5711 三菱マ 2020-05-13 15:00:00
連結業績予想の修正及び特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                              2020 年 5 月 13 日
各    位
                                    会 社 名 三 菱 マ テ リ ア ル 株 式 会 社
                                    代 表 者 名 執 行 役 社 長     小 野     直 樹
                                    ( コ ー ド 番 号  5 7 1 1 東 証 第 1 部 )
                                             コーポレートコミュニケーション部長
                                    問 合 せ 先
                                                          大 村      勇 次
                                    ( 電 話 番 号 0 3 - 5 2 5 2 - 5 2 0 6 )


               連結業績予想の修正及び特別損失の計上に関するお知らせ


    当社は、下記のとおり、2020 年2月 12 日に公表した連結業績予想を修正しますとともに、2020 年
3月期第4四半期において特別損失を計上しますので、お知らせいたします。


                                    記


1.2020 年3月期通期(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)の連結業績予想の修正
    1)予想値の修正
                                                              親会社株主に
                      連 結 売 上 高 連結営業利益 連結経常利益
                                                              帰属する当期
                                                              純     利      益
                           百万円           百万円         百万円             百万円
    前回発表予想(A)
                        1,520,000        27,000      40,000        △57,000
    今回修正予想(B)           1,516,000        37,000      49,000        △72,000
    増 減 額 ( B - A )       △4,000         10,000       9,000        △15,000
    増減率(      %   )         △0.3           37.0        22.5               -
    (ご参考)前期連結実績
                        1,662,990        36,861      50,679             1,298
    (2019 年 3 月期通期)


    2)修正の理由
         2020 年3月期通期の連結業績予想については、当社の金属事業において実収効率の改善や製
     錬コストの減少が想定を上回ったことなどにより、営業利益及び経常利益が前回予想に比べて
     増加する見込みである一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損失や税金費用の増加
     などにより、前回予想に比べて減少する見込みです。


2.配当予想について
    今回の業績予想修正に伴う配当予想の修正はございません。
3.特別損失の計上
 1)固定資産の減損損失
   当社の高機能製品及び加工事業において、事業環境の著しい悪化に伴う収益性の低下や土地
 の時価下落による減損の兆候が認められたことから、これらの事業を営む当社工場の固定資産
 について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、将来の回収可能性を慎重に検討した結
 果、2020 年3月期第4四半期連結決算及び個別決算において 274 億円の減損損失を計上するこ
 ととなりました。


   アルミ事業を営む当社子会社において、収益性の低下による減損の兆候が認められたことか
 ら、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、将来の回収可能性を慎重に検討した結果、
 2020 年3月期第4四半期連結決算において 203 億円の減損損失を計上することとなりました。


 2)事業再編損失引当金
   当社及び焼結事業を営む当社子会社において発生することが見込まれる事業再編に伴う損失
 に備えるため、2020 年3月期第4四半期の連結決算において、当該損失見込額 303 億円を特別
 損失として計上することとなりました。なお、個別決算においては、当該関係会社に対する貸付
 金に係る貸倒引当金繰入額 129 億円を営業外費用として、事業再編損失引当金繰入額 174 億円
 を特別損失として計上することとなりました。


 3)関係会社株式評価損
   当社が保有する関係会社株式のうち、アルミ事業を営む当社子会社において、上記1)に記
 載の「固定資産の減損損失」により、実質価額が著しく低下したことから、個別決算において関
 係会社株式評価損 161 億円を特別損失として計上することとなりました。なお、当該関係会社
 株式評価損については連結決算において消去されるため、連結業績に与える影響はございませ
 ん。




(注)上記の予想につきましては、発表日現在において想定できる経済情勢、市場動向等を前提と
 して作成したものであり、今後の様々な要因等により、予想と異なる結果となる可能性があり
 ます。



                                             以   上