5698 エンビプロHD 2021-05-14 16:00:00
業績予想、配当予想の修正(増額)及び減損損失の計上に関するお知らせ [pdf]
2021 年5月 14 日
各 位
会 社 名 株式会社エンビプロ・ホールディングス
代表者名 代表取締役社長 佐 野 富 和
(コード番号:5698 東証第一部)
問合せ先 取締役 管理管掌 兼
竹 川 直 希
経営企画部長
(TEL. 0544-21-3160)
業績予想、配当予想の修正(増額)及び減損損失の計上に関するお知らせ
直近の業績動向を踏まえ、 2021 年2月8日に公表した 2021 年6月期(2020 年7月1日~2021
年6月 30 日)の業績予想及び配当予想を修正いたします。
また、連結子会社において固定資産の減損損失を計上することといたしましたので、併せて
お知らせいたします。
1.業績予想の修正について
(1)当期の連結業績予想数値の修正(2020 年7月1日~2021 年6月 30 日)
親会社株主に帰属
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 1株当たり
する当期純利益
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) 当期純利益
前回発表予想(A) 35,700 1,000 1,250 870 59 円 00 銭
今回修正予想(B) 40,400 1,918 2,229 1,291 87 円 54 銭
増 減 額(B-A) 4,700 918 979 421
増 減 率 (% ) 13.2 91.8 78.3 48.4
(参 考 )前 期 実 績
33,879 790 934 602 41 円 03 銭
(2020 年 6 月 期 )
(2)修正の理由
前回発表予想(2021 年2月8日開示)の前提条件である鉄スクラップ等の金属スクラップ
価格は、予測値を上回って推移しております。また海上運賃上昇等による配船難の影響はある
ものの、金属スクラップ等販売量は堅調に推移していることから、売上高、営業利益、経常利
益は前回予想を上回る見込みであります。
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、下記「3.減損損失の計上について」の
連結子会社における固定資産の減損損失を計上したこと、長引くコロナ禍の不透明な状況を鑑
み、一部海外向け債権について回収可能性を慎重に判断すべく貸倒引当金繰入額の特別損失の
計上を見込んでおりますが、経常利益の上振れ及び一部資産の売却による特別利益の計上によ
り前回予想を上回る見込みであります。
2.配当予想の修正について
(1)修正の内容
年間配当金(円)
第 2 四 半 期末 期 末 合 計
前 回 予 想
0円 15 円 15 円
( 2021 年 2 月 8 日 )
今 回 修 正 予 想 ― 25 円 25 円
当 期 実 績 0円
前 期 実 績
0円 10 円 10 円
(2020 年 6 月 期 )
(2)修正の理由
当社は、株主に対する利益還元を重要課題の一つとして認識し、業績に応じた利益配分、経
営基盤強化のための内部留保等を総合的に勘案しながら、長期的な視野に立ち、安定的かつ継
続的な利益還元を行うことを基本方針としています。業績連動利益配分の指標として連結配当
性向 20~30%を目標として実施してまいります。また上記の連結配当性向に基づく配当金が年
間 10 円を下回る場合にも、年間 10 円の安定配当を目指す所存です。
この方針のもと、2021 年6月期の1株当たりの期末配当金につきましては、15 円を前回予想
(2021 年2月8日開示)しておりましたが、今回の業績予想の修正を踏まえ、期末配当予想を
10 円増配して 25 円といたします。従いまして年間の配当予想は 25 円となります。
なお、本件につきましては、2021 年9月開催予定の定時株主総会に付議する予定であります。
3.減損損失の計上について
リチウムイオン二次電池等リサイクル関連事業は、当グループの中長期における重要な成長
ドライバーと位置付けております。今後成長を加速させる上で潜在的なリスクを先送りせず、
改めて適正な収益計画への見直しを実施し、取締役会にて慎重に議論した結果、連結子会社で
ある株式会社 VOLTA において、437 百万円の固定資産の減損損失を計上しております。
(注)本資料に記載されている業績見通し等は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性がありま
す。
以 上