5707 東邦鉛 2020-08-07 15:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕 (連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕 (連結)
四半期決算短信 日本基準 連結)
2020年8月7日
上場会社名 東邦亜鉛株式会社 上場取引所 東
コード番号 5707 URL http://www.toho-zinc.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 丸崎公康
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名) 田邉正樹 TEL 03-6212-1716
四半期報告書提出予定日 2020年8月11日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績 (累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 21,912 △6.5 869 - 1,276 - 855 -
2020年3月期第1四半期 23,425 △23.7 △3,985 - △3,592 - △2,960 -
(注) 包括利益 2021年3月期第1四半期 △2,481百万円 ( -%) 2020年3月期第1四半期 △3,101百万円 ( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 63.00 -
2020年3月期第1四半期 △218.01 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 112,898 33,827 30.0
2020年3月期 117,333 36,309 30.9
(参考) 自己資本 2021年3月期第1四半期 33,827百万円 2020年3月期 36,309百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年3月期 -
2021年3月期(予想) - - - -
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2021年3月期の配当予想につきましては、現時点で引き続き未定です。配当予想の開示が可能となった段階で、速や
かに公表いたします。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 40,920 △16.8 760 - 560 - 3,240 - 238.61
通期 87,300 △10.4 1,480 - 1,000 - 3,280 - 241.56
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 - 社 (社名) -、 除外 - 社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 13,585,521株 2020年3月期 13,585,521株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 7,246株 2020年3月期 7,162株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 13,578,326株 2020年3月期1Q 13,578,466株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料P.5「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予
測情報に関する説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料の入手方法)
四半期決算補足説明資料はTDnet及び当社ホームページで同日開示しております。
東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………… 2
(1) 経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………………… 2
(2) 財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………………… 5
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………… 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 6
(1) 四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………………… 6
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………… 8
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………………… 8
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………………… 9
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………… 10
(四半期連結貸借対照表に関する注記) ……………………………………………………………………… 10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………… 10
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………… 11
3.その他 ……………………………………………………………………………………………………………… 13
連結売上高明細表 …………………………………………………………………………………………………… 13
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間の連結業績は以下の通りです。売上高は減収となりましたが、営業利益・経常利益及
び親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前年同期比で増益となりました。
(単位:百万円)
2019年6月期 2020年6月期 増減(増減率%)
売上高 23,425 21,912 △1,512 (△7)
営業利益又は損失(△) △3,985 869 4,855 (-)
経常利益又は損失(△) △3,592 1,276 4,869 (-)
親会社株主に帰属する
△2,960 855 3,815 (-)
四半期純利益又は損失(△)
《経営環境》
当第1四半期連結累計期間の当社グループを取り巻く事業環境は以下の通りです。
当社の主力製品である亜鉛や鉛の金属相場は、前年度期末の新型コロナウイルス感染症の影響(以下、「コロナ
影響」)による急落から一転して、当第1四半期においては、最大消費国である中国が経済活動を早期に再開した
こともあり、回復基調となりました。銀については、金相場の高騰に追随する形で当四半期は上昇基調となりまし
た。
一方為替相場は、豪州に鉱山会社(CBH Resources Ltd.(以下、「CBH社」という。))を有する当社グルー
プに影響を与える米ドル/豪ドル相場につきましては、CBH社の第1四半期が、コロナ影響拡大の1~3月だった
ことから、資源国通貨である豪ドルは米ドルに対して大幅安となり(豪ドル安は資源事業の業績にプラスの影響)、
期中平均でも前年同期比豪ドル安となりました。
販売面では、コロナ影響に伴う経済活動の停滞から、多くのユーザーで減産や在庫調整が行われるなど、当社グ
ループには厳しい環境となりました。
《売上高》
当社グループの当第1四半期連結累計期間の業績は、金属相場の前年同期比での下落と、国内の殆どの事業部門
で減収となったことに加え、資源事業においても、エンデバー鉱山の昨年末からの休止などもあり、連結売上高は
前年同期比で減収となりました。
《利益》
損益面では、前年同期は金属相場の下落で多額の在庫評価損を計上しましたが、当四半期は在庫評価益を計上し
たことなどにより、製錬事業で前年同期比47億円の増益となりました。この結果、営業利益、経常利益、親会社株
主に帰属する四半期純利益ともに前年同期比で増益かつ黒字に転じました。
セグメントの業績は次のとおりであります(以下、各セグメントの売上高には、セグメント間売上高を含みま
す)。
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第1四半期決算短信
① 製錬事業部門
(単位:百万円)
2019年6月期 2020年6月期 増減(増減率%)
売上高 17,491 16,947 △544 (△3)
営業利益又は損失(△) △3,788 920 4,708 (-)
《亜鉛》
LME相場は、期初1,843ドル/トンでスタートしたのち回復基調となり、期中平均では1,959ドルとなりまし
たが、前年同期(2,763ドル)比では下落しました。国内価格も期中平均266千円/トンと前年同期(355千円)を
下回り、これに加えて減販の影響もあり、売上高は前年同期比43%の減収となりました。
《鉛》
LME相場は、期初1,693ドル/トンでスタートした後も低迷が続きましたが、期後半に若干持ち直しました。
期中平均は1,670ドルとなり、前年同期(1,886ドル)を下回りました。国内価格も期中平均243千円/トンで前年
同期(272千円)を下回り、これに加えて減販の影響もあり、売上高は前年同期比30%の減収となりました。
《銀》
ロンドン銀相場は、期初14.0ドル/トロイオンスでスタートしたのち上昇し、期中平均は16.3ドルで前年同期
(14.9ドル)を上回りました。国内価格も期中平均58,133円/キログラムと前年同期(54,020円)を上回りまし
た。加えて、増販となった結果、売上高は前年同期比78%の増収となりました。
以上のほか、硫酸などその他の製品を合わせた当事業部門の業績は、前年同期比での金属相場の下落や亜鉛・
鉛の減販もあり減収となりました。一方、営業利益は在庫評価益の計上(前年同期は在庫評価損を計上)や銀の
増販もあり、前年同期比で47億円の増益となりました。
なお、金属相場(月平均)及び為替相場(月平均)の推移は下表のとおりであります。
亜鉛 鉛 銀 為替レート
区 分 ロンドン 米ドル/
LME相場 国内価格 LME相場 国内価格 国内価格 円/米ドル
相 場 豪ドル
$/t \/t $/t \/t $/toz \/kg \/$ US$/A$
2018年3月 3,280 394,400 2,397 316,000 16.5 57,650 106.07 0.7768
6月 3,092 389,000 2,441 333,000 16.5 59,870 110.03 0.7494
9月 2,433 320,500 2,028 292,000 14.3 52,700 111.91 0.7197
12月 2,626 345,100 1,965 286,000 14.7 54,320 112.51 0.7187
2019年3月 2,851 365,800 2,055 294,900 15.3 56,120 111.24 0.7076
6月 2,602 332,500 1,892 267,800 15.0 53,520 108.12 0.6945
9月 2,320 299,400 2,071 284,200 18.2 64,430 107.45 0.6800
12月 2,274 299,800 1,899 272,200 17.1 61,350 109.24 0.6872
2020年3月 1,906 259,400 1,745 249,200 14.9 54,000 107.41 0.6235
6月 2,021 272,200 1,740 248,700 17.7 62,700 107.55 0.6888
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第1四半期決算短信
② 資源事業部門
(単位:百万円)
2019年6月期 2020年6月期 増減(増減率%)
売上高 3,574 2,237 △1,336 (△37)
営業利益又は損失(△) △577 △386 190 (-)
CBH社の第1四半期が、コロナ影響拡大の1~3月だったこともあり金属相場が大きく下落したことや、エ
ンデバー鉱山の昨年末からの休山などもあり、CBH社の業績は前年同期比減収減益となりました。しかしなが
ら、決算期ズレの調整(CBH社から当社への鉱石販売収支については、相場が下落した1~3月の収支を控
除)などの増益要因もあり、依然赤字ではあるものの、資源事業部門においては前年同期比で損失が減少しまし
た。
③ 電子部材事業部門
(単位:百万円)
2019年6月期 2020年6月期 増減(増減率%)
売上高 1,303 1,093 △210 (△16)
営業利益 122 93 △28 (△24)
《電子部品》
産業機器(半導体製造装置)向けが前年同期を上回ったものの、コロナ影響から主要顧客で工場閉鎖や生産調
整が行われ、OA機器向けや車載向けが前年同期を下回る結果となり、売上高は前年同期比13%の減収となりま
した。
《電解鉄》
自動車向け特殊鋼、電子・磁性材料向けの販売が前年同期比で増加となったものの、コロナ影響を受けた航空
機向け特殊鋼と鉄鋼研究用が販売を落とし、売上高は前年同期並みとなりました。
《プレーティング》
プレーティング製品(各種電子機器の接点・接続端子に使用される金、銀、錫、ニッケル等のメッキ材)は、
車載向けニッケルメッキの販売は前年同期並みであったものの、電動工具電池用銀メッキが大きく減販となり、
売上高は前年同期比29%の減収となりました。
《機器部品》
タイヤ用バランスウエイト部門、粉末冶金部門ともに、コロナ影響を受けた自動車関連製品の受注が減少し、
売上高は前年同期比32%の減収となりました。
以上の結果、当事業部門の業績は、前年同期比で減収減益となりました。
④ 環境・リサイクル事業部門
(単位:百万円)
2019年6月期 2020年6月期 増減(増減率%)
売上高 1,331 795 △535 (△40)
営業利益 398 171 △227 (△57)
主力製品の酸化亜鉛は、相場安とコロナ影響から減販となったことで減収となりました。使用済みニカド電池
の処理や硫酸リサイクルなどその他のリサイクル事業についても前年同期比減収となり、当事業部門の業績は、
前年同期比で減収減益となりました。
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第1四半期決算短信
⑤ 土木・建築・プラントエンジニアリング事業部門
(単位:百万円)
2019年6月期 2020年6月期 増減(増減率%)
売上高 196 396 200 (102)
営業利益 △119 52 171 (-)
プラントエンジニアリング事業において、当期は大型案件の完工があったこともあり、前年同期比で増収とな
りました。また、前期は不採算の案件があったことから営業損失を計上しましたが、当期はそのような案件も無
く黒字に転じました。
⑥ その他事業部門
(単位:百万円)
2019年6月期 2020年6月期 増減(増減率%)
売上高 1,884 1,625 △259 (△14)
営業利益 125 112 △12 (△10)
《防音建材(商品名:ソフトカーム)事業》
医療向けX線遮蔽用鉛板の需要は若干増加したものの、制振遮音材は需要家の仕様変更に加え住宅着工数の減
少により販売が落ち込み、売上高は前年同期比で12%の減収となりました。
以上のほか、環境分析部門や運輸事業部門を合わせた当事業部門の業績は、前年同期比で減収減益となりまし
た。
(2) 財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、豪州鉱山会社の固定資産が、対円で大幅に豪ドル安となったことなど
もあり円換算額が目減りした結果、前連結会計年度末に比べ44億34百万円減少し、1,128億98百万円となりました。
負債についても、減販とこれに伴う原料鉱石需要の減少から仕入債務が減少したことなどもあり、前連結会計年
度末に比べ19億53百万円減少し、790億70百万円となりました。
純資産は、当第1四半期の利益計上による増加はあったものの、実現に伴う繰延ヘッジ利益の減少や、円高豪ド
ル安により、CBH社の純資産が円換算額で目減りした影響などもあり、前連結会計年度末に比べ24億81百万円減
少し、338億27百万円となりました。
以上の結果、株主資本は増加したものの、その他の包括利益累計額が目減りし自己資本比率は30.0%となり、前
連結会計年度末に比して、1.0ポイント下落しております。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第1四半期の連結業績は、営業利益・経常利益については前回公表予想(2020年5月29日)を上回る水準とな
りました。しかしながら、当社の主要事業である製錬事業や資源事業は、その業績が金属価格や為替相場といった
市況に大きな影響を受けますが、市況に与えるコロナ影響は今後も予断を許さない状況にあることから、第2四半
期累計期間の業績については前回予想を据え置くことといたしました。また、通期業績予想についても、同様の理
由による前回予想を据え置くことといたします。
なお、配当予想につきましては、前述のとおり当期の業績にあたえるコロナ影響の不確実性も踏まえ、改めて当
年度の業績が見えてきたところで公表させていただきます。
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 8,207 7,066
受取手形及び売掛金 10,655 10,877
電子記録債権 231 331
商品及び製品 9,157 9,597
仕掛品 9,841 9,840
原材料及び貯蔵品 16,006 16,125
その他 5,201 5,279
貸倒引当金 △0 △0
流動資産合計 59,301 59,118
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 7,147 6,849
機械装置及び運搬具(純額) 13,306 12,281
土地 17,175 16,583
その他(純額) 1,407 1,354
有形固定資産合計 39,038 37,069
無形固定資産
鉱業権 10,957 9,803
その他 57 59
無形固定資産合計 11,014 9,862
投資その他の資産
投資有価証券 4,943 4,383
その他 3,922 3,352
貸倒引当金 △887 △888
投資その他の資産合計 7,978 6,848
固定資産合計 58,031 53,780
資産合計 117,333 112,898
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 6,890 5,685
短期借入金 24,101 25,590
1年内返済予定の長期借入金 7,848 4,783
コマーシャル・ペーパー 4,000 8,000
未払法人税等 172 99
引当金 232 183
その他 7,444 5,923
流動負債合計 50,690 50,265
固定負債
長期借入金 20,486 19,790
引当金 653 620
退職給付に係る負債 206 207
資産除去債務 3,726 3,221
再評価に係る繰延税金負債 4,345 4,173
その他 916 791
固定負債合計 30,334 28,805
負債合計 81,024 79,070
純資産の部
株主資本
資本金 14,630 14,630
資本剰余金 9,876 9,876
利益剰余金 1,648 2,893
自己株式 △30 △30
株主資本合計 26,125 27,370
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 207 288
繰延ヘッジ損益 1,036 △196
土地再評価差額金 8,997 8,607
為替換算調整勘定 58 △2,129
退職給付に係る調整累計額 △116 △112
その他の包括利益累計額合計 10,183 6,457
純資産合計 36,309 33,827
負債純資産合計 117,333 112,898
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第1四半期決算短信
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 23,425 21,912
売上原価 25,266 19,127
売上総利益又は売上総損失(△) △1,841 2,784
販売費及び一般管理費 2,144 1,914
営業利益又は営業損失(△) △3,985 869
営業外収益
受取利息 1 14
受取配当金 50 43
為替差益 - 347
その他 507 146
営業外収益合計 559 551
営業外費用
支払利息 93 122
持分法による投資損失 - 0
その他 73 21
営業外費用合計 166 144
経常利益又は経常損失(△) △3,592 1,276
特別利益
固定資産売却益 2 384
投資有価証券売却益 11 78
特別利益合計 13 462
特別損失
減損損失 325 5
固定資産除却損 36 15
特別損失合計 362 20
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△3,941 1,718
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 △21 56
法人税等調整額 △959 807
法人税等合計 △981 863
四半期純利益又は四半期純損失(△) △2,960 855
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△2,960 855
に帰属する四半期純損失(△)
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △2,960 855
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △142 80
繰延ヘッジ損益 △206 △1,233
為替換算調整勘定 211 △2,187
退職給付に係る調整額 △4 4
その他の包括利益合計 △141 △3,336
四半期包括利益 △3,101 △2,481
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △3,101 △2,481
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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東邦亜鉛㈱(5707)2021年3月期第1四半期決算短信
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(四半期連結貸借対照表に関する注記)
(非鉄スラグ製品の処理に係る偶発債務)
当社安中製錬所が過去に出荷した非鉄スラグ製品の一部において、土壌汚染対策法の土壌環境基準を超過した
製品があること、ならびに、当社の管理不足により不適切な使用・混入がなされた可能性のあることが、調査の
結果判明いたしました。今後も、当該製品を回収、撤去するための費用負担が発生する可能性がありますが、現
時点では四半期連結財務諸表に与える影響額を合理的に見積もることは困難であります。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
土木・建 連結
築・プラ その他 調整額 損益
環境・リ 合計
製錬 資源 電子部材 ントエン 計 (注)1 (注)2 計算書
サイクル 計上額
ジニアリ
ング (注)3
売上高
外部顧客への売上高 17,429 2,468 1,302 1,331 168 22,700 724 23,425 - 23,425
セグメント間の内部
62 1,105 0 - 27 1,195 1,159 2,355 △2,355 -
売上高又は振替高
計 17,491 3,574 1,303 1,331 196 23,896 1,884 25,780 △2,355 23,425
セグメント利益又は
△3,788 △577 122 398 △119 △3,963 125 △3,838 △147 △3,985
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、防音建材、運輸、環境分析等
を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△147百万円には、セグメント間取引消去△94百万円、各報告セグメント
に配分していない全社費用△53百万円が含まれております。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない
一般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
「資源」セグメントにおいて、鉱山の生産計画の見直しにより、今後は投下資本に見合うだけの十分なキャッ
シュ・フローの回収が見込めないと判断し、資源事業(エンデバー鉱山)に係る資産グループの帳簿価額を回収
可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。当該減損損失の計上額は、当第1四半期
連結累計期間において325百万円であります。
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Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
土木・建 連結
築・プラ その他 調整額 損益
環境・リ 合計
製錬 資源 電子部材 ントエン 計 (注)1 (注)2 計算書
サイクル 計上額
ジニアリ
ング (注)3
売上高
外部顧客への売上高 16,784 2,237 1,093 795 329 21,240 672 21,912 - 21,912
セグメント間の内部
163 - - - 66 229 952 1,182 △1,182 -
売上高又は振替高
計 16,947 2,237 1,093 795 396 21,470 1,625 23,095 △1,182 21,912
セグメント利益又は
920 △386 93 171 52 851 112 964 △94 869
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、防音建材、運輸、環境分析等
を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△94百万円には、セグメント間取引消去9百万円、各報告セグメントに
配分していない全社費用△104百万円が含まれております。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一
般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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3.その他
連結売上高明細表
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間 前連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日 (自 2019年4月1日
品 名 至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日) 至 2020年3月31日)
金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比
(百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)
亜鉛製品 7,924 33.8 4,530 20.7 28,061 28.8
鉛製品 5,415 23.1 3,806 17.4 22,974 23.6
電気銀 2,915 12.4 5,181 23.6 17,652 18.1
硫 酸 405 1.7 377 1.7 1,599 1.6
鉱石販売等 2,468 10.5 2,237 10.2 9,647 9.9
電子部品 468 2.0 407 1.9 1,724 1.8
電子材料等 834 3.6 685 3.1 3,204 3.3
環境・リサ
1,329 5.7 795 3.6 4,176 4.3
イクル製品
防音建材 381 1.6 333 1.5 1,478 1.5
完成工事高 167 0.7 346 1.6 2,201 2.3
その他 1,114 4.9 3,210 14.7 4,723 4.8
合 計 23,425 100.0 21,912 100.0 97,445 100.0
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