5632 三菱製鋼 2019-11-12 15:00:00
特別損失の計上および繰延税金資産の取り崩し、第2四半期業績予想と実績との差異ならびに通期業績予想の修正、配当予想の修正(無配)に関するお知らせ [pdf]
2019年11月12日
各 位 会 社 名 三 菱 製 鋼 株 式 会 社
代表者名 取締役社長 佐 藤 基 行
(コード番号 5632 東証第一部)
問合せ先 経理部長 柳 沼 康 一
(TEL. 03-3536-3135)
特別損失(減損損失)の計上および繰延税金資産の取り崩し、
第2四半期業績予想と実績との差異
ならびに通期業績予想の修正、
2020年3月期配当予想の修正(無配)に関するお知らせ
当社は、2020年3月期第2四半期連結会計期間において特別損失(固定資産の減損損失)の計上および繰延税金資産
の取り崩しを行うとともに、2019年5月14日付で公表いたしました2020年3月期第2四半期連結累計期間の連結業績予想と
本日公表の実績との間に差異が生じましたので、下記の通りお知らせいたします。また、通期連結業績予想を修正しました
のでお知らせいたします。
あわせて、本日開催の取締役会において、2020年3月期の中間配当および期末配当予想について、下記のとおり修正い
たしましたのでお知らせいたします。
記
1.特別損失および繰延税金資産の取り崩しについて
(1)特別損失(固定資産に係る減損損失)について
2020年3月期第2四半期連結会計期間において、海外子会社における固定資産に係る減損損失を特別損失として
148億円を計上いたしました。減損損失の内訳は、以下の通りです。
特殊鋼鋼材事業におけるインドネシア子会社は、インドネシア経済の減速による受注量の低迷に加え、新規受注品
の立上げトラブル等により生産コストが上昇し収益が悪化したことから、固定資産について89億円の減損損失を計上い
たしました。
インドネシア鋼材事業につきましては、品質改善と大幅な人員削減を伴うコストダウンに加え、顧客への承認活動も進
展しております。今後さらに丸鋼の拡販を進め、あわせてばね事業とのシナジーによる平鋼の拡販により、事業を再生
してまいります。
ばね事業における北米、欧州他の子会社は、保護貿易主義の台頭による資材価格の上昇、自動車メーカーのグ
ローバル生産体制の見直し、世界的な景況感の悪化もあり、売上げや収益が低迷しました。また、北米ばね子会社に
おける新規受注品の立上げトラブルにより、生産コストが上昇し収益が悪化したことから、固定資産について54億円の
減損損失を計上いたしました。
海外ばね事業につきましては、拠点の統廃合を含め、事業の再構築を進めてまいります。
素形材事業におけるタイ子会社は、想定以上にディーゼル用ターボチャージャー部品の受注が減少していることか
ら、固定資産について3億円の減損損失を計上いたしました。
タイ素形材事業につきましては、千葉マザー工場を活用して競争力を強化し、ガソリン用ターボチャージャー部品の
拡販に注力し、業績改善に努めてまいります。
(2)繰延税金資産の取り崩しについて
2020年3月期第2四半期連結会計期間において、インドネシア特殊鋼鋼材子会社の繰延税金資産の回収可能性を
検討し、当該資産を11億円取り崩しました。
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2.第2四半期業績予想と実績との差異、通期業績予想の修正について
(1)2020年3月期第2四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年9月30日)連結業績予想と実績との差異
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
四半期純利益
四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 65,000 0 △ 500 △ 700 △ 45.50
実績値(B) 60,169 74 △ 404 △ 14,310 △ 930.15
増減額(B-A) △4,830 74 95 △ 13,610
増減率(%) △ 7.4 - - -
(ご参考)前期第2四半期実績
63,105 831 332 296 19.29
(2019年3月期第2四半期)
(2)2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)通期業績予想の修正
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 137,000 2,000 700 300 19.50
今回修正予想(B) 120,000 0 △ 1,300 △ 16,000 △1,040.00
増減額(B-A) △ 17,000 △ 2,000 △ 2,000 △ 16,300
増減率(%) △ 12.4 △ 100.0 - -
(ご参考)前期実績
129,370 1,055 117 280 18.24
(2019年3月期)
(3)差異および修正の理由等
当第2四半期(累計)におきましては、売上高は、米中貿易摩擦の影響を受け、海外ばね子会社での自動車用ばね
の販売が減少したことと、特殊鋼鋼材事業で国内事業における建設機械業界の需要低迷と、インドネシア経済の減速
により現地子会社の拡販計画が未達となったことから、前回予想を下回ることとなりました。
営業利益、経常利益は、
・北米ばね子会社における材料価格高騰分の売価転嫁の遅れ、および新規製品の立上げ費用の増加
・インドネシア特殊鋼鋼材子会社の販売計画未達
・国内特殊鋼鋼材事業の販売減
による減益要因があったものの、
・国内特殊鋼鋼材事業の高炉改修に備えた在庫積上げに伴う生産コストの低減
により、ほぼ前回予想並みとなりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、「1.特別損失および繰延税金資産の取り崩しについて」に記載のとおり、
特別損失として減損損失の計上および繰延税金資産の取り崩しにより、前回予想を大きく下回ることとなりました。
通期の業績予想につきましては、米中貿易摩擦等の影響もあり、国内の建設機械業界において、さらなる需要の減
少を見込んでおり、また、海外ばね子会社、インドネシア特殊鋼鋼材子会社での販売減も継続する見通しであることか
ら、売上高は、前回予想を下回る見込みであります。
営業利益、経常利益は、減損損失の計上により償却負担が軽減されるものの、国内特殊鋼鋼材事業における販売量
の一段の減少と、北米ばね子会社とインドネシア特殊鋼鋼材子会社の販売減が継続する見通しであることから、前回
予想を下回る見込みであります。
親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益が前回予想を下回る見込みとなったこと、ならびに上記の減損損失
の計上および繰延税金資産の取り崩しにより、前回予想を大きく下回る見込みであります。
当社といたしましては、当年度において多額の減損損失を計上し、当期純損失の見通しとなったことを重く受け止め、
役員報酬の一部返上を決定いたしました。既に事業構造改革に着手し、拠点の統廃合の検討および新規投資の見直
しに加え、緊急業績対策として、グループ全体の人員圧縮をはじめ、試験研究費や修繕費等の固定費削減を行って
おります。
足下の業績改善に向けた緊急業績対策を着実に実行するとともに、「2016中期経営計画」を1年前倒しで見直し、拠
点の統廃合を含む「2020~2022年の次期中期経営計画」の作成を進めており、来年5月を目途に公表いたします。
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3.配当予想の修正
(1)修正内容
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
前回予想 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
(2019年5月14日公表) - 10.00 - 20.00 30.00
今回修正予想 - 0.00 - 0.00 0.00
当期実績 - -
前期実績
- 25.00 - 35.00 60.00
(2019年3月期)
(2)修正の理由
2020年3月期の業績予想は、上記のとおり経常損失ならびに親会社株主に帰属する当期純損失の見通しとなること
から、誠に遺憾ではございますが、当期の中間配当および期末配当を無配に修正させていただきます。
株主の皆様には深くお詫び申し上げますとともに、早期に復配できるよう努めてまいりますので、引き続きご支援賜り
ますようお願い申し上げます。
(注)上記の業績予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な
要因により、予想数値と異なる可能性があります。
以 上
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