2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
2021年7月30日
上場会社名 山陽特殊製鋼株式会社 上場取引所 東
コード番号 5481 URL http://www.sanyo-steel.co.jp/
代表者 （役職名） 代表取締役社長 （氏名） 宮本 勝弘
問合せ先責任者 （役職名） 財務部長 （氏名） 菅野 申一 TEL 079-235-6004
四半期報告書提出予定日 2021年8月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 ： 有
四半期決算説明会開催の有無 ： 有 (証券アナリスト、機関投資家向け)
（百万円未満切捨て）
1. 2022年3月期第1四半期の連結業績（2021年4月1日∼2021年6月30日）
(1) 連結経営成績（累計） （％表示は、対前年同四半期増減率）
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2022年3月期第1四半期 110,605 108.5 8,471 ― 8,473 ― 6,081 ―
2021年3月期第1四半期 53,042 △31.3 △1,156 ― △1,766 ― △1,465 ―
（注）包括利益 2022年3月期第1四半期 9,148百万円 （―％） 2021年3月期第1四半期 △7,678百万円 （―％）
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2022年3月期第1四半期 111.61 ―
2021年3月期第1四半期 △26.90 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
2022年3月期第1四半期 347,874 189,029 53.9
2021年3月期 319,360 179,887 55.9
（参考）自己資本 2022年3月期第1四半期 187,395百万円 2021年3月期 178,393百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2021年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2022年3月期 ―
2022年3月期（予想） 45.00 ― 10.00 55.00
（注）直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 有
3. 2022年3月期の連結業績予想（2021年4月1日∼2022年3月31日）
（％表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率）
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円銭
第2四半期(累計) 182,000 87.3 8,700 ― 8,500 ― 6,100 ― 111.95
通期 345,000 63.7 10,900 ― 10,500 ― 7,100 ― 130.30
（注）直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動） ： 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ： 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 有
② ①以外の会計方針の変更 ： 有
③ 会計上の見積りの変更 ： 無
④ 修正再表示 ： 無
(注) 詳細は、【添付資料】９ページ「２．四半期連結財務諸表及び主な注記 (3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項（会計方針の変更）」をご覧くださ
い。
(4) 発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む） 2022年3月期1Q 54,507,307 株 2021年3月期 54,507,307 株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 16,913 株 2021年3月期 16,774 株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2022年3月期1Q 54,490,470 株 2021年3月期1Q 54,494,104 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想等につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて当社グループで判断したものであります。予想には様々な不確定要素が内在しており、実際
の業績等はこれらの予想数値と異なる場合があることをお含みおきください。（業績予想に関する事項につきましては、【添付資料】３ページ「１．当四半期決算に
関する定性的情報 （3）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご参照ください。）
山陽特殊製鋼㈱ (5481)2022年3月期第1四半期決算短信
【添付資料】
（目次）
１．当四半期決算に関する定性的情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・２
(1) 経営成績に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・２
(2) 財政状態に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・３
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明・・・・・・・・・・・３
２．四半期連結財務諸表及び主な注記・・・・・・・・・・・・・・・・・・５
(1) 四半期連結貸借対照表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・５
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書・・・・・・・・７
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項・・・・・・・・・・・・・・・９
(継続企業の前提に関する注記) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・９
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ・・・・・・・・・９
(会計方針の変更) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・９
(セグメント情報) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
参考資料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
1
山陽特殊製鋼㈱ (5481)2022年3月期第1四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第１四半期(2021年4月1日～2021年6月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の
影響により依然として一部で弱さがみられるものの、総じて持ち直しの動きで推移しました。景気の
先行きにつきましては、感染拡大の防止策やワクチン接種の進行、各種政策の効果などにより、回復
の動きが続くことが期待されますが、特に変異株や海外の感染動向が内外経済に与える影響に十分に
注意する必要があり、不透明な状況にあります。
特殊鋼業界におきましては、自動車、産業機械等の主要需要業界向けの受注回復により特殊鋼熱間
圧延鋼材の生産量は、感染影響により需要環境が大きく悪化した前年同期を上回りました。
このような中、当社グループの売上高は、売上数量の増加やスウェーデンの連結子会社Ovakoの決算
期変更影響(注)などにより、前年同期比575億62百万円増の1,106億5百万円となりました。利益面では、
鉄スクラップを中心とする原燃料価格の上昇や緊急収益改善対策の終了による固定費の戻り等はあり
ましたが、売上数量の増加やOvakoの決算期変更影響、従前からの収益改善努力などにより、経常利益
は、前年同期比102億40百万円増の84億73百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比
75億47百万円増の60億81百万円となりました。
(注) 2022年3月期よりOvakoの決算期を従来の12月から当社単独と同じ3月へ変更いたしました。それにより同社は
2021年1月～2022年3月の15ヵ月決算を行います。当第１四半期連結決算値には、2021年1月～6月期の同社損益
およびのれん償却費を織り込んでおり、そのうち、2021年1～3月期の同社損益(売上高303億83百万円、経常利
益25億29百万円)およびのれん償却費▲6億72百万円を決算期変更影響としております。
当第１四半期損益の概要(2021年4月1日～2021年6月30日) (単位:千t、億円、円/株)
当第１四半期 前年同期 差引増減 増減率(％)
売上数量 672 335 +337 +100.6
(内、当社単独) 267 137 +130 +94.7
(内、Ovako) 370 173 +197 +114.1
(内、MSSS) 35 25 +10 +39.6
売上高 1,106 530 +576 +108.5
(内、当社単独) 401 223 +179 +80.1
(内、Ovako) 648 260 +388 +149.4
(内、MSSS) 44 29 +15 +53.7
営業利益 85 ▲12 +96 －
(内、当社単独) 33 ▲11 +44 －
(内、Ovako) 63 11 +52 +458.2
(内、MSSS) 2 ▲2 +4 －
(内、のれん償却費) ▲13 ▲6 -7 －
経常利益 85 ▲18 +102 －
(内、当社単独) 36 ▲8 +44 －
(内、Ovako) 61 5 +56 +1,113.5
(内、MSSS) 1 ▲3 +4 －
(内、のれん償却費) ▲13 ▲6 -7 －
税後利益(注3) 61 ▲15 +75 －
１株当たり税後利益 111.61 ▲26.90 +138.51 －
のれん償却費を除く営業利益 98 ▲5 +104 －
のれん償却費を除く経常利益 98 ▲11 +110 －
のれん償却費を除く税後利益 74 ▲8 +83 －
のれん償却費を除く１株当たり税後利益 136.30 ▲15.51 +151.81 －
(注1) 金額は億円未満を四捨五入しております。
(注2) 当第１四半期のOvakoの売上数量および損益、のれん償却費は、2021年1～6月実績を織り込んでおります。
(注3) 親会社株主に帰属する四半期純利益。
2
山陽特殊製鋼㈱ (5481)2022年3月期第1四半期決算短信
セグメント別の売上高および営業損益の状況は、次のとおりであります。なお、各セグメントの売
上高につきましては、セグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。
鋼材事業
当第１四半期の売上高は、自動車、産業機械等の主要需要分野向け売上数量の増加やOvakoの決算期
変更影響により前年同期比571億24百万円増の1,074億51百万円となりました。営業利益は、原燃料価
格の上昇や固定費の戻り等はありましたが、売上数量の増加やOvakoの決算期変更影響などにより、前
年同期比90億円増の80億33百万円となりました。
粉末事業
当第１四半期の売上高は、自産機分野および電子材分野向けの売上数量増加などにより、前年同期
比2億74百万円増の10億70百万円となりました。営業利益は、売上数量の増加などにより、前年同期比
1億51百万円増の1億88百万円となりました。
素形材事業
当第１四半期の売上高は、自動車、産業機械等の主要需要分野向け売上数量の増加などにより、前
年同期比12億32百万円増の43億16百万円となりました。営業利益は、売上数量の増加などにより、前
年同期比4億69百万円増の2億26百万円となりました。
その他
子会社を通じて情報処理サービスを行っており、当第１四半期の売上高は前年同期比1億6百万円減
の2億2百万円、営業損益は8百万円の赤字(前年同期は5百万円の黒字)となりました。
(2) 財政状態に関する説明
当第１四半期末の総資産残高は、売上数量増加や原燃料価格上昇に伴う売上債権やたな卸資産の増
加などにより、前期末比285億14百万円増の3,478億74百万円となりました。負債残高は、仕入債務の
増加などにより、前期末比193億72百万円増の1,588億45百万円となりました。純資産残高は、親会社
株主に帰属する四半期純利益の計上などにより、前期末比91億41百万円増の1,890億29百万円となりま
した。この結果、当第１四半期末におけるＤ／Ｅレシオ(純資産残高に対する有利子負債残高(現預金
および関係会社預け金残高控除後)の割合)は0.27(前期末は0.26)となりました。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
自動車、産業機械等の需要の伸びに加え、サプライチェーン全体での在庫回復の動きにより、当第
１四半期の売上数量は想定を上回る水準で推移しておりますが、鉄スクラップや合金鉄価格の大幅な
上昇が収益に及ぼす影響および在庫回復の完了や世界的な半導体不足による自動車生産への影響懸念
などにより、今後の当社グループの事業環境は予断を許さない状況にあります。
以上を踏まえ、当期の業績予想につきましては、2021年4月30日に公表した2022年3月期の業績予想
を次のとおり修正いたしました。
3
山陽特殊製鋼㈱ (5481)2022年3月期第1四半期決算短信
2022年3月期業績予想(2021年4月1日～2022年3月31日) (単位:千t、億円、円/株)
今回予想 前回予想(4/30公表) 増減
上期 通期 上期 通期 上期 通期
売上数量 1,087 2,013 1,044 1,938 +43 +75
(内、当社単独) 522 1,032 474 953 +48 +79
(内、Ovako) 508 848 496 836 +12 +12
(内、MSSS) 57 132 74 149 -17 -17
売上高 1,820 3,450 1,700 3,150 +120 +300
(内、当社単独) 805 1,668 748 1,524 +57 +144
(内、Ovako) 891 1,488 806 1,350 +85 +138
(内、MSSS) 77 182 96 193 -19 -11
営業利益 87 109 41 73 +46 +36
(内、当社単独) 41 53 32 58 +9 -5
(内、Ovako) 60 80 25 42 +35 +38
(内、MSSS) 3 6 2 5 +1 +1
(内、のれん償却費) ▲20 ▲33 ▲19 ▲31 -1 -2
経常利益 85 105 40 70 +45 +35
(内、当社単独) 44 57 35 62 +9 -5
(内、Ovako) 56 74 23 38 +33 +36
(内、MSSS) 2 3 ▲0 0 +2 +3
(内、のれん償却費) ▲20 ▲33 ▲19 ▲31 -1 -2
税後利益(注3) 61 71 18 35 +43 +36
１株当たり税後利益 111.95 130.30 33.03 64.23 +78.92 +66.07
のれん償却費を除く営業利益 107 142 60 104 +47 +38
のれん償却費を除く経常利益 105 138 59 101 +46 +37
のれん償却費を除く税後利益 81 104 37 66 +44 +38
のれん償却費を除く１株当たり税後利益 148.65 190.86 67.90 121.12 +80.75 +69.74
(注1) 金額は億円未満を四捨五入しております。
(注2) 上期のOvakoの売上数量および損益、のれん償却費は、2021年1～9月分を織り込んでおります。
(注3) 親会社株主に帰属する当期純利益。
業績予想の修正にともない、当期の配当予想(2021年4月30日公表)につきましても、次のとおり修正
いたしました。
2022年3月期配当予想(2021年4月1日～2022年3月31日)
今回予想 前回予想(4/30公表) 増減
中間配当 45円/株 20円/株 +25円/株
期末配当 10円/株 16円/株 -6円/株
年間配当 55円/株 36円/株 +19円/株
(注) 業績予想等につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて当社グループで判断したものであります。予想には、
様々な不確定要素が内在しており、実際の業績等はこれらの予想数値と異なる場合があることをお含みおきください。
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2022年3月期第1四半期決算短信
２．四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 四半期連結貸借対照表
(単位：百万円)
前連結会計年度 当第１四半期連結会計期間
(2021年３月31日) (2021年６月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 10,923 12,027
受取手形及び売掛金 47,197 －
受取手形、売掛金及び契約資産 － 60,447
電子記録債権 5,131 6,702
商品及び製品 18,483 23,062
仕掛品 32,327 40,177
原材料及び貯蔵品 22,311 24,347
未収還付法人税等 226 216
関係会社預け金 14,415 12,669
その他 7,151 8,462
貸倒引当金 △260 △275
流動資産合計 157,908 187,837
固定資産
有形固定資産
機械装置及び運搬具（純額） 66,812 71,219
その他（純額） 47,012 42,110
有形固定資産合計 113,824 113,329
無形固定資産
のれん 34,176 34,067
その他 4,046 4,151
無形固定資産合計 38,222 38,218
投資その他の資産 9,404 8,489
固定資産合計 161,452 160,037
資産合計 319,360 347,874
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 27,846 40,140
短期借入金 47,873 51,973
未払法人税等 649 1,172
賞与引当金 1,482 742
環境対策引当金 160 53
その他 21,628 24,473
流動負債合計 99,640 118,555
固定負債
社債 10,000 10,000
長期借入金 12,428 11,339
役員退職慰労引当金 65 57
債務保証損失引当金 2 2
環境対策引当金 309 241
退職給付に係る負債 12,851 12,666
その他 4,173 5,982
固定負債合計 39,832 40,289
負債合計 139,472 158,845
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2022年3月期第1四半期決算短信
(単位：百万円)
前連結会計年度 当第１四半期連結会計期間
(2021年３月31日) (2021年６月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 53,800 53,800
資本剰余金 51,486 51,486
利益剰余金 72,923 78,999
自己株式 △23 △23
株主資本合計 178,186 184,262
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,661 1,460
繰延ヘッジ損益 885 1,025
為替換算調整勘定 △649 1,808
退職給付に係る調整累計額 △1,689 △1,161
その他の包括利益累計額合計 206 3,133
非支配株主持分 1,494 1,633
純資産合計 179,887 189,029
負債純資産合計 319,360 347,874
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2022年3月期第1四半期決算短信
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第１四半期連結累計期間
(単位：百万円)
前第１四半期連結累計期間 当第１四半期連結累計期間
(自 2020年４月１日 (自 2021年４月１日
至 2020年６月30日) 至 2021年６月30日)
売上高 53,042 110,605
売上原価 46,975 89,377
売上総利益 6,067 21,227
販売費及び一般管理費 7,223 12,756
営業利益又は営業損失（△） △1,156 8,471
営業外収益
受取利息 21 35
受取配当金 54 68
受取賃貸料 79 161
消滅時効の完成に伴う預り金振替益 99 －
その他 26 52
営業外収益合計 281 317
営業外費用
支払利息 176 182
為替差損 683 63
その他 31 69
営業外費用合計 891 315
経常利益又は経常損失（△） △1,766 8,473
特別利益
投資有価証券売却益 － 92
固定資産売却益 － 43
特別利益合計 － 136
特別損失
固定資産除売却損 51 22
投資有価証券評価損 1 0
特別損失合計 52 23
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△1,819 8,586
純損失（△）
法人税、住民税及び事業税 52 1,033
法人税等調整額 △325 1,396
法人税等合計 △272 2,430
四半期純利益又は四半期純損失（△） △1,547 6,155
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△81 74
に帰属する四半期純損失（△）
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△1,465 6,081
に帰属する四半期純損失（△）
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2022年3月期第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第１四半期連結累計期間
(単位：百万円)
前第１四半期連結累計期間 当第１四半期連結累計期間
(自 2020年４月１日 (自 2021年４月１日
至 2020年６月30日) 至 2021年６月30日)
四半期純利益又は四半期純損失（△） △1,547 6,155
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 239 △200
繰延ヘッジ損益 △1,633 140
為替換算調整勘定 △4,572 2,480
退職給付に係る調整額 △160 528
持分法適用会社に対する持分相当額 △4 43
その他の包括利益合計 △6,130 2,992
四半期包括利益 △7,678 9,148
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 △7,328 9,008
非支配株主に係る四半期包括利益 △350 140
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2022年3月期第1四半期決算短信
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号 2020年３月31日。以下「収益認識会計基
準」という。）等を当第１四半期連結会計期間の期首から適用しております。これにともなう主な変
更点は、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け
取ると見込まれる金額で収益を認識するようにしたことであります。ただし、国内販売については
「収益認識に関する会計基準の適用指針」第98項に定める代替的な取扱いを適用し、出荷時から当該
商品又は製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合には出荷時に収益を認
識しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱
いに従っており、当第１四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累
積的影響額を、当第１四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会
計方針を適用しておりますが、当第１四半期連結累計期間の損益および期首利益剰余金に与える影響
は軽微であります。
収益認識会計基準等を適用したことにより、受取手形および売掛金は前連結会計年度の連結貸借対
照表においては、「流動資産」の「受取手形及び売掛金」に含めておりましたが、当第１四半期連結
会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めております。なお、収益認識会計基準第89－
２項に定める経過的な取り扱いに従って、前連結会計年度については新たな表示方法による組替えを
行っておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」（企業会計基準第30号 2019年７月４日。以下「時価算定会計基
準」という。）等を当第１四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項および
「金融商品に関する会計基準」（企業会計基準第10号 2019年７月４日）第44－２項に定める経過的
な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することと
しております。これによる四半期連結財務諸表に与える影響はありません。
(在外子会社等の収益及び費用の本邦通貨への換算方法の変更)
在外子会社等の収益及び費用は、従来、決算日の直物為替相場により円貨に換算しておりました
が、当第１四半期連結会計期間より期中平均為替相場による方法に変更しております。この変更は、
在外子会社等の重要性が増してきたため、一時的な為替相場の変動による損益等への影響を緩和し、
在外子会社等の業績をより適切に連結財務諸表に反映させることを目的とするものであります。
なお、この変更による影響額は軽微であるため、遡及適用は行っておりません。
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2022年3月期第1四半期決算短信
(セグメント情報）
前第１四半期連結累計期間 (自 2020年４月１日 至 2020年６月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位：百万円)
四半期連
報告セグメント その他 調整額 結損益計
合計
鋼材 粉末 素形材 計 (注)1 (注)2 算書計上
額(注)3
売上高
外部顧客への売上高 49,136 796 3,084 53,017 25 53,042 － 53,042
セグメント間の内部
1,190 － 0 1,190 283 1,474 △1,474 －
売上高又は振替高
計 50,326 796 3,084 54,207 309 54,516 △1,474 53,042
セグメント利益
△966 37 △242 △1,171 5 △1,165 9 △1,156
又は損失(△)
(注) 1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含んでいない情報処理サービス事業等であります。
2. セグメント利益又は損失の調整額は、セグメント間取引消去であります。
3. セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
当第１四半期連結累計期間 (自 2021年４月１日 至 2021年６月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位：百万円)
四半期連
報告セグメント その他 調整額 結損益計
合計
鋼材 粉末 素形材 計 (注)1 (注)2 算書計上
額(注)3
売上高
外部顧客への売上高 105,186 1,070 4,316 110,573 31 110,605 － 110,605
セグメント間の内部
2,264 － － 2,264 171 2,435 △2,435 －
売上高又は振替高
計 107,451 1,070 4,316 112,838 202 113,041 △2,435 110,605
セグメント利益
8,033 188 226 8,449 △8 8,440 30 8,471
又は損失(△)
(注) 1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含んでいない情報処理サービス事業であります。
2. セグメント利益又は損失の調整額は、セグメント間取引消去であります。
3. セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2022年3月期第1四半期決算短信
参考資料
2022年３月期 第１四半期決算発表
１．当第１四半期の業績と業績予想
(単位：千ｔ、億円、％)
当第１四半期 前第１四半期 増減 増減率 業績予想 (※1)
第２四半期
（実績）(※2) （実績） 通期
累計期間
売上高 1,106 530 576 108.5 1,820 3,450
(内、当社単独) 401 223 179 80.1 805 1,668
(内、Ovako) 648 260 388 149.4 891 1,488
(内、MSSS) 44 29 15 53.7 77 182
営業利益 85 △12 96 ― 87 109
経常利益 85 △18 102 ― 85 105
(ＲＯＳ) (7.7) (△3.3) (11.0) (4.7) (3.0)
(内、当社単独) 36 △8 44 ― 44 57
(内、Ovako) 61 5 56 1,113.5 56 74
(内、MSSS) 1 △3 4 ― 2 3
(内、のれん償却費) △13 △6 △7 ― △20 △33
親会社株主に帰属する
当期純利益 61 △15 75 ― 61 71
売上数量 672 335 337 100.6 1,087 2,013
(内、当社単独) 267 137 130 94.7 522 1,032
(内、Ovako) 370 173 197 114.1 508 848
(内、MSSS) 35 25 10 39.6 57 132
設備投資 31 20 11 53.4 120
減価償却費 52 34 18 53.6 150
(※)1.予想(7月以降)の主要前提：鉄スクラップ(姫路地区H2市況) 55.0千円/t、原油(ドバイ)80＄/BL、為替 105円/＄、126円/€
2.当第１四半期のOvakoの売上数量および損益、のれん償却費は、2021年1～6月実績を織り込んでおります。
（参考）四半期業績推移 (単位：千ｔ、億円、％)
2021年3月期 2022年3月期
4-6月期 7-9月期 10-12月期 1-3月期 通期 4-6月期
売上高 530 441 516 620 2,107 1,106
営業利益 △12 △27 △26 10 △55 85
経常利益 △18 △22 △27 19 △48 85
(ＲＯＳ) (△3.3) (△5.0) (△5.3) (3.1) (△2.3) (7.7)
親会社株主に帰属する
当期純利益 △15 △18 △25 △10 △69 61
売上数量 335 292 340 400 1,367 672
２．当第１四半期の経常利益増減要因（対前年同期）
（単位：億円）
(注) 特別損失に投資有価証券評価損 488百万円を計上している。
増 益 要 因 減 益 要 因
１．販売数量 52 １．原燃料価格 52
２．販売価格・構成 15 ２．固定費 10
３．諸資材・外注・物流費等 15 ３．のれん償却費 7
４．修繕費 9
５．変動費コストダウン 8
６．棚卸評価損計上差異 7
７．Ovako経常利益 56
８．MSSS経常利益 4
９．連結子会社経常利益 5
計（Ａ） 171 計（Ｂ） 69
差引（Ａ）－（Ｂ） 102
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