5704 M-JMC 2021-05-14 15:10:00
2021年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年5月14日
上場会社名 株式会社JMC 上場取引所 東
コード番号 5704 URL https://www.jmc-rp.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長兼CEO (氏名)渡邊 大知
問合せ先責任者 (役職名) 取締役兼CFO (氏名)篠崎 史郎 TEL 045-477-5751
四半期報告書提出予定日 2021年5月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第1四半期の業績(2021年1月1日~2021年3月31日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第1四半期 538 △5.7 △4 - 41 - 27 -
2020年12月期第1四半期 571 △37.2 △30 - △5 - △6 -
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第1四半期 5.17 4.93
2020年12月期第1四半期 △1.31 -
(注)2020年12月期第1四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株
当たり四半期純損失であるため記載しておりません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年12月期第1四半期 3,735 2,113 56.6 399.39
2020年12月期 3,784 2,085 55.1 394.22
(参考)自己資本 2021年12月期第1四半期 2,113百万円 2020年12月期 2,085百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年12月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年12月期 -
2021年12月期(予想) 0.00 - 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年12月期の業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、通期は対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 2,584 4.8 26 - 56 - 37 - 7.00
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
2.当社は年次での業務管理を行っておりますので、第2四半期(累計)の業績予想の記載を省略しております。
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期1Q 5,291,400株 2020年12月期 5,291,400株
② 期末自己株式数 2021年12月期1Q 300株 2020年12月期 300株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期1Q 5,291,100株 2020年12月期1Q 5,281,807株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理性があると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社JMC (5704) 2021年12月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 5
第1四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 6
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 6
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株式会社JMC (5704) 2021年12月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期累計期間(2021年1月1日~2021年3月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症
拡大の影響により、依然として厳しい状況にありましたが、各種経済政策の効果や一部経済指標の改善などによる
持ち直しの動きも出てまいりました。
当社を取り巻く試作・開発市場は、一部の顧客で需要回復も見え始めておりましたが、新型コロナウイルス感染
症拡大防止のための移動制限の継続に加え、半導体製造工場の火災等に起因する半導体生産量の減少が、市場の回
復に少なからず影響を与えることが見込まれるなど、不透明な状況が継続いたしました。
このような環境の中、当社の鋳造事業ではミーリングセンター(静岡県浜松市浜北区)で、前事業年度から鋳造
品の機械加工内製化に注力し、加工レパートリーの拡張を進めたことで、素材から加工までの試作案件の獲得に向
けた新たな取り組みが結実しつつありました。
また、CT事業では産業用CTを用いた品質保証・検証に加え、学術・芸術など教育分野をはじめ、様々な業種
へのサービス提供を実現してまいりました。
この結果、当第1四半期累計期間の経営成績は、売上高538,513千円(前年同四半期比5.7%減)、営業損失
4,273千円(前年同四半期は営業損失30,544千円)、経常利益41,329千円(前年同四半期は経常損失5,857千円)、
四半期純利益27,344千円(前年同四半期は四半期純損失6,902千円)となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
①3Dプリンター出力事業
3Dプリンター出力事業におきましては、「短納期」・「高品質」の強みを活かした営業活動および製造活動
を継続しており、一部顧客では活発な動きも見られたものの、全般で試作・開発市場での案件の減少や、屋内外
での催事減少による受注減少、受注価格レンジの低下が継続し、試作品の3Dプリンター出力の受託は厳しい状
況が継続いたしました。
一方、心臓カテーテルシミュレーター「HEARTROID(ハートロイド)」は前事業年度から引き続き米
国を中心としたデバイスメーカーからの旺盛な需要により、売上高は順調に増加いたしました。また、医療モデ
ル製作受託の売上高も前年同四半期比で増加したことから、当該事業のセグメント利益の大幅減少を緩和する要
因となりました。
この結果、3Dプリンター出力事業の売上高は125,100千円(前年同四半期比6.1%減)、セグメント利益は
9,533千円(前年同四半期比46.9%減)となりました。
②鋳造事業
鋳造事業におきましては、前年同四半期比で市況にやや明るさが戻り、一部の顧客から大型の試作受注の獲得
が実現したものの、依然として本格的な需要回復には至っておらず、不透明な状況が継続いたしました。
一方、前事業年度に本格稼働を開始したミーリングセンターでは、内製化率を高水準で維持するとともに、従
来は受注を見送ってきた高難度の加工の準備に着手しており、新たな鋳物製作ニーズの獲得に努めました。
また、FA分野における量産部品は、製造現場をはじめとした工場ライン自動化へのニーズが強いことを背景
に、当第1四半期累計期間も順調な受注状況が継続いたしました。
この結果、鋳造事業の売上高は312,445千円(前年同四半期比20.7%増)、セグメント利益は29,493千円(前
年同四半期はセグメント損失35,178千円)となりました。
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株式会社JMC (5704) 2021年12月期 第1四半期決算短信
③CT事業
CT事業におきましては、産業用CTのすべてのX線出力領域(ミリ/マイクロ/ナノ/高エネルギーX線)
を撮像対象物に応じて使い分け、最適かつ高精度な検査・測定サービスの提供を行っております。
自社開催のWEBセミナー開催に加え、メールマガジンの発行、CT生物図鑑(注)への撮像データ掲載な
ど、デジタルコンテンツの充実によって産業用CTの認知度向上に努め、また、日本政府の緊急事態宣言解除後
は、面会による商談を解禁する企業が増加したことで、製品開発初期フェーズでの内部構造分析ニーズなどの獲
得も進みましたが、当第1四半期累計期間では、CT装置用ソフトウエア等の売上が少なかったことに加え、主
要な売上を占める品質保証、検査目的での撮像サービスが特定顧客のプロジェクト案件が終了に向けて縮小した
ことから減少し、撮像サービス全体の売上高も減少いたしました。
この結果、CT事業の売上高は120,739千円(前年同四半期比41.9%減)、セグメント利益は67,246千円(前
年同四半期比43.3%減)となりました。
なお、当第1四半期累計期間では、産業用CTの装置販売はありませんでした。
(注)CT生物図鑑
産業用CTの可能性をより多くの方に感じていただくべく、様々な生物を産業用CTでデータ化し、W
EBサイト上で360度動かすことができるほか、内部構造を捉えた断面画像等を公開している当社のオリ
ジナルWEBサイトです(https://www.ctseibutsu.jp)。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期会計期間末における流動資産は1,042,086千円となり、前事業年度末に比べ78,998千円減少いたし
ました。これは主に現金及び預金が97,036千円増加したものの、電子記録債権が141,565千円、受取手形及び売掛
金が30,853千円減少したことによるものであります。
固定資産は2,693,398千円となり、前事業年度末に比べ30,420千円増加いたしました。これは主にリース資産が
21,260千円、建物が17,861千円、機械及び装置が11,439千円減少したものの、有形固定資産のその他に含まれる建
設仮勘定が94,746千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は3,735,485千円となり、前事業年度末に比べ48,578千円減少いたしました。
(負債)
当第1四半期会計期間末における流動負債は802,720千円となり、前事業年度末に比べ17,396千円減少いたしま
した。これは主に買掛金が19,794千円、賞与引当金が15,060千円増加したものの、流動負債のその他に含まれる未
払消費税等が57,066千円減少したことによるものであります。
固定負債は819,558千円となり、前事業年度末に比べ58,526千円減少いたしました。これは主に長期借入金が
34,135千円、リース債務が21,597千円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は1,622,278千円となり、前事業年度末に比べ75,923千円減少いたしました。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産合計は2,113,206千円となり、前事業年度末に比べ27,344千円増加いた
しました。これは四半期純利益を27,344千円計上したことによるものであります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第1四半期累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が継続する中で、概ね当社の想定通りに
推移いたしました。
通期の業績予想につきましては、2021年2月12日に公表の「2020年12月期 決算短信」における2021年12月期の
業績予想からの変更はありません。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2020年12月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 222,072 319,109
受取手形及び売掛金 445,015 414,161
電子記録債権 193,437 51,871
仕掛品 93,513 101,808
原材料及び貯蔵品 54,326 55,812
前払費用 33,221 28,557
その他 79,921 71,073
貸倒引当金 △421 △307
流動資産合計 1,121,085 1,042,086
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 1,375,242 1,357,380
機械及び装置(純額) 115,946 104,507
土地 320,737 320,737
リース資産(純額) 473,903 452,642
その他(純額) 226,800 319,006
有形固定資産合計 2,512,631 2,554,274
無形固定資産 55,330 52,513
投資その他の資産 95,016 86,609
固定資産合計 2,662,978 2,693,398
資産合計 3,784,063 3,735,485
負債の部
流動負債
買掛金 49,956 69,750
短期借入金 300,000 300,000
1年内返済予定の長期借入金 136,540 136,540
リース債務 116,489 115,040
未払金 137,157 132,199
未払法人税等 1,911 3,721
賞与引当金 - 15,060
製品保証引当金 98 4,696
その他 77,963 25,711
流動負債合計 820,116 802,720
固定負債
長期借入金 367,257 333,122
リース債務 409,641 388,043
資産除去債務 88,313 87,306
その他 12,874 11,086
固定負債合計 878,085 819,558
負債合計 1,698,202 1,622,278
純資産の部
株主資本
資本金 782,671 782,671
資本剰余金 769,671 769,671
利益剰余金 533,922 561,266
自己株式 △403 △403
株主資本合計 2,085,861 2,113,206
純資産合計 2,085,861 2,113,206
負債純資産合計 3,784,063 3,735,485
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(2)四半期損益計算書
(第1四半期累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 571,073 538,513
売上原価 384,918 339,154
売上総利益 186,154 199,359
販売費及び一般管理費 216,698 203,632
営業損失(△) △30,544 △4,273
営業外収益
受取利息 2 1
補助金収入 26,900 49,740
受取保険金 451 2,763
為替差益 - 617
その他 866 2,129
営業外収益合計 28,220 55,252
営業外費用
支払利息 3,145 3,581
為替差損 361 -
支払補償費 - 5,500
その他 26 567
営業外費用合計 3,533 9,649
経常利益又は経常損失(△) △5,857 41,329
特別利益
固定資産売却益 - 6,584
特別利益合計 - 6,584
特別損失
固定資産除却損 1,435 175
固定資産売却損 - 776
特別損失合計 1,435 951
税引前四半期純利益又は税引前四半期純損失(△) △7,293 46,962
法人税、住民税及び事業税 2,884 10,462
法人税等調整額 △3,275 9,154
法人税等合計 △390 19,617
四半期純利益又は四半期純損失(△) △6,902 27,344
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
Ⅰ 前第1四半期累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期
調整額 損益計算書
3D (注)1 計上額
プリンター 鋳造事業 CT事業 計 (注)2
出力事業
売上高
外部顧客への売上高 133,199 230,002 207,871 571,073 - 571,073
セグメント間の内部
- 28,922 - 28,922 △28,922 -
売上高又は振替高
計 133,199 258,924 207,871 599,995 △28,922 571,073
セグメント利益又は損失
17,962 △35,178 118,580 101,364 △131,908 △30,544
(△)
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額△131,908千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、
主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っております。
Ⅱ 当第1四半期累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年3月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期
調整額 損益計算書
3D (注)1 計上額
プリンター 鋳造事業 CT事業 計 (注)2
出力事業
売上高
外部顧客への売上高 125,100 292,673 120,739 538,513 - 538,513
セグメント間の内部
- 19,772 - 19,772 △19,772 -
売上高又は振替高
計 125,100 312,445 120,739 558,286 △19,772 538,513
セグメント利益 9,533 29,493 67,246 106,273 △110,546 △4,273
(注)1.セグメント利益の調整額△110,546千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告
セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っております。
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