5486 日立金 2021-10-26 15:00:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2021年10月26日
上場会社名 日立金属株式会社 上場取引所 東
コード番号 5486 URL https://www.hitachi-metals.co.jp/
代表者 (役職名) 執行役会長 兼 執行役社長 (氏名)西山 光秋
問合せ先責任者 (役職名) コミュニケーション部長 (氏名)坪内 泉 TEL 03-6774-3077
四半期報告書提出予定日 2021年11月5日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満四捨五入)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上収益 調整後営業利益 営業利益 税引前四半期利益 四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 456,352 33.9 15,270 - 14,781 - 15,282 - 11,227 -
2021年3月期第2四半期 340,831 △25.4 △12,364 - △38,565 - △39,537 - △33,330 -
[重要]当社グループは、事業再編等の影響を排除した経営の実態を表示するため、要約四半期連結損益計算書に表示している営業利益又は営業
損失からその他の収益、その他の費用を除いた指標である調整後営業利益を記載しています。調整後営業利益は、当社の親会社である日
立製作所を中心とする日立グループ統一の利益指標です。
親会社株主に帰属する 四半期包括利益 基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 合計額 四半期利益 四半期利益
百万円 % 百万円 % 円 銭 円 銭
2022年3月期第2四半期 11,276 - 11,913 - 26.37 -
2021年3月期第2四半期 △33,208 - △36,022 - △77.67 -
(2)連結財政状態
親会社株主 1株当たり親会社
資産合計 資本合計 親会社株主持分
持分比率 株主持分
百万円 百万円 百万円 % 円 銭
2022年3月期第2四半期 1,007,510 503,994 501,573 49.8 1,173.11
2021年3月期 972,249 492,118 489,671 50.4 1,145.26
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2022年3月期 - 0.00
2022年3月期(予想) - 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に 基本的1株当たり
売上収益 調整後営業利益 税引前当期利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 920,000 20.8 34,000 - 17,000 - 12,000 - 28.07
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
[重要]当社グループは、事業再編等の影響を排除した経営の実態を表示するため、要約四半期連結損益計算書に表示している営業利益又は営業
損失からその他の収益、その他の費用を除いた指標である調整後営業利益を記載しています。調整後営業利益は、当社の親会社である日
立製作所を中心とする日立グループ統一の利益指標です。
※ 注記事項
発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 428,904,352株 2021年3月期 428,904,352株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 1,347,184株 2021年3月期 1,340,710株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 427,559,498株 2021年3月期2Q 427,566,272株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は様々な要因によって
予想値と異なる場合があります。前記の予想に関する事項については、添付資料4ページ「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関す
る説明」をご覧下さい。
日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 5
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 5
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… 7
要約四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………… 7
要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………… 8
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 9
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 10
(5)継続企業の前提に関する注記 …………………………………………………………………………………… 12
(6)セグメント情報 …………………………………………………………………………………………………… 12
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、次のとおりです。
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、各地域におけるCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大の抑制
状況や経済対策によってばらつきがあるものの、総じて見れば米国や中国を中心に景気の回復が継続しました。当
社グループの事業領域においては、自動車関連は半導体の供給不足やCOVID-19拡大を受けた東南アジア各国のロ
ックダウン(都市封鎖)等の施策に伴う完成車メーカーの生産調整の影響はありましたが、前年同期との比較で
は、各地域において自動車販売台数が回復したことにより、需要が増加しました。FA・ロボット関連は、自動車や
スマートフォン等の製造に関わる設備投資需要が増加しました。半導体関連は、情報通信機器や自動車用途の需要
が増加しました。また、原材料価格上昇(価格スライド制)の影響等もあり、売上収益は前年同期比33.9%増の
456,352百万円となりました。
利益面でも、固定費削減等の実施に加え、売上収益の増加によって、調整後営業利益※は前年同期比27,634百万
円増の15,270百万円となりました。営業利益は、2021年3月期第2四半期連結会計期間にその他の営業費用として
24,589百万円の減損損失を計上したため、53,346百万円増の14,781百万円となりました。税引前四半期利益は前年
同期比54,819百万円増の15,282百万円、親会社株主に帰属する四半期利益は前年同期比44,484百万円増の11,276百
万円となりました。
なお、2021年4月28日付「株式会社BCJ-52による当社株式に対する公開買付けの開始予定に係る賛同の意見表明
及び応募推奨に関するお知らせ」で公表しましたとおり、今後、株式会社BCJ-52による当社の普通株式に対する公
開買付け等(以下、「本公開買付け」といいます。)が予定されております。本公開買付け及びその後に予定され
る一連の取引により、同社は当社を完全子会社とすることを企図しております。これにより、当社は日立グループ
から離脱し、当社普通株式は上場廃止となる予定です。本取引後、当社は新パートナーの下で改革を進めることに
より、これまで以上の変革と成長のスピードアップ、投資資金の獲得、外部知見の導入を行い、当社の競争力と収
益力を回復させ、再成長により企業価値の向上をめざします。
セグメントの業績は、次のとおりです。各セグメントの売上収益は、セグメント間の内部売上収益を含んでおり
ます。当第2四半期連結累計期間において、当社グループが営む事業の内容について、重要な変更はありません。
特殊鋼製品
当セグメントの売上収益は、前年同期比22.0%増の127,473百万円となりました。
売上収益について事業別に見ますと、工具鋼は、国内、海外向けともに需要が増加し、前年同期を上回りまし
た。産機材は、自動車関連製品の需要が増加し、前年同期を上回りました。航空機エネルギーは、主力の航空機
関連材料がCOVID-19拡大に伴う移動制限等の影響により低水準な需要が継続し、前年同期を下回りました。電子
材は、有機ELパネル関連部材が伸長したことに加え、半導体パッケージ材料の需要が高水準となり、スマートフ
ォンや電池向けのクラッド材も堅調となったことから、前年同期を上回りました。
ロールは、射出成形機用部品は好調となりましたが、各種ロールや鉄骨構造部品が前年同期を若干下回ったた
め、全体としては前年同期並みとなりました。
調整後営業利益は、主力製品の需要の増加等により、前年同期比9,932百万円増の7,264百万円となりました。
また、営業利益は、調整後営業利益の増加に加え、2021年3月期第2四半期連結会計期間にその他の営業費用と
して6,932百万円の減損損失を計上したことにより、前年同期比15,779百万円増の7,214百万円となりました。
素形材製品
当セグメントの売上収益は、前年同期比47.4%増の152,966百万円となりました。
売上収益について事業別に見ますと、自動車鋳物のうち、鋳鉄製品は、完成車メーカーの生産調整の影響を受
けましたが、自動車販売台数が大きく落ち込んだ前年同期との比較では需要が増加しました。また、北米市場に
おいては商用車や建設機械・農業機械向け需要が増加したことに加え、原材料価格上昇(価格スライド制)の影
響もあり、前年同期を上回りました。耐熱鋳造部品も需要の回復により、前年同期を上回りました。この結果、
自動車鋳物全体としては前年同期を上回りました。
配管機器のうち、主力の継手類は、国内、米国向けともに住宅着工戸数の回復等により増加したため、前年同
期を上回りました。半導体製造装置用機器は、半導体市場の活況を受けた設備投資需要の回復等により、前年同
期を上回りました。この結果、配管全体としては前年同期を上回りました。
調整後営業損益は、主力の自動車鋳物の需要が増加したこと等により、前年同期比7,824百万円改善し、2,304
百万円の損失となりました。また、営業損益は、前年同期比8,349百万円改善し、3,042百万円の損失となりまし
た。
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
磁性材料・パワーエレクトロニクス
当セグメントの売上収益は、前年同期比37.7%増の65,885百万円となりました。
売上収益について事業別に見ますと、磁性材料は、希土類磁石、フェライト磁石とも、完成車メーカーの生産
調整の影響はありましたが、前年同期との比較では各地域において自動車販売台数が回復したことにより、自動
車向けが増加しました。加えて、希土類磁石では、FA・ロボットやエレクトロニクス関連の需要も好調を維持し
たことから、磁性材料全体として前年同期を上回りました。
パワーエレクトロニクスのうち、軟磁性材料およびその応用品は、スマートフォンやタブレット端末、サーバ
ー機器等の情報通信向けが好調となりました。また、変圧器用のアモルファス金属材料もアジア向けを中心に増
加したことから、全体として前年同期を上回りました。セラミックス製品は、自動車向けが伸長したほか、サー
バー機器向け需要が増加し、医療機器向けも前連結会計年度から引き続き好調を維持したことにより、前年同期
を上回りました。この結果、パワーエレクトロニクス全体として前年同期を上回りました。
調整後営業利益は、磁性材料、パワーエレクトロニクスとも需要が増加したことにより、前年同期比7,125百万
円増の6,676百万円となりました。また、営業利益は調整後営業利益の増加に加え、2021年3月期第2四半期連結
会計期間にその他の営業費用として15,657百万円の減損損失を計上したこと等により、前年同期比23,076百万円
増加し、7,011百万円となりました。
電線材料
当セグメントの売上収益は、前年同期比30.2%増の109,722百万円となりました。
売上収益について事業別に見ますと、電線のうち、鉄道車両用電線は、中国向けの需要が減少し、前年同期を
下回りました。医療向けでは、チューブの需要が回復した一方で、ケーブルは減少したため、全体としては前年
同期並みとなりました。巻線は、自動車や産業機器向けを中心に需要が回復し、前年同期を上回りました。機器
用電線はFA・ロボット向けが伸長し、前年同期を上回りました。この結果、電線全体としては前年同期を上回り
ました。
自動車部品は、完成車メーカーの生産調整を受け、当第2四半期連結会計期間に入り回復の動きが鈍化したも
のの、自動車販売台数が大きく落ち込んだ前年同期との比較では需要が増加したため、全体では前年同期を上回
りました。
調整後営業利益は、電線、自動車部品とも需要が増加したことにより、前年同期比2,861百万円増の2,587百万
円となりました。また、営業利益は、2021年3月期第2四半期連結会計期間にその他の営業費用として2,000百万
円の減損損失を計上したこと等により、前年同期比3,235百万円増の1,217百万円となりました。
その他
当セグメントの売上収益は、前年同期比26.2%減の1,061百万円となり、調整後営業利益は前年同期比456百万
円減の99百万円となりました。また、営業利益は、前年同期比5,092百万円増の5,626百万円となりました。
※当社グループは、事業再編等の影響を排除した経営の実態を表示するため、要約四半期連結損益計算書に表示し
ている営業利益又は営業損失からその他の収益、その他の費用を除いた指標である調整後営業利益を記載してい
ます。調整後営業利益は、当社の親会社である日立製作所を中心とする日立グループ統一の利益指標です。
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び資本の状況
当第2四半期連結会計期間末における当社グループの財政状態として、要約四半期連結財政状態計算書における増
減を分析すると、以下のとおりであります。
資産合計は1,007,510百万円で、前連結会計年度末に比べ35,261百万円増加しました。流動資産は512,327百万円
で、前連結会計年度末に比べ49,769百万円増加しました。これは主に棚卸資産が35,608百万円、売上債権が19,189百
万円増加したこと等によるものです。非流動資産は495,183百万円で、前連結会計年度末に比べ14,508百万円減少し
ました。これは主に有形固定資産が11,278百万円減少したこと等によるものです。
負債合計は503,516百万円で、前連結会計年度末に比べ23,385百万円増加しました。これは主に、償還期長期債務
及び長期債務が7,333百万円減少した一方、買入債務が16,776百万円、短期借入金が14,372百万円増加したこと等に
よるものです。資本合計は503,994百万円で、前連結会計年度末に比べ11,876百万円増加しました。これは主に利益
剰余金が11,924百万円増加したこと等によるものです。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、営業活動及び投資活動
に使用した資金が財務活動の結果得られた資金を上回ったことにより、前連結会計年度末に比べ4,740百万円減少
し、94,599百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動に関するキャッシュ・フロー)
営業活動に使用した資金は、9,144百万円となりました。これは主に四半期利益が11,227百万円、減価償却費及び
無形資産償却費が23,186百万円に対して、運転資金の増加により38,526百万円を支出したこと及び事業構造改革関連
費用3,958百万円の支払等によるものです。
(投資活動に関するキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は、2,128百万円となりました。これは主に有形固定資産の売却による8,880百万円の収入
に対して、有形固定資産の取得により12,893百万円を支出したこと等によるものです。
(財務活動に関するキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、5,976百万円となりました。これは主に長期借入債務の償還により7,633百万円を
支出した一方、短期借入金が13,646百万円純増したこと等によるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第2四半期連結累計期間の当社業績は、売上収益は原材料価格上昇(価格スライド制)の影響等を受けて期初想
定を上回りましたが、調整後営業利益、税引前当期利益、親会社株主に帰属する当期利益については、概ね期初想定
の範囲内で進捗しました。
2022年3月期(2021年4月1日~2022年3月31日)の通期業績予想は、COVID-19拡大や各種部材不足がサプライ
チェーンに与える影響等の不確定要素はあるものの、主力製品の需要動向等を勘案し、調整後営業利益、税引前当期
利益、親会社株主に帰属する当期利益の予想数値については、2021年7月28日公表の予想数値に変更はありません。
売上収益については、原材料価格上昇(価格スライド制)や為替の影響等を勘案した結果、2021年7月28日に公表し
た2022年3月期の通期業績予想を、下表のとおり修正いたします。
2022年3月期通期連結業績予想数値の修正(2021年4月1日~2022年3月31日)
親会社株主に 基本的1株当たり
売上収益 調整後営業利益 税引前当期利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回予想 (A)
850,000 34,000 17,000 12,000 28.07
今回予想 (B) 920,000 34,000 17,000 12,000 28.07
増減額 (B)-(A) 70,000 - - - -
増減率(%) 8.2 - - - -
(ご参考)前期実績
761,615 △4,977 △50,588 △42,285 △98.90
2021年3月期
[重要]当社グループは、事業再編等の影響を排除した経営の実態を表示するため、要約四半期連結損益計算書に表示
している営業利益又は営業損失からその他の収益、その他の費用を除いた指標である調整後営業利益を記載し
ています。調整後営業利益は、当社の親会社である日立製作所を中心とする日立グループ統一の利益指標で
す。
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び現金同等物 99,339 94,599
売上債権 167,553 186,742
棚卸資産 170,094 205,702
その他の流動資産 25,572 25,284
流動資産合計 462,558 512,327
非流動資産
持分法で会計処理されている投資 10,772 10,769
有価証券及びその他の金融資産 11,859 11,174
有形固定資産 333,448 322,170
のれん及び無形資産 111,431 110,926
繰延税金資産 23,835 24,209
その他の非流動資産 18,346 15,935
非流動資産合計 509,691 495,183
資産の部合計 972,249 1,007,510
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
短期借入金 72,511 86,883
償還期長期債務 29,132 28,087
その他の金融負債 22,016 19,816
買入債務 150,639 167,415
未払費用 40,668 39,478
契約負債 1,015 773
その他の流動負債 1,799 6,317
流動負債合計 317,780 348,769
非流動負債
長期債務 93,675 87,387
その他の金融負債 217 231
退職給付に係る負債 64,260 63,681
繰延税金負債 438 470
その他の非流動負債 3,761 2,978
非流動負債合計 162,351 154,747
負債の部合計 480,131 503,516
資本の部
親会社株主持分
資本金 26,284 26,284
資本剰余金 115,405 115,405
利益剰余金 326,888 338,812
その他の包括利益累計額 22,264 22,256
自己株式 △1,170 △1,184
親会社株主持分合計 489,671 501,573
非支配持分 2,447 2,421
資本の部合計 492,118 503,994
負債・資本の部合計 972,249 1,007,510
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
注記 (自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上収益 340,831 456,352
売上原価 △304,314 △387,832
売上総利益 36,517 68,520
販売費及び一般管理費 △48,881 △53,250
その他の収益 4,337 8,645
その他の費用 △30,538 △9,134
営業利益又は営業損失(△) 1 △38,565 14,781
受取利息 93 130
その他の金融収益 244 801
支払利息 △831 △839
その他の金融費用 △183 △30
持分法による投資損益 △295 439
税引前四半期利益又は
△39,537 15,282
税引前四半期損失(△)
法人所得税費用 6,207 △4,055
四半期利益又は四半期損失(△) △33,330 11,227
四半期利益又は四半期損失(△)の帰属
親会社株主持分 △33,208 11,276
非支配持分 △122 △49
四半期利益又は四半期損失(△) △33,330 11,227
1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益
又は四半期損失(△)
基本 △77.67円 26.37円
希薄化後 - -
注1.要約四半期連結損益計算書に表示している営業利益又は営業損失からその他の収益、その他の費用を除いた指標で
ある調整後営業利益は、前第2四半期連結累計期間△12,364百万円、当第2四半期連結累計期間15,270百万円であ
ります。
- 7 -
日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
(要約四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期利益又は四半期損失(△) △33,330 11,227
その他の包括利益
純損益に組み替えられない項目
その他の包括利益を通じて測定する
139 △3
金融資産の公正価値の純変動額
持分法のその他の包括利益 67 46
純損益に組み替えられない項目合計 206 43
純損益に組み替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △2,903 638
キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値
24 67
の純変動額
持分法のその他の包括利益 △19 △62
純損益に組み替えられる可能性のある
△2,898 643
項目合計
その他の包括利益合計 △2,692 686
四半期包括利益 △36,022 11,913
四半期包括利益の帰属
親会社株主持分 △35,928 11,916
非支配持分 △94 △3
四半期包括利益 △36,022 11,913
- 8 -
日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
その他の 親会社
資本 利益 非支配 資本の部
資本金 包括利益 自己株式 株主持分
剰余金 剰余金 持分 合計
累計額 合計
2020年4月1日 26,284 115,405 374,820 4,969 △1,165 520,313 2,540 522,853
変動額
四半期損失(△) - - △33,208 - - △33,208 △122 △33,330
その他の包括利益 - - - △2,720 - △2,720 28 △2,692
親会社株主に対する配当金 - - △5,558 - - △5,558 - △5,558
非支配持分に対する配当金 - - - - - - △8 △8
自己株式の取得 - - - - △2 △2 - △2
自己株式の売却 - 0 - - 0 0 - 0
利益剰余金への振替 - - △176 176 - - - -
変動額合計 - 0 △38,942 △2,544 △2 △41,488 △102 △41,590
2020年9月30日 26,284 115,405 335,878 2,425 △1,167 478,825 2,438 481,263
当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
(単位:百万円)
その他の 親会社
資本 利益 非支配 資本の部
資本金 包括利益 自己株式 株主持分
剰余金 剰余金 持分 合計
累計額 合計
2021年4月1日 26,284 115,405 326,888 22,264 △1,170 489,671 2,447 492,118
変動額
四半期利益 - - 11,276 - - 11,276 △49 11,227
その他の包括利益 - - - 640 - 640 46 686
親会社株主に対する配当金 - - - - - - - -
非支配持分に対する配当金 - - - - - - △23 △23
自己株式の取得 - - - - △14 △14 - △14
自己株式の売却 - 0 - - 0 0 - 0
利益剰余金への振替 - - 648 △648 - - - -
変動額合計 - 0 11,924 △8 △14 11,902 △26 11,876
2021年9月30日 26,284 115,405 338,812 22,256 △1,184 501,573 2,421 503,994
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動に関するキャッシュ・フロー
四半期利益又は四半期損失(△) △33,330 11,227
四半期利益から営業活動に関する
キャッシュ・フローへの調整
減価償却費及び無形資産償却費 26,495 23,186
減損損失 24,589 501
持分法による投資損益(△は益) 295 △439
金融収益及び金融費用(△は益) 677 △62
固定資産売却等損益(△は益) 445 △5,303
事業構造改革関連費用 1,006 2,297
事業再編等損益(△は益) △1,971 △12
法人所得税費用 △6,207 4,055
売上債権の増減(△は増加) △471 △19,121
棚卸資産の増減(△は増加) 12,370 △36,134
未収入金の増減(△は増加) 4,072 1,288
買入債務の増減(△は減少) △20,691 16,729
未払費用の増減(△は減少) △611 426
退職給付に係る負債の増減(△は減少) 1,265 △784
その他 △6,019 △3,441
小計 1,914 △5,587
利息及び配当金の受取 507 405
利息の支払 △879 △843
事業構造改革関連費用の支払 △288 △3,958
法人所得税等の支払又は還付(△は支払) △4,188 839
営業活動に関するキャッシュ・フロー △2,934 △9,144
投資活動に関するキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得 △16,146 △12,893
無形資産の取得 △504 △311
有形固定資産の売却 517 8,880
有価証券等(子会社及び持分法で会計処理
されている投資を含む)の取得による収支 △206 △328
(△は支出)
有価証券等(子会社及び持分法で会計処理
されている投資を含む)の売却による収支 25,557 1,130
(△は支出)
事業の譲渡 - 837
その他 335 557
投資活動に関するキャッシュ・フロー 9,553 △2,128
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
財務活動に関するキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減(△は減少) 33,139 13,646
長期借入債務による調達 331 -
長期借入債務の償還 △7,773 △7,633
配当金の支払 △5,558 -
非支配持分株主への配当金の支払 △8 △23
自己株式の取得 △2 △14
自己株式の売却 0 0
財務活動に関するキャッシュ・フロー 20,129 5,976
現金及び現金同等物に係る為替変動による影響 △892 556
現金及び現金同等物の増減(△は減少) 25,856 △4,740
現金及び現金同等物の期首残高 42,353 99,339
現金及び現金同等物の期末残高 68,209 94,599
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
(5)継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
(6)セグメント情報
Ⅰ それぞれの報告セグメントに含まれる主な製品・サービスは以下のとおりであります。
報告セグメント 主要製品
<特殊鋼>
工具鋼、自動車関連材料、剃刃材および刃物材、精密鋳造品、航空機・エネルギー関連材
特殊鋼製品 料、ディスプレイ関連材料、半導体等パッケージ材料、電池用材料
<ロール>
各種圧延用ロール、射出成形機用部品、構造用セラミックス部品、鉄骨構造部品
<自動車鋳物>
ダクタイル鋳鉄製品[HNM®]、輸送機向け鋳鉄製品、
排気系耐熱鋳造部品[ハーキュナイト®]、アルミニウム部品
素形材製品 <配管機器>
設備配管機器( ®印各種管継手・各種バルブ、ステンレスおよびプラスチック配管機器、
冷水供給機器、精密流体制御機器、密閉式膨張タンク)
<磁性材料>
希土類磁石[NEOMAX®]、フェライト磁石、その他各種磁石およびその応用品
磁性材料・ <パワーエレクトロニクス>
パワーエレクトロニクス 軟磁性材料(アモルファス金属材料[Metglas®]、
ナノ結晶軟磁性材料[ファインメット®]、ソフトフェライト)およびその応用品、
セラミックス製品
<電線>
産業用電線、機器用電線、電機材料、ケーブル加工品、工業用ゴム
電線材料 <自動車部品>
自動車用電装部品、ブレーキホース
Ⅱ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
要約四半期
磁性材料 連結
その他 合計 調整額
特殊鋼 素形材 ・パワー 損益計算書
製品 製品 エレクト
電線材料 計
計上額
ロニクス
売上収益
外部顧客への売上収益 104,446 103,782 47,798 84,130 340,156 675 340,831 - 340,831
セグメント間の内部売上収益 76 - 32 118 226 762 988 △988 -
計 104,522 103,782 47,830 84,248 340,382 1,437 341,819 △988 340,831
セグメント利益又は損失(△) △8,565 △11,391 △16,065 △2,018 △38,039 534 △37,505 △1,060 △38,565
金融収益 - - - - - - - - 337
金融費用 - - - - - - - - △1,014
持分法による投資損益 - - - - - - - - △295
税引前四半期損失(△) - - - - - - - - △39,537
(注)1.セグメント利益又は損失は営業損失で表示しております。
2.セグメント間取引は独立企業間価格で行っております。セグメント利益又は損失の「調整額」には主として報
告セグメントに帰属しない全社の一般管理費の配賦差額が含まれております。
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
Ⅲ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
要約四半期
磁性材料 連結
その他 合計 調整額
特殊鋼 素形材 ・パワー 損益計算書
製品 製品 エレクト
電線材料 計
計上額
ロニクス
売上収益
外部顧客への売上収益 127,313 152,966 65,876 109,589 455,744 608 456,352 - 456,352
セグメント間の内部売上収益 160 - 9 133 302 453 755 △755 -
計 127,473 152,966 65,885 109,722 456,046 1,061 457,107 △755 456,352
セグメント利益又は損失(△) 7,214 △3,042 7,011 1,217 12,400 5,626 18,026 △3,245 14,781
金融収益 - - - - - - - - 931
金融費用 - - - - - - - - △869
持分法による投資損益 - - - - - - - - 439
税引前四半期利益 - - - - - - - - 15,282
(注)1.セグメント利益又は損失は営業利益で表示しております。
2.セグメント間取引は独立企業間価格で行っております。セグメント利益又は損失の「調整額」には主として報
告セグメントに帰属しない全社の一般管理費の配賦差額が含まれております。
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