5707 東邦鉛 2021-08-10 15:00:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕 (連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕 (連結)
四半期決算短信 日本基準 連結)
2021年8月10日
上場会社名 東邦亜鉛株式会社 上場取引所 東
コード番号 5707 URL http://www.toho-zinc.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 丸崎公康
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名) 田邉正樹 TEL 03-6212-1716
四半期報告書提出予定日 2021年8月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家、証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績 (累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 28,556 30.3 3,457 297.5 3,470 171.8 2,948 244.7
2021年3月期第1四半期 21,912 △6.5 869 - 1,276 - 855 -
(注) 包括利益 2022年3月期第1四半期 4,082百万円 ( -%) 2021年3月期第1四半期 △2,481百万円 ( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第1四半期 217.17 -
2021年3月期第1四半期 63.00 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 132,388 44,868 33.9
2021年3月期 113,635 41,464 36.5
(参考) 自己資本 2022年3月期第1四半期 44,868百万円 2021年3月期 41,464百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 0.00 - 50.00 50.00
2022年3月期 -
2022年3月期(予想) 0.00 - 50.00 50.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 56,700 25.4 5,200 74.7 5,000 47.6 4,100 51.7 301.79
通期 109,700 6.0 8,100 37.4 7,400 36.5 6,100 10.7 449.01
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 - 社 (社名) -、 除外 - 社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料P.10「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記
事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 13,585,521株 2021年3月期 13,585,521株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 7,354株 2021年3月期 7,346株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 13,578,173株 2021年3月期1Q 13,578,326株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料P.5「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料の入手方法)
当社は、2021年8月10日(火)に機関投資家、証券アナリスト向け説明会をオンラインで開催する予定です。この
説明会で使用する資料につきましては、決算発表と同時にTDnet及び当社ホームページで開示しております。
東邦亜鉛㈱(5707)2022年3月期第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………… 2
(1) 経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………………… 2
(2) 財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………………… 5
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………… 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 6
(1) 四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………………… 6
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………… 8
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………………… 8
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………………… 9
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………… 10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………… 10
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………………… 10
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………… 11
(収益認識関係) ………………………………………………………………………………………………… 13
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東邦亜鉛㈱(5707)2022年3月期第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間の連結業績は以下の通りです。売上高は前年同期比で増収、営業利益・経常利益及び
親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前年同期比で増益となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間
の期首から適用しております。詳細については、「2 四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸
表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。
(単位:百万円)
2020年6月期 2021年6月期 増減(増減率%)
売上高 21,912 28,556 6,643 (30)
営業利益 869 3,457 2,587 (298)
経常利益 1,276 3,470 2,193 (172)
親会社株主に帰属する
855 2,948 2,093 (245)
四半期純利益
《経営環境》
当第1四半期連結累計期間の当社グループを取り巻く事業環境は以下の通りです。
金属相場は、欧米の金融緩和政策の継続や世界的なワクチン接種の広がりもあり、経済活動も回復見通しで上昇
基調で推移しました。
一方為替相場は、豪州に鉱山会社(CBH Resources Ltd.(以下、「CBH社」という。))を有する当社グルー
プに影響を与える米ドル/豪ドル相場につきましては、金属相場の上昇につれて、資源国通貨である豪ドルは米ドル
に対して強くなり(豪ドル高は資源事業の業績にマイナスの影響)、期中平均でも前年同期比豪ドル高となりまし
た。米ドル建ての金属相場や買鉱条件に影響を与える米ドル/日本円相場につきましては、期中平均で前年同期比円
安となりました(円安は製錬事業の業績にプラスの影響)。
販売面では、前年同期はコロナ禍の影響もありましたが、当第1四半期においては多くの事業部門・製品で同影
響から脱する動きがみられました。
《売上高》
当社グループの当第1四半期連結累計期間の業績は、金属相場の前年同期比での上昇と亜鉛・鉛の増販などもあ
り、連結売上高は前年同期比で増収となりました。
《利益》
損益面では、金属相場の上昇や安定操業の効果等により、製錬事業で前年同期比16億円の増益となりました。資
源事業でも金属相場上昇の影響もあり前年同期比6億円の増益となりました。この結果、営業利益、経常利益、親
会社株主に帰属する四半期純利益ともに前年同期比で増益となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります(以下、各セグメントの売上高には、セグメント間売上高を含みま
す)。なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当
第1四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
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東邦亜鉛㈱(5707)2022年3月期第1四半期決算短信
① 製錬事業部門
(単位:百万円)
2020年6月期 2021年6月期 増減(増減率%)
売上高 16,947 24,032 7,085 (42)
営業利益 920 2,495 1,574 (171)
《亜鉛》
LME相場は、期初2,766ドル/トンでスタートしたのちは高い水準を維持し、期中平均では2,916ドルとなり、
前年同期(1,959ドル)比で大幅上昇となりました。国内価格も期中平均371千円/トンと前年同期(266千円)を
上回り、これに加えて増販の影響もあり、売上高は前年同期比68%の増収となりました。
《鉛》
LME相場は、期初1,943ドル/トンでスタートしたのちは高い水準を維持し、期中平均は2,127ドルとなり、
前年同期(1,670ドル)を上回りました。国内価格も期中平均291千円/トンで前年同期(243千円)を上回り、こ
れに加えて増販の影響もあり、売上高は前年同期比40%の増収となりました。
《銀》
ロンドン銀相場は、期初24.3ドル/トロイオンスでスタートしたのちは高い水準を維持し、期中平均は26.7ド
ルで前年同期(16.3ドル)を上回りました。国内価格も期中平均95,400円/キログラムと前年同期(58,133円)
を大きく上回りました。前年同期比では減販となったものの、相場上昇の影響が大きく、売上高は前年同期比52
%の増収となりました。
以上のほか、硫酸などその他の製品を合わせた当事業部門の業績は、前年同期比での金属相場の上昇や亜鉛・
鉛の増販もあり増収増益となりました。
なお、金属相場(月平均)及び為替相場(月平均)の推移は下表のとおりであります。
亜鉛 鉛 銀 為替レート
区 分 ロンドン 米ドル/
LME相場 国内価格 LME相場 国内価格 国内価格 円/米ドル
相 場 豪ドル
$/t \/t $/t \/t $/toz \/kg \/$ US$/A$
2019年3月 2,851 365,800 2,055 294,900 15.3 56,120 111.24 0.7076
6月 2,602 332,500 1,892 267,800 15.0 53,520 108.12 0.6945
9月 2,320 299,400 2,071 284,200 18.2 64,430 107.45 0.6800
12月 2,274 299,800 1,899 272,200 17.1 61,350 109.24 0.6872
2020年3月 1,906 259,400 1,745 249,200 14.9 54,000 107.41 0.6235
6月 2,021 272,200 1,740 248,700 17.7 62,700 107.55 0.6888
9月 2,451 311,200 1,881 265,500 25.9 89,940 105.76 0.7231
12月 2,782 342,800 2,019 275,000 24.9 83,925 103.84 0.7513
2021年3月 2,792 354,200 1,961 276,400 25.6 91,180 108.63 0.7711
6月 2,950 378,700 2,189 297,500 27.0 97,090 110.13 0.7649
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東邦亜鉛㈱(5707)2022年3月期第1四半期決算短信
② 資源事業部門
(単位:百万円)
2020年6月期 2021年6月期 増減(増減率%)
売上高 2,237 3,436 1,198 (54)
営業利益又は損失(△) △386 238 625 (-)
金属相場の前年同期比上昇もあり売上高は増収、営業利益は増益となり黒字へと転換いたしました。
③ 電子部材事業部門
(単位:百万円)
2020年6月期 2021年6月期 増減(増減率%)
売上高 1,093 1,305 212 (19)
営業利益 93 169 76 (81)
《電子部品》
電子部品事業は堅調な産業機器向けに加え、電動車向けの需要が大幅に増えたことから、前年同期比で31%の
増収となりました。
《電解鉄》
昨年度にコロナ禍の影響を大きく受けた米国向けの航空機用や国内の自動車用の特殊鋼向けが回復し、売上高
は前年同期比15%の増収となりました。
以上のほか、プレーティング事業及び機器部品事業を合わせた当事業部門の業績は、前年同期比で増収増益と
なりました。
④ 環境・リサイクル事業部門
(単位:百万円)
2020年6月期 2021年6月期 増減(増減率%)
売上高 795 1,125 329 (41)
営業利益 171 470 299 (174)
主力製品の酸化亜鉛が、タイヤメーカーの生産量がコロナ禍の影響を大きく受けた前年同期と比較し大きく回
復したことからなどもあり、当事業部門の業績は前年同期比で増収増益となりました。
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東邦亜鉛㈱(5707)2022年3月期第1四半期決算短信
⑤ その他事業部門
(単位:百万円)
2020年6月期 2021年6月期 増減(増減率%)
売上高 2,016 2,391 375 (19)
営業利益 165 194 29 (18)
防音建材事業、土木・建築・プラントエンジニアリング事業、運輸事業、環境分析事業等からなる当事業部門
の業績は、運輸事業でコロナ禍の影響を受けた前年同期から生産・販売量が増えたことで運送荷物やリサイクル
原料等の扱い量が増えたことなどもあり、前年同期比で増収増益となりました。
(2) 財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、相場高に伴う売上債権や棚卸資産の増加などもあり、前連結会計年度
末に比べ187億53百万円増加し、1,323億88百万円となりました。
負債については、鉱石需要への対応から有利子負債が増加したことなどもあり、前連結会計年度末に比べ153億49
百万円増加し、875億20百万円となりました。
純資産は、当第1四半期の利益計上に加え、豪ドル高による為替換算調整勘定の増加などもあり、前連結会計年
度末に比べ34億3百万円増加し、448億68百万円となりました。以上の結果、自己資本比率は33.9%となり、前連結
会計年度末に比して、2.6ポイント下落しております。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2021年5月13日公表の予想から修正しております。詳細につきましては、本日公
表の「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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東邦亜鉛㈱(5707)2022年3月期第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 5,934 16,073
受取手形及び売掛金 14,061 -
受取手形、売掛金及び契約資産 - 15,254
電子記録債権 1,412 3,059
商品及び製品 7,582 7,638
仕掛品 10,910 11,581
原材料及び貯蔵品 14,607 19,178
その他 2,471 1,746
貸倒引当金 △0 △0
流動資産合計 56,979 74,531
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 6,554 6,526
機械装置及び運搬具(純額) 11,798 12,162
土地 16,604 16,604
その他(純額) 1,021 657
有形固定資産合計 35,978 35,950
無形固定資産
鉱業権 10,117 11,164
その他 49 50
無形固定資産合計 10,167 11,214
投資その他の資産
投資有価証券 6,981 7,225
退職給付に係る資産 723 723
その他 3,692 3,631
貸倒引当金 △888 △888
投資その他の資産合計 10,509 10,692
固定資産合計 56,655 57,856
資産合計 113,635 132,388
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東邦亜鉛㈱(5707)2022年3月期第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 6,217 9,506
短期借入金 23,883 24,617
1年内返済予定の長期借入金 7,586 7,308
コマーシャル・ペーパー 2,000 11,000
未払法人税等 591 642
引当金 238 256
その他 6,072 5,866
流動負債合計 46,589 59,197
固定負債
長期借入金 16,431 18,867
引当金 643 673
退職給付に係る負債 141 144
資産除去債務 3,871 4,136
再評価に係る繰延税金負債 4,173 4,173
その他 318 327
固定負債合計 25,581 28,323
負債合計 72,171 87,520
純資産の部
株主資本
資本金 14,630 14,630
資本剰余金 9,876 9,876
利益剰余金 7,546 9,816
自己株式 △30 △30
株主資本合計 32,022 34,292
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 423 358
繰延ヘッジ損益 △120 △130
土地再評価差額金 8,608 8,608
為替換算調整勘定 56 1,278
退職給付に係る調整累計額 473 460
その他の包括利益累計額合計 9,441 10,575
純資産合計 41,464 44,868
負債純資産合計 113,635 132,388
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(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 21,912 28,556
売上原価 19,127 23,311
売上総利益 2,784 5,245
販売費及び一般管理費 1,914 1,788
営業利益 869 3,457
営業外収益
受取利息 14 6
受取配当金 43 44
為替差益 347 -
デリバティブ評価益 50 68
その他 96 72
営業外収益合計 551 192
営業外費用
支払利息 122 118
持分法による投資損失 0 3
為替差損 - 25
その他 21 31
営業外費用合計 144 179
経常利益 1,276 3,470
特別利益
固定資産売却益 384 18
投資有価証券売却益 78 8
特別利益合計 462 27
特別損失
減損損失 5 -
固定資産除却損 15 32
特別損失合計 20 32
税金等調整前四半期純利益 1,718 3,464
法人税、住民税及び事業税 56 468
法人税等調整額 807 47
法人税等合計 863 516
四半期純利益 855 2,948
親会社株主に帰属する四半期純利益 855 2,948
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益 855 2,948
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 80 △64
繰延ヘッジ損益 △1,233 △10
為替換算調整勘定 △2,187 1,222
退職給付に係る調整額 4 △13
その他の包括利益合計 △3,336 1,133
四半期包括利益 △2,481 4,082
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △2,481 4,082
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点
で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
従来、工事契約に関して、進捗部分について成果の確実性が認められる工事については工事進行基準を、その
他の工事については工事完成基準を適用しておりましたが、少額かつ工期がごく短い工事を除き、履行義務を充
足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識する方法に変更しております。なお、履行義務の充足に係る進
捗率の見積りの方法は、見積総原価に対する実際原価の割合(インプット法)で算出しております。少額かつ工期
がごく短い工事については完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。また、顧客から原材料等
を仕入れ、加工を行ったうえで当該顧客に販売する有償受給取引等において、従来は原材料等の仕入価格を含め
た対価の総額で収益を認識しておりましたが、原材料等の仕入価格を除いた対価の純額で収益を認識することと
しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って
おり、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1
四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。また、
収益認識会計基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、当第1四半期連結会計期間の期首より前までに行わ
れた契約変更について、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累積的影響
額を当第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は33百万円減少し、売上原価は49百万円減少し、営業利益、経
常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ15百万円増加しております。また、利益剰余金の当期首残高は
0百万円増加しております。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示してい
た「受取手形及び売掛金」は、当第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示
することとしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度に
ついて新たな表示方法により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業
会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第1四半期連結累計期間に
係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計
基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基
準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。これにより、その他有価証券の
うち時価のある株式の評価方法については、従来、期末決算日前1ヶ月の市場価格等の平均に基づく時価法を採
用しておりましたが、当第1四半期連結会計期間より、期末決算日の市場価格等に基づく時価法に変更しており
ます。
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東邦亜鉛㈱(5707)2022年3月期第1四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
連結
その他 調整額 損益
環境・リ 合計
製錬 資源 電子部材 計 (注)1 (注)2 計算書
サイクル 計上額
(注)3
売上高
外部顧客への売上高 16,784 2,237 1,093 795 20,910 1,001 21,912 - 21,912
セグメント間の内部
163 - - - 163 1,014 1,177 △1,177 -
売上高又は振替高
計 16,947 2,237 1,093 795 21,074 2,016 23,090 △1,177 21,912
セグメント利益又は
920 △386 93 171 799 165 964 △94 869
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、防音建材、土木・建築・プラ
ントエンジニアリング、運輸、環境分析等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△94百万円には、セグメント間取引消去9百万円、各報告セグメントに
配分していない全社費用△104百万円が含まれております。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一
般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
連結
その他 調整額 損益
環境・リ 合計
製錬 資源 電子部材 計 (注)1 (注)2 計算書
サイクル 計上額
(注)3
売上高
外部顧客への売上高 23,863 1,154 1,305 1,125 27,448 1,107 28,556 - 28,556
セグメント間の内部
168 2,282 - - 2,451 1,283 3,735 △3,735 -
売上高又は振替高
計 24,032 3,436 1,305 1,125 29,899 2,391 32,291 △3,735 28,556
セグメント利益 2,495 238 169 470 3,373 194 3,568 △110 3,457
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、防音建材、土木・建築・プラ
ントエンジニアリング、運輸、環境分析等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△110百万円には、セグメント間取引消去12百万円、各報告セグメントに配分して
いない全社費用△122百万円が含まれております。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費
であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
当第1四半期連結会計期間より、従来報告セグメントとしていた「土木・建築・プラントエンジニアリング」
について、量的な重要性が乏しくなったため「その他」として記載する方法に変更しております。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報については変更後の区分により作成したものを記載してお
ります。
会計方針の変更に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認
識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の算定方法を同様に変更しておりま
す。
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東邦亜鉛㈱(5707)2022年3月期第1四半期決算短信
当該変更により、従来の方法に比べて、当第1四半期連結累計期間の「電子部材」の売上高は183百万円減少
し、「その他」の売上高は150百万円増加、セグメント利益は15百万円増加しております。
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東邦亜鉛㈱(5707)2022年3月期第1四半期決算短信
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
環境・リ 合計
製錬 資源 電子部材 計 (注)
サイクル
亜鉛製品 7,619 - - - 7,619 - 7,619
鉛製品 5,631 - - - 5,631 - 5,631
電気銀 7,915 - - - 7,915 - 7,915
硫酸 374 - - - 374 - 374
鉱石販売等 - 1,154 - - 1,154 - 1,154
電子部品 - - 532 - 532 - 532
電解鉄 - - 363 - 363 - 363
環境・リサイクル製品 - - - 1,112 1,112 - 1,112
防音建材 - - - - - 319 319
土木・建築・プラントエンジ
- - - - - 377 377
ニアリング
その他 3,205 - 409 - 3,615 410 4,025
顧客との契約から生じる収益 24,746 1,154 1,305 1,112 28,317 1,107 29,425
その他の収益 △882 - - 13 △869 - △869
外部顧客への売上高 23,863 1,154 1,305 1,125 27,448 1,107 28,556
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、防音建材、土木・建築・プラント
エンジニアリング、運輸、環境分析等を含んでおります。
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