5612 日鋳鉄管 2021-01-27 17:45:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                         2021年1月27日
 各   位
                                            上場会社名          日本鋳鉄管株式会社
                                            代表者名           代表取締役社長   日下 修一
                                            (コード番号         5612)
                                            問合せ先責任者        取締役管理本部長 井澤        信之
                                            (TEL           03-3546-7675)


                   業績予想の修正に関するお知らせ
   最近の業績動向を踏まえ、2020 年 10 月 29 日に公表した通期の業績予想を下記の通り修正いたしましたのでお
  知らせいたします。

                                      記
●業績予想の修正について

2021 年 3 月期通期連結業績予想数値の修正(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)

                                                             親会社株主に帰
                                                                           1 株当たり当
                         売上高         営業利益        経常利益         属する当期純
                                                                利益
                                                                             期純利益
                            百万円           百万円       百万円           百万円           円     銭
 前回発表予想(A)                  14,100         530        550          460          139.82
 今回修正予想(B)                  14,100         580        610          520          159.53
 増減額(B-A)                        0          50         60           60
 増減率(%)                        0.0         9.4       10.9         13.0
 (ご参考)前期実績
                            13,576         528        567          502          152,80
 (2020 年 3 月期)



修正の理由
     営業部門・製造部門それぞれの収益改善活動の成果、グループ会社の好業績などにより、2020年
  度第3四半期累計の収益につきましては、7億12百万円の経常利益となり、既に通期の経常利益予
  想を大きく上回る水準で推移しております。しかしながら、①グループ各社で第4四半期に予定してい
  た物件が第3四半期に前倒し計上となったため、第4四半期の売上の大幅減が見込まれること、②昨
  年12月のわずか1か月の間に原材料であるスクラップ価格が1.5倍以上に急騰しており、第4四半期
  の収益の大幅な下押し要因となること等で、第4四半期の操業度・売上・収益が元来低水準であること
  と相まって、短期的にはマイナス収益を計上する水準となると想定しています。
     これらの、既に顕在化している事実に加え、今後の不確定要素として、(1)更なるスクラップ価格の上
  昇、(2)COVID-19感染拡大により再び緊急事態宣言が発出される中、工事着工遅れの懸念や、水道
  料金の徴取を猶予する事業体様の財政悪化に起因する一時的な工事減少の可能性等も懸念される
  こと等をマイナス要因として織り込みました。
     しかしながら、2021年3月期通期連結業績予想としては、これまでの経営努力の成果に加え、今後
  の施策の効果等の好転要素も見込めることから、業績見通しを従来の経常利益5億50百万円から6
  億10百万円に上方修正いたします。
 なお、配当見通しにつきましては、不透明な経営環境を鑑み、現段階では20円を据え置きとさせて
いただきます。株主様への還元策としましては、第3四半期99百万円の自己株式取得を行い、これに
より、配当20円と合わせた「総還元性向」は32%となり、直近7年間の実績(約25%程度)と比べて
高水準の還元とはなってはおりますが、年度業績を見極めた上で、改めて見直しを検討することと致し
ます。



 ※上記の予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績
は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。

                                           以   上