 1,418
特別損失
固定資産除却損 564 419
災害による損失 0 89
減損損失 25 6
その他 71 39
特別損失合計 662 555
税金等調整前四半期純利益 8,777 48,319
法人税等 5,306 12,376
四半期純利益 3,470 35,943
非支配株主に帰属する四半期純利益 1,854 3,345
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,616 32,597
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DOWAホールディングス株式会社(5714) 2022年3月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 3,470 35,943
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,450 2,457
繰延ヘッジ損益 △2,939 2,059
為替換算調整勘定 △1,213 558
退職給付に係る調整額 111 238
持分法適用会社に対する持分相当額 △593 543
その他の包括利益合計 △3,184 5,857
四半期包括利益 286 41,800
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △1,540 38,427
非支配株主に係る四半期包括利益 1,826 3,373
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DOWAホールディングス株式会社(5714) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 8,777 48,319
減価償却費 9,193 10,622
減損損失 25 6
のれん償却額 237 260
貸倒引当金の増減額(△は減少) △169 3
その他の引当金の増減額(△は減少) 4 △66
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 364 262
受取利息及び受取配当金 △998 △621
支払利息 496 398
為替差損益(△は益) 219 365
持分法による投資損益(△は益) 5,112 △8,317
固定資産売却損益(△は益) △21 △20
固定資産除却損 564 419
売上債権の増減額(△は増加) 12,368 △5,599
棚卸資産の増減額(△は増加) △23,614 △3,736
仕入債務の増減額(△は減少) 5,345 △8,880
未払消費税等の増減額(△は減少) △1,712 △833
借入地金の増減額(△は減少) 13,198 △14,236
その他 1,355 6,051
小計 30,749 24,397
利息及び配当金の受取額 1,477 2,570
利息の支払額 △591 △429
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △8,281 △10,774
営業活動によるキャッシュ・フロー 23,353 15,764
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △15,712 △15,101
有形固定資産の売却による収入 295 231
無形固定資産の取得による支出 △125 △575
投資有価証券の取得による支出 △3 △5
関係会社株式の取得による支出 △88 △81
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
- 13
る収入
補助金の受取額 114 639
貸付けによる支出 △1,800 △278
貸付金の回収による収入 384 18,142
その他 68 5
投資活動によるキャッシュ・フロー △16,867 2,991
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DOWAホールディングス株式会社(5714) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 2,057 △10,435
コマ ー シャ ル・ ペ ー パー の 純 増 減額 ( △ は減
7,000 10,000
少)
長期借入れによる収入 - 26,100
長期借入金の返済による支出 △3,820 △30,896
社債の発行による収入 - 9,953
リース債務の返済による支出 △121 △171
自己株式の取得による支出 △0 △0
配当金の支払額 △5,405 △5,705
非支配株主への配当金の支払額 △146 △2,426
財務活動によるキャッシュ・フロー △436 △3,581
現金及び現金同等物に係る換算差額 △278 84
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 5,772 15,258
現金及び現金同等物の期首残高 30,232 17,320
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 1,479 -
現金及び現金同等物の四半期末残高 37,483 32,578
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DOWAホールディングス株式会社(5714) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
当社及び国内連結子会社の税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期
純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じ
て計算しています。
(会計方針の変更)
(「収益認識に関する会計基準」等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該
財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしています。
これにより、工事契約に関して、従来は、決算期末日までの進捗部分について成果の確実性が認められる工事
契約については工事進行基準を、その他の工事契約については工事完成基準を適用していましたが、財又はサー
ビスに対する支配が一定の期間にわたり顧客へ移転する場合には、財又はサービスを顧客に移転する履行義務を
充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識する方法に変更しています。履行義務の充足に係る進捗度の
測定は、各報告期間の期末日までに発生した工事原価が、見積総原価に占める割合に基づいて行っています。な
お、契約における取引開始日から完全に履行義務を充足すると見込まれる時点までの期間がごく短い工事契約に
ついては代替的な取扱いを適用し、一定の期間にわたり収益を認識せず、完全に履行義務を充足した時点で収益
を認識しています。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って
おり、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半
期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しています。ただし、収
益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従っ
てほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用していません。また、収益認識会計
基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに行われた契約変更に
ついて、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累積的影響額を第1四半期
連結会計期間の期首の利益剰余金に加減しています。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,036百万円減少し、売上原価は769百万円減少し、営業利益、
経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ267百万円減少しています。また、利益剰余金の当期首残高は
233百万円減少しています。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示してい
た「受取手形及び売掛金」は、第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示す
ることとしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度につい
て新たな表示方法により組替えを行っていません。
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DOWAホールディングス株式会社(5714) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(「時価の算定に関する会計基準」等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等
が定める新たな会計方針を将来にわたって適用することとしています。
これにより、その他有価証券(時価のあるもの)の評価基準について、決算期末日前1か月(決算期末日を含
む)の市場価格等の平均に基づく時価法から、決算日の市場価格等に基づく時価法に変更しました。
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DOWAホールディングス株式会社(5714) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
環境・リ (注1) (注2) 計上額
製錬 電子材料 金属加工 熱処理 計
サイクル (注3)
売上高
外部顧客への売
32,184 118,135 60,572 31,061 9,596 251,550 928 252,479 - 252,479
上高
セグメント間の
内部売上高又は振 24,395 5,890 1,786 17 110 32,199 4,773 36,973 △36,973 -
替高
計 56,580 124,025 62,359 31,078 9,706 283,750 5,702 289,453 △36,973 252,479
セグメント利益又
3,437 8,618 1,636 695 △751 13,636 181 13,817 △4,488 9,328
は損失(△)
(注) 1 「その他」の区分は、不動産の賃貸業、プラント建設業、土木工事業、建設工事業、事務管理業務、技術
開発支援業務、営業事務業務、マーケティング業務等、報告セグメントに含まれない事業セグメントであ
り、主にグループ間取引を含んでいます。
2 セグメント利益又は損失(△)の調整額△4,488百万円には、各報告セグメントに配分していない営業外損
益△4,227百万円(受取配当金、持分法投資損益及び支払利息等)、セグメント間未実現利益の調整額△89
百万円等が含まれています。
3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っています。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
環境・リ (注1) (注2) 計上額
製錬 電子材料 金属加工 熱処理 計
サイクル (注3)
売上高
外部顧客への売
40,354 221,521 94,170 53,689 12,441 422,177 1,085 423,263 - 423,263
上高
セグメント間の
内部売上高又は振 25,742 10,339 1,993 26 1 38,102 5,868 43,970 △43,970 -
替高
計 66,097 231,860 96,163 53,715 12,442 460,279 6,954 467,233 △43,970 423,263
セグメント利益 6,536 27,131 3,683 3,925 1,118 42,394 329 42,724 4,732 47,456
(注) 1 「その他」の区分は、不動産の賃貸業、プラント建設業、土木工事業、建設工事業、事務管理業務、技術
開発支援業務、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主にグループ間取引を含んでいます。
2 セグメント利益の調整額4,732百万円には、各報告セグメントに配分していない営業外損益4,963百万円
(受取配当金、持分法投資損益及び支払利息等)、セグメント間未実現利益の調整額△162百万円等が含ま
れています。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っています。
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DOWAホールディングス株式会社(5714) 2022年3月期 第2四半期決算短信
3.補足情報
(1)生産量比較
区 分 2020年度上期 2021年度上期 増 減 2021年度下期計画
電気銅 31,068 t 28,114 t △2,954 t 32,186 t
亜 鉛 76,395 t 82,141 t 5,746 t 94,380 t
電気鉛 5,242 t 5,041 t △201 t 5,870 t
電気金 2,953 kg 3,285 kg 332 kg 3,619 kg
電気銀 135 t 150 t 15 t 183 t
(2)販売単価比較
区 分 2020年度上期 2021年度上期 増 減
電気銅 643 千円/t 1,061 千円/t 418 千円/t
亜 鉛 261 千円/t 356 千円/t 95 千円/t
電気鉛 214 千円/t 268 千円/t 54 千円/t
電気金 6,146 円/g 6,354 円/g 208 円/g
電気銀 65,151 円/kg 90,581 円/kg 25,430 円/kg
(3)海外地金相場及び為替相場比較
区 分 2020年度上期 2021年度上期 増 減 2021年度下期前提
為 替 106.9 円/$ 109.8 円/$ 2.9 円/$ 110.0 円/$
電気銅 5,931 $/t 9,541 $/t 3,610 $/t 9,300 $/t
電気亜鉛 2,150 $/t 2,954 $/t 804 $/t 3,000 $/t
電気鉛 1,773 $/t 2,234 $/t 461 $/t 2,200 $/t
電気金 1,811 $/toz 1,803 $/toz △8 $/toz 1,750 $/toz
電気銀 2,036 ¢/toz 2,553 ¢/toz 517 ¢/toz 2,300 ¢/toz
(4)(連結)設備投資額及び減価償却費
区 分 2020年度上期 2021年度上期 2021年度計画
設備投資額 16,395 百万円 15,056 百万円 37,900 百万円
減価償却費 9,193 百万円 10,622 百万円 24,800 百万円
(5)(連結)従業員数
2020年9月末 2021年9月末
7,261 人 7,404 人
(注)連結グループ外への出向社員及び臨時員を除いています。
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