5707 東邦鉛 2019-02-08 15:00:00
2019年3月期第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕 (連結)
四半期決算短信 日本基準 連結)
2019年2月8日
上場会社名 東邦亜鉛株式会社 上場取引所 東
コード番号 5707 URL http://www.toho-zinc.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 丸崎 公康
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名) 田邉 正樹 TEL 03-6212-1716
四半期報告書提出予定日 2019年2月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家、証券アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日~2018年12月31日)
(1)連結経営成績 (累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期第3四半期 90,282 △11.1 △44 - 388 △96.6 △2,274 -
2018年3月期第3四半期 101,582 26.7 11,503 44.4 11,455 51.3 8,920 64.5
(注) 包括利益 2019年3月期第3四半期 △4,283百万円 ( -%) 2018年3月期第3四半期 10,096百万円 ( 164.5%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年3月期第3四半期 △167.54 -
2018年3月期第3四半期 656.97 -
(注)当社は、2017年10月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。前連結会計年度の期
首に当該株式併合が行われたと仮定して、「1株当たり四半期純利益」を算定しております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年3月期第3四半期 131,355 56,399 42.9
2018年3月期 137,259 62,380 45.4
(参考) 自己資本 2019年3月期第3四半期 56,399百万円 2018年3月期 62,380百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年3月期 - 0.00 - 125.00 125.00
2019年3月期 - 0.00 -
2019年3月期 (予想) 70.00 70.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3.2019年3月期の連結業績予想(2018年4月1日~2019年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 118,000 △11.7 △600 - 0 △100.0 △3,500 - △257.76
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 - 社 (社名) 、 除外 - 社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q 13,585,521株 2018年3月期 13,585,521株
② 期末自己株式数 2019年3月期3Q 7,051株 2018年3月期 7,011株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年3月期3Q 13,578,496株 2018年3月期3Q 13,579,051株
(注)当社は、2017年10月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。前連結会計年
度の期首に当該株式併合が行われたと仮定して「期中平均株式数」を算定しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料P.6「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
(決算補足説明資料の入手方法)
当社は、2019年2月12日(火)に機関投資家、証券アナリスト向け説明会を開催する予定です。この説明会で使用
する資料につきましては、決算発表と同時にTDnet及び当社ホームページで開示しております。
(日付の表示方法の変更)
「2019年3月期 第1四半期決算短信」より日付の表示方法を和暦表示から西暦表示に変更しております。
東邦亜鉛㈱(5707)2019年3月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………… 2
(1) 経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………………… 2
(2) 財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………………… 6
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………… 6
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 7
(1) 四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………………… 7
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………… 9
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………………… 9
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………………… 10
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………… 11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………… 11
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………………… 11
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………… 11
3.その他 ……………………………………………………………………………………………………………… 13
連結売上高明細表 …………………………………………………………………………………………………… 13
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東邦亜鉛㈱(5707)2019年3月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間の連結業績は以下の通りです。売上高は減収、営業利益・経常利益及び親会社株主
に帰属する四半期純利益ともに減益となりました。
(単位:百万円)
2017年12月期 2018年12月期 増減(増減率%)
売上高 101,582 90,282 △11,299 (△11)
営業利益又は損失(△) 11,503 △44 △11,547 (-)
経常利益 11,455 388 △11,067 (△97)
親会社株主に帰属する
8,920 △2,274 △11,195 (-)
四半期純利益又は損失(△)
《経営環境》
当第3四半期連結累計期間の当社グループを取り巻く事業環境は以下の通りです。
金属相場、特に当社の主力製品である亜鉛につきましては、2018年2月の3,600ドル超えをピークに下落に転
じ、その後も米中貿易摩擦が深刻さを増すにつれ非鉄金属相場は7月以降さらに急落し、9月には一時2,300ドル
を下回る水準となりました。当四半期になって若干戻したものの、期中平均では前年同期比で下落となりまし
た。鉛も亜鉛と同様の理由から下落基調となり、期中平均ではやはり前年同期比で下落となりました。銀につい
てもドル高の影響もあり7月以降は低迷し、期中平均では前年同期比で下落となりました。
一方為替相場は、円/米ドル相場は、期を通じて緩やかな円安(円安は製錬事業の業績にプラスの影響)傾向で
したが、期中平均ではほぼ前年同期並みでした。豪州に鉱山会社(CBH Resources Ltd.(以下、「CBH社」と
いう。))を有する当社グループに影響を与える米ドル/豪ドル相場につきましては、期を通じて豪ドル安(豪ド
ル安は資源事業の業績にプラスの影響)に推移し、期中平均でも前年同期比豪ドル安となりました。
加えて、鉱石需給の逼迫に起因して、特に鉛で原料鉱石の買鉱条件が悪化しております。これは資源事業には
有利に働くものの、エネルギー関連コストの高騰なども相まって、製錬事業には厳しい事業環境となっておりま
す。
《売上高》
当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、金属相場の下落に加え、鉛・銀の減販の影響も大きく、
製錬事業で減収となった結果、連結売上高は前年同期比減収となりました。
《利益》
損益面では、前年同期は金属相場の上昇局面、当期は金属相場の下落局面と相場が逆に動いたこともあり、前
年同期比で多額の在庫評価損を計上したため、製錬事業で68億円の大幅減益となりました。資源事業でも、主に
エンデバー鉱山における生産性の悪化による採鉱コスト高や、豪州子会社の決算期ずれの調整などの影響から41
億円の減益となりました。加えて、その他事業ではプラントエンジニアリングを営む子会社で不採算案件が発生
したこともあり、8億円の減益となりました。以上の結果、営業利益、経常利益ともに前年同期比で大幅減益と
なり、営業利益は赤字となりました。さらに、エンデバー鉱山で31億円の減損損失を計上した結果、親会社株主
に帰属する四半期純利益は23億円の赤字に転落しました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①製錬事業部門
(単位:百万円)
2017年12月期 2018年12月期 増減(増減率%)
売上高 72,831 64,056 △8,775 (△12)
営業利益又は損失(△) 4,190 △2,650 △6,840 (-)
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東邦亜鉛㈱(5707)2019年3月期第3四半期決算短信
《亜鉛》
LME(ロンドン金属取引所)相場は、期初3,285ドル/トンでスタートしたのち、世界的な貿易摩擦懸念等
の要因からじりじりと値を下げ、特に7月以降は一時2,300ドルを割るなど急速に下落しました。当四半期にな
り若干戻したものの、期中平均では2,759ドルとなり、前年同期(2,932ドル)を下回りました。国内価格も期
中平均356千円/トンと前年同期(376千円)を20千円下回り、これに加えて減販の影響もあり、売上高は前年
同期比8%の減収となりました。
《鉛》
LME相場は、期初2,400ドル/トンでスタートしたのち、亜鉛同様値を下げ、期中平均では2,151ドルと前
年同期(2,331ドル)を下回りました。国内価格も期中平均303千円/トンと前年同期(320千円)を下回りまし
た。さらに前期は自動車バッテリーの取替需要が堅調だったことの反動で当期は減販となり、売上高は前年同
期比で14%の減収となりました。
《銀》
ロンドン銀相場は、期初16.5ドル/トロイオンスでスタートしたのち、当初は16ドルから17ドルの間で推移
したものの、7月以降は米ドル高の影響もあり値を下げ、期中平均は15.4ドルと前年同期(16.9ドル)を下回
りました。国内価格も期中平均56,226円/キログラムと前年同期(62,242円)を6,016円下回りました。加え
て、原料調達の関係から前年同期比減産・減販となった結果、売上高は前年同期比25%の減収となりました。
以上のほか、硫酸などその他の製品を合わせた当事業部門の業績は、金属相場の下落に加えて減販もあり、
前年同期比で減収となりました。営業利益は急激な金属相場の下落から多額の在庫評価損を計上したこともあ
り、前年同期比68億円の減益となり、27億円の営業損失へと転じました。
なお、金属相場(月平均)及び為替相場(月平均)の推移は下表のとおりであります。
亜鉛 鉛 銀 為替レート
区 分 ロンドン 米ドル/
LME相場 国内価格 LME相場 国内価格 国内価格 円/米ドル
相 場 豪ドル
$/t \/t $/t \/t $/toz \/kg \/$ US$/A$
2016年12月 2,672 358,800 2,231 321,300 16.4 62,798 115.98 0.7348
2017年3月 2,782 361,500 2,277 315,100 17.6 65,440 113.04 0.7619
6月 2,572 332,600 2,131 292,200 16.9 61,910 110.92 0.7550
9月 3,120 394,300 2,377 320,700 17.4 63,610 110.74 0.7968
12月 3,192 408,900 2,509 341,600 16.2 59,970 113.02 0.7640
2018年3月 3,280 394,400 2,397 316,000 16.5 57,650 106.24 0.7768
6月 3,092 389,000 2,441 333,000 16.5 59,870 110.03 0.7494
9月 2,433 320,500 2,028 292,000 14.3 52,700 111.91 0.7197
12月 2,626 345,100 1,965 286,000 14.7 54,320 112.51 0.7187
②資源事業部門
(単位:百万円)
2017年12月期 2018年12月期 増減(増減率%)
売上高 15,695 14,993 △702 (△4)
営業利益 5,310 1,218 △4,091 (△77)
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東邦亜鉛㈱(5707)2019年3月期第3四半期決算短信
エンデバー鉱山は、前年度期初は計画減産の影響があったこともあり、粗鉱処理量は前年同期比では増加し
ました。しかしながら、採掘技術上の問題から低品位鉱の採掘を余儀なくされ、精鉱生産量は粗鉱処理量の増
加に比して低調な伸びとなりました。これに伴い単位当たり生産コストも高止まりとなり、結果として前年同
期比16億円の営業減益となりました。
ラスプ鉱山においては、償却費負担増などの減益要因はあったものの、生産は概ね計画通りに推移し、前年
同期比では5億円の営業減益にとどまりました。
これに加えて、決算期ずれの調整の影響で前年同期比21億円の減益(前年度は相場上昇期により利益を加算
する調整だったが、当期はこの影響が剥落したため)となったことなどもあり、資源事業部の業績は、前年同
期比では大幅な減収減益となりました。
③電子部材事業部門
(単位:百万円)
2017年12月期 2018年12月期 増減(増減率%)
売上高 4,694 4,524 △169 (△4)
営業利益 456 444 △11 (△3)
《電子部品》
中国経済の影響を受け、OA機器向けを筆頭に産業機器、車載電装等の主要用途向けが減販となり、売上高
は前年同期比13%の大幅な減収となりました。
《電解鉄》
世界のトップシェアを誇る電解鉄は、主力製品のマイロンで米国市場の航空機用特殊鋼向けの販売が好調だ
ったこともあり、売上高は前年同期比15%の増収となりました。
《プレーティング》
車載電装品やIT・デジタル機器などの接点・接続端子に使用されるプレーティング製品(金、銀、錫、ニ
ッケル等のメッキ材)は、電動工具電池用銀メッキは好調だったものの、その他の用途向けが不調だったため、
売上高は前年同期比4%の減収となりました。
《機器部品》
タイヤ用バランスウエイト部門は自動車ライン向けの減少もあり、前年同期比若干の減収となりました。ま
た、粉末冶金部門は自動車関連製品は順調だったものの一般産業向けが低調で、前年同期比で減収となりまし
た。結果として当事業部門の売上高は前年同期比4%の減収となりました。
以上の結果、当事業部門の業績は、前年同期比で減収減益となりました。
④環境・リサイクル事業部門
(単位:百万円)
2017年12月期 2018年12月期 増減(増減率%)
売上高 3,964 3,490 △474 (△12)
営業利益 1,438 953 △484 (△34)
主力製品の酸化亜鉛は、亜鉛の国内建値が前年同期比で下落したこともあり減収となりました。使用済みニ
カド電池の処理や硫酸リサイクルなどその他のリサイクル事業についても前年同期比若干の減収となり、当事
業部門の業績は、前年同期比で減収減益となりました。
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東邦亜鉛㈱(5707)2019年3月期第3四半期決算短信
⑤その他事業部門
(単位:百万円)
2017年12月期 2018年12月期 増減(増減率%)
売上高 4,395 3,218 △1,177 (△27)
営業利益又は損失(△) 530 △283 △814 (-)
《防音建材(商品名:ソフトカーム)事業》
医療向けX線遮蔽用鉛板やプラントの設備防音用鉛シートは前年同期並みだったものの、制振遮音材が需要
家の仕様変更などもあり落ち込み、売上高は前年同期比4%の減収となりました。
《土木・建築・プラントエンジニアリング事業》
プラントエンジニアリング事業において、前期に大型案件が収益計上されたが、当期はそのような案件が無
かったこともあり、前年同期比53%の減収となりました。
《運輸事業》
運輸部門は、運送荷物やリサイクル原料等の扱い量の減少などにより、売上高は前年同期比7%の減収とな
りました。
以上のほか、環境分析部門を合わせた当事業部門の業績は、前年同期比で減収となりました。また、プラン
トエンジニアリング事業で不採算の案件が生じたこともあり大幅減益となり、赤字に転落しました。
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東邦亜鉛㈱(5707)2019年3月期第3四半期決算短信
(2) 財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、金属相場の下落に伴う売上債権やたな卸資産の減少とこれに伴う運
転資本の減少などもあり、前連結会計年度末に比べ59億4百万円減少し、1,313億55百万円となりました。
負債については前連結会計年度末に比べ76百万円増加し、749億56百万円となりました。
純資産は、配当の支払いや、赤字計上による利益剰余金の減少などもあり、前連結会計年度末に比べ59億80百
万円減少し、563億99百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は42.9%となり、前連結会計年度末に比して、2.5ポイント下落しております。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2018年10月23日公表の予想から修正しております。詳細につきましては、本日公
表の「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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東邦亜鉛㈱(5707)2019年3月期第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 13,802 11,115
受取手形及び売掛金 16,814 15,771
電子記録債権 3,303 2,044
たな卸資産 41,928 39,249
その他 1,923 5,441
貸倒引当金 △17 △0
流動資産合計 77,754 73,621
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 7,690 7,413
機械装置及び運搬具(純額) 15,145 13,530
土地 17,091 17,091
その他(純額) 1,023 1,299
有形固定資産合計 40,949 39,333
無形固定資産
鉱業権 12,454 12,004
その他 52 55
無形固定資産合計 12,506 12,059
投資その他の資産
投資有価証券 3,572 3,091
退職給付に係る資産 281 278
その他 2,844 3,621
貸倒引当金 △649 △650
投資その他の資産合計 6,049 6,340
固定資産合計 59,505 57,733
資産合計 137,259 131,355
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東邦亜鉛㈱(5707)2019年3月期第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 7,728 7,311
短期借入金 11,462 11,371
1年内返済予定の長期借入金 9,548 17,842
コマーシャル・ペーパー 8,000 10,000
未払法人税等 463 202
引当金 364 947
その他 5,130 6,186
流動負債合計 42,699 53,862
固定負債
長期借入金 23,608 13,014
引当金 592 597
退職給付に係る負債 145 153
資産除去債務 2,736 2,541
再評価に係る繰延税金負債 4,345 4,345
その他 752 441
固定負債合計 32,180 21,094
負債合計 74,879 74,956
純資産の部
株主資本
資本金 14,630 14,630
資本剰余金 9,876 9,876
利益剰余金 25,211 21,239
自己株式 △30 △30
株主資本合計 49,688 45,716
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 908 720
繰延ヘッジ損益 43 △282
土地再評価差額金 8,997 8,997
為替換算調整勘定 2,576 1,083
退職給付に係る調整累計額 165 164
その他の包括利益累計額合計 12,691 10,683
純資産合計 62,380 56,399
負債純資産合計 137,259 131,355
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東邦亜鉛㈱(5707)2019年3月期第3四半期決算短信
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上高 101,582 90,282
売上原価 83,500 83,630
売上総利益 18,082 6,652
販売費及び一般管理費 6,578 6,696
営業利益又は営業損失(△) 11,503 △44
営業外収益
受取利息 2 7
受取配当金 156 90
為替差益 12 -
デリバティブ評価益 - 774
その他 211 218
営業外収益合計 383 1,091
営業外費用
支払利息 352 301
為替差損 - 286
その他 78 69
営業外費用合計 431 658
経常利益 11,455 388
特別利益
固定資産売却益 10 15
投資有価証券売却益 0 46
特別利益合計 10 62
特別損失
減損損失 - 3,092
固定資産除却損 185 258
投資有価証券売却損 - 1
投資有価証券評価損 - 171
その他 5 -
特別損失合計 190 3,525
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
11,275 △3,073
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 1,700 85
法人税等調整額 654 △883
法人税等合計 2,354 △798
四半期純利益又は四半期純損失(△) 8,920 △2,274
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
8,920 △2,274
に帰属する四半期純損失(△)
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東邦亜鉛㈱(5707)2019年3月期第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 8,920 △2,274
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 119 △187
繰延ヘッジ損益 235 △325
為替換算調整勘定 828 △1,493
退職給付に係る調整額 △7 △0
その他の包括利益合計 1,175 △2,008
四半期包括利益 10,096 △4,283
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 10,096 △4,283
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
環境・リ 合計
製錬 資源 電子部材 計 (注)1 (注)2 計上額
サイクル (注)3
売上高
外部顧客への売上高 72,831 15,695 4,694 3,964 97,186 4,395 101,582 - 101,582
セグメント間の内部売
449 3,837 0 - 4,287 3,627 7,914 △7,914 -
上高又は振替高
計 73,280 19,533 4,695 3,964 101,474 8,022 109,496 △7,914 101,582
セグメント利益 4,190 5,310 456 1,438 11,395 530 11,925 △421 11,503
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、防音建材、土木・建築・プラ
ントエンジニアリング、運輸、環境分析等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△421百万円には、セグメント間取引消去△136百万円、各報告セグメントに配分
していない全社費用△285百万円が含まれております。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管
理費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
環境・リ 合計
製錬 資源 電子部材 計 (注)1 (注)2 計上額
サイクル (注)3
売上高
外部顧客への売上高 64,056 14,993 4,524 3,490 87,064 3,218 90,282 - 90,282
セグメント間の内部売
537 2,532 0 - 3,070 3,816 6,887 △6,887 -
上高又は振替高
計 64,593 17,526 4,525 3,490 90,135 7,034 97,170 △6,887 90,282
セグメント利益又は損
△2,650 1,218 444 953 △33 △283 △317 273 △44
失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、防音建材、土木・建築・プラ
ントエンジニアリング、運輸、環境分析等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額273百万円には、セグメント間取引消去444百万円、各報告セグメントに
配分していない全社費用△170百万円が含まれております。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一
般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
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2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
「資源」セグメントにおいて、鉱山の生産計画の見直しにより、今後は投下資本に見合うだけの十分なキャッ
シュ・フローの回収が見込めないと判断し、資源事業(エンデバー鉱山)に係る資産グループの帳簿価額を回収
可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。当該減損損失の計上額は、当第3四半期
連結累計期間において3,092百万円であります。
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3.その他
連結売上高明細表
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間 前連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日 (自 2017年4月1日
品 名 至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日) 至 2018年3月31日)
金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比
(百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)
亜鉛製品 28,498 28.1 26,350 29.2 38,812 29.0
鉛製品 21,729 21.4 18,676 20.7 27,959 20.9
電気銀 17,426 17.2 13,040 14.4 21,412 16.0
硫 酸 1,031 1.0 1,165 1.3 1,434 1.1
鉱石販売等 15,695 15.5 14,993 16.6 20,173 15.1
電子部品 1,839 1.8 1,597 1.8 2,387 1.8
電子材料等 2,855 2.8 2,927 3.2 3,806 2.8
環境・リサ
3,957 3.9 3,486 3.9 5,385 4.0
イクル製品
防音建材 1,184 1.2 1,142 1.3 1,656 1.2
完成工事高 2,061 2.0 978 1.1 3,591 2.7
その他 5,302 5.1 5,923 6.5 7,004 5.2
合 計 101,582 100.0 90,282 100.0 133,625 100.0
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