5486 日立金 2020-10-27 15:00:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2020年10月27日
上場会社名 日立金属株式会社 上場取引所 東
コード番号 5486 URL https://www.hitachi-metals.co.jp/
代表者 (役職名) 執行役会長 兼 執行役社長 (氏名)西山 光秋
問合せ先責任者 (役職名) コミュニケーション部長 (氏名)南 達也 TEL 03-6774-3077
四半期報告書提出予定日 2020年11月10日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満四捨五入)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上収益 調整後営業利益 営業利益 税引前四半期利益 四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 340,831 △25.4 △12,364 - △38,565 - △39,537 - △33,330 -
2020年3月期第2四半期 456,888 △12.0 5,932 △82.1 △37,600 - △38,681 - △42,536 -
[重要]当社グループは、事業再編等の影響を排除した経営の実態を表示するため、要約四半期連結損益計算書に表示している営業損失からその
他の収益、その他の費用を除いた指標である調整後営業利益を記載しています。調整後営業利益は、当社の親会社である日立製作所を中
心とする日立グループ統一の利益指標です。
親会社株主に帰属する 四半期包括利益 基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 合計額 四半期利益 四半期利益
百万円 % 百万円 % 円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 △33,208 - △36,022 - △77.67 -
2020年3月期第2四半期 △40,992 - △52,889 - △95.87 -
(2)連結財政状態
親会社株主 1株当たり親会社
資産合計 資本合計 親会社株主持分
持分比率 株主持分
百万円 百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期第2四半期 932,198 481,263 478,825 51.4 1,119.89
2020年3月期 977,766 522,853 520,313 53.2 1,216.92
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 13.00 - 13.00 26.00
2021年3月期 - 0.00
2021年3月期(予想) - - -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
配当の状況については、本日(2020年10月27日)公表いたしました「減損損失の計上、通期連結業績予想の修正お
よび剰余金の配当に関するお知らせ」をご覧下さい。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に 基本的1株当たり
売上収益 調整後営業利益 税引前当期利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 720,000 △18.3 △14,000 - △56,000 - △46,000 - △107.59
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
[重要]当社グループは、事業再編等の影響を排除した経営の実態を表示するため、連結損益計算書に表示している営業損失からその他の収益、
その他の費用を除いた指標である調整後営業利益を記載しています。調整後営業利益は、当社の親会社である日立製作所を中心とする日
立グループ統一の利益指標です。
※ 注記事項
発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 428,904,352株 2020年3月期 428,904,352株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 1,338,806株 2020年3月期 1,337,583株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 427,566,272株 2020年3月期2Q 427,569,195株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は様々な要因によって
予想値と異なる場合があります。前記の予想に関する事項については、添付資料4ページ「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関す
る説明」をご覧下さい。
日立金属(株) (5486) 2021年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 5
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 5
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… 7
要約四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………… 7
要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………… 8
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 9
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 10
(5)継続企業の前提に関する注記 …………………………………………………………………………………… 12
(6)セグメント情報 …………………………………………………………………………………………………… 12
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日立金属(株) (5486) 2021年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、次のとおりです。
当第2四半期連結累計期間は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大を受けて世界各地域における経
済・社会活動が大きく制限される状況が継続しました。世界経済については、当第2四半期連結会計期間に入り、
中国等で景気持ち直しの動きが見られましたが、全体としては厳しい状況が続きました。当社グループの事業領域
においても、自動車関連製品を中心に主力製品の需要が大幅に減少しました。この結果、売上収益は、前年同期比
25.4%減の340,831百万円となりました。
調整後営業損益※は、COVID-19拡大の影響を見越して期初に掲げた計画に基づき固定費削減等の業績改善施策
を実行しましたが、売上収益の減少により前年同期比18,296百万円減の12,364百万円の損失となりました。
その他の営業収益については、2020年4月1日付で三菱日立ツール株式会社(現 株式会社MOLDINO)の当社保有
の株式を三菱マテリアル株式会社に全て譲渡したことに伴い、特殊鋼製品セグメントにおいて、事業再編等利益と
して1,971百万円を計上しました。その他の営業費用については、特殊鋼製品セグメントにおいて、航空機エネル
ギー事業の将来における収益性を見直した結果、6,812百万円の減損損失を計上しました。また、磁性材料・パワ
ーエレクトロニクスセグメントにおいて、磁性材料事業の将来における収益性を見直した結果、15,657百万円の減
損損失を計上しました。また、電線材料セグメントにおいて、自動車部品事業の将来における収益性を見直した結
果、2,000百万円の減損損失を計上しました。この結果、営業損益は前年同期比965百万円悪化し、38,565百万円の
損失となりました。税引前四半期損益は、前年同期比856百万円減の39,537百万円の損失、親会社株主に帰属する
四半期損益は前年同期比7,784百万円改善の33,208百万円の損失となりました。
なお、当社グループでは2021年度中期経営計画における重要経営課題として、キャッシュ・フローの改善と資本
効率の向上を掲げ、ROIC(投下資本利益率)による経営管理を導入しております。特に当連結会計年度は、COVID
-19拡大により、経営環境の先行きが不透明な状況において、財務の健全性担保のために十分な流動性を確保する
こと、また、需要等の外部要因に関わらず自社で実効性をあげられる取り組みを着実に推進することが、より一
層、重要と考えております。このため、運転資本効率を向上するとともに、重点領域に対する厳選投資により投資
額の抑制に取り組んでおります。
セグメントの業績は、次のとおりです。各セグメントの売上収益は、セグメント間の内部売上収益を含んでおり
ます。当第2四半期連結累計期間において、当社グループが営む事業の内容について、重要な変更はありません。
特殊鋼製品
当セグメントの売上収益は、前年同期比17.9%減の104,522百万円となりました。
売上収益について事業別に見ますと、工具鋼・ロールのうち、工具鋼は、国内外で需要が減少したことや、国
内を中心に昨年度来、流通を含む在庫調整が継続していることから、前年同期を下回りました。ロールは、各種
ロールが前年同期並となりましたが、射出成形機用部品や鉄骨構造部品が需要減少に伴い前年同期を下回ったこ
とから、全体でも前年同期を下回りました。
産機材・航空機エネルギーのうち、産機材は、自動車関連製品の一部で当第2四半期連結会計期間に入り復調
の動きが見られましたが、期全体では前年同期を下回りました。航空機エネルギーは、主力の航空機関連材料が
民間需要を中心に減少したことにより、前年同期を下回りました。
電子材は、有機ELパネル関連部材が伸長し、クラッド材がスマートフォンや電池向けで増加しました。しかし
ながら、半導体パッケージ材料のうち、サーバー用途は増加しましたが、自動車向けは減少したこと等により、
全体としては前年同期並となりました。
調整後営業損益は、主力の工具鋼や産機材の需要が減少したこと等により、前年同期比3,028百万円減の2,668
百万円の損失となりました。また、営業損益は、2020年4月1日付で三菱日立ツール株式会社(現 株式会社
MOLDINO)の当社保有の株式を三菱マテリアル株式会社に全て譲渡したことに伴い、その他の営業収益に事業再編
等利益として1,971百万円を計上しました。また、航空機エネルギー事業の将来における収益性を見直した結果、
その他の営業費用に6,812百万円の減損損失を計上しました。この結果、前年同期比8,951百万円減の、8,565百万
円の損失となりました。
素形材製品
当セグメントの売上収益は、前年同期比34.1%減の103,782百万円となりました。
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日立金属(株) (5486) 2021年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
売上収益について事業別に見ますと、自動車鋳物のうち、鋳鉄製品は、第1四半期連結会計期間にCOVID-19の
拡大に伴い世界各地域の主要顧客が操業を停止したことや、再稼働後も中国を除いて自動車販売台数が前年同期
を下回る状況が続いたこと等から、需要が大幅に減少しました。このため、北米、アジアとも前年同期を下回り
ました。耐熱鋳造部品も需要の減少に伴い、前年同期を下回りました。アルミホイールについては、事業から撤
退することを決定し、2020年9月末に生産を終了しました。この結果、自動車鋳物全体として前年同期を下回り
ました。
配管機器のうち、半導体製造装置用機器は、設備投資需要の回復等により前年同期を上回りました。主力の継
手類は、国内、海外向けとも住宅着工戸数の減少等により、前年同期を下回りました。この結果、配管全体とし
ては前年同期を下回りました。
調整後営業損益は、主力の自動車鋳物事業が減少したことにより、前年同期比11,332百万円減の10,128百万円
の損失となりました。また、営業損益は、前年同期比12,037百万円減の11,391百万円の損失となりました。
磁性材料・パワーエレクトロニクス
当セグメントの売上収益は、前年同期比21.1%減の47,830百万円となりました。
売上収益について事業別に見ますと、磁性材料のうち、希土類磁石は、自動車用電装部品が減少したほか、産
業機器関連も工作機械やエレクトロニクス関連の需要減少に伴い前年同期を下回りました。フェライト磁石は、
自動車用電装部品が減少したことにより、前年同期を下回りました。この結果、磁性材料全体としても前年同期
を下回りました。
パワーエレクトロニクスのうち、軟磁性材料およびその応用品は、サーバー機器等の情報通信向けが堅調でし
たが、変圧器用のアモルファス金属材料が減少した結果、前年同期を下回りました。一方、セラミックス製品
は、医療機器向けの需要が伸長しましたが、通信機器向けや自動車用電装部品向けが減少したことにより、前年
同期を下回りました。この結果、パワーエレクトロニクス全体としては前年同期を下回りました。
調整後営業損益は、前年同期比225百万円改善し、449百万円の損失となりました。また、営業損益は、磁性材
料事業の将来における収益性を見直した結果、その他の営業費用に15,657百万円の減損損失を計上しましたが、
2020年3月期第2四半期連結会計期間においてその他の営業費用として42,581百万円の減損損失を計上したこと
等により、前年同期比27,320百万円改善し、16,065百万円の損失となりました。
電線材料
当セグメントの売上収益は、前年同期比24.1%減の84,248百万円となりました。
売上収益について事業別に見ますと、電線のうち、医療向けにおいてケーブルは増加しましたが、チューブの
需要が減少したことにより、前年同期並となりました。機器用電線はFA・ロボット向けが増加したほか、第5世
代移動通信システム(5G)基地局向け等が堅調に推移しましたが、その他の用途向けは減少したことから前年同
期並となりました。一方、鉄道車両用電線は、国内・海外とも需要が減少し、前年同期を下回りました。また、
巻線は主に自動車向け需要が減少し、前年同期を下回りました。この結果、電線全体としては前年同期を下回り
ました。
自動車部品は、第1四半期連結会計期間にCOVID-19の拡大に伴い世界各地域の主要顧客が操業を停止したこと
や、再稼働後も中国を除いて自動車販売台数が前年同期を下回る状況が続いたこと等から、需要が大幅に減少し
ました。このため、自動車用電装部品、ブレーキホースとも前年同期を下回りました。
調整後営業損益は、電線、自動車部品とも需要が減少したことにより、前年同期比4,017百万円減の274百万円
の損失となりました。営業損益は、自動車部品事業の将来における収益性を見直した結果、2,000百万円の減損損
失をその他の営業費用に計上したため、前年同期比5,737百万円減の2,018百万円の損失となりました。
その他
当セグメントの売上収益は、前年同期比15.9%減の1,437百万円となり、調整後営業利益は前年同期比175百万
円増の555百万円となりました。また、営業利益は、前年同期比381百万円増の534百万円となりました。
※当社グループは、事業再編等の影響を排除した経営の実態を表示するため、要約四半期連結損益計算書に表示し
ている営業損失からその他の収益、その他の費用を除いた指標である調整後営業利益を記載しています。調整後
営業利益は、当社の親会社である日立製作所を中心とする日立グループ統一の利益指標です。
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日立金属(株) (5486) 2021年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び資本の状況
当第2四半期連結会計期間末における当社グループの財政状態として、要約四半期連結財政状態計算書における増
減を分析すると、以下のとおりであります。
資産合計は932,198百万円で、前連結会計年度末に比べ45,568百万円減少しました。流動資産は414,819百万円で、
前連結会計年度末に比べ8,700百万円増加しました。これは主に、棚卸資産が12,866百万円減少した一方、現金及び
現金同等物が25,856百万円増加したこと等によるものです。非流動資産は517,379百万円で、前連結会計年度末に比
べ54,268百万円減少しております。有形固定資産が31,864百万円減少しておりますが、これは主に、19,279百万円の
減損損失を計上したこと等によるものです。加えて、のれん及び無形固定資産が9,727百万円減少しておりますが、
これは主に、5,310百万円の減損損失を計上したこと等によるものです。また、持分法で会計処理されている投資が
17,725百万円減少しておりますが、これは主に、当社が保有する三菱日立ツール株式会社(現 株式会社MOLDINO)の
発行済株式の総数の49%を2020年4月1日付をもって、株式譲渡したため、持分法適用の範囲より除外された影響に
よるものです。
負債合計は450,935百万円で、前連結会計年度末に比べ3,978万円減少しました。これは主に、短期借入金が32,216
百万円増加した一方、買入債務が21,011百万円、償還期長期債務及び長期債務が7,155百万円減少したこと等による
ものです。資本合計は481,263百万円で、前連結会計年度末に比べ41,590百万円減少しました。これは主に利益剰余
金が38,942百万円減少したこと等によるものです。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、投資活動および財務活
動の結果得られた資金が営業活動で使用した資金を上回ったことにより、前連結会計年度末に比べ25,856百万円増加
し、68,209百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動に関するキャッシュ・フロー)
営業活動に使用した資金は、2,934百万円となりました。これは主に四半期損失が33,330百万円に対して減損損失
が24,589百万円、運転資金の増加により8,792百万円を支出したこと等によるものです。
(投資活動に関するキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、9,553百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得により16,146百万円
を支出した一方、主に当社が保有する三菱日立ツール株式会社(現 株式会社MOLDINO)の発行済株式の総数の49%を
2020年4月1日付をもって株式譲渡したことに伴う、有価証券等(子会社及び持分法で会計処理されている投資を含
む)の売却による25,557百万円の収入等によるものです。
(財務活動に関するキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、20,129百万円となりました。これは主に長期借入債務の償還が7,773百万円、配
当金の支払により5,566百万円を支出した一方、短期借入金が33,139百万円純増したこと等によるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期第2四半期までの業績の状況等および経営環境を勘案し、2020年7月28日に公表した2021年3月期通
期業績予想を、下表のとおり修正いたします。詳細につきましては、本日発表の「減損損失の計上、通期連結業績予
想の修正および剰余金の配当に関するお知らせ」をご参照ください。
2021年3月期通期連結業績予想数値の修正(2020年4月1日~2021年3月31日)
親会社株主に 基本的1株当たり
売上収益 調整後営業利益 税引前当期利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回予想 (A)
750,000 △5,000 △15,000 △12,000 △28.07
今回予想 (B) 720,000 △14,000 △56,000 △46,000 △107.59
増減額 (B)-(A) △30,000 △9,000 △41,000 △34,000 -
増減率(%) △4.0 - - - -
(ご参考)前期実績
881,402 14,383 △40,614 △37,648 △88.05
2020年3月期
[重要]当社グループは、事業再編等の影響を排除した経営の実態を表示するため、連結損益計算書に表示している営業
損失からその他の収益、その他の費用を除いた指標である調整後営業利益を記載しています。調整後営業利益
は、当社の親会社である日立製作所を中心とする日立グループ統一の利益指標です。
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日立金属(株) (5486) 2021年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び現金同等物 42,353 68,209
売上債権 157,732 157,545
棚卸資産 179,925 167,059
その他の流動資産 26,109 22,006
流動資産合計 406,119 414,819
非流動資産
持分法で会計処理されている投資 28,354 10,629
有価証券及びその他の金融資産 13,234 13,496
有形固定資産 381,095 349,231
のれん及び無形資産 118,174 108,447
繰延税金資産 17,816 23,399
その他の非流動資産 12,974 12,177
非流動資産合計 571,647 517,379
資産の部合計 977,766 932,198
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日立金属(株) (5486) 2021年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
短期借入金 53,048 85,264
償還期長期債務 51,253 50,414
その他の金融負債 26,642 20,414
買入債務 126,640 105,629
未払費用 35,042 34,193
契約負債 640 537
その他の流動負債 3,934 2,634
流動負債合計 297,199 299,085
非流動負債
長期債務 83,285 76,969
その他の金融負債 978 217
退職給付に係る負債 67,560 68,003
繰延税金負債 2,420 2,402
その他の非流動負債 3,471 4,259
非流動負債合計 157,714 151,850
負債の部合計 454,913 450,935
資本の部
親会社株主持分
資本金 26,284 26,284
資本剰余金 115,405 115,405
利益剰余金 374,820 335,878
その他の包括利益累計額 4,969 2,425
自己株式 △1,165 △1,167
親会社株主持分合計 520,313 478,825
非支配持分 2,540 2,438
資本の部合計 522,853 481,263
負債・資本の部合計 977,766 932,198
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日立金属(株) (5486) 2021年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
注記 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上収益 456,888 340,831
売上原価 △394,639 △304,314
売上総利益 62,249 36,517
販売費及び一般管理費 △56,317 △48,881
その他の収益 1,776 4,337
その他の費用 △45,308 △30,538
営業損失(△) 1 △37,600 △38,565
受取利息 222 93
その他の金融収益 72 244
支払利息 △1,424 △831
その他の金融費用 △767 △183
持分法による投資損益 816 △295
税引前四半期損失(△) △38,681 △39,537
法人所得税費用 △3,855 6,207
四半期損失(△) △42,536 △33,330
四半期損失(△)の帰属
親会社株主持分 △40,992 △33,208
非支配持分 △1,544 △122
四半期損失(△) △42,536 △33,330
1株当たり親会社株主に帰属する
四半期損失(△)
基本 △95.87円 △77.67円
希薄化後 - -
注1.要約四半期連結損益計算書に表示している営業損失からその他の収益、その他の費用を除いた指標である調整後営
業利益は、前第2四半期連結累計期間5,932百万円、当第2四半期連結累計期間△12,364百万円であります。
- 7 -
日立金属(株) (5486) 2021年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
(要約四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期損失(△) △42,536 △33,330
その他の包括利益
純損益に組み替えられない項目
その他の包括利益を通じて測定する
△99 139
金融資産の公正価値の純変動額
持分法のその他の包括利益 28 67
純損益に組み替えられない項目合計 △71 206
純損益に組み替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △10,086 △2,903
キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値
△142 24
の純変動額
持分法のその他の包括利益 △54 △19
純損益に組み替えられる可能性のある
△10,282 △2,898
項目合計
その他の包括利益合計 △10,353 △2,692
四半期包括利益 △52,889 △36,022
四半期包括利益の帰属
親会社株主持分 △50,962 △35,928
非支配持分 △1,927 △94
四半期包括利益 △52,889 △36,022
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日立金属(株) (5486) 2021年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
その他の 親会社
資本 利益 非支配 資本の部
資本金 包括利益 自己株式 株主持分
剰余金 剰余金 持分 合計
累計額 合計
2019年4月1日 26,284 115,045 425,886 21,925 △1,161 587,979 7,232 595,211
会計方針の変更による
- - △607 - - △607 - △607
累積的影響額
会計方針の変更を反映
26,284 115,045 425,279 21,925 △1,161 587,372 7,232 594,604
した期首残高
変動額
四半期損失(△) - - △40,992 - - △40,992 △1,544 △42,536
その他の包括利益 - - - △9,970 - △9,970 △383 △10,353
親会社株主に対する配当金 - - △7,269 - - △7,269 - △7,269
非支配持分に対する配当金 - - - - - - △5 △5
自己株式の取得 - - - - △1 △1 - △1
自己株式の売却 - 0 - - 0 0 - 0
非支配持分との取引等 - 298 - - - 298 △1,382 △1,084
利益剰余金への振替 - - 11 △11 - - - -
変動額合計 - 298 △48,250 △9,981 △1 △57,934 △3,314 △61,248
2019年9月30日 26,284 115,343 377,029 11,944 △1,162 529,438 3,918 533,356
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
その他の 親会社
資本 利益 非支配 資本の部
資本金 包括利益 自己株式 株主持分
剰余金 剰余金 持分 合計
累計額 合計
2020年4月1日 26,284 115,405 374,820 4,969 △1,165 520,313 2,540 522,853
変動額
四半期損失(△) - - △33,208 - - △33,208 △122 △33,330
その他の包括利益 - - - △2,720 - △2,720 28 △2,692
親会社株主に対する配当金 - - △5,558 - - △5,558 - △5,558
非支配持分に対する配当金 - - - - - - △8 △8
自己株式の取得 - - - - △2 △2 - △2
自己株式の売却 - 0 - - 0 0 - 0
非支配持分との取引等 - - - - - - - -
利益剰余金への振替 - - △176 176 - - - -
変動額合計 - 0 △38,942 △2,544 △2 △41,488 △102 △41,590
2020年9月30日 26,284 115,405 335,878 2,425 △1,167 478,825 2,438 481,263
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日立金属(株) (5486) 2021年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動に関するキャッシュ・フロー
四半期損失(△) △42,536 △33,330
四半期利益から営業活動に関する
キャッシュ・フローへの調整
減価償却費及び無形資産償却費 28,105 26,495
減損損失 42,741 24,589
持分法による投資損益(△は益) △816 295
金融収益及び金融費用(△は益) 1,897 677
固定資産売却等損益(△は益) 998 445
事業構造改革関連費用 - 1,006
事業再編等損益(△は益) - △1,971
法人所得税費用 3,855 △6,207
売上債権の増減(△は増加) 2,471 △471
棚卸資産の増減(△は増加) 19,349 12,370
未収入金の増減(△は増加) 8,979 4,072
買入債務の増減(△は減少) △18,888 △20,691
未払費用の増減(△は減少) △2,060 △611
退職給付に係る負債の増減(△は減少) 441 1,265
その他 △6,680 △6,019
小計 37,856 1,914
利息及び配当金の受取 2,047 507
利息の支払 △1,389 △879
事業構造改革関連費用の支払 - △288
法人所得税等の支払又は還付(△は支払) 2,007 △4,188
営業活動に関するキャッシュ・フロー 40,521 △2,934
投資活動に関するキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得 △35,745 △16,146
無形資産の取得 △691 △504
有形固定資産の売却 171 517
有価証券等(子会社及び持分法で会計処理
されている投資を含む)の取得による収支 △104 △206
(△は支出)
有価証券等(子会社及び持分法で会計処理
されている投資を含む)の売却による収支 122 25,557
(△は支出)
その他 △172 335
投資活動に関するキャッシュ・フロー △36,419 9,553
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日立金属(株) (5486) 2021年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
財務活動に関するキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減(△は減少) 17,744 33,139
長期借入債務による調達 499 331
長期借入債務の償還 △8,261 △7,773
非支配持分からの子会社持分取得 △1,084 -
配当金の支払 △7,269 △5,558
非支配持分株主への配当金の支払 △5 △8
自己株式の取得 △1 △2
自己株式の売却 0 0
財務活動に関するキャッシュ・フロー 1,623 20,129
現金及び現金同等物に係る為替変動による影響 △2,561 △892
現金及び現金同等物の増減(△は減少) 3,164 25,856
現金及び現金同等物の期首残高 41,098 42,353
現金及び現金同等物の期末残高 44,262 68,209
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日立金属(株) (5486) 2021年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
(5)継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
(6)セグメント情報
Ⅰ それぞれの報告セグメントに含まれる主な製品・サービスは以下のとおりであります。
報告セグメント 主要製品
<工具鋼・ロール>
工具鋼、各種圧延用ロール、射出成形機用部品、構造用セラミックス部品、鉄骨構造部品
<産機材・航空機エネルギー>
特殊鋼製品
自動車関連材料、剃刃材および刃物材、精密鋳造品、航空機・エネルギー関連材料
<電子材>
ディスプレイ関連材料、半導体等パッケージ材料、電池用材料
<自動車鋳物>
ダクタイル鋳鉄製品[HNM®]、輸送機向け鋳鉄製品、
排気系耐熱鋳造部品[ハーキュナイト®]、アルミニウム部品
素形材製品
<配管機器>
設備配管機器( ®印各種管継手・各種バルブ、ステンレスおよびプラスチック配管機器、
冷水供給機器、精密流体制御機器、密閉式膨張タンク)
<磁性材料>
希土類磁石[NEOMAX®]、フェライト磁石、その他各種磁石およびその応用品
磁性材料・ <パワーエレクトロニクス>
パワーエレクトロニクス 軟磁性材料(アモルファス金属材料[Metglas®]、
ナノ結晶軟磁性材料[ファインメット®]、ソフトフェライト)およびその応用品、
セラミックス製品
<電線>
産業用電線、機器用電線、電機材料、ケーブル加工品、工業用ゴム
電線材料
<自動車部品>
自動車用電装部品、ブレーキホース
Ⅱ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
要約四半期
磁性材料 連結
その他 合計 調整額
特殊鋼 素形材 ・パワー 損益計算書
製品 製品 エレクト
電線材料 計
計上額
ロニクス
売上収益
外部顧客への売上収益 127,248 157,473 60,591 110,795 456,107 781 456,888 - 456,888
セグメント間の内部売上収益 72 - 4 193 269 927 1,196 △1,196 -
計 127,320 157,473 60,595 110,988 456,376 1,708 458,084 △1,196 456,888
セグメント利益又は損失(△) 386 646 △43,385 3,719 △38,634 153 △38,481 881 △37,600
金融収益 - - - - - - - - 294
金融費用 - - - - - - - - △2,191
持分法による投資損益 - - - - - - - - 816
税引前四半期損失(△) - - - - - - - - △38,681
(注)1.セグメント利益又は損失は営業利益で表示しております。
2.セグメント間取引は独立企業間価格で行っております。セグメント利益又は損失の「調整額」には主として報
告セグメントに帰属しない全社の一般管理費の配賦差額が含まれております。
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日立金属(株) (5486) 2021年3月期 第2四半期 決算短信〔IFRS〕
Ⅲ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
要約四半期
磁性材料 連結
その他 合計 調整額
特殊鋼 素形材 ・パワー 損益計算書
製品 製品 エレクト
電線材料 計
計上額
ロニクス
売上収益
外部顧客への売上収益 104,446 103,782 47,798 84,130 340,156 675 340,831 - 340,831
セグメント間の内部売上収益 76 - 32 118 226 762 988 △988 -
計 104,522 103,782 47,830 84,248 340,382 1,437 341,819 △988 340,831
セグメント利益又は損失(△) △8,565 △11,391 △16,065 △2,018 △38,039 534 △37,505 △1,060 △38,565
金融収益 - - - - - - - - 337
金融費用 - - - - - - - - △1,014
持分法による投資損益 - - - - - - - - △295
税引前四半期損失(△) - - - - - - - - △39,537
(注)1.セグメント利益又は損失は営業損失で表示しております。
2.セグメント間取引は独立企業間価格で行っております。セグメント利益又は損失の「調整額」には主として報
告セグメントに帰属しない全社の一般管理費の配賦差額が含まれております。
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