5698 エンビプロHD 2020-08-21 15:00:00
2020年6月期 決算説明資料 [pdf]
2020年6月期
決算説明資料
株式会社エンビプロ・ホールディングス
2020年8月21日
目次
1. 2020年6月期 決算概要
2. 新型コロナウイルス感染拡大の影響と対策
3. 2021年6月期 見通し
4. 中長期の取り組み
5. 配当方針
6. 会社概要
7. 参考資料
2
1. 2020年6月期 決算概要
3
事業セグメント
事業セグメント 概要 事業会社
リユース 中古製品・部品を機能や価値をそのままに流通
(再利用) を行う ㈱エコネコル
㈱クロダリサイクル
㈱しんえこ
資 金属スクラップ・廃棄物等を破砕し、モノの物 ㈱東洋ゴムチップ
源 リサイクル
質特性の違いを利用して素材ごとに物理選別し ㈱VOLTA
(再資源化)
循 再資源化を行う
環 持株法適用関連会社
㈱アビヅ
リマニュファクチャリング リサイクル技術を一歩進め、廃棄物やスクラッ ㈱富士エコサイクル
(再生産) プ等から再生原料・再生品の製造を行う
金属、プラスチックスクラップ、バイオマス燃 ㈱NEWSCON(エコネコル貿易部門)
グローバル資源循環 料等多様な資源の輸出入・3国間貿易を通して ※2020年7月1日にエコネコルから貿易部門
国際的な資源循環を行う をNEWSCONへ承継
高品質な日本製の中古自動車・重機や、エンジ
中古自動車関連 ンをはじめとした中古自動車部品を仕入れ、海 ㈱3WM
外への輸出や3国間貿易を行う
企業の環境戦略立案やCO2削減計画の支援など、
環境経営に専門特化したコンサルティングサー ㈱ブライトイノベーション
その他 ビスを行う ㈱アストコ
障がい者就労支援などを行う
4
2020年6月期 ハイライト
業績
売上高 33,879百万円 (前年同期比 6.8%減)
営業利益 790百万円 (前年同期比 5.9%減)
経常利益 934百万円 (前年同期比 18.1%減)
当期純利益 602百万円 (前年同期比 23.5%減)
主要TOPICS
鉄スクラップ価格(東京製鐵田原海上特級価格)の、平均価格が
22,943円(前年は33,219円)であったが、取扱量を増やすことで売上
を確保
第4四半期会計期間 経常損失0.9億円
新規事業関連分 経常損失2.3億円(VOLTA、プラ2プラ等)
プラスチックのマテリアル事業の組織再編に伴う特別損失0.3億円
設備投資12億円(支払ベース)
減価償却方法の変更:定率法⇒定額法 1.9億円の費用減少
LIBリサイクルにおいてBSの販売がスタート
※当期純利益=親会社株主に帰属する当期純利益
※LIB:リチウムイオン二次電池
※BS :ブラックサンド(コバルト、ニッケル濃縮滓)
(金額、数量は切り捨て表示:%は四捨五入表示) 5
2020年6月期 連結損益計算書概要
(単位:百万円)
2019年 2020年 2020年
前年同期比 6/12開示比
6月期 6月期 6月期
実績 実績 増減額 増減率 6/12開示 増減額 増減率
売上高 36,336 33,879 ▲ 2,457 ▲6.8% 34,041 ▲ 162 ▲0.5%
売上総利益 6,454 6,861 407 6.3% - - -
営業利益 839 790 ▲ 49 ▲5.9% 807 ▲ 16 ▲2.1%
経常利益 1,141 934 ▲ 206 ▲18.1% 912 22 2.5%
税金等調整前
当期純利益
1,138 918 ▲ 219 ▲19.3% - - -
当期純利益※ 787 602 ▲ 185 ▲23.5% 621 ▲ 19 ▲3.1%
限界利益※ 6,681 6,632 ▲ 48 ▲0.7% - - -
EBITDA※ 1,482 1,389 ▲ 93 ▲6.3% - - -
純粋固定費※ 5,786 5,821 34 0.6% - - -
ROE 7.1% 5.3% ▲1.8% ▲25.4% - - -
※当期純利益=親会社株主に帰属する当期純利益
※限界利益=【売上高】-【変動費】
※EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却
※純粋固定費=【売上原価・販管費・営業外費用の固定費相当分】-【為替差益・持分利益を除いた営業外収益分】 6
経常利益差異分析(前年対比)
(百万円)
ダスト処理費 ▲167百万円
1,400
+172
1,200 1,141
+95
▲ 177
1,000 ▲ 43 934
▲ 27
金属スクラップの取扱量増加 ▲ 102
廃棄物処理費(逆有償)増加 ▲ 123
800 コロナ禍で4Qに減少
待遇改善、先行投資、人材確保
既存事業:▲54百万円
600 新規事業:▲48百万円
400
200
変動費 固定費
0
19/6 売買差異 ダスト処理費 為替損益等差異 人件費差異 設備費差異 その他経費差異 持分法による 20/6
・電力費差異 投資利益差異
7
連結業績推移
売上高(取扱量) 売上総利益 経常利益
前年同期比 前年同期比 前年同期比
6.8%減 6.3%増 18.1%減
(単位:億円) (単位:千t)
(単位:億円) (単位:億円)
400 1,000 70 68 14.0
374 65 13.1
363 64
350 338 60 12.0 11.4
800
300
50 10.0 9.3
250
600
40 8.0
200
30 6.0
400
150
20 4.0
100
200
10 2.0
50
0 0 0 0.0
18/6 19/6 20/6 18/6 19/6 20/6 18/6 19/6 20/6
売上高 取扱量
8
2020年6月期 セグメント別業績概要
(単位:百万円)
2019年6月期 2020年6月期 前期比
売上高
実績 実績 構成比 増減率
連結 36,336 33,879 100.0% ▲ 6.8%
資源循環事業 12,712 10,786 29.3% ▲ 15.2%
グローバル資源循環事業 21,870 20,108 54.5% ▲ 8.1%
中古自動車関連事業 6,195 5,683 15.4% ▲ 8.3%
その他※ 382 295 0.8% ▲ 22.9%
調整額 ▲ 4,824 ▲ 2,994 - -
2019年6月期 2020年6月期 前期比
セグメント利益
実績 実績 構成比 増減率
連結 1,141 934 100.0% ▲ 18.1%
資源循環事業 833 420 38.6% ▲ 49.6%
グローバル資源循環事業 448 600 55.1% 33.8%
中古自動車関連事業 18 38 3.5% 104.1%
その他※ 38 30 2.8% ▲ 19.9%
調整額 ▲ 197 ▲ 155 - -
※その他には、2018年12月までの㈱E3実績を含む
9
セグメント別業績推移【資源循環】
売上高(取扱量) 売上総利益 経常利益
前年同期比 前年同期比 前年同期比
(単位:億円) 15.2%減 (単位:億円)
(単位:千t) 8.6%減 (単位:億円) 49.6%減
140 500 30 12.0
128 127 26
450 25 9.9
120 3 3 25 24 10.0
6 7 107 400
17 8.3
100 15 350
8 20 8.0
13 15 9 300
80
15 15 6.0
23 18 250
60 18 200 4.2
10 4.0
40 14 150
57 59 100
5 2.0
20
34 50
0 0 0 0.0
18/6 19/6 20/6 18/6 19/6 20/6 18/6 19/6 20/6
鉄・非鉄金属スクラップ価格が下げ相場で弱含みに推移し収益を圧迫。
逆有償売上、金銀滓売上が伸び収益を下支え。
3月後半から新型コロナウイルスの影響が出始め、取扱量が減少し収益は減少。
LIBリサイクル設備が稼働し、BSの販売がスタート。
プラスチックのマテリアル事業(プラ2プラ)をエコネコルに吸収合併。
新規事業(VOLTA、プラ2プラ等) 経常損失2.2億円(前年同期 経常損失1.1億円)。
10
セグメント別業績推移【グローバル資源循環】
売上高(取扱量) 売上総利益 経常利益
前年同期比 前年同期比 前年同期比
(単位:億円) 8.1%減 (単位:千t)
(単位:億円) 31.0%増 (単位:億円) 33.8%増
250 1,000 35 33 7.0
228
12 218 900
30 6.0
200 26
20 201 800
6.0
22
16 24 25
25
20 700 5.0
4.4
150 600
20
4.0
500
15 3.0
100 400
188
175
2.4
164 300 10 2.0
50 200
5 1.0
100
0 0 0 0.0
18/6 19/6 20/6 18/6 19/6 20/6 18/6 19/6 20/6
国内鉄鋼生産量が減少する中、世界第3位の鉄スクラップ輸出国である日本の輸出量は前年比で増加。
鉄・非鉄スクラップのベトナム向け販売が前年を大きく上回って推移したこともあり取扱量が増加。
2019年5月に尼崎に集荷ヤードを新規開設したのに加え、2020年4月には川崎の集荷ヤードを拡張し
た事により取扱量が増加。
日本国政府専用航空機の販売(2機の内残り1機分)。
バイオマス燃料(PKS)の、日本マーケットへの初出荷を実現(7月)。
欧州駐在事務所を開設(10月)し欧米から日本・東南アジア向けのビジネスを開始。
11
セグメント別業績推移【中古自動車関連】
売上高 売上総利益 経常利益
前年同期比 前年同期比 前年同期比
8.3%減 17.3%減 104.1%増
(単位:億円) (単位:億円) (単位:億円)
70 12 2.0
65 10
61 1.7
60 56 10
10
50 8 1.5
8
40
6 1.0
30
4
20
0.5
0.3
2
10 0.1
0 0 0.0
18/6 19/6 20/6 18/6 19/6 20/6 18/6 19/6 20/6
2月までの状況
・主要輸出先の1つである南米での中古車需要は弱含みで推移。
・東南アジア向け中古トラック部品の販売が増加。
・ウガンダでの中古車販売・整備事業の収益が改善。
・海外規制の影響により前年同期低調であった物流代行サービスの取扱量が回復。
・輸出車両積込みヤードの縮小等による固定費の減少。
2月までは順調に推移したが、3月以降新型コロナウイルスによる影響で、中古車・中古エンジン等の
市況が低迷。海外現地法人は、ロックダウン等の影響を受けて営業を縮小・停止し収益が急激に減少。
12
セグメント別業績推移【その他】
売上高 売上総利益 経常利益
前年同期比 前年同期比 前年同期比
22.9%減 22.5%減 19.9%減
(単位:億円) (単位:億円) (単位:億円)
6 6 0.4
5
5 5
0.3 0.3
0.3
4
4 4
3 3
3 3 0.2
2 2
2 2
0.1
0.1
1 1
0 0 0.0
18/6 19/6 20/6 18/6 19/6 20/6 18/6 19/6 20/6
≪環境経営コンサルティング事業≫
CDP回答及び評価向上支援等の継続受注案件が順調に進捗。
TCFD(気候変動関連財務情報開示タスクフォース)対応支援、サーキュラーエコノミー関連コンサ
ルティング等の新たなサービスを開始。
≪障がい福祉サービス事業≫
静岡県富士宮市に就労継続支援B型事業所を開設(8月)。
認知度向上により延べ利用者数が増加し通期黒字化を達成。
※その他には、2018年12月までの㈱E3実績を含む 13
連結貸借対照表概要
(単位:百万円)
2019年 2020年 2019年 2020年
増減額 増減額
6月末 6月末 6月末 6月末
流動資産 11,152 16,529 5,377 流動負債 5,172 7,499 2,327
固定資産 8,607 9,383 776 固定負債 3,025 6,401 3,375
(有形固定資産) 6,130 6,729 598 負債合計 8,197 13,900 5,702
(無形固定資産) 89 70 ▲ 19 純資産 11,562 12,012 450
(投資その他の資産) 2,386 2,584 197 (株主資本) 11,166 11,577 411
資産合計 19,759 25,913 6,153 負債純資産合計 19,759 25,913 6,153
主要TOPICS
流動資産(現金及び預金7,528百万円、受取手形及び売掛金▲449百万円、商品及び製品
▲1,340百万円)
固定資産(建物及び構築物199百万円、機械装置及び運搬具649百万円、建設仮勘定
▲268百万円 )
流動負債(短期借入金1,660百万円、1年以内返済予定の長期借入金1,155百万円)
固定負債(長期借入金3,353百万円)
自己資本比率 45.0%(前年対比11.7%減)
14
連結キャッシュ・フロー計算書概要
(単位:百万円)
項 目 2019年6月期 2020年6月期 増減額
営業活動によるキャッシュ・フロー ▲ 87 2,632 2,720
投資活動によるキャッシュ・フロー ▲ 601 ▲ 1,001 ▲ 399
財務活動によるキャッシュ・フロー ▲ 1,440 5,897 7,337
現金及び現金同等物に係る換算差額 ▲ 12 ▲0 12
現金及び現金同等物の増減額 ▲ 2,142 7,528 9,670
現金及び現金同等物の期首残高 4,856 2,714 ▲ 2,142
現金及び現金同等物の期末残高 2,714 10,242 7,528
主要TOPICS
営業CF:(収入)売上債権の減少額449百万円、税金等調整前当期純利益918百万円、
たな卸資産の減少額1,350百万円
(支出)法人税等の支払額411百万円
投資CF:(収入)国庫補助金の受取237百万円
(支出)有形固定資産の取得1,249百万円
財務CF:(収入)長期借入金の増加額4,995百万円、短期借入金の増加額1,660百万円
(支出)長期借入金の返済485百万円、配当金の支払額234百万円
15
2. 新型コロナウイルス感染拡大の影響と対策
16
2020年6月期 連結経常利益の四半期推移
(単位:億円)
6
4.8
5
4
3 2.7
2.5
2
1
0
▲1
▲ 0.9
▲2
20/6:1Q 20/6:2Q 20/6:3Q 20/6:4Q
17
2020年6月期 セグメント利益の四半期推移
(単位:百万円) 資源循環事業 (単位:百万円) グローバル資源循環事業
250 300 258
191
200
148
150 118 200 177
135 内外価格
100 取扱量の減少 差の縮小
新規事業損失▲62
50 100
0
28
▲ 50 ▲ 38 0
20/6:1Q 20/6:2Q 20/6:3Q 20/6:4Q 20/6:1Q 20/6:2Q 20/6:3Q 20/6:4Q
(単位:百万円) 中古自動車関連事業 (単位:百万円) その他
60 20
40 39 16
40
15
20
3
0 10 8
▲ 20 5
現地法人の 5
▲ 40 営業縮小・停止 0
▲ 60 ▲ 45 0
20/6:1Q 20/6:2Q 20/6:3Q 20/6:4Q 20/6:1Q 20/6:2Q 20/6:3Q 20/6:4Q
18
新型コロナウイルス感染拡大への対応
感染拡大防止への取り組み
新型コロナウイルス対策基準を制定し、状況変化に合わせながら逐次改訂、従業員及び関係
者への周知を徹底して実施
キャッシュイズキング / 仕事のリストラ / 存在意義の再確認
キャッシュイズキング(短期的観点の取り組み)
営業、管理、生産の全ての部門でキャッシュ管理を徹底する
・人件費・経費の管理強化
・不採算事業・業態の見直し
・労働安全体制を強化して事故や労災による資金流失の防止
仕事のリストラ(中期的観点の取り組み)
コロナ禍をきっかけに今までの仕事のやり方を根本から見直し、会社を大きく「変容」させる
・リモートワークやWEBミーティング、フレックスタイム制の実行
・IoTやロボットを活用したプラントの遠隔管理の研究
・メンバーシップ型からジョブ型への移行と評価の仕組みづくりを模索
存在意義の再確認(根本的かつ長期的観点の取り組み)
持続可能社会実現のために世の中から強く必要とされる会社になる
・リサイクル原材料製造メーカーとしてのサーキュラーエコノミーの実現
・資源循環×デジタルで、プラットフォーマーとしての役割を強化して資源回収効率を向上
・化学系の技術を駆使したリサイクルシステムを確立して100%リサイクルを実現
手元流動性の確保(2020年4月~)
長期借入およびコミットメントライン契約により新たに65億円を確保
新型コロナウイルスの感染拡大により経済状況の先行き見通しが急激に悪化することを想定し、最大リ
スクへの対応策として手元流動性を確保
→4月:長期借入15億円、5月:長期借入30億円、コミットメントライン20億円 19
3. 2021年6月期 見通し
20
足元の事業環境と業績予想の前提条件
足元の事業環境
資源循環事業
・金属スクラップ、廃棄物発生量が減少傾向。
・解体工事については回復傾向。大型案件に進捗あり。
・貴金属価格が上昇。金銀滓の収益性が向上。
グローバル資源循環事業
・鉄スクラップ主要販売先である韓国、台湾、ベトナムは現時点で販売に影響なし。
・非鉄スクラップはコロナ禍から早期に回復した中国からの引き合いは引き続き好調。東南アジア地区
も徐々に引き合い回復傾向。インドの新型コロナウイルス感染拡大は未だ終息していないが、経済活動
を再開させる動きがあり、引き合いは増加傾向。
・世界各国で新型コロナウイルス感染拡大が継続しており、今後も注視が必要。
中古自動車関連事業
・UAEでは6月下旬から空港も動き始め8月以降にバイヤーの動きとともに徐々に回復傾向。
・チリでは度々の延長によりロックダウン継続中だが、周辺国の市況は徐々に回復傾向。
・ウガンダでは商用車の市況は徐々に回復傾向。現地の整備事業は法人顧客からの整備依頼が回復。また
タクシー配車サービスを利用する個人事業主の車両の検査の受注が堅調。
業績予想の前提条件
感染拡大の影響
上期:経済活動の低迷から取扱量約8割の推移を想定
下期:経済活動の改善を見込み取扱量8割から徐々に回復していくことを想定
業績予想前提条件:鉄相場20千円/t(24.0千円)、銅相場550千円/t(710千円)、為替105円/USD(106円台)
※( )内は8月17日時点価格
21
2021年6月期業績見通し(連結)
(単位:百万円)
2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期
実績 実績 予想 増減額 増減率
売上高 36,336 33,879 28,860 ▲ 5,019 ▲14.8%
売上総利益 6,454 6,861 6,726 ▲ 135 ▲2.0%
営業利益 839 790 510 ▲ 280 ▲35.5%
経常利益 1,141 934 600 ▲ 334 ▲35.8%
税金等調整前当期純利益 1,138 918 614 ▲ 303 ▲33.1%
当期純利益※ 787 602 410 ▲ 192 ▲31.9%
限界利益※ 6,681 6,632 6,557 ▲ 75 ▲1.1%
EBITDA※ 1,482 1,389 1,295 ▲ 93 ▲6.7%
純粋固定費※ 5,786 5,821 6,038 217 3.7%
ROE 7.1% 5.3% 3.6% ▲1.7% ▲32.1%
※当期純利益=親会社株主に帰属する当期純利益
※限界利益=【売上高】-【変動費】
※EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却
※純粋固定費=【売上原価・販管費・営業外費用の固定費相当分】-【為替差益・持分利益を除いた営業外収益分】
22
経常利益差異分析(前年対比)
(百万円)
1,200
ダスト処理費 ▲153百万円
1,000 +29
934
+29
800
▲ 133 ▲ 52
+32
逆有償売上増加 600
600 取扱量増加
(上期8割:下期回復)
▲ 197 ▲ 41
400
減価償却費増加 ▲186百万円
前年設備投資 12億円
当期設備投資 7億円
200
変動費 固定費
0
20/6 売買差異 ダスト処理費 為替損益等差異 人件費差異 設備費差異 その他経費差異 持分法による 21/6
・電力費差異 投資利益差異
23
2021年6月期業績見通し 連結業績推移
売上高(取扱量) 売上総利益 経常利益
前年同期比 前年同期比 前年同期比
(単位:億円) 14.8%減 (単位:千t)
(単位:億円) 2.0%減 (単位:億円)
35.8%減
400 1,000 80 12.0
11.4
363
350 338 70 68 67
64 10.0
9.3
800
300 288 60
8.0
250 50
600
6.0
200 40 6.0
400
150 30
4.0
100 20
200
2.0
50 10
0 0 0 0.0
19/6 20/6 21/6 19/6 20/6 21/6 19/6 20/6 21/6
売上高 取扱量
24
2021年6月期 セグメント別業績概要
(単位:百万円)
2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期
売上高
実績 実績 予想 構成比 増減率
連結 36,336 33,879 28,860 100.0% ▲ 14.8%
資源循環事業 12,712 10,786 10,533 33.4% ▲ 2.3%
グローバル資源循環事業 21,870 20,108 15,809 50.2% ▲ 21.4%
中古自動車関連事業 6,195 5,683 4,840 15.4% ▲ 14.8%
その他 382 295 301 1.0% 2.0%
調整額 ▲ 4,824 ▲ 2,994 ▲ 2,625 - -
2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期
セグメント利益
実績 実績 予想 構成比 増減率
連結 1,141 934 600 100.0% ▲ 35.8%
資源循環事業 833 420 433 49.8% 3.1%
グローバル資源循環事業 448 600 382 43.9% ▲ 36.3%
中古自動車関連事業 18 38 16 1.8% ▲ 57.9%
その他 38 30 39 4.5% 30.0%
調整額 ▲ 197 ▲ 155 ▲ 272 - -
25
セグメント別業績推移【資源循環】
品種別売上高・合計取扱量 金属スクラップの価格変動の影響が大きい
鉄 非鉄金属 逆有償 ・価格が高い方が利益が出やすい
ゴム製品 金銀銅滓 解体・片付け等
製紙原料等 その他 合計取扱量(右) ・価格上昇局面の時に利益が出やすい
(単位:億円) (単位:千t) (戦術)価格変動を活用すると同時に価格変動の影響を
150
受けにくい事業分野を増やしていく
127
300
100
7 107 105 利益創出要因
15
9 200
加工による付加価値向上
15 10
18
15 15 相場の影響大
50
18 20 ①鉄・非鉄金属取扱量(16.2万t→16.0万t)
14 11
100 ②レアメタル(ニッケル、コバルト含有のBS)
59 BS取扱量17t→400t
34 33 ③金銀滓売上(9億円→10億円)
0 0
19/6 20/6 21/6 相場に左右されにくい分野
④逆有償売上(産業廃棄物・低品位LIB等)
売上総利益・限界利益・経常利益 ⑤解体工事・片付け・土壌浄化
(単位:億円) 売上総利益 限界利益 経常利益
⑥中古プラント及び中古品の販売
60
47 46 48
主な取り組み
40 ①逆有償取扱量の増加
②LIBリサイクル量の増加
26 24 24 ③落じん灰リサイクル量の増加
20
④解体・片付け案件の営業強化
8.3 ⑤自治体発生の製品プラへの新規取り組み
4.2 4.3 ⑥航空機リサイクルの仕組みづくり
⑦新製品の市場浸透(東洋ゴムチップ)
0
19/6 20/6 21/6
⑧生産現場における予防保全の強化 26
セグメント別業績推移【グローバル資源循環】
品種別売上高・合計取扱量
鉄 非鉄 バイオマス他 合計取扱量(右) 金属スクラップの価格自体の影響は比較的少ない
(単位:億円) (単位:千t)
日本国内の鉄鋼生産量減少により今後更に輸出傾向強
まり取扱増に期待
250 800
218
21
201
200
22 16
20 158
600 利益創出要因
150 12 取扱量 × 利幅(利益率)
36 400 ①リードタイム中の海外・国内価格の差
100 ②取扱量
175 164 ③価格変動の活用
200
50 110
0 0
19/6 20/6 21/6 主な取り組み
①金属スクラップ取扱量の増加
売上総利益・限界利益・経常利益
・鉄スクラップ(53万t→55万t)
売上総利益 限界利益 経常利益
・非鉄スクラップ(2.5万t→4万t)
40
②国内集荷ヤードの拡張、新規開設
33 32 ③輸入原料取扱量の増大(2万t→6万t)
30
25 ・PKS集荷の海外現地法人のマレーシア・
インドネシアヤード(2箇所)活用
20 ・欧州からの基板・金銀滓・LIBの輸入
④取扱いアイテムの増加
12 ・鉄、非鉄半製品等
10 9 9 ⑤三国間貿易の促進
4.4 6.0 ・欧州→東南アジアへの販売
3.8
0
19/6 20/6 21/6 27
4. 中長期の取り組み
28
中長期の取り組み
① LIBリサイクル事業の取り組み強化
② 金銀滓回収事業の拡大
③ バイオマス燃料取扱量の拡大
④ 廃プラスチックリサイクルの新たな取り組み
⑤ その他
・サーキュラーエコノミー・コンサルティング
・RE100の取り組み
29
①LIBリサイクル事業の取り組み強化
急拡大する二次電池市場に対し、グループの経営資源を集中的に投入して、使用済み二
次電池等からのレアメタル(ニッケル・コバルト等)回収事業に本格的に参入する
VOLTAの前期の取り組み
先行して稼働していた電極材リサイクルラインに続いて
BS製造設備が2020年2月から試験運転を開始、6月にBSを初出荷
2018年9月 電極材リサイクルライン稼働/負極板生産開始
負極板 銅 カーボン等
電極材リサイクルライン
2020年2月 BS製造設備稼働
LIB BS製造設備 BS
※LIB:リチウムイオン二次電池
※BS :ブラックサンド(コバルト、ニッケル濃縮滓) 30
①LIBリサイクル事業の取り組み強化
2021年6月期の取り組み
富士宮BS工場における下期以降の月次での黒字化
• BS100トン/月の取扱いに向けた体制整備(仕入、生産、品質管理、販売)
• 7月に取得した処分業許可を活用し低品位なLIB取扱いによる逆有償売上の増加
• 長年培った物理的な選別及び濃縮技術を活用したBSの付加価値向上
• 安全な輸送・安全な保管・安全な生産体制の確立
• LIBの種類別自動選別ラインの研究
• 使用済み自動車由来LIB及び定置式大型LIBの放電及び安全な解体の研究
• LIBリサイクル事業で日本初のR2認証を取得(2020年11月予定)
• 生産規模を拡大したBS第二工場建設に向けた電池ラインの設計
LIBリサイクルプロジェクトチーム発足(2020年7月〜2021年6月)
エンビプロ・ホールディングス内に国内外の湿式製錬の技術者をまじえたプロジェクトチー
ムを発足し、LIBリサイクル事業で当社が目指すべき方向性(BS新工場、湿式製錬工場、前駆
体工場のどこまでやるか)を決めると共に、セカンドフェーズに進んだ場合のアライアンス
体制を候補会社を含め議論していく
※R2:(Responsible Recycling:責任あるリサイクル)は、米国で広く普及している使用済みの電気・電子機器を対象とした
リサイクルマネジメントシステム 31
①LIBリサイクル事業の取り組み強化(セカンドフェーズ)
工場発生スクラップ・使用済LIB供給
SIパートナー FIパートナー
出資
VOLTA/ENV 湿式製錬 自動車等
前駆体 電池
BS工場 完成品
日本富士宮 BS供給 会社 メーカー メーカー
メーカー
協力会社 出資 出資/原料スペック指導
BS工場
日本
技術供与
/出資 クローズドループのリサイ
/設置 協力会社
クルシステムを目指す
BS工場
海外
自社/協力会社 LIBリサイクルで協業でき
BS工場 る会社(同業者、LIB製造
海外
メーカー等)と技術、資
VOLTA/ENV
金、商材でアライアンスを
BS工場 組む
移転拡張
2022年 2025年
32
②金銀滓回収事業の拡大
焼却灰、自動車破砕残渣等からの金銀滓(銅、金、銀、プラチナ、パラジウム
の混合物)の回収を事業の柱の1つにしていく
• 既存一般廃棄物焼却施設の落じん灰等の取引自治体数増加 金銀滓金回収量及び売上
⇒現在10自治体と契約済(内、5件が落じん灰)
25自治体が取引を検討中 売上(右) Au
kg 億円
100 12
• 新炉での落じん灰別取りシステム採用数の増加
⇒2020年6月期2件実績、2021年6月期1件内示あり 80
10
新炉稼働は2024年度から順次稼働予定 80
70
64
8
• 小型家電、雑品等からの金銀滓回収 57
60
⇒スモールサイズの金属選別装置導入予定
6
• 太平洋セメントとの実証事業の継続
40 10
9
4
• 大手製錬会社からの加工受託拡大(電子基板等) 7
7
20
2
• 欧州等からの金銀滓輸入の増加
⇒スイス、ポーランドはトライアル中、
その他イギリス、オランダ等他3か国でトライアル交渉中 0 0
18/6 19/6 20/6 21/6
33
②金銀滓回収事業:落じん灰拡大戦略
焼却灰からの金銀滓マーケット240億円、
2025
30%
マ その内、落じん灰分は45億円
ー
ケ
ッ
ト
シ 特許活用による事業推進 2024
ェ 15%
ア
2023
2022 5% 2025年
2021 3% 落じん灰取扱量:15,900t
2020
1.5% 売上:13億円
0.6%
営業利益: 5億円
啓発期 普及期 成長期
・地道な自治体営業 ・落じん灰別取り改造補助金制度の創設 ・落じん灰別取り設計の
・全都清等での啓発活動 ・地域リサイクラーとの協業体制 ごみ処理施設設計要領への記載
・焼却炉メーカーとの連携 ・更なる選別技術革新 ・新設炉落じん灰の別取り100%達成 34
③バイオマス燃料取扱いの拡大
今後更に拡大する日本市場へ、バイオマス発電所のニーズ(品質と長期安定供給)に合っ
たWood Pellet(ゼロカーボン燃料)を供給する
バイオマス燃料需要予測(日本マーケット) (単位:万MT)
(単位:万MT)
PKSマーケット
市場規模
• 2020-2021年 :プラス 70万トン/年 1,600億円
1,200 • 2021-2022年 :プラス 80万トン/年 25
1,060万MT
1,000 Wood Pelletマーケット
980万MT
20 20
• 2020-2021年 :プラス 185万トン/年
800 • 2021-2022年 :プラス 220万トン/年
• 2022-2023年 :プラス 80万トン/年 730万MT 16 15
600
415万MT 10
400 330万MT
270万MT
6 5
200 5
3 2
0 0
2018 2019 2020 2021 2022 2023
※当社調べ
Wood Pellet PKS 当社(右)
拡大に向けて
PKS、Wood Pellet集荷拠点の拡大検討
海外Wood Pellet製造工場の検討 35
④廃プラスチックリサイクルの新たな取り組み
焼却炉メーカー、石油精製会社と共同でケミカルリサイクル技術を検証する
ケミカルリサイクルの研究 〜都市油田を掘り起こす〜
想定事業モデル概要
廃プラ 前処理 石油精製
調達~運搬 工程 油化(原油代替品)
施設
廃プラスチックを油化しプラ
今年10月頃に試験プラントを稼働予定
運営会社 スチックの原料となる原油へ
戻すことで、ケミカルリサイ
クルを実現し、汚れたプラス
共同事業 チックのリサイク事業の確立
を目指す。
36
⑤その他:サーキュラーエコノミーコンサルティング
環 境 課 題 2 つ の 大 き な 潮 流
◆サーキュラーエコノミーコンサルティング
気候変動対応 サーキュラーエコノミー &ソリューション
気候変動対応としてのCO2削 EUによる資源効率的で競争力のある循
減や再エネの拡大 環経済への移行政策パッケージの採用 サーキュラー化のコンサルティングとグルー
プのソリューションを活用した一貫サービス
気候変動関連 サーキュラーエコノミー を提供する事で実現性の高い資源循環モデル
コンサルティング コンサルティング を提案する。
サーキュラーモデル構築コンサルティング サーキュラーソリューション
・廃プラ破砕・洗浄・選別技術
・廃プラペレット化技術
・再生原料調達/供給能力
東洋ゴムチップ
・ 材料素材成型ノウハウ
・再生材混錬ノウハウ
・製品開発ノウハウ
・品質検査ノウハウ
37
⑤その他:RE100の取り組み
事業活動に要する電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目標に掲げる企業
が参加するイニシアチブ「RE100」に、リサイクル業界としては、世界で初めて参加し
取り組みを継続していく
グループのRE100 取組実績
■再生可能エネルギー電力への切替
・東洋ゴムチップ再エネ電力切替
・あずみ野プラザ再エネ電力切替
・エンビプロ本社再エネ電力切替
■再エネ発電設備導入
・あずみ野プラザ自家消費型PV設置
・エコネコル非鉄工場自家消費型PV設置
電力消費量(GWh) 再生可能エネルギー率(%)
19.2 18.3 18.7
20 100
100
10 50
18.0
0.0 2.9
0 0
2017 2018 2019 2050
(年度) 38
企業価値の向上イメージ図
③
②
①
事業が安定するまでは、初期投資に見合う企業価値の上昇が見込めないため、企業価値の上昇は鈍化します。緑のエリア
はそのマイナス分のギャップを表しています。 39
5. 配当方針
40
配当方針
当社の配当基本方針
• 内部留保等を総合的に勘案しながら、長期的な視野に立ち、安定的かつ継続的
な利益還元を行うことを基本方針とする。
• 業績連動利益配分の指標として連結配当性向 20~30%を目標とする。
• 連結配当性向に基づく配当金が年間 10 円を下回る場合にも、年間 10 円の安
定配当を目指す。
配当予想
2020年6月期予想
配当性向 24.4% 1株あたり配当金 10円
2021年6月期予想
配当性向 35.9% 1株あたり配当金 10円
41
6. 会社概要
42
企業理念・ミッション
43
グループ概要
本 社 静岡県富士宮市田中町87番地の1
代 表 者 代表取締役社長 佐野富和
設 立 2010年5月
グ ル ー プ 会 社 連結子会社12社(孫会社含む)、持分法適用関連会社2社
従 業 員 数 単体37名(連結443名) ※2020年6月末現在
事業セグメント 事業会社
㈱エコネコル、㈱クロダリサイクル、㈱しんえこ
資源循環事業 ㈱東洋ゴムチップ、㈱VOLTA
持分法適用関連会社 ㈱アビヅ、㈱富士エコサイクル
グローバル資源循環事業 ㈱NEWSCON
中古自動車関連事業 ㈱3WM(海外子会社3社含む)
(環境経営コンサルティング事業)㈱ブライトイノベーション
その他
(障がい福祉サービス事業)㈱アストコ
調整 ㈱エンビプロ・ホールディングス
※従業員数は正社員数
44
国内拠点
45
海外拠点
46
グループ沿革
2020年 ㈱NEWSCON 設立
2019年 イギリスに㈱エコネコル(現:NEWSCON)
の欧州駐在事務所開設
2018年
2018年 ㈱VOLTA 設立
東証一部に上場
2017年 Mine Biomass Synegies 設立 合弁
2016年 ㈱ブライトイノベーション 設立
2015年 ㈱東洋ゴムチップ グループ化 M&A
2015年 ベトナムに㈱エコネコル(現:NEWSCON)
の駐在事務所設立
2014年 ㈱E3設立
2013年 ㈱エコミット(現㈱アストコ)設立 2013年 東証二部に上場
2013年 東京事務所開設
2012年 ウガンダに㈱3WMの現地法人を設立
2011年 ㈱しんえこ グループ化 M&A
2008年 ㈱クロダリサイクル グループ化 M&A 2010年 当社設立(持株会社)
2008年 UAEとチリに㈱3WMの海外現地
法人を設立
2006年 名古屋支店開設
(翌年に㈱3WM設立)
2003年 ㈱アビヅ設立 合弁
2001年 ㈱富士エコサイクル
設立 合弁 1992年 貿易事業開始
1950年 創業 47
7. 参考資料
48
焼却灰金属回収事業フロー
都市ごみ焼却後の灰の中には有用金属が含まれていることは知られているが、現状ではそのほとんどが回収
されずに埋立処分されている。有用金属の含有量の低さと選別費の高さが主な原因であり、選別効率を上げ
て事業性が確立されることで、焼却灰が新たな鉱脈となる。
投入ホ ッ パ ー 焼却灰からの貴金属回収量
Au(金)
Ag
(銀)
セメント会社
落じん 灰 ※ ※ 落 じ ん 灰 と は、ス ト ー カ 炉 の火 主 灰 灰
格子上のごみや灰が、火格子間の
気孔穴から落下したものです。
焼却灰金属選別プ ラ ント
鉄 アルミ 金銀滓
( ミ ッ ク ス メ タ ル )
非鉄製錬会社
回収物
電炉メ ー カ ー
49
地域別売上高推移
(単位:億円)
400
374
363
350 338
300
250 その他
220
208
199 アフリカ
200
南米
150 アジア
日本
100
132 127 117
50
0
18/6 19/6 20/6
50
相場推移①
(円/t)
鉄スクラップ価格(東京製鐵田原海上特級) (円/t)
電気銅建値
40,000 850,000
35,000 800,000
750,000
30,000
700,000
25,000
650,000
20,000
600,000
15,000 550,000
10,000 500,000
(千円/t) ニッケル建値 ($/㎏) コバルト建値
2,500 120
100
2,000 80
60
1,500 40
20
1,000 0
(出所)東京製鐵㈱、㈱日本経済新聞社 (出所)一般社団法人日本電線工業会、IRUNIVERSE㈱ 51
相場推移②
($/g) 金価格 ($/㎏) 銀価格
65.00 750.00
60.00
55.00 650.00
50.00
45.00 550.00
40.00
35.00 450.00
($/g)
($/g) プラチナ価格 パラジウム価格
45.00
75.00
40.00
35.00 55.00
30.00 35.00
25.00 15.00
(出所)Kitco Metals Inc
52
相場推移③
金属相場の推移(INDEX推移 2018年7月を100とする)
鉄スクラップ価格 電気銅建値 アルミ建値 ニッケル建値 ドル/円 為替 コバルト価格
130
110
90
70
50
30
(出所)東京製鐵㈱、㈱日本経済新聞社、一般社団法人日本電線工業会、㈱日刊産業新聞社、IRUNIVERSE㈱ 53
本資料は投資家の参考に資するよう、株式会社エンビプロ・ホールディ
ングスの現状を理解していただくために作成したものです。
本資料に記載された内容は、現時点において一般に認識されている経
済・社会等の情勢及び弊社が合理的と判断した一定の前提に基づいて作
成されておりますが、経営環境の変化等の事由により、予告なしに変更
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【本資料及びIRに関するお問い合わせ先】
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