5698 エンビプロHD 2020-06-12 16:00:00
業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年6月 12 日
各 位
会 社 名 株式会社エンビプロ・ホールディングス
代表者名 代表取締役社長 佐 野 富 和
(コード番号:5698 東証第一部)
問合せ先 取締役 経営企画部長 竹 川 直 希
(TEL. 0544-21-3160)
業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
当社は、2019 年6月期通期決算発表時に開示した 2020 年6月期(2019 年7月1日~2020 年
6月 30 日)の業績予想及び配当予想を修正することとしましたので、お知らせいたします。
1.業績予想の修正について
(1)当期の連結業績予想数値の修正(2019 年7月1日~2020 年6月 30 日)
親会社株主に帰属
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 1株当たり
する当期純利益
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) 当期純利益
前回発表予想(A) 36,571 981 1,251 892 60 円 98 銭
今回修正予想(B) 34,041 807 912 621 42 円 33 銭
増 減 額(B-A) △2,530 △174 △339 △271
増 減 率 (% ) △6.9 △17.7 △27.1 △30.4
(参 考 )前 期 実 績
36,336 839 1,141 787 52 円 96 銭
(2019 年 6 月 期 )
(2)修正の理由
米中貿易摩擦の長期化により鋼材価格は弱含みで推移し、また国内外において新型コロナウ
イルスの影響を受けたロックダウン等の規制により経済活動が低迷する等、当初に想定してい
た経営環境から大きく変化しております。特に中古自動車関連事業の海外現地法人において、
ロックダウン等の影響を受け4月より実質的に営業を停止する等、非常に厳しい状況にありま
す。また、資源循環事業においては、3月より新型コロナウイルスの影響により、金属スクラ
ップ・廃棄物発生量が減少しており、加えてグローバル資源循環事業においても当期の金属ス
クラップ価格の低調な推移の影響を受け、売上高につきましては前回予想を 6.9%下回る見込
みであります。
営業利益につきましては、新型コロナウイルスの影響による取扱量の減少に伴う収益の減少
に対し、新規事業の一部であるマテリアルプラスチックの取り組みを見直すことも含めた固定
費の削減に取り組みましたが、費用を圧縮しきるまでに至らず収益性が悪化し、前回予想を
17.7%下回る見込みであります。
経常利益につきましては、営業利益の下振れに加えて持分法適用関連会社の収支が悪化した
ことに伴い、前回予想を 27.1%下回る見込みであります。
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、上記の新規事業の一部見直しに伴う特別
損失の計上、営業利益および経常利益の下振れに伴い、前回予想を 30.4%下回る見込みであ
ります。
2.配当予想の修正について
(1)修正の内容
年間配当金(円)
第2四半期末 期 末 合 計
前 回 予 想
0円 17 円 17 円
( 2019 年 8 月 9 日 )
今 回 修 正 予 想 ― 10 円 10 円
当 期 実 績 0円
前 期 実 績
0円 16 円 16 円
(2019 年 6 月 期 )
(2)修正の理由
当社は、株主に対する利益還元を重要課題の一つとして認識し、業績に応じた利益配分、経
営基盤強化のための内部留保等を総合的に勘案しながら、長期的な視野に立ち、安定的かつ継
続的な利益還元を行うことを基本方針としています。業績連動利益配分の指標として連結配当
性向 20~30%を目標として実施してまいります。また上記の連結配当性向に基づく配当金が年
間 10 円を下回る場合にも、年間 10 円の安定配当を目指す所存です。
この方針のもと、2020 年6月期の1株当たりの期末配当金につきましては、17 円を前回予想
(2019 年8月9日開示)しておりましたが、今回の業績予想の修正および足元の新型コロナウ
イルスの影響を踏まえ、期末配当予想を7円減配して 10 円といたします。従いまして年間の配
当予想は 10 円となります。
なお、 本件につきましては、2020 年9月開催予定の定時株主総会に付議する予定であります。
(注)本資料に記載されている業績見通し等は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性がありま
す。
以 上