2020 年８月６日
各 位
会 社 名 三 菱 マ テ リ ア ル 株 式 会 社
代表者名 執 行 役 社 長 小 野 直 樹
（ コ ー ド 番 号 5 7 1 1 東 証 第 1 部 ）
コーポレートコミュニケーション部長
問合せ先
大 村 勇 次
（ 電 話 番 号 0 3 - 5 2 5 2 - 5 2 0 6 ）
連結業績予想及び配当予想並びに個別業績予想に関するお知らせ
当社は、2020 年５月 27 日に公表した 2020 年３月期決算短信において未定としていた、2021 年３月
期連結業績予想及び配当予想並びに個別の業績予想について、下記のとおりお知らせいたします。
記
１．連結業績予想および配当予想
１）2021 年３月期第２四半期累計期間（2020 年４月１日～2020 年９月 30 日）の連結業績予想
親会社株主に帰属
連 結 売 上 高 連結営業利益 連結経常利益
する四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円
前回発表予想（Ａ） － － － －
今 回 予 想 （ Ｂ ） 720,000 △2,000 0 △5,000
増 減 額（Ｂ－Ａ） － － － －
増 減 率（ ％ ） － － － －
（ご参考）前期連結実績
748,400 16,978 27,242 4,511
(2020 年３月期第２四半期)
２）2021 年３月期通期（2020 年４月１日～2021 年３月 31 日）の連結業績予想
親会社株主に帰属
連 結 売 上 高 連結営業利益 連結経常利益
する当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円
前回発表予想（Ａ） － － － －
今 回 予 想 （ Ｂ ） 1,410,000 △5,000 0 △10,000
増 減 額（Ｂ－Ａ） － － － －
増 減 率（ ％ ） － － － －
（ご参考）前期連結実績
1,516,100 37,952 49,610 △72,850
（2020 年３月期通期）
３）2021 年３月期配当予想
年 間 配 当 金（円）
第１四半期末 第２四半期末 第３四半期末 期 末 合 計
前 回 予 想 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
－ － － － －
今 回 予 想 － 0 － 40 40
当 期 実 績 － － － － －
前 期 実 績
－ 40 － 40 80
（2020 年３月期）
４）公表の理由
2021 年３月期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大による業績への
影響を合理的に見積もることが困難なことから未定としておりました。国内における緊急事態宣
言の解除や各国における経済活動が順次再開されているものの、未だ同感染症の終息は見通せず、
不透明な状況が継続しておりますが、現時点における当社が入手可能な情報や予測等に基づき、
各事業により違いはあるものの、同感染症の拡大による需要への影響は概ね第２四半期を底とし
て緩やかに回復することを前提としました。また、下期に計画されている金属事業における製錬
所の定期修理による減産減販の影響なども反映し、業績予想を作成いたしましたので公表いたし
ます。
なお、各セグメントにおける新型コロナウイルス感染症による影響は、以下の通り想定してお
ります。
セグメント 想定した新型コロナウイルス影響の概要
高機能製品 銅加工品及び電子材料は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、自動車
向け製品等の需要が減少、第２四半期を底に緩やかに回復するものと想定し
ております。
加工事業 超硬製品及び焼結製品等は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、自動
車向け製品等の需要が減少、第２四半期を底に緩やかに回復するものと想定
しております。
金属事業 製錬事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、第３四半期を中心
に、海外からのＥスクラップ集荷量減少による収入の減少を想定しておりま
す。
セメント事業 国内事業では、第１四半期に新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、関東
及び東海地区における一部工事の中断があったこと等により、前期を大きく
下回りました。下期においては、再開発工事等の大型工事は順次着工されて
いくことを想定しております。
環境・エネルギー事業 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、一部の連結子会社において工事の
一時中断および延長等により、主に第４四半期において工事の進捗が低下す
るものと想定しております。
その他 アルミ事業及び関連事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、自動
車向け製品等の需要が減少、第２四半期を底に緩やかに回復するものと想定
しております。
配当につきましては、上記の業績予想及び財政状態などを総合的に勘案し、当第２四半期末の
配当は実施を見送り、期末の配当は 40 円の予想といたします。
２．個別業績予想
１）2021 年３月期通期（2020 年４月１日～2021 年３月 31 日）の個別業績予想
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 当 期 純 利 益
百万円 百万円 百万円 百万円
前回発表予想（Ａ） － － － －
今 回 予 想 （ Ｂ ） 790,000 △20,000 △10,000 0
増 減 額（Ｂ－Ａ） － － － －
増 減 率（ ％ ） － － － －
（ご参考）前期個別実績
802,655 △645 17,233 △49,929
（2020 年３月期通期）
２）公表の理由
個別業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う自動車関連需要等
の減少、国内首都圏等における工事休止に加え、買鉱条件の悪化や直島製錬所における定期修理
の計画並びに受取配当金の減少により、当期の経常損益が赤字となる見込みとなりますので公表
いたします。
３．対策
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による業績悪化への対応として、現在以下の対策を推進し
ております。
１．コスト削減
・原料費、燃料費等の変動費の削減
・需要に見合った生産・販売体制の見直しや本社費用等の諸経費削減による固定費の圧縮
２．投資計画の見直し
加えて、経営環境の悪化とその長期化並びに急激な環境変化に対応するため、手元流動性と資金
調達力の確保に努めるとともに、新常態における働き方改革や現在取り組んでいるデジタル化戦略
と掛け合わせたコストミニマム体制を構築することで事業基盤の強化を図ってまいります。
（注）上記の予想につきましては、発表日現在において想定できる経済情勢、市場動向等を前提として作成
したものであり、今後の様々な要因等により、予想と異なる結果となる可能性があります。
以 上