5707 東邦鉛 2020-11-09 15:00:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
四半期決算短信 日本基準 連結)
2020年11月9日
上場会社名 東邦亜鉛株式会社 上場取引所 東
コード番号 5707 URL http://www.toho-zinc.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 丸崎公康
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名) 田邉正樹 TEL 03-6212-1716
四半期報告書提出予定日 2020年11月12日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家、証券アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 45,209 △8.0 2,976 - 3,387 - 2,702 -
2020年3月期第2四半期 49,160 △15.9 △7,752 - △7,336 - △6,702 -
(注) 包括利益 2021年3月期第2四半期 △105百万円( -%) 2020年3月期第2四半期 △8,256百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 199.03 -
2020年3月期第2四半期 △493.63 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第2四半期 120,885 36,203 29.9
2020年3月期 117,333 36,309 30.9
(参考) 自己資本 2021年3月期第2四半期 36,203百万円 2020年3月期 36,309百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年3月期 - 0.00
2021年3月期(予想) - - -
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2021年3月期の配当予想につきましては、現時点で引き続き未定です。配当予想の開示が可能となった段階で、速や
かに公表いたします。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 91,000 △6.6 4,000 - 4,200 - 3,280 - 241.51
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 - 社 (社名) -、 除外 - 社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 13,585,521株 2020年3月期 13,585,521株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 7,346株 2020年3月期 7,162株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 13,578,273株 2020年3月期2Q 13,578,451株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料P.6「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
(決算補足説明資料の入手方法)
当社は、2020年11月9日(月)に機関投資家、証券アナリスト向け説明会をオンラインで開催する予定です。この
説明会で使用する資料につきましては、決算発表と同時にTDnet及び当社ホームページで開示しております。
東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………… 2
(1) 経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………………… 2
(2) 財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………………… 6
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………… 6
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 7
(1) 四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………………… 7
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………… 9
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………………… 9
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………………… 10
(3) 四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………… 11
(4) 四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………… 12
(四半期連結貸借対照表に関する注記) ……………………………………………………………………… 12
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………… 12
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………… 12
3.その他 ……………………………………………………………………………………………………………… 14
連結売上高明細表 …………………………………………………………………………………………………… 14
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間の連結業績は以下の通りです。売上高は減収となりましたが、営業利益・経常利益及
び親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前年同期比で増益となりました。
(単位:百万円)
2019年9月期 2020年9月期 増減(増減率%)
売上高 49,160 45,209 △3,951 (△8)
営業利益又は損失(△) △7,752 2,976 10,728 (-)
経常利益又は損失(△) △7,336 3,387 10,723 (-)
親会社株主に帰属する
△6,702 2,702 9,405 (-)
四半期純利益又は損失(△)
《経営環境》
当第2四半期連結累計期間の当社グループを取り巻く事業環境は以下の通りです。
当社の主力製品である亜鉛や鉛の金属相場は、前年度末の新型コロナウイルス感染症の影響(以下、「コロナ影
響」)による急落から一転して、最大消費国である中国が経済活動を早期に再開したこともあり、回復基調となり
ました。銀についても、金相場に追随する形で上昇しました。
一方為替相場は、豪州に鉱山会社(CBH Resources Ltd.(以下、「CBH社」という。))を有する当社グルー
プに影響を与える米ドル/豪ドル相場につきましては、1~3月(CBH社の第1四半期)は金属価格の下落に伴い
豪ドル安、4~6月(同社の第2四半期)は金属価格の上昇に伴い豪ドル高と対照的な動きとなりました。期中平
均では前年同期比豪ドル安となりました(豪ドル安は資源事業の業績にプラスの影響)。
販売面では、コロナ影響に伴う経済活動の停滞により、当社グループには厳しい環境となりました。
《売上高》
当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績は、コロナ影響もあり、国内の殆どの事業部門で減収となった
ことに加え、資源事業においても、CBH社エンデバー鉱山の昨年末からの休止などもあり、連結売上高は前年同
期比で減収となりました。
《利益》
損益面では、前年同期の在庫評価損が当四半期では在庫評価益に転じたこと、買鉱条件の改善や金の増販なども
あり、製錬事業で営業利益が前年同期比90億円の増益となりました。加えて資源事業でも営業損失が前年同期比20
億円縮小したこともあり、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前年同期比で増益かつ
黒字に転じました。
セグメントの業績は次のとおりであります(以下、各セグメントの売上高には、セグメント間売上高を含みま
す)。
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第2四半期決算短信
① 製錬事業部門
(単位:百万円)
2019年9月期 2020年9月期 増減(増減率%)
売上高 36,372 36,066 △305 (△1)
営業利益又は損失(△) △5,512 3,468 8,981 (-)
《亜鉛》
LME相場は、期初から回復基調となり、特に第2四半期は、米国他各国の経済指標も回復基調となったこと
もあり、上昇しました。しかしながら、期中平均では前年同期比で相場安となったことと減販により、売上高は
前年同期比30%の減収となりました。
《鉛》
亜鉛同様に、期中平均では前年同期比で相場安となったことと減販により、売上高は前年同期比16%の減収と
なりました。
《銀》
ロンドン銀相場は、世界的な金融緩和政策等を受けて上昇しました。加えて増販も寄与し、売上高は前年同期
比45%の増収となりました。
以上のほか、硫酸などその他の製品を合わせた当事業部門の業績は、前年同期比での金属相場安や亜鉛・鉛の
減販もあり減収となりました。一方、営業利益は在庫評価益の計上(前年同期は在庫評価損を計上)や金・銀の
増販、非鉄スラグ処理費用の減少などもあり、前年同期比で90億円の大幅増益かつ黒字転換となりました。
なお、金属相場(月平均)及び為替相場(月平均)の推移は下表のとおりであります。
亜鉛 鉛 銀 為替レート
区 分 ロンドン 米ドル/
LME相場 国内価格 LME相場 国内価格 国内価格 円/米ドル
相 場 豪ドル
$/t \/t $/t \/t $/toz \/kg \/$ US$/A$
2018年3月 3,280 394,400 2,397 316,000 16.5 57,650 106.07 0.7768
6月 3,092 389,000 2,441 333,000 16.5 59,870 110.03 0.7494
9月 2,433 320,500 2,028 292,000 14.3 52,700 111.91 0.7197
12月 2,626 345,100 1,965 286,000 14.7 54,320 112.51 0.7187
2019年3月 2,851 365,800 2,055 294,900 15.3 56,120 111.24 0.7076
6月 2,602 332,500 1,892 267,800 15.0 53,520 108.12 0.6945
9月 2,320 299,400 2,071 284,200 18.2 64,430 107.45 0.6800
12月 2,274 299,800 1,899 272,200 17.1 61,350 109.24 0.6872
2020年3月 1,906 259,400 1,745 249,200 14.9 54,000 107.41 0.6235
6月 2,021 272,200 1,740 248,700 17.7 62,700 107.55 0.6888
9月 2,451 311,200 1,881 265,500 25.9 89,940 105.76 0.7231
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第2四半期決算短信
② 資源事業部門
(単位:百万円)
2019年9月期 2020年9月期 増減(増減率%)
売上高 6,798 4,598 △2,199 (△32)
営業損失(△) △3,079 △1,096 1,983 (-)
前年同期(1月-6月)比での金属相場安や、CBH社エンデバー鉱山の休止などもあり、売上高は前年同期
比大幅な減収となりました。一方損益面では、CBH社ラスプ鉱山が金属相場影響で減益となったものの、エン
デバー鉱山の休山前コストが当期は消滅したことや、決算期ズレの調整効果もあり、前年同期比で損失が減少し
ました。
③ 電子部材事業部門
(単位:百万円)
2019年9月期 2020年9月期 増減(増減率%)
売上高 2,497 1,925 △572 (△23)
営業利益 217 97 △119 (△55)
《電子部品》
コロナ影響で海外顧客の操業が落ち込んだOA機器向けが減販となり、売上高は前年同期比16%の減収となり
ました。
《電解鉄》
コロナ影響で航空機向け特殊鋼、鉄鋼研究開発向けの販売量が落ち込み、売上高は前年同期比21%の減収とな
りました。
《プレーティング》
コロナ影響で主用途の車載用が大幅に減販となったことから、売上高は前年同期比33%の減収となりました。
《機器部品》
コロナ影響もあり、粉末冶金部門は自動車関連製品が低調に推移し、また、タイヤ用バランスウエイト部門も
自動車ライン向けの減少が大きく、売上高は前年同期比31%の減収となりました。
以上の結果、当事業部門の業績は、前年同期比で減収減益となりました。
④ 環境・リサイクル事業部門
(単位:百万円)
2019年9月期 2020年9月期 増減(増減率%)
売上高 2,249 1,407 △841 (△37)
営業利益 500 288 △211 (△42)
主力製品の酸化亜鉛は、コロナ影響による自動車生産台数の減少もあり前年同期比減販、加えて亜鉛の国内価
格が前年同期比で安かったこともあり減収となりました。使用済みニカド電池の処理や硫酸リサイクルなどその
他のリサイクル事業についても前年同期比減収となり、当事業部門の業績は、前年同期比で減収減益となりまし
た。
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第2四半期決算短信
⑤ 土木・建築・プラントエンジニアリング事業部門
(単位:百万円)
2019年9月期 2020年9月期 増減(増減率%)
売上高 1,167 955 △212 (△18)
営業利益又は損失(△) △17 111 129 (-)
当期はコロナ影響から営業活動が制限され受注が減少したこともあり、前年同期比18%の減収となりました。
しかしながら、当期は前期にあったプラントエンジニアリング事業での不採算の案件が無くなったことから、前
年同期比で増益となり、黒字に転じました。
⑥ その他事業部門
(単位:百万円)
2019年9月期 2020年9月期 増減(増減率%)
売上高 3,457 3,389 △68 (△2)
営業利益 222 284 61 (28)
《防音建材(商品名:ソフトカーム)事業》
コロナ影響により一部の現場で工事が遅延したこともあり、医療向けX線遮蔽用鉛板に加えプラントの設備防
音用鉛シートが減販、更に住宅着工数の減少も加わり、売上高は前年同期比で12%の減収となりました。
以上のほか、環境分析部門を合わせた当事業部門の業績は、前年同期比で若干の減収となりましたが、損益面
においては、原料価格の下落等もあり、前年同期比増益となりました。
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第2四半期決算短信
(2) 財政状態に関する説明
① 財政状態
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、投資有価証券売却やCBH社資産の円高による円換算額の目減り影
響等で固定資産が23億円減少したものの、金属相場の上昇による売上債権やたな卸資産の増加などもあり、前連
結会計年度末に比べ35億52百万円増加し、1,208億85百万円となりました。
負債については、運転資金需要への対応により、有利子負債が増加し、前連結会計年度末に比べ36億57百万円
増加し、846億82百万円となりました。
純資産は、前連結会計年度末に比べ1億5百万円減少し、362億3百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は29.9%となり、前連結会計年度末に比して、1.0ポイント下落しております。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結
会計年度末に比べ26億10百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末は108億17百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、52百万円の支出(前期は87百万円の収入)となりました。利益の計上に
よる収入はあったものの、金属相場の上昇による売上債権やたな卸資産の増加に起因する運転資金需要もあり、若
干の支出となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、2億1百万円の支出(前期比67億66百万円の支出減)となりました。前年
同期は、新規鉱山への投資及び開発や探査活動を強化したことによる支出があったものの、当四半期はそのような
投資が少なかったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは28億84百万円の収入(前期比69億3百万円の収入減)となりました。これは
主に、運転資金需要への対応により、有利子負債が前期に比して増加したことによるものです。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年10月23日の「業績予想の修正に関するお知らせ」で公表いたしました通期の連結業績予想に変更はありま
せん。
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 8,207 10,817
受取手形及び売掛金 10,655 11,891
電子記録債権 231 324
商品及び製品 9,157 10,567
仕掛品 9,841 12,515
原材料及び貯蔵品 16,006 15,605
その他 5,201 3,415
貸倒引当金 △0 △0
流動資産合計 59,301 65,136
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 7,147 6,824
機械装置及び運搬具(純額) 13,306 12,672
土地 17,175 16,604
その他(純額) 1,407 1,435
有形固定資産合計 39,038 37,536
無形固定資産
鉱業権 10,957 11,271
その他 57 56
無形固定資産合計 11,014 11,328
投資その他の資産
投資有価証券 4,943 4,243
その他 3,922 3,529
貸倒引当金 △887 △887
投資その他の資産合計 7,978 6,884
固定資産合計 58,031 55,749
資産合計 117,333 120,885
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 6,890 7,823
短期借入金 24,101 27,083
1年内返済予定の長期借入金 7,848 4,683
コマーシャル・ペーパー 4,000 8,000
未払法人税等 172 272
引当金 232 225
その他 7,444 7,691
流動負債合計 50,690 55,779
固定負債
長期借入金 20,486 19,428
引当金 653 651
退職給付に係る負債 206 200
資産除去債務 3,726 3,598
再評価に係る繰延税金負債 4,345 4,173
その他 916 849
固定負債合計 30,334 28,902
負債合計 81,024 84,682
純資産の部
株主資本
資本金 14,630 14,630
資本剰余金 9,876 9,876
利益剰余金 1,648 4,740
自己株式 △30 △30
株主資本合計 26,125 29,217
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 207 136
繰延ヘッジ損益 1,036 △903
土地再評価差額金 8,997 8,608
為替換算調整勘定 58 △746
退職給付に係る調整累計額 △116 △108
その他の包括利益累計額合計 10,183 6,986
純資産合計 36,309 36,203
負債純資産合計 117,333 120,885
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(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 49,160 45,209
売上原価 52,756 38,423
売上総利益又は売上総損失(△) △3,595 6,786
販売費及び一般管理費 4,157 3,810
営業利益又は営業損失(△) △7,752 2,976
営業外収益
受取利息 2 28
受取配当金 59 48
為替差益 - 331
受取保険金 424 -
その他 329 290
営業外収益合計 815 698
営業外費用
支払利息 190 246
持分法による投資損失 - 0
為替差損 131 -
その他 77 40
営業外費用合計 398 287
経常利益又は経常損失(△) △7,336 3,387
特別利益
固定資産売却益 27 409
投資有価証券売却益 11 281
特別利益合計 38 691
特別損失
減損損失 696 5
固定資産除却損 135 76
特別損失合計 831 81
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△8,128 3,996
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 15 324
法人税等調整額 △1,441 969
法人税等合計 △1,426 1,293
四半期純利益又は四半期純損失(△) △6,702 2,702
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△6,702 2,702
に帰属する四半期純損失(△)
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △6,702 2,702
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △225 △71
繰延ヘッジ損益 △812 △1,940
為替換算調整勘定 △507 △804
退職給付に係る調整額 △8 8
その他の包括利益合計 △1,553 △2,807
四半期包括利益 △8,256 △105
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △8,256 △105
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3) 四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四
△8,128 3,996
半期純損失(△)
減価償却費 2,641 2,373
減損損失 696 5
貸倒引当金の増減額(△は減少) 1 0
その他の引当金の増減額(△は減少) △54 7
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △0 -
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △11 2
受取利息及び受取配当金 △61 △76
支払利息 190 246
為替差損益(△は益) 93 △232
持分法による投資損益(△は益) - 0
売上債権の増減額(△は増加) 2,072 △1,155
たな卸資産の増減額(△は増加) 3,688 △3,793
仕入債務の増減額(△は減少) △3,428 682
固定資産売却損益(△は益) △27 △409
固定資産除却損 135 76
未払消費税等の増減額(△は減少) 212 △303
その他 1,237 △1,032
小計 △744 386
利息及び配当金の受取額 64 93
利息の支払額 △195 △275
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) 963 △256
営業活動によるキャッシュ・フロー 87 △52
投資活動によるキャッシュ・フロー
関係会社出資金の払込による支出 △663 -
有形固定資産の取得による支出 △2,573 △1,631
有形固定資産の売却による収入 94 1,020
無形固定資産の取得による支出 △1,830 △1,052
投資有価証券の取得による支出 △1,558 △1
投資有価証券の売却による収入 57 787
貸付けによる支出 △377 -
貸付金の回収による収入 - 739
その他 △117 △64
投資活動によるキャッシュ・フロー △6,968 △201
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 7,591 3,088
長期借入れによる収入 1,600 -
長期借入金の返済による支出 △1,448 △4,167
コマーシャル・ペーパーの増減額(△は減少) 3,000 4,000
自己株式の取得による支出 △0 △0
配当金の支払額 △950 -
その他 △4 △35
財務活動によるキャッシュ・フロー 9,788 2,884
現金及び現金同等物に係る換算差額 △10 △20
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,896 2,610
現金及び現金同等物の期首残高 10,248 8,207
現金及び現金同等物の四半期末残高 13,144 10,817
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(4) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(四半期連結貸借対照表に関する注記)
(非鉄スラグ製品の処理に係る偶発債務)
当社安中製錬所が過去に出荷した非鉄スラグ製品の一部において、土壌汚染対策法の土壌環境基準を超過した
製品があること、ならびに、当社の管理不足により不適切な使用・混入がなされた可能性のあることが、調査の
結果判明いたしました。今後も、当該製品を回収、撤去するための費用負担が発生する可能性がありますが、現
時点では四半期連結財務諸表に与える影響額を合理的に見積もることは困難であります。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
土木・建 連結
築・プラ その他 調整額 損益
環境・リ 合計
製錬 資源 電子部材 ントエン 計 (注)1 (注)2 計算書
サイクル 計上額
ジニアリ
ング (注)3
売上高
外部顧客への売上高 36,241 5,692 2,497 2,249 1,060 47,740 1,419 49,160 - 49,160
セグメント間の内部
131 1,105 0 - 107 1,345 2,037 3,382 △3,382 -
売上高又は振替高
計 36,372 6,798 2,497 2,249 1,167 49,086 3,457 52,543 △3,382 49,160
セグメント利益又は
△5,512 △3,079 217 500 △17 △7,891 222 △7,669 △83 △7,752
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、防音建材、運輸、環境分析等
を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△83百万円には、セグメント間取引消去18百万円、各報告セグメントに
配分していない全社費用△102百万円が含まれております。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一
般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
「資源」セグメントにおいて、鉱山の生産計画の見直しにより、今後は投下資本に見合うだけの十分なキャッ
シュ・フローの回収が見込めないと判断し、資源事業(エンデバー鉱山)に係る資産グループの帳簿価額を回収
可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。また、同セグメントにおいて、探査活動
が終了した案件についてその帳簿価額の全額を減損損失として計上しております。当該減損損失の計上額は、当
第2四半期連結累計期間においてそれぞれ649百万円及び46百万円であります。
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Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
土木・建 連結
築・プラ その他 調整額 損益
環境・リ 合計
製錬 資源 電子部材 ントエン 計 (注)1 (注)2 計算書
サイクル 計上額
ジニアリ
ング (注)3
売上高
外部顧客への売上高 35,792 3,865 1,925 1,407 855 43,846 1,363 45,209 - 45,209
セグメント間の内部
274 732 - 0 100 1,107 2,025 3,133 △3,133 -
売上高又は振替高
計 36,066 4,598 1,925 1,407 955 44,953 3,389 48,342 △3,133 45,209
セグメント利益又は
3,468 △1,096 97 288 111 2,870 284 3,154 △178 2,976
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、防音建材、運輸、環境分析等
を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△178百万円には、セグメント間取引消去10百万円、各報告セグメントに
配分していない全社費用△189百万円が含まれております。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一
般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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3.その他
連結売上高明細表
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間 前連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日 (自 2019年4月1日
品 名 至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日) 至 2020年3月31日)
金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比
(百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)
亜鉛製品 14,634 29.8 10,266 22.7 28,061 28.8
鉛製品 10,651 21.7 8,959 19.8 22,974 23.6
電気銀 8,192 16.7 11,893 26.3 17,652 18.1
硫 酸 807 1.6 680 1.5 1,599 1.6
鉱石販売等 5,692 11.6 3,865 8.5 9,647 9.9
電子部品 902 1.8 762 1.7 1,724 1.8
電子材料等 1,595 3.3 1,163 2.6 3,204 3.3
環境・リサ
2,246 4.6 1,407 3.1 4,176 4.3
イクル製品
防音建材 756 1.5 662 1.5 1,478 1.5
完成工事高 1,056 2.1 845 1.9 2,201 2.3
その他 2,624 5.3 4,703 10.4 4,723 4.8
合 計 49,160 100.0 45,209 100.0 97,445 100.0
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