5486 日立金 2021-07-28 15:00:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2021年7月28日
上場会社名 日立金属株式会社 上場取引所 東
コード番号 5486 URL https://www.hitachi-metals.co.jp/
代表者 (役職名) 執行役会長 兼 執行役社長 (氏名)西山 光秋
問合せ先責任者 (役職名) コミュニケーション部長 (氏名)坪内 泉 TEL 03-6774-3077
四半期報告書提出予定日 2021年8月6日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満四捨五入)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上収益 調整後営業利益 営業利益 税引前四半期利益 四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 226,852 46.6 8,533 - 4,239 - 4,283 - 2,856 -
2021年3月期第1四半期 154,773 △33.8 △7,275 - △6,412 - △7,072 - △3,396 -
[重要]当社グループは、事業再編等の影響を排除した経営の実態を表示するため、要約四半期連結損益計算書に表示している営業利益又は営業
損失からその他の収益、その他の費用を除いた指標である調整後営業利益を記載しています。調整後営業利益は、当社の親会社である日
立製作所を中心とする日立グループ統一の利益指標です。
親会社株主に帰属する 四半期包括利益 基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 合計額 四半期利益 四半期利益
百万円 % 百万円 % 円 銭 円 銭
2022年3月期第1四半期 2,998 - 3,104 - 7.01 -
2021年3月期第1四半期 △3,340 - △3,813 - △7.81 -
(2)連結財政状態
親会社株主 1株当たり親会社
資産合計 資本合計 親会社株主持分
持分比率 株主持分
百万円 百万円 百万円 % 円 銭
2022年3月期第1四半期 997,716 495,192 492,878 49.4 1,152.77
2021年3月期 972,249 492,118 489,671 50.4 1,145.26
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2022年3月期 -
2022年3月期(予想) 0.00 - 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は対前期増減率)
親会社株主に 基本的1株当たり
売上収益 調整後営業利益 税引前当期利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 850,000 11.6 34,000 - 17,000 - 12,000 - 28.07
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
[重要]当社グループは、事業再編等の影響を排除した経営の実態を表示するため、要約四半期連結損益計算書に表示している営業利益又は営業
損失からその他の収益、その他の費用を除いた指標である調整後営業利益を記載しています。調整後営業利益は、当社の親会社である日
立製作所を中心とする日立グループ統一の利益指標です。
※ 注記事項
発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 428,904,352株 2021年3月期 428,904,352株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 1,344,702株 2021年3月期 1,340,710株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 427,561,153株 2021年3月期1Q 427,566,545株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は様々な要因によって
予想値と異なる場合があります。前記の予想に関する事項については、添付資料4ページ「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関す
る説明」をご覧ください。
日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第1四半期 決算短信〔IFRS〕
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 5
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 5
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… 7
要約四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………… 7
要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………… 8
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 9
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 10
(5)継続企業の前提に関する注記 …………………………………………………………………………………… 12
(6)セグメント情報 …………………………………………………………………………………………………… 12
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第1四半期 決算短信〔IFRS〕
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は、次のとおりです。
当第1四半期連結累計期間の世界経済は、各地域におけるCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)感染拡大の
抑制状況や経済対策によってばらつきがあるものの、総じて見れば米国や中国を中心に景気の回復が継続しまし
た。当社グループの事業領域においては、自動車関連は半導体の供給不足に伴う完成車メーカーの生産調整の影響
はありましたが、前年同期との比較では、各地域において自動車販売台数が大きく回復したことにより、需要が増
加しました。FA・ロボット関連は、自動車やスマートフォン等の製造に関わる設備投資需要が増加しました。半導
体関連は、情報通信機器用途の増加や自動車販売台数の増加に伴い需要が増加しました。また、原材料価格上昇
(価格スライド制)の影響等もあり、売上収益は前年同期比46.6%増の226,852百万円となりました。
利益面でも、固定費削減等の実施に加え、売上収益の増加によって、調整後営業利益※は前年同期比15,808百万
円増の8,533百万円、営業利益は10,651百万円増の4,239百万円となりました。税引前四半期利益は前年同期比
11,355百万円増の4,283百万円、親会社株主に帰属する四半期利益は前年同期比6,338百万円増の2,998百万円とな
りました。
なお、2021年4月28日付「株式会社BCJ-52による当社株式に対する公開買付けの開始予定に係る賛同の意見表明
及び応募推奨に関するお知らせ」で公表しましたとおり、今後、株式会社BCJ-52による当社の普通株式に対する公
開買付け等(以下、「本公開買付け」といいます。)が予定されております。本公開買付け及びその後に予定され
る一連の取引により、同社は当社を完全子会社とすることを企図しております。これにより、当社は日立グループ
から離脱し、当社普通株式は上場廃止となる予定です。本取引後当社は新パートナーの下で改革を進めることによ
り、これまで以上の変革と成長のスピードアップ、投資資金の獲得、外部知見の導入を行い、当社の競争力と収益
力を回復させ、再成長により企業価値の向上をめざします。
セグメントの業績は、次のとおりです。各セグメントの売上収益は、セグメント間の内部売上収益を含んでおり
ます。当第1四半期連結累計期間において、当社グループが営む事業の内容について、重要な変更はありません。
特殊鋼製品
当セグメントの売上収益は、前年同期比21.6%増の63,831百万円となりました。
売上収益について事業別に見ますと、工具鋼は、国内、海外向けともに需要が増加し、前年同期を上回りまし
た。産機材は、自動車関連製品の需要が活況となり、前年同期を上回りました。航空機エネルギーは、主力の航
空機関連材料がCOVID-19感染拡大に伴う移動制限等の影響により低水準な需要が継続し、前年同期を下回りまし
た。電子材は、有機ELパネル関連部材が伸長したことに加え、半導体パッケージ材料の需要が高水準となり、ス
マートフォンや電池向けのクラッド材も堅調となったことから、前年同期を上回りました。
ロールは、射出成形機用部品は好調となりましたが、各種ロールや鉄骨構造部品が前年同期を若干下回ったた
め、全体としては前年同期並みとなりました。
調整後営業利益は、主力製品の需要の増加等により、前年同期比4,563百万円増の4,406百万円となりました。
また、営業利益は、前年同期比3,096百万円増の4,612百万円となりました。
素形材製品
当セグメントの売上収益は、前年同期比89.5%増の76,132百万円となりました。
売上収益について事業別に見ますと、自動車鋳物のうち、鋳鉄製品は、自動車向け半導体の供給不足に伴う完
成車メーカーの生産調整の影響がありましたが、前年同期との比較では各地域において自動車販売台数が大きく
回復したことに加え、北米市場において商用車や建設機械・農業機械向け需要が増加したこと等により前年同期
を上回りました。耐熱鋳造部品も需要の回復により、前年同期を上回りました。この結果、自動車鋳物全体とし
ては前年同期を上回りました。
配管機器のうち、半導体製造装置用機器は、半導体市場の活況を受けた設備投資需要の回復等により前年同期
を上回りました。主力の継手類は、国内は前年同期並みでしたが、米国向けは住宅着工戸数の回復等により増加
したため、前年同期を上回りました。この結果、配管全体としては前年同期を上回りました。
調整後営業損益は、主力の自動車鋳物の需要が増加したこと等により、前年同期比6,861百万円改善し、139百
万円の損失となりました。また、営業損益は、前年同期比6,176百万円改善し、1,132百万円の損失となりまし
た。
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第1四半期 決算短信〔IFRS〕
磁性材料・パワーエレクトロニクス
当セグメントの売上収益は、前年同期比44.0%増の31,774百万円となりました。
売上収益について事業別に見ますと、磁性材料は、希土類磁石、フェライト磁石とも、自動車向け半導体の供
給不足に伴う完成車メーカーの生産調整の影響はありましたが、前年同期との比較では各地域において自動車販
売台数が大きく回復したことに加え、FA・ロボットやエレクトロニクス関連の需要も好調となり、前年同期を上
回りました。
パワーエレクトロニクスのうち、軟磁性材料およびその応用品は、スマートフォンやタブレット端末、サーバ
ー機器等の情報通信向けが好調となりました。また、変圧器用のアモルファス金属材料もアジア向けを中心に増
加したことから、全体として前年同期を上回りました。セラミックス製品は、自動車向けが伸長したほか、サー
バー機器向け需要が増加し、医療機器向けも前連結会計年度から引き続き好調を維持したことにより、前年同期
を上回りました。この結果、パワーエレクトロニクス全体として前年同期を上回りました。
調整後営業利益は、磁性材料、パワーエレクトロニクスとも需要が増加したことにより、前年同期比2,855百万
円増の2,377百万円となりました。また、営業利益は前年同期比2,997百万円増加し、2,494百万円となりました。
電線材料
当セグメントの売上収益は、前年同期比37.9%増の54,993百万円となりました。
売上収益について事業別に見ますと、電線のうち、鉄道車両用電線は、国内向けを中心に需要が回復し、前年
同期を上回りました。医療向けでは、チューブの需要が回復した一方で、ケーブルは高水準であるもののCOVID-
19感染の検査機器向けに需要が急増した前年同期との比較では減少したため、全体としては前年同期を下回りま
した。巻線は、自動車や産業機器向けを中心に需要が回復し、前年同期を上回りました。機器用電線はFA・ロボ
ット向けが伸長し、前年同期を上回りました。この結果、電線全体としては前年同期を上回りました。
自動車部品は、自動車向け半導体の供給不足に伴う完成車メーカーの生産調整や国際物流混乱の影響はありま
したが、前年同期との比較では各地域において自動車販売台数が大きく回復したことにより需要が増加し、全体
では前年同期を上回りました。
調整後営業利益は、電線、自動車部品とも需要が増加したことにより、前年同期比2,135百万円増の1,625百万
円となりました。営業利益は、前年同期比717百万円増の390百万円となりました。
その他
当セグメントの売上収益は、前年同期比25.1%減の523百万円となり、調整後営業利益は前年同期比199百万円
減の52百万円となりました。また、営業損益は、前年同期比278百万円減の26百万円の損失となりました。
※当社グループは、事業再編等の影響を排除した経営の実態を表示するため、要約四半期連結損益計算書に表示し
ている営業利益又は営業損失からその他の収益、その他の費用を除いた指標である調整後営業利益を記載してい
ます。調整後営業利益は、当社の親会社である日立製作所を中心とする日立グループ統一の利益指標です。
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第1四半期 決算短信〔IFRS〕
(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び資本の状況
当第1四半期連結会計期間末における当社グループの財政状態として、要約四半期連結財政状態計算書における増
減を分析すると、以下のとおりであります。
資産合計は997,716百万円で、前連結会計年度末に比べ25,467百万円増加しました。流動資産は495,502百万円で、
前連結会計年度末に比べ32,944百万円増加しました。これは主に棚卸資産が20,517百万円、売上債権が14,561百万円
増加したこと等によるものです。非流動資産は502,214百万円で、前連結会計年度末に比べ7,477百万円減少しまし
た。これは主に有形固定資産が6,470百万円、のれん及び無形資産が916百万円減少したこと等によるものです。
負債合計は502,524百万円で、前連結会計年度末に比べ22,393百万円増加しました。これは主に、買入債務が
21,171百万円増加したこと等によるものです。資本合計は495,192百万円で、前連結会計年度末に比べ3,074百万円増
加しました。これは主に利益剰余金が3,635百万円増加したこと等によるものです。
② キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、営業活動及び投資活動
に使用した資金が財務活動の結果得られた資金を上回ったことにより、前連結会計年度末に比べ5,427百万円減少
し、93,912百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動に関するキャッシュ・フロー)
営業活動に使用した資金は、5,567百万円となりました。これは主に四半期利益が2,856百万円に対して減価償却費
及び無形資産償却費が11,644百万円、運転資金の増加により13,465百万円を支出したこと及び事業構造改革関連費用
2,024百万円の支払等によるものです。
(投資活動に関するキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は、4,313百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得により5,461百万円を支出
したこと等によるものです。
(財務活動に関するキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、4,322百万円となりました。これは主に長期借入債務の償還により6,520百万円を
支出した一方、短期借入金が10,872百万円純増したこと等によるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第1四半期連結累計期間の当社業績は、自動車向け半導体の供給不足による完成車メーカーの生産調整の影響
がありましたが、全体として見れば概ね期初想定の範囲内で進捗しました。今後の見通しにつきましてもCOVID-
19感染拡大の抑制状況や半導体供給不足の解消時期等不透明な要素はあるものの、主力製品の需要動向等を勘案
し、2022年3月期(2021年4月1日~2022年3月31日)の通期業績予想は、2021年4月26日公表の予想数値に変更
はありません。
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2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び現金同等物 99,339 93,912
売上債権 167,553 182,114
棚卸資産 170,094 190,611
その他の流動資産 25,572 28,865
流動資産合計 462,558 495,502
非流動資産
持分法で会計処理されている投資 10,772 10,914
有価証券及びその他の金融資産 11,859 10,956
有形固定資産 333,448 326,978
のれん及び無形資産 111,431 110,515
繰延税金資産 23,835 24,523
その他の非流動資産 18,346 18,328
非流動資産合計 509,691 502,214
資産の部合計 972,249 997,716
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
短期借入金 72,511 83,493
償還期長期債務 29,132 23,416
その他の金融負債 22,016 19,401
買入債務 150,639 171,810
未払費用 40,668 38,857
契約負債 1,015 1,170
その他の流動負債 1,799 3,446
流動負債合計 317,780 341,593
非流動負債
長期債務 93,675 93,030
その他の金融負債 217 226
退職給付に係る負債 64,260 63,934
繰延税金負債 438 512
その他の非流動負債 3,761 3,229
非流動負債合計 162,351 160,931
負債の部合計 480,131 502,524
資本の部
親会社株主持分
資本金 26,284 26,284
資本剰余金 115,405 115,405
利益剰余金 326,888 330,523
その他の包括利益累計額 22,264 21,844
自己株式 △1,170 △1,178
親会社株主持分合計 489,671 492,878
非支配持分 2,447 2,314
資本の部合計 492,118 495,192
負債・資本の部合計 972,249 997,716
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(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
注記 (自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上収益 154,773 226,852
売上原価 △138,129 △191,136
売上総利益 16,644 35,716
販売費及び一般管理費 △23,919 △27,183
その他の収益 3,067 1,073
その他の費用 △2,204 △5,367
営業利益又は営業損失(△) 1 △6,412 4,239
受取利息 52 67
その他の金融収益 165 337
支払利息 △425 △425
その他の金融費用 △116 △14
持分法による投資損益 △336 79
税引前四半期利益又は
△7,072 4,283
税引前四半期損失(△)
法人所得税費用 3,676 △1,427
四半期利益又は四半期損失(△) △3,396 2,856
四半期利益又は四半期損失(△)の帰属
親会社株主持分 △3,340 2,998
非支配持分 △56 △142
四半期利益又は四半期損失(△) △3,396 2,856
1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益
又は四半期損失(△)
基本 △7.81円 7.01円
希薄化後 - -
注1.要約四半期連結損益計算書に表示している営業利益又は営業損失からその他の収益、その他の費用を除いた指標で
ある調整後営業利益は、前第1四半期連結累計期間△7,275百万円、当第1四半期連結累計期間8,533百万円であり
ます。
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第1四半期 決算短信〔IFRS〕
(要約四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期利益又は四半期損失(△) △3,396 2,856
その他の包括利益
純損益に組み替えられない項目
その他の包括利益を通じて測定する
190 △36
金融資産の公正価値の純変動額
持分法のその他の包括利益 49 9
純損益に組み替えられない項目合計 239 △27
純損益に組み替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △588 78
キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値
5 54
の純変動額
持分法のその他の包括利益 △73 143
純損益に組み替えられる可能性のある
△656 275
項目合計
その他の包括利益合計 △417 248
四半期包括利益 △3,813 3,104
四半期包括利益の帰属
親会社株主持分 △3,762 3,215
非支配持分 △51 △111
四半期包括利益 △3,813 3,104
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第1四半期 決算短信〔IFRS〕
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
(単位:百万円)
その他の 親会社
資本 利益 非支配 資本の部
資本金 包括利益 自己株式 株主持分
剰余金 剰余金 持分 合計
累計額 合計
2020年4月1日 26,284 115,405 374,820 4,969 △1,165 520,313 2,540 522,853
変動額
四半期損失(△) - - △3,340 - - △3,340 △56 △3,396
その他の包括利益 - - - △422 - △422 5 △417
親会社株主に対する配当金 - - △5,558 - - △5,558 - △5,558
非支配持分に対する配当金 - - - - - - - -
自己株式の取得 - - - - △1 △1 - △1
自己株式の売却 - - - - - - - -
利益剰余金への振替 - - △176 176 - - - -
変動額合計 - - △9,074 △246 △1 △9,321 △51 △9,372
2020年6月30日 26,284 115,405 365,746 4,723 △1,166 510,992 2,489 513,481
当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
(単位:百万円)
その他の 親会社
資本 利益 非支配 資本の部
資本金 包括利益 自己株式 株主持分 持分
剰余金 剰余金 合計
累計額 合計
2021年4月1日 26,284 115,405 326,888 22,264 △1,170 489,671 2,447 492,118
変動額
四半期利益 - - 2,998 - - 2,998 △142 2,856
その他の包括利益 - - - 217 - 217 31 248
親会社株主に対する配当金 - - - - - - - -
非支配持分に対する配当金 - - - - - - △22 △22
自己株式の取得 - - - - △8 △8 - △8
自己株式の売却 - 0 - - 0 0 - 0
利益剰余金への振替 - - 637 △637 - - - -
変動額合計 - 0 3,635 △420 △8 3,207 △133 3,074
2021年6月30日 26,284 115,405 330,523 21,844 △1,178 492,878 2,314 495,192
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第1四半期 決算短信〔IFRS〕
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
営業活動に関するキャッシュ・フロー
四半期利益又は四半期損失(△) △3,396 2,856
四半期利益から営業活動に関する
キャッシュ・フローへの調整
減価償却費及び無形資産償却費 13,317 11,644
減損損失 - 353
持分法による投資損益(△は益) 336 △79
金融収益及び金融費用(△は益) 324 35
固定資産売却等損益(△は益) 232 150
事業構造改革関連費用 79 1,962
事業再編等損益(△は益) △1,971 -
法人所得税費用 △3,676 1,427
売上債権の増減(△は増加) 16,380 △14,238
棚卸資産の増減(△は増加) △3,579 △20,335
未収入金の増減(△は増加) 4,771 △2,120
買入債務の増減(△は減少) △19,564 21,108
未払費用の増減(△は減少) △4,319 △1,740
退職給付に係る負債の増減(△は減少) 588 △254
その他 △6,084 △3,879
小計 △6,562 △3,110
利息及び配当金の受取 360 269
利息の支払 △538 △476
事業構造改革関連費用の支払 - △2,024
法人所得税等の支払 △3,536 △226
営業活動に関するキャッシュ・フロー △10,276 △5,567
投資活動に関するキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得 △10,210 △5,461
無形資産の取得 △269 △166
有形固定資産の売却 127 190
有価証券等(子会社及び持分法で会計処理
されている投資を含む)の取得による収支 △26 △327
(△は支出)
有価証券等(子会社及び持分法で会計処理
されている投資を含む)の売却による収支 25,438 1,013
(△は支出)
その他 118 438
投資活動に関するキャッシュ・フロー 15,178 △4,313
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第1四半期 決算短信〔IFRS〕
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
財務活動に関するキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減(△は減少) 34,210 10,872
長期借入債務による調達 108 -
長期借入債務の償還 △6,486 △6,520
配当金の支払 △5,558 -
非支配持分株主への配当金の支払 - △22
自己株式の取得 △1 △8
自己株式の売却 - 0
財務活動に関するキャッシュ・フロー 22,273 4,322
現金及び現金同等物に係る為替変動による影響 △189 131
現金及び現金同等物の増減(△は減少) 26,986 △5,427
現金及び現金同等物の期首残高 42,353 99,339
現金及び現金同等物の期末残高 69,339 93,912
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第1四半期 決算短信〔IFRS〕
(5)継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
(6)セグメント情報
Ⅰ それぞれの報告セグメントに含まれる主な製品・サービスは以下のとおりであります。
報告セグメント 主要製品
<特殊鋼>
工具鋼、自動車関連材料、剃刃材および刃物材、精密鋳造品、航空機・エネルギー関連材
特殊鋼製品 料、ディスプレイ関連材料、半導体等パッケージ材料、電池用材料
<ロール>
各種圧延用ロール、射出成形機用部品、構造用セラミックス部品、鉄骨構造部品
<自動車鋳物>
ダクタイル鋳鉄製品[HNM®]、輸送機向け鋳鉄製品、
排気系耐熱鋳造部品[ハーキュナイト®]、アルミニウム部品
素形材製品 <配管機器>
設備配管機器( ®印各種管継手・各種バルブ、ステンレスおよびプラスチック配管機器、
冷水供給機器、精密流体制御機器、密閉式膨張タンク)
<磁性材料>
希土類磁石[NEOMAX®]、フェライト磁石、その他各種磁石およびその応用品
磁性材料・ <パワーエレクトロニクス>
パワーエレクトロニクス 軟磁性材料(アモルファス金属材料[Metglas®]、
ナノ結晶軟磁性材料[ファインメット®]、ソフトフェライト)およびその応用品、
セラミックス製品
<電線>
産業用電線、機器用電線、電機材料、ケーブル加工品、工業用ゴム
電線材料 <自動車部品>
自動車用電装部品、ブレーキホース
Ⅱ 前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
要約四半期
磁性材料 連結
その他 合計 調整額
特殊鋼 素形材 ・パワー 損益計算書
製品 製品 エレクト
電線材料 計
計上額
ロニクス
売上収益
外部顧客への売上収益 52,431 40,170 22,039 39,822 154,462 311 154,773 - 154,773
セグメント間の内部売上収益 45 - 28 52 125 387 512 △512 -
計 52,476 40,170 22,067 39,874 154,587 698 155,285 △512 154,773
セグメント利益又は損失(△) 1,516 △7,308 △503 △327 △6,622 252 △6,370 △42 △6,412
金融収益 - - - - - - - - 217
金融費用 - - - - - - - - △541
持分法による投資損益 - - - - - - - - △336
税引前四半期損失(△) - - - - - - - - △7,072
(注)1.セグメント利益又は損失は営業損失で表示しております。
2.セグメント間取引は独立企業間価格で行っております。セグメント利益又は損失の「調整額」には主として報
告セグメントに帰属しない全社の一般管理費の配賦差額が含まれております。
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日立金属(株) (5486) 2022年3月期 第1四半期 決算短信〔IFRS〕
Ⅲ 当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
要約四半期
磁性材料 連結
その他 合計 調整額
特殊鋼 素形材 ・パワー 損益計算書
製品 製品 エレクト
電線材料 計
計上額
ロニクス
売上収益
外部顧客への売上収益 63,746 76,132 31,773 54,903 226,554 298 226,852 - 226,852
セグメント間の内部売上収益 85 - 1 90 176 225 401 △401 -
計 63,831 76,132 31,774 54,993 226,730 523 227,253 △401 226,852
セグメント利益又は損失(△) 4,612 △1,132 2,494 390 6,364 △26 6,338 △2,099 4,239
金融収益 - - - - - - - - 404
金融費用 - - - - - - - - △439
持分法による投資損益 - - - - - - - - 79
税引前四半期利益 - - - - - - - - 4,283
(注)1.セグメント利益又は損失は営業利益で表示しております。
2.セグメント間取引は独立企業間価格で行っております。セグメント利益又は損失の「調整額」には主として報
告セグメントに帰属しない全社の一般管理費の配賦差額が含まれております。
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