5699 J-イボキン 2021-02-12 15:45:00
2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月12日
上場会社名 株式会社イボキン 上場取引所 東
コード番号 5699 URL https://www.ibokin.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)高橋 克実
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役 (氏名)山崎 喜博 TEL 0791(72)3531
定時株主総会開催予定日 2021年3月30日 配当支払開始予定日 2021年3月31日
有価証券報告書提出予定日 2021年3月30日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期の連結業績(2020年1月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期 5,453 △12.8 327 7.4 408 16.5 286 1.7
2019年12月期 6,250 △3.3 304 8.6 350 10.6 281 26.1
(注)包括利益 2020年12月期 228百万円 (△20.1%) 2019年12月期 286百万円 (35.4%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2020年12月期 168.93 - 9.8 8.4 6.0
2019年12月期 164.33 - 10.3 7.5 4.9
(注) 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年12月期 5,172 2,998 58.0 1,768.59
2019年12月期 4,599 2,854 62.1 1,671.78
(参考)自己資本 2020年12月期 2,998百万円 2019年12月期 2,854百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年12月期 402 △192 90 1,477
2019年12月期 259 △471 △321 1,177
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当率
(合計) (連結) (連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年12月期 - 0.00 - 30.00 30.00 51 18.3 1.9
2020年12月期 - 0.00 - 30.00 30.00 50 17.8 1.7
2021年12月期(予想) - 0.00 - 30.00 30.00 23.6
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 6,145 12.7 328 0.3 333 △18.4 216 △24.3 127.89
(注)1.当社は、第2四半期(累計)の業績予想は行っておりません。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、添付資料P.11「3.連結財務諸表及び主な注記(5)連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の
変更)」をご覧ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期 1,713,600株 2019年12月期 1,713,600株
② 期末自己株式数 2020年12月期 18,233株 2019年12月期 6,190株
③ 期中平均株式数 2020年12月期 1,695,759株 2019年12月期 1,713,245株
(参考)個別業績の概要
2020年12月期の個別業績(2020年1月1日~2020年12月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期 5,063 △8.4 194 △24.3 273 △9.3 194 1.1
2019年12月期 5,529 △3.3 256 56.7 301 50.2 192 38.6
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期 114.68 -
2019年12月期 112.27 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年12月期 4,410 2,674 60.6 1,577.80
2019年12月期 3,991 2,622 65.7 1,536.22
(参考)自己資本 2020年12月期 2,674百万円 2019年12月期 2,622百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当た
っての注意事項等については、添付資料P.3「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
(決算補足説明資料及び決算説明会内容の入手方法)
当社は、2021年2月19日(金)に機関投資家及びアナリスト向け説明会を開催する予定です。
決算説明資料については、開催後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。
㈱イボキン(5699) 2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 3
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 4
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 4
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 6
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 6
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 8
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 10
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 11
(表示方法の変更) ………………………………………………………………………………………………… 11
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 12
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 15
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 15
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1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、社会経済活動の自粛によ
り消費が大幅に減少し、また手元資金を確保するため、設備投資を延期する動きが見られました。また、米中貿易
摩擦の長期化に加え、急速な需要の低下に伴い生産活動が低迷する中、鉄スクラップ価格等の資源価格が一時、急
落しました。中国経済がいち早くコロナ禍から回復する兆しを見せたこともあり、鉄スクラップ価格等の資源価格
も回復基調となりました。一方、欧州等においてコロナ禍による都市封鎖が実施されるなど、先行きの予測は一層
困難な状況になっております。
このような経済情勢の下、当社グループは、一時商談を自粛する状況となりましたが、従前の水準まで営業活動
を再開させるため、解体事業を核とした工事現場から発生するスクラップの買取り、産業廃棄物収集運搬及び中間
処理までを一貫して完結する「ワンストップ・サービス」を強みとした営業展開を強化させるとともに、業務の効
率化を中心とした費用削減の取り組みを進めてまいりました。
これらの結果、当連結会計年度における売上高は5,453,020千円(前期比12.8%減)、営業利益は327,477千円
(同7.4%増)、経常利益は408,678千円(同16.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は286,462千円(同
1.7%増)となりました。
各セグメント別の状況は以下のとおりです。
<解体事業>
解体工事の需要は、コロナ禍の影響もあり、大型案件9件を含め完工件数は196件と軟調となりました。また、損
失が見込まれる工事に関して、受注損失引当金59,430千円を計上しました。一方、解体工法の選択が奏功し、大幅
な工期短縮を実現した大型案件がありました。
これらの結果、売上高は1,383,584千円(前期比20.7%減)、営業利益は252,721千円(同89.0%増)となりまし
た。受注残高につきましても882,787千円と順調に推移しております。
<環境事業>
産業廃棄物処理受託及び再生資源販売の取扱高は、顧客のニーズにあったサービスを提供するなど販路拡大を展
開しましたが、コロナ禍の影響もあり、全般的に廃棄物の発生が減少しました。そのため廃棄物処理受託数量が
23,987トン、再生資源販売数量が13,778トンとやや軟調に推移し、再生資源販売価格につきましても資源相場下落
の影響を受けました。また、金属系産業廃棄物選別ラインの増強に伴う工事により、約2か月間にわたり生産ライ
ンが休止しました。
これらの結果、売上高は1,425,793千円(前期比7.1%減)、営業利益は47,334千円(同58.1%減)となりまし
た。
<金属事業>
スクラップの取扱高は58,250トンと軟調に推移しました。一方鉄スクラップ等の資源価格については、1月から3
月にかけて大きく下落し、5月中まで低迷が続きました。以降は回復を見せ、11月以降は中国のスクラップ輸入解
禁を見込んだ需要増もあり価格が急騰しましたが、年間の平均価格は前年をやや下回る結果となりました。
これらの結果、売上高は2,643,643千円(前期比11.1%減)、営業利益は27,422千円(同52.8%減)となりまし
た。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における総資産は5,172,277千円となり、前連結会計年度末に比べて572,665千円増加しまし
た。流動資産は、現金及び預金、未成工事支出金の増加等により、前連結会計年度末に比べて607,861千円増加の
2,724,876千円となりました。固定資産は、リース資産等が増加した一方で、保険積立金、投資有価証券等の減少
により、前連結会計年度末に比べて35,195千円減少の2,447,400千円となりました。
(負債)
当連結会計年度末における負債は2,173,861千円となり、前連結会計年度末に比べて428,677千円増加しました。
流動負債は、未払金等が減少した一方で、短期借入金、未成工事受入金等の増加により、前連結会計年度末に比べ
て491,242千円増加の1,525,425千円となりました。固定負債は、リース債務が増加した一方で、長期借入金等の減
少により、前連結会計年度末に比べて62,564千円減少の648,435千円となりました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べて143,987千円増加
し、2,998,415千円となりました。
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(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における現金及び預金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ299,863千
円増加し1,477,072千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は402,110千円となりました。これは主に、資金の増加として、税金等調整前当
期純利益442,596千円、未成工事受入金の増加315,294千円、減価償却費189,912千円等があった一方、資金の減
少として、たな卸資産の増加358,967千円、役員退職慰労金の支払額200,000千円、法人税等の支払額150,328千
円等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は192,399千円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出
300,039千円、保険積立金の解約による収入129,401千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は90,153千円となりました。これは、短期借入金の純増加額200,000千円、長期
借入金の返済による支出157,135千円、セール・アンド・リースバックによる収入143,200千円等によるものであ
ります。
(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、高度経済成長期の波に乗って1960年代以降に建設されたビルや倉庫、工場など膨
大な量の建築物が更新・撤去の時期を迎えております。
かかる状況下、当社は引き続き積極的な設備投資及び人的投資を行うことで生産能力、生産効率、技術力の向上
を図り、受注拡大に努めてまいります。また、解体事業を成長エンジンとして、金属事業と環境事業とのシナジー
を実現しつつ、あらゆるニーズに対してきめ細かく効率的なサービスを提供することにより収益の増加を目指して
まいります。
以上より、2021年12月期の連結業績予想は、売上高6,145,620千円(前期比12.7%増)、営業利益328,578千円
(同0.3%増)、経常利益333,578千円(同18.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益216,825千円(同24.3%
減)を見込んでおります。
上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今
後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、国内の同業他社との比較可能性、および期間比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財
務諸表を作成する方針であります。なお、国際財務報告基準(IFRS)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考
慮の上、適切に対応していく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年12月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,226,798 1,528,025
受取手形及び売掛金 509,503 607,585
完成工事未収入金 174,717 47,504
商品及び製品 5,538 3,819
仕掛品 4,170 5,353
原材料及び貯蔵品 53,014 98,571
未成工事支出金 70,448 384,394
その他 72,928 49,682
貸倒引当金 △104 △60
流動資産合計 2,117,015 2,724,876
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 310,692 292,323
機械装置及び運搬具(純額) 563,499 565,596
最終処分場(純額) 72,039 71,022
土地 856,650 856,650
リース資産(純額) 46,642 173,005
建設仮勘定 - 17,019
その他 41,712 28,817
有形固定資産合計 1,891,237 2,004,435
無形固定資産
のれん 5,463 3,035
その他 10,661 25,422
無形固定資産合計 16,124 28,458
投資その他の資産
投資有価証券 275,354 193,532
保険積立金 179,651 117,960
繰延税金資産 74,601 60,240
その他 45,627 42,772
投資その他の資産合計 575,235 414,507
固定資産合計 2,482,596 2,447,400
資産合計 4,599,612 5,172,277
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年12月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 201,276 269,381
工事未払金 79,927 129,369
短期借入金 - 200,000
1年内返済予定の長期借入金 157,135 153,159
リース債務 16,148 37,328
未払金 287,122 71,958
未払法人税等 94,415 64,172
未成工事受入金 25,220 340,514
賞与引当金 32,022 43,825
受注損失引当金 - 59,430
その他 140,914 156,285
流動負債合計 1,034,183 1,525,425
固定負債
長期借入金 385,320 232,161
リース債務 35,128 126,867
役員退職慰労引当金 235,994 243,937
退職給付に係る負債 23,822 15,963
資産除去債務 30,735 29,505
固定負債合計 711,000 648,435
負債合計 1,745,183 2,173,861
純資産の部
株主資本
資本金 130,598 130,598
資本剰余金 945,418 945,418
利益剰余金 1,788,016 2,023,256
自己株式 △17,062 △50,597
株主資本合計 2,846,970 3,048,675
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 7,457 △50,259
その他の包括利益累計額合計 7,457 △50,259
純資産合計 2,854,428 2,998,415
負債純資産合計 4,599,612 5,172,277
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 6,250,705 5,453,020
売上原価 5,113,247 4,335,324
売上総利益 1,137,457 1,117,696
販売費及び一般管理費 832,652 790,218
営業利益 304,804 327,477
営業外収益
受取利息 81 76
受取配当金 978 7,650
受取手数料 3,121 4,303
保険解約返戻金 29,756 57,576
その他 16,780 15,463
営業外収益合計 50,718 85,071
営業外費用
支払利息 3,415 2,737
その他 1,229 1,133
営業外費用合計 4,645 3,870
経常利益 350,877 408,678
特別利益
固定資産売却益 4,337 9,532
受取保険金 - 40,000
災害保険金収入 4,543 -
特別利益合計 8,880 49,532
特別損失
固定資産売却損 - 6,274
固定資産除却損 5,796 339
災害による損失 3,177 -
役員弔慰金 - 9,000
特別損失合計 8,974 15,613
税金等調整前当期純利益 350,784 442,596
法人税、住民税及び事業税 136,572 116,348
法人税等調整額 △67,335 39,786
法人税等合計 69,237 156,134
当期純利益 281,547 286,462
非支配株主に帰属する当期純利益 - -
親会社株主に帰属する当期純利益 281,547 286,462
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(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
当期純利益 281,547 286,462
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 4,633 △57,717
その他の包括利益合計 4,633 △57,717
包括利益 286,180 228,744
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 286,180 228,744
非支配株主に係る包括利益 - -
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 130,598 945,418 1,552,734 △231 2,628,518
当期変動額
剰余金の配当 △46,264 △46,264
親会社株主に帰属する
281,547 281,547
当期純利益
自己株式の取得 △16,831 △16,831
株主資本以外の項目の当
期変動額(純額)
当期変動額合計 - - 235,282 △16,831 218,451
当期末残高 130,598 945,418 1,788,016 △17,062 2,846,970
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券 その他の包括利益
評価差額金 累計額合計
当期首残高 2,824 2,824 2,631,343
当期変動額
剰余金の配当 △46,264
親会社株主に帰属する
281,547
当期純利益
自己株式の取得 △16,831
株主資本以外の項目の当
4,633 4,633 4,633
期変動額(純額)
当期変動額合計 4,633 4,633 223,084
当期末残高 7,457 7,457 2,854,428
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当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 130,598 945,418 1,788,016 △17,062 2,846,970
当期変動額
剰余金の配当 △51,222 △51,222
親会社株主に帰属する
286,462 286,462
当期純利益
自己株式の取得 △33,534 △33,534
株主資本以外の項目の当
期変動額(純額)
当期変動額合計 - - 235,239 △33,534 201,705
当期末残高 130,598 945,418 2,023,256 △50,597 3,048,675
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券 その他の包括利益
評価差額金 累計額合計
当期首残高 7,457 7,457 2,854,428
当期変動額
剰余金の配当 △51,222
親会社株主に帰属する
286,462
当期純利益
自己株式の取得 △33,534
株主資本以外の項目の当
△57,717 △57,717 △57,717
期変動額(純額)
当期変動額合計 △57,717 △57,717 143,987
当期末残高 △50,259 △50,259 2,998,415
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㈱イボキン(5699) 2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 350,784 442,596
減価償却費 150,867 189,912
のれん償却額 2,428 2,428
貸倒引当金の増減額(△は減少) △16 △43
賞与引当金の増減額(△は減少) 3,692 11,803
受注損失引当金の増減額(△は減少) - 59,430
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △2,246 △7,858
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 21,927 7,943
受取利息及び受取配当金 △1,059 △7,726
支払利息 3,415 2,737
固定資産除売却損益(△は益) 1,459 △3,257
売上債権の増減額(△は増加) △34,744 29,130
たな卸資産の増減額(△は増加) 160,810 △358,967
仕入債務の増減額(△は減少) △114,266 117,546
未払金の増減額(△は減少) 198,708 △15,164
未成工事受入金の増減額(△は減少) △132,605 315,294
長期未払金の増減額(△は減少) △178,529 -
保険解約返戻金 △29,756 △57,576
災害保険金収入 △4,543 -
受取保険金 - △40,000
その他 △25,938 20,508
小計 370,384 708,737
利息及び配当金の受取額 1,026 6,513
利息の支払額 △3,357 △2,812
保険金の受取額 4,543 40,000
法人税等の支払額 △113,243 △150,328
役員退職慰労金の支払額 - △200,000
営業活動によるキャッシュ・フロー 259,353 402,110
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △1,800 △1,350
有形固定資産の取得による支出 △406,985 △300,039
有形固定資産の売却による収入 4,134 11,889
無形固定資産の取得による支出 △1,273 △19,387
投資有価証券の取得による支出 △206,988 △1,320
保険積立金の積立による支出 △18,437 △10,133
保険積立金の解約による収入 133,642 129,401
貸付けによる支出 △16,602 △3,681
貸付金の回収による収入 22,952 3,623
その他 19,986 △1,400
投資活動によるキャッシュ・フロー △471,371 △192,399
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) - 200,000
長期借入金の返済による支出 △158,308 △157,135
社債の償還による支出 △50,000 -
リース債務の返済による支出 △16,655 △44,601
セール・アンド・リースバックによる収入 - 143,200
自己株式の取得による支出 △16,553 △88
配当金の支払額 △46,264 △51,222
その他 △33,313 -
財務活動によるキャッシュ・フロー △321,095 90,153
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △533,112 299,863
現金及び現金同等物の期首残高 1,710,321 1,177,208
現金及び現金同等物の期末残高 1,177,208 1,477,072
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㈱イボキン(5699) 2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(表示方法の変更)
(連結貸借対照表)
前連結会計年度において、「流動負債」の「その他」に含めていた「未成工事受入金」、及び「リース債務」は、
金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるた
め、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動負債」の「その他」に表示していた182,283千円
は、「未成工事受入金」25,220千円、「リース債務」16,148千円、「その他」140,914千円として組み替えておりま
す。
前連結会計年度において、「固定負債」の「その他」として表示していた「リース債務」は、金額的重要性が増し
たため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度
の連結財務諸表の表示科目の変更を行っております。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「固定負債」の「その他」として表示していた35,128千円
は、「リース債務」35,128千円として表示しております。
(連結損益計算書)
前連結会計年度において、独立掲記しておりました「営業外収益」の「受取保険金」は、金額的重要性が乏しくな
ったため、当連結会計年度より「その他」に含めて開示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連
結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外収益」の「受取保険金」に表示していた10,480千
円、「その他」6,300千円は、「その他」16,780千円として組み替えております。
(連結キャッシュ・フロー計算書)
前連結会計年度において、独立掲記しておりました「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「受取保険金」は、
金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度においては「その他」に含めて表示しております。また、前連結
会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めておりました「未成工事受入金の増
減額(△は減少)」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方
法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の
「受取保険金」に表示していた△10,480千円及び「保険金の受取額」のうち、10,480千円を「その他」に含めて表示
しております。また、「その他」に表示していた「未成工事受入金の増減額(△は減少)」△132,605千円を独立掲
記したことにより、「その他」△25,938千円を表示しております。
(追加情報)
(繰延税金資産の回収可能性について)
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」に基づき、新型コロナウイルスの感染拡大による影響を勘案して
繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討しました。新型コロナウイルスの感染拡大は当面継続するものの、2021年度
後半には収束することを前提とし、その間の将来収益力等を勘案しました。その結果、当連結会計年度末において、
繰延税金資産にかかる評価性引当額の追加計上は不要と判断しました。
(固定資産の減損損失について)
当社グループは,固定資産の減損の兆候を検討するにあたり,新型コロナウイルスの感染拡大による企業活動への
影響を考慮しましたが、減損の兆候は識別されませんでした。
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㈱イボキン(5699) 2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であ
り、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている
ものであります。
当社グループは、建築構造物等の撤去及び解体工事を行う「解体事業」、産業廃棄物収集運搬及び中間
処理並びに再生資源化を行う「環境事業」、鉄・非鉄スクラップの仕入れから加工、販売を行う「金属事
業」の3つの事業セグメントから構成されております。
従って、当社グループは当該事業別のセグメントから構成されており「解体事業」「環境事業」「金属
事業」の3つを報告セグメントとしております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、連結損益計算書の営業利益ベースの
数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
なお、負債については、内部管理上、報告セグメントに配分していないため、記載しておりません。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結財務諸表
調整額
計上額
(注)1
解体事業 環境事業 金属事業 計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 1,743,831 1,534,226 2,972,647 6,250,705 - 6,250,705
セグメント間の内部売上高又は
95,184 177,622 16,789 289,596 △289,596 -
振替高
計 1,839,016 1,711,848 2,989,437 6,540,302 △289,596 6,250,705
セグメント利益 133,703 113,040 58,060 304,804 - 304,804
セグメント資産 247,387 1,091,710 705,228 2,044,325 2,555,286 4,599,612
その他の項目
減価償却費 27,685 83,678 39,503 150,867 - 150,867
のれん償却額 2,428 - - 2,428 - 2,428
有形固定資産及び無形固定資産
57,262 342,491 75,624 475,378 - 475,378
の増加額
(注)1.セグメント資産の調整額2,555,286千円は全社資産であり、現金及び預金、投資有価証券等であります。
2.セグメント利益は連結損益計算書の営業利益と一致しております。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
(有形固定資産の減価償却方法の変更)
「会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更」に記載のとおり、従来、当社は有形固定
資産の減価償却方法について定率法を採用しておりましたが、当連結会計年度より定額法に変更しておりま
す。この変更により、従来の方法によった場合と比較して、当連結累計期間のセグメント利益が、「解体事
業」で24,444千円、「環境事業」で32,599千円、「金属事業」で14,398千円増加しております。
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㈱イボキン(5699) 2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結財務諸表
調整額
計上額
(注)1
解体事業 環境事業 金属事業 計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 1,383,584 1,425,793 2,643,643 5,453,020 - 5,453,020
セグメント間の内部売上高又は
92,243 178,543 24,443 295,229 △295,229 -
振替高
計 1,475,828 1,604,336 2,668,087 5,748,252 △295,229 5,453,020
セグメント利益 252,721 47,334 27,422 327,477 - 327,477
セグメント資産 592,973 1,218,143 713,917 2,525,033 2,647,244 5,172,277
その他の項目
減価償却費 34,062 108,652 47,197 189,912 - 189,912
のれん償却額 2,428 - - 2,428 - 2,428
有形固定資産及び無形固定資産
64,803 389,929 16,029 470,762 - 470,762
の増加額
(注)1.セグメント資産の調整額2,647,244千円は全社資産であり、現金及び預金、投資有価証券等であります。
2.セグメント利益は連結損益計算書の営業利益と一致しております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:千円)
解体事業 環境事業 金属事業 合計
外部顧客への売上高 1,743,831 1,534,226 2,972,647 6,250,705
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
株式会社ナベショー 1,298,673 金属事業・環境事業
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㈱イボキン(5699) 2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:千円)
解体事業 環境事業 金属事業 合計
外部顧客への売上高 1,383,584 1,425,793 2,643,643 5,453,020
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
株式会社ナベショー 974,561 金属事業・環境事業
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
解体事業 環境事業 金属事業 全社・消去 合計
当期償却額 2,428 - - - 2,428
当期末残高 5,463 - - - 5,463
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:千円)
解体事業 環境事業 金属事業 全社・消去 合計
当期償却額 2,428 - - - 2,428
当期末残高 3,035 - - - 3,035
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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㈱イボキン(5699) 2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
1株当たり純資産額 1,671.78円 1,768.59円
1株当たり当期純利益 164.33円 168.93円
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益
281,547 286,462
(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
281,547 286,462
当期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 1,713,245 1,695,759
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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