5612 日鋳鉄管 2019-04-25 15:00:00
営業損失の計上、並びに連結・個別業績予想と実績値の差異に関するお知らせ [pdf]
2019年4月25日
各 位
上場会社名 日本鋳鉄管株式会社
代表者名 代表取締役社長 日下 修一
(コード番号 5612)
問合せ先責任者 取締役管理本部長 井澤 信之
(TEL 0480-85-1101)
営業損失の計上、並びに連結・個別業績予想と実績値の差異に関するお知らせ
当社は、 2019年3月期の決算において、下記の通り営業損失の計上及び2019年1月 28 日及び
1月 30 日に公表した通期連結・個別業績予想と本日公表の実績値に差異が生じましたので、お知らせい
たします。
記
1. 営業損失の計上
当社グループの主要分野であるダクタイル鋳鉄管は、 管路の老朽化が進行しているものの水道事業体予
算・公共事業費の縮減などにより、国内需要は低水準で推移いたしました。
このような状況のなか当社グループは、環境変化に左右されない経営を前提とした構造改革、生産体制
の抜本的改善及び鉄管をはじめとした製造原価の低減に取り組んでまいりましたが、 当該分野の総需要不
振、販売競争激化による市況軟化、鋼屑等の原材料価格高騰による売上原価の上昇が進展するなど主たる
環境要因の悪化は継続しております。
当社はこのような状況のなか、 2019年1月から3月にかけて生産体制の見直しにより操業短縮を行
った結果、異常原価として2億 53 百万円を当期の売上原価に計上することといたしました。
2.業績予想と実績値の差異について
2019 年 3 月期通期連結業績予想と実績値の差異(2018 年 4 月 1 日~2019 年 3 月 31 日)
親会社株主に帰 1 株当たり当
売上高 営業損益 経常損益
属する当期純損益 期純損益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 12,800 △750 △720 △4,050 △1,230.96
実績値(B) 12,877 △1,041 △1,020 △4,733 △1,438.59
増減額(B-A) 77 △291 △300 △683
増減率(%) 0.6 △38.8 △41.8 △16.9
(ご参考)前期実績
12,983 63 109 △35 △10.66
(2018 年 3 月期)
2019 年 3 月期通期個別業績予想と実績値の差異(2018 年 4 月 1 日~2019 年 3 月 31 日)
親会社株主に帰 1 株当たり当
売上高 営業損益 経常損益
属する当期純損益 期純損益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 9,300 △970 △890 △4,100 △1,246.16
実績値(B) 9,265 △1,287 △1,224 △4,831 △1,468.48
増減額(B-A) △34 △317 △334 △731
増減率(%) △0.4 △32.7 △37.6 △17.8
(ご参考)前期実績
9,708 △249 △101 △98 △30.08
(2018 年 3 月期)
(注) 当社は、2018 年 10 月1日を効力発生日として当社普通株式について 10 株を 1 株に併合いたしましたが、当該株式併合を前期
の期首に実施したと仮定し、1 株当たり当期純損益を算出しております。
3.修正の理由
(1)個別業績予想と実績値の差異
2019年3月期通期個別業績につきましては、厳しい環境が継続するなか、当社グループは合理化施
策推進による更なるコスト低減、加えて販価改善に取り組んでまいりました。
売上高は概ね、前回発表予想並みとなりましたが、損益につきましては、水道用鋳鉄管類の売上高減少
及び競争激化による市況軟化影響に加え、操業短縮による異常原価の計上、経年品の在庫処分、低価法に
よる簿価切り下げ等を行った結果、前回発表予想に対して営業損益が3億17百万円(32.7%)、経常利益が
3億34百万円(37.6%)、それぞれ減益となりました。
親会社株主に帰属する当期純損益につきましても、経常損益の減少影響に加え、特別損失において減損
損失の追加計上、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討し、当該資産の取り崩し等により法人税
等調整額を計上した結果、前回発表予想に対して7億 31 百万円(17.8%)減益となりました。
(2)連結業績予想
(1)個別業績予想と実績値の差異により、 2019年3月期通期連結業績も前回発表予想に対して売
上高 77 百万円増(0.6%増) 営業損益2億 91 百万円減
、 (38.8%減) 経常損益 3 億円減
、 (41.8%減)、
親会社株主に帰属する当期純損益6億 83 百万円減(16.9%減)となりました。
以 上