5481 山陽特鋼 2019-10-30 15:00:00
2020年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

                       2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                                                       2019年10月30日

上場会社名 山陽特殊製鋼株式会社                                                                                          上場取引所                  東
コード番号 5481    URL http://www.sanyo-steel.co.jp/
代表者      (役職名) 代表取締役社長                           (氏名) 樋口 眞哉
問合せ先責任者 (役職名) 財務部長                               (氏名) 菅野 申一                                            TEL 079-235-6004
四半期報告書提出予定日       2019年11月14日                   配当支払開始予定日                                        2019年12月2日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :           有
四半期決算説明会開催の有無            :   有 (証券アナリスト、機関投資家向け)

                                                                                                                       (百万円未満切捨て)

1. 2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計)                                                                                        (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                                                           親会社株主に帰属する四
                                 売上高                      営業利益                         経常利益
                                                                                                              半期純利益
                                 百万円         %               百万円            %          百万円            %             百万円          %
2020年3月期第2四半期                  146,091     62.8              2,617      △55.1          2,233      △61.2             1,379     △72.7
2019年3月期第2四半期                   89,735     18.0              5,836      △11.9          5,749      △11.6             5,060      18.8
(注)包括利益 2020年3月期第2四半期  △4,887百万円 (―%) 2019年3月期第2四半期  4,107百万円 (△12.1%)
                                                             潜在株式調整後1株当たり四半期
                           1株当たり四半期純利益
                                                                   純利益
                                                      円銭                                    円銭
2020年3月期第2四半期                                        24.62                    ―
2019年3月期第2四半期                                       157.10                    ―

(2) 連結財政状態
                                     総資産                                  純資産                               自己資本比率
                                                    百万円                                    百万円                                   %
2020年3月期第2四半期                     345,571                                           192,524                                    54.5
2019年3月期                          374,246                                           200,200                                    52.3
(参考)自己資本     2020年3月期第2四半期 188,366百万円                                2019年3月期 195,698百万円


2. 配当の状況
                                                                      年間配当金
                   第1四半期末                  第2四半期末                     第3四半期末                   期末                        合計
                                    円銭                   円銭                       円銭                       円銭                  円銭
2019年3月期                   ―                            45.00             ―                               24.00               69.00
2020年3月期                   ―                            15.50
2020年3月期(予想)                                                              ―                                9.50               25.00

(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有



3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
                                                                                                                  (%表示は、対前期増減率)
                                                                                           親会社株主に帰属する 1株当たり当期
                   売上高                     営業利益                          経常利益
                                                                                             当期純利益      純利益
                   百万円               %      百万円                %         百万円           %          百万円              %           円銭
    通期           277,000          49.1      4,000       △60.5            3,000    △68.2           1,600       △79.3           28.89
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
 2019年6月19日開催の取締役会において、自己株式の取得および消却を決議いたしました。連結業績予想の1株当たり当期純利益については、当該自己株
式の取得および消却の影響を考慮しております。なお、自己株式の取得および消却については2019年6月19日公表の「自己株式取得に係る事項の決定および
自己株式の消却に関するお知らせ」をご覧ください。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
     ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更  : 有
     ② ①以外の会計方針の変更         : 無
     ③ 会計上の見積りの変更          : 無
     ④ 修正再表示               : 無
  (注) 詳細は、【添付資料】12ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (4) 四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧くださ
  い。

(4) 発行済株式数(普通株式)
     ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)     2020年3月期2Q      57,437,307 株 2019年3月期     57,437,307 株
     ② 期末自己株式数               2020年3月期2Q       2,215,477 株 2019年3月期      1,212,166 株
     ③ 期中平均株式数(四半期累計)        2020年3月期2Q      56,035,161 株 2019年3月期2Q   32,213,857 株

※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
 業績予想等につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて当社グループで判断したものであります。予想には様々な不確定要素が内在しており、実際
の業績等はこれらの予想数値と異なる場合があることをお含みおきください。(業績予想に関する事項につきましては、【添付資料】4ページ「1.当四半期決算に
関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご参照ください。)
                              山陽特殊製鋼㈱ (5481)2020年3月期第2四半期決算短信




【添付資料】

(目次)

 1.当四半期決算に関する定性的情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
  (1) 経営成績に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
  (2) 財政状態に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
  (3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明・・・・・・・・・・・4
 2.四半期連結財務諸表及び主な注記・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
  (1) 四半期連結貸借対照表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
  (2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書・・・・・・・・8
  (3) 四半期連結キャッシュ・フロー計算書・・・・・・・・・・・・・・・10
  (4) 四半期連結財務諸表に関する注記事項・・・・・・・・・・・・・・・12
   (継続企業の前提に関する注記) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
   (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ・・・・・・・・・12
   (会計方針の変更) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
   (セグメント情報) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12


 参考資料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13




                        1
                                              山陽特殊製鋼㈱ (5481)2020年3月期第2四半期決算短信




1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
    当第2四半期(2019年4月1日~2019年9月30日)におけるわが国経済は、個人消費と雇用環境の改善
   を背景として緩やかな回復基調で推移いたしましたが、米中貿易摩擦が世界経済に与える影響、中国
   をはじめとする新興国経済の減速懸念などによる海外経済の不確実性の高まりによって、企業の業況
   判断は製造業を中心に慎重さを増しております。
    特殊鋼業界におきましては、前期後半からの工作機械、ロボット、半導体製造装置など一部の向け
   先への調整の動きが、自動車、産業機械向け等、主要需要業界全体に拡がったことなどから、特殊鋼
   熱間圧延鋼材の生産量は、前年同期を下回る水準で推移いたしました。
    このような中、当社グループの売上高は、当社販売数量は減少したものの、当第1四半期からスウ
   ェーデンの子会社Ovakoを連結対象としたことなどにより、前年同期比563億56百万円増の1,460億91百
   万円となりました。利益面では、Ovakoの営業利益の計上はありましたが、当社単体の営業利益が、販
   売数量の減少や副資材価格の上昇、修繕費の増加、数量減に伴うコストアップなどにより減少したこ
   と、Ovakoおよびインドの連結子会社MSSSののれん償却費の増加などにより、営業利益は前年同期比32
   億18百万円減の26億17百万円、ROS(売上高営業利益率)は1.8%(前年同期は6.5%)となりました。
   また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期にMSSSを連結子会社化したことにともなう段
   階取得に係る差益(14億59百万円)を計上していたことなどにより前年同期比36億81百万円減の13億
   79百万円となりました。


     当第2四半期損益の概要                                                       (単位:億円)

                                当第2四半期        前年同期         差引増減        増減率(%)

     販売数量(千t)                          902           571      331         +57.9
         内、当社単体                         463          532       -69         -13.0
         内、Ovako(注2)                    387            -       387              -
         内、MSSS(注2)                      52           40          13       +32.1
     売上高                              1,461          897      564         +62.8
     営業利益                                26           58      -32         -55.1
         内、当社単体                          30           55       -25         -45.3
         内、Ovako                         17            -          17            -
         内、MSSS                          -4            1          -5            -
         内、のれん償却費(Ovako、MSSS)           -15           -1       -14              -
     経常利益                                22           57      -35         -61.2
     親会社株主に帰属する四半期純利益                    14   (注3)    51      -37         -72.7
     (注1) 金額は億円未満を四捨五入しております。

     (注2) Ovakoは当第1四半期から、MSSSは前第2四半期から損益を連結しております。

     (注3) 特別利益に計上したMSSS連結子会社化にともなう段階取得に係る差益(14億59百万円)が含まれております。


    セグメント別の売上高および営業損益の状況は、次のとおりであります。なお、各セグメントの売
   上高につきましては、セグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。




                                  2
                                  山陽特殊製鋼㈱ (5481)2020年3月期第2四半期決算短信




  鋼材事業
    当第2四半期の売上高は、当社販売数量は減少したものの、当第1四半期からOvakoを連結対象とし
   たことなどにより、前年同期比570億95百万円増の1,391億69百万円となりました。営業利益は、Ovako
   の営業利益の計上はありましたが、当社販売数量の減少や副資材価格の上昇、OvakoおよびMSSSののれ
   ん償却費の増加などにより、前年同期比26億33百万円減の24億3百万円となりました。


  粉末事業
    当第2四半期の売上高は、電子材料分野向けの販売数量の減少などにより、前年同期比2億94百万円
   減の21億18百万円となりました。営業利益は、電子材料分野向けの販売数量の減少や販売単価の低下
   などにより、前年同期比2億94百万円減の68百万円となりました。


  素形材事業
    当第2四半期の売上高は、販売数量の減少などにより、前年同期比7億30百万円減の91億27百万円と
   なりました。営業利益は、販売数量の減少や副資材価格の上昇、修繕費の増加などにより、前年同期
   比2億84百万円減の96百万円となりました。


  その他
    子会社を通じて情報処理サービス等を行っており、当第2四半期の売上高は前年同期比1億33百万円
   増の8億25百万円、営業利益は、前年同期比17百万円増の27百万円となりました。


(2)財政状態に関する説明
    当第2四半期末の総資産残高は、受取手形及び売掛金の減少、たな卸資産の減少などにより、前期
   末比286億74百万円減の3,455億71百万円となりました。負債残高は、支払手形及び買掛金の減少、借
   入金およびコマーシャル・ペーパーの減少などにより、前期末比209億99百万円減の1,530億46百万円
   となりました。純資産残高は、その他の包括利益累計額の減少などにより、前期末比76億75百万円減
   の1,925億24百万円となりました。この結果、当第2四半期末におけるD/Eレシオ(純資産残高に対
   する有利子負債残高(現預金残高控除後)の割合)は0.31(前期末は0.34)となりました。


 営業活動によるキャッシュ・フロー
    税金等調整前四半期純利益(21億1百万円)、減価償却費(73億3百万円)、のれん償却額(14億98百
   万円)に対し、売上債権の減少(117億97百万円)、たな卸資産の減少(59億15百万円)、仕入債務の
   減少(△81億43百万円)、法人税等の支払(△19億13百万円)などにより、163億62百万円の収入(前
   年同期比130億72百万円の収入増)となりました。


 投資活動によるキャッシュ・フロー
    有形固定資産の取得による支出(△67億87百万円)、子会社株式の条件付取得対価の払戻による収
   入(47億9百万円)などにより、10億24百万円の支出(前年同期比44億99百万円の支出減)となりまし
   た。


 財務活動によるキャッシュ・フロー
    借入金およびコマーシャル・ペーパーの減少や自己株式取得のための支出などにより、171億93百万
   円の支出(前年同期比152億2百万円の支出増)となりました。
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                                             山陽特殊製鋼㈱ (5481)2020年3月期第2四半期決算短信




       これらにより、当第2四半期末における現金及び現金同等物の残高は、193億44百万円(前期末比94
   億54百万円増)となりました。


(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
       米中貿易摩擦の影響等による海外経済減速の懸念、主要需要業界における調整の長期化、特殊鋼業
   界における国際競争の激化など、当社グループをとりまく事業環境は非常に厳しい状況にあります。
       こうした中、当社グループは、第10次中期経営計画「Sanyo Global Action 2019」に掲げたとおり、
   経営理念『信頼の経営』のもと、生産構造改革の実行などによる事業基盤の強化、技術先進性のさら
   なる追求、「高信頼性鋼の山陽」のグローバルブランド化を推進することで、競合激化、原料・副資
   材・エネルギー価格の上昇等の厳しい経営環境においても、人・技術・利益の持続的成長を追求して
   まいります。また、日本製鉄、Ovakoとの連携に関しましては、当社およびグループ会社のポテンシャ
   ルを最大限発揮し、相乗効果の早期発現を図ってまいります。
       連結業績予想に関しましては、主要需要業界における調整が下期以降も継続が見込まれることから、
   当社の販売数量は、拡販活動を実施するものの前回開示時点(2019年7月30日)の想定に比べて減少する
   とみられます。このような状況において当社は、品種構成の改善や最適生産・コストミニマム操業の
   徹底を実施してまいりますが、販売数量の減少影響をカバーするまでには至らない見込みです。また、
   OvakoやMSSSにおいても、拡販活動や品種構成の改善、操業・調達コストの削減、固定費の削減等を実
   施してまいりますが、欧州およびインドの特殊鋼需要の大幅な落ち込みによる販売数量減少影響など
   により、両子会社の損益は前回予想に比べ減少する見込みです。以上のことから2020年3月期通期の予
   想を次のとおり修正いたしました。
                                                                     (単位:億円)

                                            前回予想
                              今回修正予想                      増減         増減率(%)
                                           (7/30公表)

 販売数量(千t)                        1,725            1,878    -153          -8.1
       内、当社単体                        941          1,008        -67        -6.6
       内、Ovako                       685            736        -51        -6.9
       内、MSSS                         99            134        -35       -26.1
 売上高                             2,770            3,000    -230          -7.7
 営業利益                                40            110         -70      -63.6
       内、当社単体                         80            101        -21       -20.8
       内、Ovako                         0             33        -33      -100.0
       内、MSSS                         -9              1        -10            ─
       内、のれん償却(Ovako、MSSS)           -30   (注2)     -26         -4            ─
 経常利益                                30            100         -70      -70.0
 親会社株主に帰属する当期純利益                     16             70         -54      -77.1
 1株当たり当期純利益(円/株)(注3)             28.89        126.46      -97.57        -77.2
 のれん償却前営業利益                          70            136         -66      -48.5
 のれん償却前親会社株主に帰属する当期純利益               46             96         -50      -52.1
 のれん償却前1株当たり当期純利益(円/株) (注3)      83.05        173.43      -90.38        -52.1
  (注1) 金額は億円未満を四捨五入しております。


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(注2) 前回予想はOvako株式取得に係るのれんの償却額を記載しております。

(注3) 当社は、2019年6月19日開催の取締役会において、自己株式の取得および消却を決議いたしました。1株当たり当

   期純利益につきましては、当該自己株式の取得および消却の影響を考慮しております。


  また、第2四半期実績および今回の業績予想修正にともない、誠に遺憾ながら、配当予想を以下の
 とおり修正いたしました。
                           年間配当金(円/株)                         配当性向            (ご参考)

                                                               (連結)      のれん償却前利益
                  第2四半期末        期末             合計
                                                               (注)       に対する配当性向

  前回発表予想(A)           23.00          29.00          52.00        41.1%            30.0%

  今回修正予想(B)           15.50            9.50         25.00        86.5%            30.1%

   増 減(B-A)           -7.50          -19.50       -27.00         45.4%            0.1%

  (ご参考)前期実績
                      45.00          24.00          69.00        29.0%
  (2019年3月期)

(注) 当社は、2019年6月19日開催の取締役会において、自己株式の取得および消却を決議いたしました。配当性向(連結)

   につきましては、当該自己株式の取得および消却の影響を考慮しております。



  なお、当社は2019年6月19日開催の取締役会において、株式数1,730千株、金額30億円を上限とする
 自己株式の取得とこれによる取得分と既保有分を合わせた2,930千株の消却を決議いたしました。配当
 および自己株式の取得による株主総還元性向は以下のとおりとなる見込みです。


                              2019年3月期                      2020年3月期予想

 年間配当額(①)                      28億円                           14億円

 自己株式取得額(②)(注1)                  -                            25億円

 株主総還元(③=①+②)                  28億円                           39億円

 親会社株主に帰属する当期純利益(④)            77億円           16億円           (のれん償却前(注2))      46億円

 総還元性向(③÷④×100)                36.2%          240.9%                  83.8%

(注1)自己株式取得額は、2019年9月までの取得に要した金額に、取得上限株式数(1,730千株)から2019年9月までに取得済

   株式数を差し引いた株式数に当社株価の2019年9月30日終値を乗じた金額を加えて算出しております。

(注2)のれん償却前の親会社株主に帰属する当期純利益は、OvakoおよびMSSSののれん償却費(30億円)相当額を親会社株主

   に帰属する当期純利益の予想額に加えて算出しております。



(注)業績予想等につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて当社グループで判断したものであ
  ります。予想には、様々な不確定要素が内在しており、実際の業績等はこれらの予想数値と異なる
  場合があることをお含みおきください。




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 (4) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
  (継続企業の前提に関する注記)
       該当事項はありません。

  (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
    当社は、2019年6月19日開催の取締役会決議に基づき、自己株式1,003,000株の取得を行っており
   ます。この結果、当第2四半期連結累計期間において、自己株式が1,434百万円増加し、当第2四半
   期連結会計期間末において自己株式が3,358百万円となっております。

  (会計方針の変更)
    国際財務報告基準を適用している子会社は、第1四半期連結会計期間より、国際財務報告基準
   第16号「リース」を適用しております。これにより、リースの借手は、原則としてすべてのリー
   スを貸借対照表に資産および負債として計上することといたしました。本基準の適用にあたって
   は、経過措置として認められている、基準の適用による累積的影響を適用開始日に認識する方法
   を採用しております。
    この結果、当第2四半期連結会計期間末の「有形固定資産」が1,796百万円増加し、流動負債
   の「その他」が735百万円および固定負債の「その他」が1,068百万円増加しております。当第2
   四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。

  (セグメント情報)
 前第2四半期連結累計期間 (自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
  報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                           (単位:百万円)
                                                                                 四半期連
                        報告セグメント                       その他               調整額      結損益計
                                                               合計
               鋼材       粉末      素形材           計       (注)1              (注)2     算書計上
                                                                                 額(注)3
売上高
外部顧客への売上高      77,385   2,413   9,857        89,656      78    89,735       -     89,735
セグメント間の内部
                4,688      -       -          4,688     612     5,300   △5,300        -
売上高又は振替高
       計       82,073   2,413   9,857        94,344     691    95,036   △5,300    89,735

セグメント利益         5,036     363     380         5,781       9     5,790       46     5,836

 (注)   1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含んでいない情報処理サービス事業等であります。
       2. セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去であります。
       3. セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 当第2四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
  報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                           (単位:百万円)
                                                                                 四半期連
                        報告セグメント                       その他               調整額      結損益計
                                                               合計
               鋼材       粉末      素形材           計       (注)1              (注)2     算書計上
                                                                                 額(注)3
売上高
外部顧客への売上高 134,780       2,118   9,127    146,026         65   146,091       -    146,091
セグメント間の内部
                4,388      -        0         4,388     759     5,148   △5,148        -
売上高又は振替高
       計      139,169   2,118   9,127    150,415        825   151,240   △5,148   146,091

セグメント利益         2,403      68      96         2,568      27     2,595       22     2,617

 (注)   1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含んでいない情報処理サービス事業等であります。
       2. セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去であります。
       3. セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。


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 参考資料


                                         2020年3月期 第2四半期決算発表

1.当第2四半期の業績と通期の予想
                                                                                                                  (単位:千t、百万円、%)
                      当第2四半期 前第2四半期                          増減            増減率              通期                 前期        増減            増減率

                      (実績)            (実績)                                               (予想)                 (実績)
                                                                                              (※)

売上高                    146,091          89,735            56,356            62.8          277,000             185,818    91,181         49.1
営業利益                      2,617          5,836           △3,218            △55.1              4,000           10,123    △6,123         △60.5
(ROS)                      (1.8)            (6.5)         (△4.7)                               (1.4)            (5.4)    (△4.0)
  (内、単体)                   2,993          5,476           △2,482           △45.3               8,000            9,757   △1,757         △18.0
  (内、Ovako)                1,697                  ―           1,697            ―                      0            ―             0         ―
  (内、MSSS)                 △440                   88          △528             ―               △900             △210       △689         328.0
  (内、のれん償却)             △1,498            △103            △1,395               ―           △3,000               △305    △2,694          882.7
経常利益                      2,233          5,749           △3,516            △61.2              3,000            9,437    △6,437         △68.2
親会社株主に帰属する
                          1,379          5,060           △3,681            △72.7              1,600            7,721    △6,121         △79.3
当期純利益


売上数量                            902          571                331         57.9              1,725            1,171         554        47.3
  (内、単体)                        463            532             △69         △13.0                 941            1,061      △120        △11.3
  (内、Ovako)                     387             ―               387           ―                  685               ―        685           ―
  (内、MSSS)                       52             40               13         32.1                  99              110      △11         △10.1
設備投資                    10,778           5,806               4,971          85.6           27,000             10,618     16,382        154.3
減価償却費                     7,303          4,408               2,894          65.7           16,000              9,338       6,662        71.3

(※)予想(10月以降)の主要前提:鉄スクラップ(姫路地区H2市況) 20.3千円/t、原油(ドバイ)65$/BL、為替105円/$、120円/€

(参考)四半期業績推移                                                                                               (単位:千t、百万円、%)
                                       2019年3月期                                                                 2020年3月期
                  4-6月期             7-9月期              10-12月期         1-3月期             通期               4-6月期         7-9月期
売上高                43,912             45,823             49,496            46,586        185,818              77,228       68,863
営業利益                  3,680           2,156                  2,378          1,907        10,123                2,450            167
(ROS)                 (8.4)            (4.7)                 (4.8)           (4.1)          (5.4)               (3.2)        (0.2)
経常利益                  3,876           1,873                  2,343          1,344          9,437               2,296         △62
親会社株主に帰属する
                      3,987           1,073                  2,121            539          7,721               1,788        △409
当期純利益



売上数量                     281              291                   310            290          1,171                 479           423
  (内、単体)                  281               251                 270            258            1,061               255            207
  (内、Ovako)               ―                 ―                   ―              ―               ―                  196            191
  (注) 特別損失に投資有価証券評価損 488百万円を計上している。
  (内、MSSS)                ―                 40                   39             31             110                 28             25




2.当第2四半期の営業利益増減要因(対前年同期)
                                                                                                               (単位:億円)
              増   益    要        因                                                    減    益     要         因
1.販売価格・構成                                               16    1.販売数量                                                       24
2.原燃料価格                                                  9    2.諸資材・外注、物流費                                                 19
3.変動費のコストダウン                                             2    3.固定費等                                                        5
4.Ovako営業利益                                             17    4.修繕費                                                         4
                                                              5.のれん償却額                                                     14
                                                              6.MSSS営業利益                                                    5
                                                              7.その他連結子会社の利益等                                                5
   計(A)                                                 44            計(B)                                                 76
                                                                      差引(A)-(B)                                         △32


                                                                      13