5563 新日本電工 2020-01-30 15:00:00
減損損失、棚卸資産評価損及び関係会社株式評価損の計上並びに業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                         2020 年1月 30 日
各   位
                               会 社 名     新日本電工株式会社
                               代表者名      代表取締役社長          白須       達朗
                                         (コード番号:5563      東証第 1 部)
                               問合せ先      執行役員総務部長         上    直
                                         (電話   03-6860-6800)


               減損損失、棚卸資産評価損及び関係会社株式評価損の計上
                   並びに業績予想の修正に関するお知らせ


 当社は、2019 年 12 月期(2019 年 1 月 1 日~2019 年 12 月 31 日)におきまして、下記の通り、減損損
失、棚卸資産評価損及び関係会社株式評価損を計上することといたしましたので、お知らせいたします。
また、2019 年 11 月 7 日に公表した業績予想を下記の通り修正いたしましたので、
                                           お知らせいたします。


                                記


1.減損損失の計上について(個別・連結)
        当社の徳島工場と鹿島工場での合金鉄事業および富山工場のフェロボロン事業につき、市況及び
    事業環境の変化があったため、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、今後のこれらの事業の
    収益性を見直した結果、当該事業にかかる固定資産について帳簿価額を回収可能額まで減額し、減損
    損失 7,000 百万円を特別損失として計上いたします。


2.棚卸資産評価損の計上について(個別・連結)
        マンガン合金鉄の国際製品市況の低迷、期末にかけてのマンガン鉱石市況の急激かつ大幅な下落
    などにより、「棚卸資産の評価に関する会計基準」に基づき、期末の棚卸資産の収益性の判定を行っ
    た結果、当社が所有するマンガン合金鉄・マンガン鉱石他の棚卸資産の収益性が大幅に低下したと認
    められました。これにより、棚卸資産評価損 4,800 百万円を売上原価に計上いたします。


3.関係会社株式評価損の計上について(個別)
     当社の関連会社である、Pertama Ferroalloys Sdn.Bhd.の株式について、その実質価額が著しく低
    下したことから、
           「金融商品に関する会計基準」に基づき減損処理を行い、当社の個別決算において、
    関係会社株式評価損 1,000 百万円を特別損失として計上いたします。
     なお、当該関係会社株式評価損は、連結決算上では消去されるため、連結業績に影響はありません。
4.通期連結業績予想の修正について
 (1)2019 年 12 月期 通期連結業績予想数値の修正(2019 年 1 月 1 日~2019 年 12 月 31 日)
                                                      親会社株主に
                                                                    1 株当たり
                 売上高        営業利益         経常利益         帰属する
                                                                    当期純利益
                                                      当期純利益
                    百万円          百万円          百万円           百万円         円 銭
前回発表予想(A)
                   71,000     △1,400      △2,300        △3,000        △20.48
今回修正予想(B)          70,500     △5,500      △6,500        △14,500       △98.93
増減額(B-A)            △500      △4,100      △4,200        △11,500
増減率(%)              △0.7     ―            ―             ―
(ご参考)前期実績
                   73,944        1,701        1,947         2,352      16.06
(2018 年 12 月期)


 (2)修正の理由
    「1.減損損失の計上について」及び「2.棚卸資産評価損の計上について」に記載の通り、2019
    年 12 月期決算(2019 年 1 月 1 日~2019 年 12 月 31 日)において、減損損失及び棚卸資産評価損を
    計上すること並びに最近の業績動向を踏まえ、業績予想を修正いたしました。
      当社グループは、全社を挙げて更なるコスト・収益改善施策に取り組み、早急に業績の回復を目
    指してまいります。


(注)上記業績予想につきましては、現時点で得られた情報に基づき算定しております。


                                                                       以     上