5610 大和重 2020-11-13 16:00:00
2020年12月期 第3四半期決算短信[日本基準](非連結) [pdf]
2020年12月期 第3四半期決算短信 [日本基準](非連結)
2020年11月13日
上場会社名 大和重工株式会社 上場取引所 東証二部
コード番号 5610 URL https://www.daiwajuko.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)田中 宏典
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役 企画管理本部長 (氏名)大津 雅明 TEL (082) 814-2101
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第3四半期の業績 (2020年1月1日~2020年9月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第3四半期 2,469 △ 21.8 △ 220 - △ 141 - △ 311 -
2019年12月期第3四半期 3,158 4.4 △ 93 - △ 20 - 21 -
1株当たり 潜在株式調整後
四半期純利益 1株当たり四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第3四半期 △ 230.00 -
2019年12月期第3四半期 15.59 -
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年12月期第3四半期 5,761 2,675 46.4 1,996.39
2019年12月期 6,450 3,171 49.2 2,341.15
(参考) 自己資本 2020年12月期第3四半期 2,675百万円 2019年12月期 3,171百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 - 0.00 - 5.00 5.00
2020年12月期 - 0.00 -
2020年12月期(予想) - -
(注1)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
(注2)当社は、定款において中間配当及び期末配当の配当基準日を定めておりますが、現時点では期末配当の当該基準日における
配当予想額は未定であります。
3.2020年12月期の業績予想 (2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通 期 3,000 △ 30.3 △ 400 - △ 300 - △ 460 - △ 339.60
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期3Q 1,358,000株 2019年12月期 1,358,000株
② 期末自己株式数 2020年12月期3Q 18,074株 2019年12月期 3,474株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期3Q 1,353,362株 2019年12月期3Q 1,354,586株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についての注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、
実際の実績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。なお、業績予想に関する事項は【添付資料】P.2「業
績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧下さい。
大和重工㈱(5610)2020年12月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 2
(4)事業等のリスク …………………………………………………………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………………………… 7
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 7
(会計上の見積りの変更) ………………………………………………………………………………………… 7
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 7
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大和重工㈱(5610)2020年12月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、一昨年からの米中貿易摩擦や未だ収束の兆しが見えない新型コロ
ナウィルス感染症の影響により、経済活動に一部では持ち直しの動きが見られたものの、依然として景気見通しに
ついては厳しい状況です
こうした状況の中で、当社では感染防止対策に万全を期す中で、営業活動に注力して参りました。
この結果、当第3四半期累計期間の売上高は24億69百万円(前年同期比21.8%減)、営業損失は2億20百万円
(前年同期は93百万円の営業損失)、経常損失は1億41百万円(前年同期は20百万円の経常損失)、四半期純損失
は3億11百万円(前年同期は21百万円の四半期純利益)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
〈産業機械関連機器〉
日本工作機械工業会による工作機械主要統計では工作機械の受注総額は2018年10月から24カ月連続で前年同月を
下回っており、2020年1月から2020年9月の受注累計は、前年同期に比べ34.9%の減少となっております。しかし
ながら受注高は2020年1月以来8カ月ぶりに800億円台を取り戻し、回復傾向にあります。
このような中、大型鋳物を得意とする当社の工作機械鋳物部品の同期間における受注高は前年同期比29.5%減の
4億58百万円となりました。
ディーゼルエンジン部品の分野は、受注高が前年同期比61.0%減の1億26百万円となりました。
産業機械部品の分野においても、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による企業活動の停滞などの影響から、
受注高は72百万円と前年同期と比べ81.1%の減少となりました。
この結果、当セグメントの受注高は8億30百万円と前年同期の51.4%の減少、売上高では12億55百万円と前年同
期比29.7%の減少となりました。
〈住宅関連機器〉
住宅関連機器の分野は、一般住宅向け「鋳物ホーロー浴槽」の販売が低迷する中で、宿泊施設の新設や改修に対
する営業を強化しております。
また、「鋳物ホーロー浴槽」の上質な質感と優れた耐久性や保温性などに加えて、汚れや菌が付着しにくく清掃
し易いという特徴をお客様に幅広く認知していただく事に注力しております。
この結果、当セグメントの売上高は12億14百万円と前年同期比11.5%の減少となりました。
(2)資産、負債、純資産の状況
(資産)
当第3四半期会計期間末の資産合計は、57億61百万円となり、前事業年度末に比べ6億88百万円減少いたしまし
た。その主な要因は、流動資産では、受取手形及び売掛金が2億74百万円減少したことと商品及び製品が1億2百
万円減少したこと、また固定資産では、投資有価証券が2億37百万円減少したことによるものです。
(負債)
当第3四半期会計期間末の負債合計は、30億86百万円となり、前事業年度末に比べ1億92百万円減少いたしまし
た。その主な要因は、流動負債では、短期借入金が1億85百万円増加しましたが、支払手形及び買掛金が3億26百
万円減少したこと、また固定負債では、長期借入金が47百万円減少したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産合計は、26億75百万円となり、前事業年度末に比べ4億96百万円減少いたしま
した。その主な要因は、利益剰余金が3億18百万円減少したことによるものです。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症に対する各種経済政策により景気回復が期待されるも
のの、経営環境は予断を許さない状況が続くものと思われますが、2020年12月期の業績予想につきましては、2020
年8月12日に公表いたしました業績予想に変更はありません。
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大和重工㈱(5610)2020年12月期第3四半期決算短信
(4)事業等のリスク
東京証券取引所の上場廃止基準について
上場廃止基準への抵触ついては、2020年9月における月間平均時価総額及び月末時価総額が10億円以上となった
ことから、東京証券取引所の定める上場廃止基準には該当しないこととなり、上場廃止基準に係る猶予期間入りの
指定が解除されました。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大リスク
新型コロナウィルス感染症拡大を原因とした経済の停滞による市場環境の悪化等により、産業機械関連機器部門
の受注は大幅に減少しました。また、住宅関連機器部門においても、同様の理由から販売額は減少しました。
今後につきましても、再び同感染症が拡大傾向にあり、引き続き当社の事業活動及び収益確保に影響を及ぼす可
能性があります。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,204,899 1,216,777
受取手形及び売掛金 1,190,949 916,553
電子記録債権 152,579 127,611
商品及び製品 538,117 435,762
仕掛品 154,298 54,147
原材料及び貯蔵品 184,388 197,129
前払費用 2,241 954
未収入金 11 58,358
その他 1,113 11,102
流動資産合計 3,428,600 3,018,396
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 529,262 506,426
機械及び装置(純額) 306,558 286,566
土地 345,427 345,427
その他(純額) 119,592 122,115
有形固定資産合計 1,300,842 1,260,536
無形固定資産 7,933 8,382
投資その他の資産
投資有価証券 1,482,895 1,245,565
投資不動産(純額) 157,015 152,750
その他 85,699 88,582
貸倒引当金 △5,150 △5,150
投資損失引当金 △7,500 △7,500
投資その他の資産合計 1,712,959 1,474,248
固定資産合計 3,021,735 2,743,167
資産合計 6,450,335 5,761,564
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大和重工㈱(5610)2020年12月期第3四半期決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 779,768 453,016
短期借入金 1,473,596 1,659,516
未払法人税等 52,929 -
賞与引当金 17,000 30,609
その他 243,283 170,062
流動負債合計 2,566,577 2,313,204
固定負債
長期借入金 56,160 8,290
繰延税金負債 38,625 134,474
退職給付引当金 478,844 489,021
役員退職慰労引当金 64,137 66,425
資産除去債務 18,726 19,020
長期預り敷金 56,115 56,115
固定負債合計 712,609 773,346
負債合計 3,279,187 3,086,551
純資産の部
株主資本
資本金 651,000 651,000
資本剰余金 154,373 154,373
利益剰余金 1,869,087 1,551,038
自己株式 △5,927 △17,369
株主資本合計 2,668,533 2,339,042
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 502,614 335,969
評価・換算差額等合計 502,614 335,969
純資産合計 3,171,148 2,675,012
負債純資産合計 6,450,335 5,761,564
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大和重工㈱(5610)2020年12月期第3四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
(第3四半期累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 3,158,757 2,469,863
売上原価 2,651,413 2,187,285
売上総利益 507,343 282,578
販売費及び一般管理費 600,737 503,095
営業損失(△) △93,394 △220,517
営業外収益
受取利息 31 27
受取配当金 18,109 22,704
受取地代家賃 76,402 76,001
その他 2,826 3,710
営業外収益合計 97,370 102,443
営業外費用
支払利息 8,706 9,133
不動産賃貸関係費 14,747 14,523
その他 528 92
営業外費用合計 23,982 23,749
経常損失(△) △20,006 △141,823
特別利益
投資有価証券売却益 41,902 -
災害による保険金収入 18,574 3,148
特別利益合計 60,477 3,148
特別損失
固定資産処分損 0 -
災害による損失 17,000 -
投資有価証券評価損 - 13,277
特別損失合計 17,000 13,277
税引前四半期純利益又は税引前四半期純損失(△) 23,470 △151,952
法人税、住民税及び事業税 31,879 1,601
法人税等調整額 △29,528 157,722
法人税等合計 2,350 159,323
四半期純利益又は四半期純損失(△) 21,119 △311,276
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大和重工㈱(5610)2020年12月期第3四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年8月24日開催の取締役会決議に基づき、自己株式14,600株の取得を行いました。この結果、当第3
四半期累計期間において自己株式が11,442千円増加し、当第3四半期会計期間末において自己株式が17,369千円とな
っております。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
該当事項はありません。
(会計上の見積りの変更)
該当事項はありません。
(追加情報)
新型コロナウィルス感染症は、経済、企業活動に広範な影響を与える事象であり、また、今後の広がり方や収束時
期等を見通すのは困難な状況であります。
このような状況の中、2020年12月期の一定期間にわたり新型コロナウィルス感染症の影響が継続するとの仮定のも
と、会計上の見積りを行っております。
その結果、当第3四半期累計期間において、繰延税金資産を取り崩したことに伴い、法人税等調整額を157,722千
円計上しております。
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