5707 東邦鉛 2021-11-09 15:00:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2021 年 11 月9日
各位
上場会社名 東邦亜鉛株式会社
代表者 代表取締役社長 丸崎 公康
(コード番号 5707)
問合せ先責任者 経理部長 田邉 正樹
(TEL 03-6212-1716)
業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、最近の業績の動向等を踏まえ、2021 年8月 10 日に公表した 2022 年3月期通
期(2021 年4月1日~2022 年3月 31 日)の業績予想を、以下のとおり修正することとしましたのでお知らせいたします。
記
1. 2022 年 3 月期通期連結業績予想数値の修正(2021 年 4 月 1 日~2022 年 3 月 31 日)
① 修正の内容
親会社株主に
1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する当期
当期純利益
純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 109,700 8,100 7,400 6,100 449.01
今回修正予想(B) 110,500 8,400 7,400 6,100 449.01
増減額(B-A) 800 300 ‐ ‐
増減率(%) 0.7 3.7 ‐ ‐
(参考)前期連結実績 103,469 5,894 5,419 5,508 405.67
(2021 年 3 月期)
② 修正の理由
前回発表 今回修正 増減額
百万円 百万円 百万円
売上高 109,700 110,500 800
営業利益 8,100 8,400 300
(製錬) 4,700 4,500 ▲200
(環境・リサイクル) 1,420 1,700 280
(資源) 1,490 1,600 110
(電子部材・機能材料) 440 500 60
(その他) 570 600 30
(調整額) ▲520 ▲500 20
経常利益 7,400 7,400 -
当期純利益 6,100 6,100 -
金属相場、特に亜鉛相場は依然高い水準を維持しており、製錬、環境・リサイクル、資源事業では増収・増
益要因と見込まれます。一方で下期にはエネルギーコスト(原油、石炭、LNG 等)の上昇に伴う電力料等のコ
ストアップ影響が製錬及び環境・リサイクル事業で小さくないと見込まれます。結果的に環境・リサイクル、
資源事業では増益を見込みますが、コストアップの影響が大きい製錬事業では前回発表予想から若干の下振れ
を見込みます。結果として連結収支でも増収・増益効果は限定的と見込みました。
(金属価格・為替の予想前提)
前回公表 今回修正
上期 通期 上期 下期 通期
(予想) (予想) (実績) (予想) (予想)
亜鉛 LME(US$/t) 2,758 2,679 2,959 3,200 3,077
鉛 LME(US$/t) 2,064 2,032 2,234 2,200 2,217
銀 LDN(US$/oz) 25.3 24.7 25.5 24.0 24.8
為替(¥/US$) 107.25 106.12 109.8 110.00 109.9
為替(US$/A$)* 0.771 0.769 0.773 0.750 0.762
*:豪州子会社は 12 月決算であり、上期は 1 月~6 月、下期は 7 月~12 月となります。
2. 配当予想の修正
現状、世界経済はコロナ禍からの回復局面にあるものの、金属相場のボラティリティの高さや、資材価格の
高騰、サプライチェーンの目詰まりによる減産影響等、引き続き多くの不確定要因を抱えております。このよ
うな状況においては、引き続き下期業績の見極めの必要があることから、今回は配当予想を据え置き(@50 円)
とし、今後の業績予想修正の状況をにらみながら、必要に応じて第3四半期業績発表時を目途に総合的判断を
行う予定です。
3. 説明資料
「2021 年度 Q2 累計決算説明及び業績予想修正(下期)説明資料」を別途 TDnet 及び当社ホームページで開示し
ておりますのでご参照ください。
(注)上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後発生する
様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
以上