5563 新日本電工 2021-04-20 15:00:00
鹿島工場 高炭素フェロマンガン炉操業停止について [pdf]
2021 年 4 月 20 日
各 位
会 社 名 新日本電工株式会社
代表者名 代表取締役社長 青木 泰
(コード番号:5563 東証第 1 部)
問合せ先 執行役員総務部長 上 直
(電話 03-6860-6800)
鹿島工場 高炭素フェロマンガン炉操業停止について
当社は、本日開催の取締役会において、現在、高炭素フェロマンガンの生産を行っている徳島工場と
鹿島工場の2工場のうち、鹿島工場の高炭素フェロマンガン炉について、下記の通り本年末をもって操
業を停止することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
記
1.操業停止の理由
需要先である国内鉄鋼業界においては、今後、少子高齢化による人口減少と鉄鋼需要家の海外で
の現地生産拡大等による鋼材内需の縮小や、海外市場での競争激化による鋼材輸出の減少などによ
り国内鉄鋼生産の縮小が想定されています。これに伴い、高炭素フェロマンガンの国内需要が構造
的に減退することとなり、当社の生産能力は過大となることが見込まれます。
このような中、当社は、本日発表いたしました第8次中期経営計画の一環として合金鉄事業にお
ける最適生産体制構築について十分に検討した結果、鹿島工場での高炭素フェロマンガン炉の操業
を停止することといたしました。
なお、徳島工場ではこれまで通り高炭素フェロマンガンの生産を継続するとともに外部調達品を
活用しながらお客様への供給を確保してまいります。
2.鹿島工場の概要
(1)所 在 地:茨城県鹿嶋市光 4 番地
(2)事業内容:合金鉄(高炭素フェロマンガン)生産、焼却灰溶融固化処理
3.停止する設備 :鹿島工場 高炭素フェロマンガン製造電気炉 1 号炉
4.操業停止時期 : 2021 年末(予定)
<補足>当電気炉は、昨年 6 月に鉄鋼生産量の減少による需要減に伴い一時的に停炉しておりまし
たが、需要回復とともに本年 3 月に再稼働し本年末まで操業いたします。
5.従業員の雇用について
高炭素フェロマンガン炉の操業に携わる従業員は、焼却灰溶融炉の増設を決定している焼却灰溶
融固化処理事業への配置転換などにより雇用を確保していく予定です。
6.今期の業績に与える影響
現在精査中であり、開示すべき内容が判明し次第、速やかに開示いたします。
以 上