5707 東邦鉛 2021-02-12 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕 (連結)
四半期決算短信 日本基準 連結)
2021年2月12日
上場会社名 東邦亜鉛株式会社 上場取引所 東
コード番号 5707 URL http://www.toho-zinc.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 丸崎公康
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名) 田邉正樹 TEL 03-6212-1716
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家、証券アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績 (累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 73,855 △1.2 3,040 - 3,417 - 1,153 -
2020年3月期第3四半期 74,747 △17.2 △6,831 - △6,282 - △10,976 -
(注) 包括利益 2021年3月期第3四半期 △1,363百万円 ( -%) 2020年3月期第3四半期 △12,979百万円 ( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 84.94 -
2020年3月期第3四半期 △808.37 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 120,862 34,945 28.9
2020年3月期 117,333 36,309 30.9
(参考) 自己資本 2021年3月期第3四半期 34,945百万円 2020年3月期 36,309百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年3月期 - 0.00 -
2021年3月期 (予想) 50.00 50.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 100,000 2.6 4,500 - 4,500 - 3,500 - 257.70
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 - 社 (社名) 、 除外 - 社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 13,585,521株 2020年3月期 13,585,521株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 7,346株 2020年3月期 7,162株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 13,578,240株 2020年3月期3Q 13,578,421株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料P.6「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
(決算補足説明資料の入手方法)
当社は、2021年2月12日(金)に機関投資家、証券アナリスト向け説明会をオンラインで開催する予定です。この
説明会で使用する資料につきましては、決算発表と同時にTDnet及び当社ホームページで開示しております。
東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………… 2
(1) 経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………………… 2
(2) 財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………………… 6
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………… 6
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 7
(1) 四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………………… 7
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………… 9
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………………… 9
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………………… 10
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………… 11
(四半期連結貸借対照表に関する注記) ……………………………………………………………………… 11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………… 11
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………… 11
3.その他 ……………………………………………………………………………………………………………… 13
連結売上高明細表 …………………………………………………………………………………………………… 13
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間の連結業績は以下の通りです。売上高は前年同期比減収ですが、営業利益・経常利益
及び親会社株主に帰属する四半期純利益ともに増益となりました。
(単位:百万円)
2019年12月期 2020年12月期 増減(増減率%)
売上高 74,747 73,855 △891 (△1)
営業利益又は損失(△) △6,831 3,040 9,872 (-)
経常利益又は損失(△) △6,282 3,417 9,700 (-)
親会社株主に帰属する
△10,976 1,153 12,129 (-)
四半期純利益又は純損失(△)
《経営環境》
当第3四半期連結累計期間の当社グループを取り巻く事業環境は以下の通りです。
当社の主力製品である亜鉛や鉛の金属相場は、前年度末の新型コロナウイルス感染症の影響(以下、「コロナ影
響」)による急落から一転して、最大消費国である中国が経済活動を早期に再開したこともあり、回復基調となり
ました。銀についても、金相場に追随する形で上昇しました。
一方為替相場は、製錬事業に影響を与える米ドル/円相場につきましては緩やかに円高が進行し、期中平均でも前
年同期比円高となりました(円高は資源事業の業績にマイナスの影響)。豪州に鉱山会社(CBH Resources Ltd.
(以下、「CBH社」という。))を有する当社グループに影響を与える米ドル/豪ドル相場につきましては、金属
価格の上昇に伴い資源国通貨である豪ドルが強くなりましたが、期中平均では前年同期比豪ドル安となりました
(豪ドル安は資源事業の業績にプラスの影響)。
販売面では、コロナ影響による国内需要の落ち込みを、輸出取引の拡大により対処いたしました。
《売上高》
当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、コロナ影響やCBH社エンデバー鉱山の休山などもあった
ものの、金属相場の上昇もあり、連結売上高は前年並みとなりました。
《利益》
損益面では、前年同期の在庫評価損が当四半期では在庫評価益に転じたこと、買鉱条件の改善や金の増販なども
あり、製錬事業で営業利益が前年同期比97億円の増益となりました。加えて資源事業でも営業損失が前年同期比3億
円縮小したこともあり、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前年同期比で増益かつ黒
字に転じました。
セグメントの業績は次のとおりであります(以下、各セグメントの売上高には、セグメント間売上高を含みま
す)。
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第3四半期決算短信
① 製錬事業部門
(単位:百万円)
2019年12月期 2020年12月期 増減(増減率%)
売上高 55,989 60,142 4,152 (7)
営業利益又は損失(△) △5,933 3,771 9,704 (-)
《亜鉛》
LME相場は、当期は期を通じて上昇基調、前期は下落基調だったものの、期中平均では前年同期比で相場安
となりました。販売面でも、国内の落ち込みを完全には輸出でカバー出来ず、前年同期比減販となったこともあ
り、売上高は前年同期比12%の減収となりました。
《鉛》
亜鉛同様に、期中平均では前年同期比で相場安となりました。さらに販売面でも前年並みにとどまったことも
あり、売上高は前年同期比10%の減収となりました。
《銀》
ロンドン銀相場は、世界的な金融緩和政策等を受けて大きく上昇しました。加えて増販も寄与し、売上高は前
年同期比44%の増収となりました。
以上のほか、硫酸などその他の製品を合わせた当事業部門の業績は、前年同期比での亜鉛・鉛相場安はあった
ものの、銀相場高及び増販もあり、前年同期比増収となりました。一方、営業利益は在庫評価益の計上(前年同
期は在庫評価損を計上)や金・銀の増販、非鉄スラグ処理費用の減少などもあり、前年同期比で97億円の大幅増
益かつ黒字転換となりました。
なお、金属相場(月平均)及び為替相場(月平均)の推移は下表のとおりであります。
亜鉛 鉛 銀 為替レート
区 分 ロンドン 米ドル/
LME相場 国内価格 LME相場 国内価格 国内価格 円/米ドル
相 場 豪ドル
$/t \/t $/t \/t $/toz \/kg \/$ US$/A$
2018年3月 3,280 394,400 2,397 316,000 16.5 57,650 106.07 0.7768
6月 3,092 389,000 2,441 333,000 16.5 59,870 110.03 0.7494
9月 2,433 320,500 2,028 292,000 14.3 52,700 111.91 0.7197
12月 2,626 345,100 1,965 286,000 14.7 54,320 112.51 0.7187
2019年3月 2,851 365,800 2,055 294,900 15.3 56,120 111.24 0.7076
6月 2,602 332,500 1,892 267,800 15.0 53,520 108.12 0.6945
9月 2,320 299,400 2,071 284,200 18.2 64,430 107.45 0.6800
12月 2,274 299,800 1,899 272,200 17.1 61,350 109.24 0.6872
2020年3月 1,906 259,400 1,745 249,200 14.9 54,000 107.41 0.6235
6月 2,021 272,200 1,740 248,700 17.7 62,700 107.55 0.6888
9月 2,451 311,200 1,881 265,500 25.9 89,940 105.76 0.7231
12月 2,782 342,800 2,019 275,000 24.9 83,925 103.84 0.7513
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第3四半期決算短信
② 資源事業部門
(単位:百万円)
2019年12月期 2020年12月期 増減(増減率%)
売上高 10,166 6,535 △3,631 (△36)
営業損失(△) △2,119 △1,809 309 (-)
前年同期(1月-9月)比での金属相場安や、CBH社エンデバー鉱山の休止などもあり、売上高は前年同期
比減収となりました。一方損益面では、CBH社ラスプ鉱山が前年同期比で減産かつ粗鉱品位低下により精鉱生
産量が減少したものの、エンデバー鉱山の休山前コストが当期は消滅したことや、決算期ズレの調整効果もあり、
前年同期比で損失が縮小しました。
③ 電子部材事業部門
(単位:百万円)
2019年12月期 2020年12月期 増減(増減率%)
売上高 3,800 3,013 △786 (△21)
営業利益 353 189 △163 (△46)
前年同期比では、各事業部とも、コロナ影響により減販となりました。
《電子部品》
堅調な産業機器向けに加え車載電装向けが回復したものの、その他の分野は販売が回復せず、売上高は前年同
期比10%の減収となりました。
《電解鉄》
コロナ影響を受けた航空機用特殊鋼向けの販売量が大幅に落ち込み、売上高は前年同期比32%の減収となりま
した。
《プレーティング》
産業機器向けの金メッキは回復したものの、その他の分野は販売が回復せず、売上高は前年同期比22%の減収
となりました。
《機器部品》
コロナ影響もあり、粉末冶金部門は自動車関連製品が低調に推移し、また、タイヤ用バランスウエイト部門も
自動車ライン向けの減少が大きく、売上高は前年同期比26%の減収となりました。
以上の結果、当事業部門の業績は、前年同期比で減収減益となりました。
④ 環境・リサイクル事業部門
(単位:百万円)
2019年12月期 2020年12月期 増減(増減率%)
売上高 3,206 2,539 △666 (△21)
営業利益 653 592 △61 (△9)
主力製品の酸化亜鉛は、コロナ影響による自動車生産台数の減少もあり前年同期比減販、加えて亜鉛の国内価
格が前年同期比で安かったこともあり減収となりました。使用済みニカド電池の処理や硫酸リサイクルなどその
他のリサイクル事業についても前年同期比減収となり、当事業部門の業績は、前年同期比で減収減益となりまし
た。
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第3四半期決算短信
⑤ 土木・建築・プラントエンジニアリング事業部門
(単位:百万円)
2019年12月期 2020年12月期 増減(増減率%)
売上高 1,716 1,246 △469 (△27)
営業利益 51 117 66 (129)
当期はコロナ影響から、営業活動が制限され受注が減少したことや一部の建設工事の遅延もあり、前年同期比
27%の減収となりました。しかしながら、当期は前期にあったプラントエンジニアリング事業での不採算の案件
が無くなったことなどもあり、前年同期比で増益となりました。
⑥ その他事業部門
(単位:百万円)
2019年12月期 2020年12月期 増減(増減率%)
売上高 5,169 5,419 250 (5)
営業利益 374 409 35 (9)
《防音建材(商品名:ソフトカーム)事業》
コロナ影響により医療向けX線遮蔽用鉛板やプラントの設備防音用鉛シートが減販、更に住宅着工数の減少も
加わり、売上高は前年同期比で11%の減収となりました。
以上のほか、環境分析部門を合わせた当事業部門の業績は、運輸部門が好調だったこともあり、前年同期並み
となりました。
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第3四半期決算短信
(2) 財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、CBH社ラスプ鉱山の減損などで固定資産が25億円減少したものの、
金属相場の上昇による売上債権の増加などもあり、前連結会計年度末に比べ35億29百万円増加し、1,208億62百万円
となりました。
負債については、運転資金需要への対応により、有利子負債が増加し、前連結会計年度末に比べ48億93百万円増
加し、859億17百万円となりました。
利益剰余金の増加により株主資本は増加したものの、純資産ベースでは、金属相場高により繰延ヘッジ損益が損
失に転じたことなどもあり、前連結会計年度末に比べ13億63百万円減少し、349億45百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は28.9%となり、前連結会計年度末に比して、2.0ポイント下落しております。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2020年10月23日公表の予想から修正しております。詳細につきましては、本日公
表の「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 8,207 11,975
受取手形及び売掛金 10,655 14,608
電子記録債権 231 781
商品及び製品 9,157 8,212
仕掛品 9,841 13,024
原材料及び貯蔵品 16,006 13,510
その他 5,201 3,240
貸倒引当金 △0 △0
流動資産合計 59,301 65,352
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 7,147 6,720
機械装置及び運搬具(純額) 13,306 12,441
土地 17,175 16,604
その他(純額) 1,407 1,321
有形固定資産合計 39,038 37,087
無形固定資産
鉱業権 10,957 10,404
その他 57 53
無形固定資産合計 11,014 10,457
投資その他の資産
投資有価証券 4,943 4,734
その他 3,922 4,118
貸倒引当金 △887 △887
投資その他の資産合計 7,978 7,964
固定資産合計 58,031 55,509
資産合計 117,333 120,862
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 6,890 7,573
短期借入金 24,101 27,823
1年内返済予定の長期借入金 7,848 4,164
コマーシャル・ペーパー 4,000 9,000
未払法人税等 172 345
引当金 232 225
その他 7,444 7,045
流動負債合計 50,690 56,178
固定負債
長期借入金 20,486 20,198
引当金 653 643
退職給付に係る負債 206 203
資産除去債務 3,726 3,676
再評価に係る繰延税金負債 4,345 4,173
その他 916 842
固定負債合計 30,334 29,739
負債合計 81,024 85,917
純資産の部
株主資本
資本金 14,630 14,630
資本剰余金 9,876 9,876
利益剰余金 1,648 3,191
自己株式 △30 △30
株主資本合計 26,125 27,667
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 207 289
繰延ヘッジ損益 1,036 △937
土地再評価差額金 8,997 8,608
為替換算調整勘定 58 △578
退職給付に係る調整累計額 △116 △104
その他の包括利益累計額合計 10,183 7,277
純資産合計 36,309 34,945
負債純資産合計 117,333 120,862
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第3四半期決算短信
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 74,747 73,855
売上原価 75,324 65,172
売上総利益又は売上総損失(△) △577 8,683
販売費及び一般管理費 6,254 5,642
営業利益又は営業損失(△) △6,831 3,040
営業外収益
受取利息 13 34
受取配当金 79 57
為替差益 - 454
受取保険金 426 -
その他 554 463
営業外収益合計 1,074 1,010
営業外費用
支払利息 329 395
持分法による投資損失 - 0
為替差損 38 -
その他 157 238
営業外費用合計 524 633
経常利益又は経常損失(△) △6,282 3,417
特別利益
固定資産売却益 35 475
投資有価証券売却益 11 281
特別利益合計 47 756
特別損失
減損損失 2,900 1,473
固定資産除却損 181 108
その他 8 -
特別損失合計 3,090 1,582
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△9,325 2,592
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 99 345
法人税等調整額 1,551 1,093
法人税等合計 1,650 1,438
四半期純利益又は四半期純損失(△) △10,976 1,153
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△10,976 1,153
に帰属する四半期純損失(△)
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △10,976 1,153
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △63 81
繰延ヘッジ損益 △772 △1,974
為替換算調整勘定 △1,155 △636
退職給付に係る調整額 △12 12
その他の包括利益合計 △2,003 △2,516
四半期包括利益 △12,979 △1,363
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △12,979 △1,363
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第3四半期決算短信
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(四半期連結貸借対照表に関する注記)
(非鉄スラグ製品の処理に係る偶発債務)
当社安中製錬所が過去に出荷した非鉄スラグ製品の一部において、土壌汚染対策法の土壌環境基準を超過した
製品があること、ならびに、当社の管理不足により不適切な使用・混入がなされた可能性のあることが、調査の
結果判明いたしました。今後も、当該製品を回収、撤去するための費用負担が発生する可能性がありますが、現
時点では四半期連結財務諸表に与える影響額を合理的に見積もることは困難であります。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
土木・建 連結
築・プラ その他 調整額 損益
環境・リ 合計
製錬 資源 電子部材 ントエン 計 (注)1 (注)2 計算書
サイクル 計上額
ジニアリ
ング (注)3
売上高
外部顧客への売上高 55,745 8,364 3,799 3,206 1,506 72,621 2,125 74,747 - 74,747
セグメント間の内部
244 1,802 0 - 210 2,257 3,043 5,301 △5,301 -
売上高又は振替高
計 55,989 10,166 3,800 3,206 1,716 74,879 5,169 80,048 △5,301 74,747
セグメント利益又は
△5,933 △2,119 353 653 51 △6,994 374 △6,620 △211 △6,831
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、防音建材、運輸、環境分析等
を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△211百万円には、セグメント間取引消去△3百万円、各報告セグメント
に配分していない全社費用△207百万円が含まれております。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない
一般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
「資源」セグメントにおいて、鉱山の生産計画の見直しにより、今後は投下資本に見合うだけの十分なキャッ
シュ・フローの回収が見込めないと判断し、資源事業(エンデバー鉱山及びラスプ鉱山)に係る資産グループの
帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。また、同セグメントにお
いて、探査活動が終了した案件についてその探査権の帳簿価額の全額を減損損失として計上しております。当該
減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間においてエンデバー鉱山が946百万円、ラスプ鉱山が1,908百万
円、探査権が45百万円であります。
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
土木・建 連結
築・プラ その他 調整額 損益
環境・リ 合計
製錬 資源 電子部材 ントエン 計 (注)1 (注)2 計算書
サイクル 計上額
ジニアリ
ング (注)3
売上高
外部顧客への売上高 59,696 5,391 3,013 2,539 1,129 71,770 2,085 73,855 - 73,855
セグメント間の内部
445 1,144 - 0 117 1,706 3,334 5,041 △5,041 -
売上高又は振替高
計 60,142 6,535 3,013 2,539 1,246 73,477 5,419 78,896 △5,041 73,855
セグメント利益又は
3,771 △1,809 189 592 117 2,860 409 3,269 △228 3,040
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、防音建材、運輸、環境分析等
を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△228百万円には、セグメント間取引消去35百万円、各報告セグメントに
配分していない全社費用△264百万円が含まれております。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一
般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
「資源」セグメントにおいて、使用価値の算定に用いられる市況前提(主に為替相場)を市況の変化に対応し
て見直した結果、今後は投下資本に見合うだけの十分なキャッシュ・フローの回収が見込めないと判断し、資源
事業(エンデバー鉱山及びラスプ鉱山)に係る資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額
を減損損失として計上しております。当該減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間においてエンデバー
鉱山が5百万円、ラスプ鉱山が1,468百万円であります。
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第3四半期決算短信
3.その他
連結売上高明細表
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間 前連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日 (自 2019年4月1日
品 名 至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日) 至 2020年3月31日)
金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比
(百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)
亜鉛製品 21,403 28.6 18,791 25.5 28,061 28.8
鉛製品 17,025 22.8 15,311 20.7 22,974 23.6
電気銀 13,634 18.2 19,618 26.6 17,652 18.1
硫 酸 1,245 1.6 1,064 1.4 1,599 1.6
鉱石販売等 8,364 11.2 5,391 7.3 9,647 9.9
電子部品 1,344 1.8 1,210 1.6 1,724 1.8
電子材料等 2,455 3.3 1,802 2.5 3,204 3.3
環境・リサ
3,201 4.3 2,538 3.4 4,176 4.3
イクル製品
防音建材 1,124 1.5 1,005 1.4 1,478 1.5
完成工事高 1,546 2.1 1,116 1.5 2,201 2.3
その他 3,401 4.6 6,005 8.1 4,723 4.8
合 計 74,747 100.0 73,855 100.0 97,445 100.0
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