5698 エンビプロHD 2020-05-15 17:00:00
2020年6月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

                2020年6月期           第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                           2020年5月15日
上 場 会 社 名   株式会社エンビプロ・ホールディングス           上場取引所                         東
コ ー ド 番 号   5698               URL https://www.envipro.jp/
代   表   者 (役職名) 代表取締役社長      (氏名) 佐野 富和
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 経営企画部長 (氏名) 竹川 直希                    (TEL) 0544-21-3160
四半期報告書提出予定日      2020年5月15日 配当支払開始予定日               ―
四半期決算補足説明資料作成の有無       :有
四半期決算説明会開催の有無          :無
 
                                                                                   (百万円未満切捨て)
1.2020年6月期第3四半期の連結業績(2019年7月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績(累計)                        (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                                    親会社株主に帰属
                          売上高                      営業利益            経常利益
                                                                                    する四半期純利益
                          百万円          %           百万円        %    百万円         %             百万円   %
 2020年6月期第3四半期     27,294    1.4      894  61.3    1,026  36.3                              750  52.7
 2019年6月期第3四半期     26,917   △4.4      554 △38.0      753 △32.7                              491 △38.4
(注) 包括利益 2020年6月期第3四半期       765百万円( 54.1%) 2019年6月期第3四半期                              496百万円( △36.1%)
 
                                  潜在株式調整後
                       1株当たり
                                    1株当たり
                      四半期純利益
                                   四半期純利益
                                   円   銭                  円   銭
    2020年6月期第3四半期                  51.21                  48.98
    2019年6月期第3四半期                  32.91                  31.43


(2)連結財政状態
                          総資産                      純資産            自己資本比率
                                   百万円                    百万円                  %
 2020年6月期第3四半期         20,448                            12,135               57.6
 2019年6月期              19,759                            11,562               56.7
(参考) 自己資本 2020年6月期第3四半期 11,778百万円                           2019年6月期       11,195百万円

2.配当の状況
                                                   年間配当金

                    第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末                          期末          合計
                          円    銭           円   銭         円    銭    円   銭           円    銭
  2019年6月期         -     0.00                                 -    16.00           16.00
  2020年6月期         -     0.00                                 -
  2020年6月期(予想)                                                     17.00           17.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無

3.2020年6月期の連結業績予想(2019年7月1日~2020年6月30日)

                                                                           (%表示は、対前期増減率)
                                                                       親会社株主に帰属   1株当たり
                    売上高             営業利益                  経常利益
                                                                        する当期純利益   当期純利益
                百万円        %        百万円            %      百万円      %        百万円          %         円 銭
    通期      36,571 0.6  981 16.9 1,251 9.6 892 13.4  60.98
(注)1. 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
(注)2.通期における業績予想につきましては、新型コロナウイルス拡大の影響により、徐々に不確実性が高まってお
     ります。現時点では、2019年8月9日に公表いたしました業績予想を据え置いておりますが、新型コロナウイ
     ルスが業績に及ぼす影響については注視し続け、今後、業績予想の大幅な修正が生じた場合には速やかにお知
     らせいたします。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動                   :無
         (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
         新規   ―社 (社名)              、 除外      ―社 (社名)
 

 

(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用                   :無
 

 

(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
  ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更                       :無
     ②    ①以外の会計方針の変更                        :有
     ③    会計上の見積りの変更                         :有
     ④    修正再表示                              :無
 
     ※   詳細は、添付資料 9ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関す
         る注記事項(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)」をご覧ください。
 

(4)発行済株式数(普通株式)
  ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)           2020年6月期3Q   15,051,227株   2019年6月期     15,051,227株

     ②    期末自己株式数               2020年6月期3Q     333,286株    2019年6月期       413,159株

     ③    期中平均株式数(四半期累計)        2020年6月期3Q   14,658,340株   2019年6月期3Q   14,938,532株



    ※    四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
    ※    業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
        本資料に記載されている業績の見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
        判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
        の前提になる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項については、決算短信(添付資料2ページ「経営成
        績に関する説明」)をご覧ください。
     
○添付資料の目次



    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2

    (1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………3

    (2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3

    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………4

    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………5

    (1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………5

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………7

    (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………9

      (継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………9

      (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9

      (会計上の見積りの変更と区分することが困難な会計方針の変更) ……………………………9

      (セグメント情報等) …………………………………………………………………………………10

      (重量な後発事象) ……………………………………………………………………………………12




                          1
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
     当第3四半期連結累計期間における当グループの事業領域においては、米中貿易摩擦の長期化に加え、新型コロ
    ナウイルスの感染拡大による鋼材需要の急激な落ち込みにより高炉各社が休止を計画実施するなど、先行き不透明
    な状況が続いております。これらの影響により鋼材価格については弱含みで推移し、また、鉄スクラップ価格(東
    京製鐵田原海上特級価格)においても、当第3四半期連結累計期間の平均価格が22,182円(前年同期は34,031
    円)、当第3四半期連結会計期間末には当期安値(20,000円)となり、前年度を下回って推移しました。また、非
    鉄金属価格についても主要取扱品目である銅、アルミ価格においては、前年を下回って推移しました。
     このような環境の中で、当第3四半期連結累計期間においては、「持続可能社会実現の一翼を担う」のミッショ
    ンステートメントのもと、「既存事業の深耕」、「新たな柱の構築」、「基盤の強化」を進めてまいりました。


     以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は27,294百万円(前年同期比1.4%増)、営業利益は894
    百万円(前年同期比61.3%増)、経常利益は1,026百万円(前年同期比36.3%増)、親会社株主に帰属する四半期
    純利益は750百万円(前年同期比52.7%増)となりました。


     セグメント別の業績は以下のとおりであり、売上高についてはセグメント間の内部売上高又は振替高を含めた売
    上高で表示しております。


 セグメント別業績の概要
    ≪売上高≫                                              (単位:百万円)
                            前第3四半期           当第3四半期
                                                           増減比
                            連結累計期間           連結累計期間
     資源循環事業                          9,591         8,609   △10.2%
     グローバル資源循環事業                    16,090        16,067    △0.1%
     中古自動車関連事業                       4,575         4,824     5.4%
     その他                               331           222   △32.8%
     調整額                           △3,672        △2,429         -
            合 計                     26,917        27,294     1.4%


    ≪セグメント利益又は損失(△)≫                                   (単位:百万円)
                            前第3四半期           当第3四半期
                                                           増減比
                            連結累計期間           連結累計期間
     資源循環事業                           643            458   △28.7%
     グローバル資源循環事業                      171            571    232.8%
     中古自動車関連事業                        △0              83         -
     その他                               50             22   △56.0%
     調整額                             △111          △109          -
            合 計                       753          1,026     36.3%


    (注)セグメント利益又は損失(△)は四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。


    ①資源循環事業
     鉄・非鉄金属スクラップ価格が弱含みに推移し、また最終処分場等の廃棄物の処理料金値上げや、受入制限が発
    生する厳しい環境の中、当グループでは中間処理後の最終処分場等の処理料金値上げに対する原料受入価格の是正
    により収益を確保しました。一方で、将来に向けた人員の確保や賞与の増加等による人件費の増加、相場下落の影
    響を受けた持分法投資利益の減少、加えて、新規事業のリチウムイオン2次電池等リサイクル関連による固定費の
    増加等により収益を圧迫しました。引き続き資源取扱量の増加と、新規事業の立ち上げに努めてまいります。
     以上の結果、資源循環事業の売上高は8,609百万円(前年同期比10.2%減)、セグメント利益は458百万円(前年
    同期比28.7%減)となりました。




                               2
 ②グローバル資源循環事業
  鉄・非鉄スクラップビジネスは、集荷ヤードの拡張および国内外の需要取り込みに加え、輸送方法を工夫した事に
 より取扱量増・利益増となりました。また、前連結会計年度末に在庫となっていた日本国政府専用航空機の2機目の
 販売もあり、収益に貢献しました。新規事業の木質系バイオマス燃料ビジネスでは、日本マーケットへの初出荷を達
 成しました。直近では、マレーシアの新型コロナウイルスによるロックダウンの影響により日本国内の木質系バイオ
 マス原料の需給が逼迫し、当社のインドネシアにある集荷ヤードへの引き合いが増加傾向となっております。引き続
 き取扱量の増加に努めてまいります。
  以上の結果、グローバル資源循環事業の売上高は16,067百万円(前年同期比0.1%減)、セグメント利益は571百
 万円(前年同期比232.8%増)となりました。


 ③中古自動車関連事業
  主要輸出先国の1つであるチリでの中古自動車需要は弱含みで推移し、3月には新型コロナウイルスによる影響
 で、チリ・ウガンダにおける中古車・中古エンジンの販売が低調となったものの、東南アジア向け中古トラックの
 販売増加、前年同期は低調であった物流代行サービスの取扱量がドバイ向けを中心に回復したことに加えて、中古
 車積込みヤード縮小等による固定費削減効果もあり、収益に貢献しました。
  以上の結果、中古自動車関連事業の売上高は4,824百万円(前年同期比5.4%増)、セグメント利益は83百万円
 (前年同期はセグメント損失0百万円)となりました。


 ④その他
  環境経営コンサルティング事業は、CDP回答及び評価向上支援等案件の継続受注に加え、新たにTCFD(気
 候変動関連財務情報開示タスクフォース)対応支援等のサービスを開始するなど順調に推移しました。一方で、体
 制強化により人件費は増加し減益となりました。
  障がい福祉サービス事業は、既存事業所の認知度の向上により収益は前年を上回って推移しましたが、第1四半
 期会計期間に新たに静岡県富士宮市に開設した就労継続支援B型事業所の人件費等の先行投資もあり黒字化には至
 りませんでした。
  その他、前第3四半期連結累計期間には、2018年12月28日付で全株式を譲渡した太陽光発電所開発事業の株式会
 社E3を連結に含めて表示しております。
  以上の結果、その他事業の売上高は222百万円(前年同期比32.8%減)、セグメント利益は22百万円(前年同期比
 56.0%減)となりました。


(2)財政状態に関する説明
   資産、負債及び純資産の状況
   当第3四半期連結会計期間末における総資産は20,448百万円(前連結会計年度末比688百万円の増加、3.5%増)
  となりました。流動資産は11,221百万円(前連結会計年度末比69百万円の増加、0.6%増)となりました。これは、
  商品及び製品が1,447百万円、その他流動資産が215百万円減少したものの、現金及び預金が1,243百万円、受取手
  形及び売掛金が449百万円増加したこと等によります。固定資産は9,226百万円(前連結会計年度末比619百万円の
  増加、7.2%増)となりました。これは、建設仮勘定が323百万円減少したものの、機械装置及び運搬具が549百万
  円、建物及び構築物が199百万円増加したこと等によります。
   当第3四半期連結会計期間末における負債合計は8,313百万円(前連結会計年度末比115百万円の増加、1.4%
  増)となりました。流動負債は5,871百万円(前連結会計年度末比699百万円の増加、13.5%増)となりました。こ
  れは、短期借入金が860百万円増加したこと等によります。固定負債は2,441百万円(前連結会計年度末比584百万
  円の減少、19.3%減)となりました。これは、長期借入金が596百万円減少したこと等によります。
   当第3四半期連結会計期間末における純資産は12,135百万円(前連結会計年度末比573百万円の増加、5.0%増)
  となりました。利益剰余金が516百万円増加したこと等によります。




                             3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
  2019年8月9日付の決算短信で公表いたしました2020年6月期の連結業績予想は据え置いておりますが、新型コ
 ロナウイルス拡大による各国の移動の規制やロックダウン等により、各事業セグメントへの影響が以下のとおり出
 ております。
  中古自動車関連事業においては海外現地法人のあるチリで3月下旬から営業拠点地域において自主規制が要請さ
 れ販売活動を停止しており、また、ウガンダでは3月末より徒歩以外の移動を禁止する実質的な外出禁止令が発令
 され、加えて物流サービスにおいても受注量が減少する等、新型コロナウイルスが事業活動全体に影響を及ぼして
 おり、売上の減少及び収支の悪化が避けられない状況にあります。
  国内の資源循環事業及び海外のグローバル資源循環事業においては、メーカーによる事業活動の休止等により原
 材料及び廃棄物の発生量が減少する等一部で影響がみられ、徐々に不確実性が高まっております。
  新型コロナウイルスが業績に及ぼす影響については注視し続け、今後、業績予想の大幅な修正が生じた場合には
 速やかにお知らせいたします。




                           4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                      (単位:千円)
                           前連結会計年度             当第3四半期連結会計期間
                          (2019年6月30日)           (2020年3月31日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                          2,855,593             4,098,599
   受取手形及び売掛金                       2,793,397             3,242,689
   商品及び製品                          3,955,709             2,508,242
   仕掛品                                14,598                20,437
   原材料及び貯蔵品                          383,977               421,279
   その他                             1,190,013               974,684
   貸倒引当金                            △40,843               △44,209
   流動資産合計                         11,152,446            11,221,722
 固定資産
   有形固定資産
     建物及び構築物                      4,202,152              4,492,370
      減価償却累計額                    △2,512,248            △2,602,647
      建物及び構築物(純額)                 1,689,904              1,889,722
     機械装置及び運搬具                    9,383,078             10,156,261
      減価償却累計額                    △7,982,329            △8,206,024
      機械装置及び運搬具(純額)               1,400,749              1,950,237
     土地                           2,507,555              2,507,061
     建設仮勘定                          467,400                143,437
     その他                            432,968                445,250
      減価償却累計額                     △367,603               △376,921
      その他(純額)                        65,365                 68,329
     有形固定資産合計                     6,130,974              6,558,787
   無形固定資産
     のれん                              22,601                12,915
     その他                              67,282                62,730
     無形固定資産合計                         89,884                75,645
   投資その他の資産
     投資有価証券                        2,122,992             2,290,957
     出資金                               9,280                 9,280
     繰延税金資産                          159,164               206,728
     その他                             335,820               324,163
     貸倒引当金                         △240,661              △238,660
     投資その他の資産合計                    2,386,595             2,592,469
   固定資産合計                          8,607,454             9,226,903
 資産合計                             19,759,900            20,448,626




                      5
                                                   (単位:千円)
                        前連結会計年度             当第3四半期連結会計期間
                       (2019年6月30日)           (2020年3月31日)
負債の部
 流動負債
   支払手形及び買掛金                      950,053              906,739
   短期借入金                        1,880,000            2,740,000
   1年内返済予定の長期借入金                  439,561              891,382
   リース債務                           51,346               50,854
   未払法人税等                         225,458              282,923
   賞与引当金                           60,356              187,226
   その他                          1,565,323              812,712
   流動負債合計                       5,172,098            5,871,837
 固定負債
   長期借入金                        2,122,796            1,526,202
   リース債務                          137,711              142,472
   繰延税金負債                          24,443                   -
   再評価に係る繰延税金負債                    64,282               64,282
   退職給付に係る負債                      309,763              342,281
   資産除去債務                         167,073              167,818
   その他                            199,664              198,376
   固定負債合計                       3,025,733            2,441,433
 負債合計                           8,197,832            8,313,271
純資産の部
 株主資本
   資本金                          1,524,830            1,524,830
   資本剰余金                        1,973,372            1,965,308
   利益剰余金                        7,941,272            8,457,649
   自己株式                         △273,350             △220,474
   株主資本合計                      11,166,124           11,727,313
 その他の包括利益累計額
   その他有価証券評価差額金                    37,235               56,397
   土地再評価差額金                         8,633                8,633
   為替換算調整勘定                      △16,547              △13,864
   その他の包括利益累計額合計                   29,322               51,166
 新株予約権                            328,125              325,804
 非支配株主持分                           38,496               31,069
 純資産合計                         11,562,068           12,135,354
負債純資産合計                        19,759,900           20,448,626




                   6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
  四半期連結損益計算書
   第3四半期連結累計期間
                                                         (単位:千円)
                      前第3四半期連結累計期間             当第3四半期連結累計期間
                        (自 2018年7月1日             (自 2019年7月1日
                        至 2019年3月31日)            至 2020年3月31日)
売上高                              26,917,185                27,294,817
売上原価                             22,153,224                21,778,966
売上総利益                             4,763,960                 5,515,850
販売費及び一般管理費                        4,209,578                 4,621,692
営業利益                                554,381                   894,157
営業外収益
 受取利息                                  2,706                     3,867
 受取配当金                                 6,181                     3,839
 持分法による投資利益                          179,731                   121,506
 受取賃貸料                                24,070                    24,259
 業務受託料                                 6,877                     6,491
 その他                                  22,536                    20,960
 営業外収益合計                             242,104                   180,924
営業外費用
 支払利息                                 25,248                    12,298
 支払手数料                                 4,226                     4,680
 為替差損                                  2,927                    21,432
 その他                                  10,592                     9,907
 営業外費用合計                              42,994                    48,318
経常利益                                 753,491                 1,026,763
特別利益
 固定資産売却益                              20,087                     8,496
 受取保険金                                34,944                    88,306
 国庫補助金                                    -                    237,039
 受取補償金                                21,208                    10,296
 その他                                   5,034                        -
 特別利益合計                               81,275                   344,138
特別損失
 固定資産除却損                                 242                     1,529
 固定資産売却損                                  -                        118
 固定資産圧縮損                                  -                    237,039
 貸倒引当金繰入額                             58,879                        -
 災害による損失                              16,765                    25,988
 特別損失合計                               75,887                   264,674
税金等調整前四半期純利益                         758,879                 1,106,227
法人税、住民税及び事業税                         332,821                   462,270
法人税等調整額                             △65,508                   △99,202
法人税等合計                               267,312                   363,068
四半期純利益                               491,567                   743,159
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)                    △100                    △7,427
親会社株主に帰属する四半期純利益                     491,667                   750,586




                       7
  四半期連結包括利益計算書
   第3四半期連結累計期間
                                                    (単位:千円)
                   前第3四半期連結累計期間           当第3四半期連結累計期間
                     (自 2018年7月1日           (自 2019年7月1日
                     至 2019年3月31日)          至 2020年3月31日)
四半期純利益                         491,567                 743,159
その他の包括利益
 その他有価証券評価差額金                  △13,068                   19,162
 為替換算調整勘定                        18,015                   2,682
 その他の包括利益合計                       4,947                  21,844
四半期包括利益                         496,515                 765,003
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益                496,615                 772,431
 非支配株主に係る四半期包括利益                  △100                  △7,427




                    8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
    (継続企業の前提に関する注記)
     該当事項はありません。


    (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
     該当事項はありません。


    (会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)
    (有形固定資産の減価償却方法の変更)
     当グループの有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却方法について、従来、主として定率法(但し、1998年
    4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構
    築物については定額法)を採用しておりましたが、第1四半期連結会計期間より定額法に変更しております。
     この変更は、新規設備投資を契機に有形固定資産の使用状況を検討した結果、定額法により耐用年数の期間に
    わたって均等に費用配分することが有形固定資産の使用実態をより適切に反映するものと判断したためでありま
    す。
     この変更により、従来の方法と比べて、当第3四半期連結累計期間の減価償却費が126,041千円減少し、営業利
    益、経常利益および税金等調整前四半期純利益は126,041千円増加しております。




                               9
        (セグメント情報等)
     Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自               2018年7月1日        至   2019年3月31日)


        1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                             (単位:千円)

                                報告セグメント                                                         四半期連結
                                                                その他                  調整額        損益計算書
                                                                           合計
                              グローバル 中古自動車                       (注)1                 (注) 2       計上額
                  資源循環                                   計                                        (注)3
                               資源循環   関連
売上高

外部顧客への売上高         6,154,550 15,894,427   4,572,636 26,621,613   295,571 26,917,185           - 26,917,185
セグメント間の内部
売上高又は振替高
                  3,436,885    196,537      2,961   3,636,384   35,789   3,672,174 △3,672,174          -

          計       9,591,435 16,090,965   4,575,597 30,257,998   331,360 30,589,359 △3,672,174 26,917,185
セグメント利益
又は損失(△)
                    643,208    171,783      △953      814,038   50,890     864,928   △111,437     753,491


    (注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、環境経営コンサルティング事
              業、障がい福祉サービス事業及び2018年12月に連結除外となった株式会社E3を含んでおります。
         2.調整額の内容は以下のとおりであります。
               セグメント利益の調整額△111,437千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用等であります。全
              社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
         3. セグメント利益又は損失(△)は四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。


     2.   報告セグメントごとの固定資産の減損損失またはのれん等に関する情報
          (固定資産に係る重要な減損損失)
              該当事項はありません。


          (のれんの金額の重要な変動)
              該当事項はありません。


          (重要な負ののれん発生益)
              該当事項はありません。




                                                    10
     Ⅱ. 当第3四半期連結累計期間(自                2019年7月1日        至      2020年3月31日)


        1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                               (単位:千円)

                                 報告セグメント                                                          四半期連結
                                                                  その他                  調整額        損益計算書
                                                                             合計
                               グローバル 中古自動車                        (注)1                 (注) 2       計上額
                   資源循環                                   計                                         (注)3
                                資源循環   関連
売上高

外部顧客への売上高          6,331,319 15,951,439   4,820,445 27,103,204    191,612 27,294,817           - 27,294,817
セグメント間の内部
売上高又は振替高
                   2,278,607    115,646      4,404   2,398,658    31,100   2,429,758 △2,429,758          -

         計         8,609,926 16,067,086   4,824,850 29,501,863    222,712 29,724,575 △2,429,758 27,294,817

セグメント利益              458,645    571,771     83,730   1,114,147    22,373   1,136,520   △109,757   1,026,763


    (注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、環境経営コンサルティング事
             業、障がい福祉サービス事業を含んでおります。
         2.調整額の内容は以下のとおりであります。
              セグメント利益の調整額△109,757千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用等であります。全
             社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
         3. セグメント利益は四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。


        2.報告セグメントの変更等に関する事項
             (1)前連結会計年度末より、グループ内の各事業会社が取り扱う製品・サービスについての事業展開・戦略策
             定に伴い、セグメント区分の見直しを行った結果、「資源リサイクル事業」の単一セグメントから「資源循
             環事業」、「グローバル資源循環事業」、「中古自動車関連事業」の3つの報告セグメントへ変更しており
             ます。
              なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後のセグメントの区分方法に基づき作成した
             ものを開示しております。


             (2)「会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更」に記載のとおり、一部の有形固定資産
             の減価償却方法について、従来、当社及び連結子会社は、主として定率法を採用しておりましたが、新規設
             備投資を契機に有形固定資産の使用状況を検討した結果、定額法により耐用年数の期間にわたって費用配分
             することが有形固定資産の使用実態をより適切に反映するものと判断したため、第1四半期連結会計期間よ
             り当社及び連結子会社において定額法に変更しております。
              この変更により、従来の方法によった場合に比べて、当第3四半期連結累計期間のセグメント利益が、そ
             れぞれ「資源循環事業」で113,468千円、「グローバル資源循環事業」で4,187千円、「中古自動車関連事
             業」で6,079千円、「その他」で2,305千円増加しております。


      3.     報告セグメントごとの固定資産の減損損失またはのれん等に関する情報
         (固定資産に係る重要な減損損失)
             該当事項はありません。


         (のれんの金額の重要な変動)
             該当事項はありません。


         (重要な負ののれん発生益)
             該当事項はありません。



                                                     11
(重要な後発事象)
 (資金の借入およびコミットメントライン契約の締結)
  当社は、2020年5月15日開催の取締役会において、手元流動性の確保および機動的かつ安定的な資金調達手段の
 確保を目的とした、資金の借入およびコミットメントライン契約の締結を行うことについて、下記のとおり決議し
 ました。


 1. 借入の内容
 (1)借入先        株式会社三菱UFJ銀行、株式会社静岡銀行
 (2)借入金総額      30億円
 (3)借入実行予定時期   2020年5月下旬
 (4)支払金利       基準金利+スプレッド
 (5)借入期間       5~6年間
 (6)変動・固定の区分   変動
 (7)返済方法       元金均等返済
 (8)担保・保証の有無   なし


 2. コミットメントライン契約の内容
 (1)借入先        株式会社三井住友銀行
 (2)借入極度額      20億円
 (3)契約締結予定時期   2020年5月下旬
 (4)契約期間       1年間
 (5)担保・保証の有無   なし




                            12