5481 山陽特鋼 2020-10-29 15:00:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年10月29日
上場会社名 山陽特殊製鋼株式会社 上場取引所 東
コード番号 5481 URL http://www.sanyo-steel.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 樋口 眞哉
問合せ先責任者 (役職名) 財務部長 (氏名) 菅野 申一 TEL 079-235-6004
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (証券アナリスト、機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 97,161 △33.5 △3,890 ― △3,957 ― △3,310 ―
2020年3月期第2四半期 146,091 62.8 2,617 △55.1 2,233 △61.2 1,379 △72.7
(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 △6,422百万円 (―%) 2020年3月期第2四半期 △4,887百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第2四半期 △60.75 ―
2020年3月期第2四半期 24.62 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第2四半期 310,207 175,776 55.6
2020年3月期 327,963 182,202 54.4
(参考)自己資本 2021年3月期第2四半期 172,501百万円 2020年3月期 178,362百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 15.50 ― 0.00 15.50
2021年3月期 ― 0.00
2021年3月期(予想) ― 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 205,000 △21.9 △7,300 ― △7,500 ― △6,600 ― △121.12
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 有
③ 会計上の見積りの変更 : 有
④ 修正再表示 : 無
(注) 詳細は、【添付資料】12ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (4) 四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計上の見積りの変更と区別す
ることが困難な会計方針の変更)」をご覧ください。
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 54,507,307 株 2020年3月期 54,507,307 株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 15,867 株 2020年3月期 13,134 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 54,493,323 株 2020年3月期2Q 56,035,161 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想等につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて当社グループで判断したものであります。予想には様々な不確定要素が内在しており、実際
の業績等はこれらの予想数値と異なる場合があることをお含みおきください。(業績予想に関する事項につきましては、【添付資料】4ページ「1.当四半期決算に
関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご参照ください。)
山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第2四半期決算短信
【添付資料】
(目次)
1.当四半期決算に関する定性的情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(1) 経営成績に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(2) 財政状態に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明・・・・・・・・・・・4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
(1) 四半期連結貸借対照表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書・・・・・・・・8
(3) 四半期連結キャッシュ・フロー計算書・・・・・・・・・・・・・・・10
(4) 四半期連結財務諸表に関する注記事項・・・・・・・・・・・・・・・12
(継続企業の前提に関する注記) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ・・・・・・・・・12
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更) ・・・12
(セグメント情報) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
参考資料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期(2020年4月1日~2020年9月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症
の影響により急速に悪化し、極めて厳しい状況となりました。緊急事態宣言解除後は、各種政策の効
果もあり社会経済活動のレベルが少しずつ上がっていく中で、持ち直しの動きもみられるものの、感
染再拡大の懸念や内外経済に与える影響に加えて、米中通商問題等による海外経済の不確実性の高ま
り等により、依然として不透明な状況にあります。
特殊鋼業界におきましては、感染拡大の影響により特殊鋼需要が大幅に低下し、特殊鋼熱間圧延鋼
材の生産量は、前年同期を大きく下回る水準で推移いたしました。
このような中、当社グループの売上高は、当社単体の売上数量が新型コロナウイルス感染症の影響
により大きく減少したことなどにより、前年同期比489億30百万円減の971億61百万円となりました。
利益面では、前期第4四半期から実施している緊急収益改善対策(役員等報酬や管理職給与の一部自
主返上、雇用調整助成金制度を活用した休業の実施、残業の削減やその他経費の削減等)の効果、当
社および国内連結子会社の有形固定資産の減価償却方法を定率法から定額法へ変更したことによる減
価償却費の減少、鉄スクラップを中心とする原燃料価格の低下等はありましたが、当社単体の売上数
量の減少や鉄スクラップサーチャージの適用に伴う販売価格の低下などにより、経常損益は前年同期
比61億91百万円減の39億57百万円の赤字、親会社株主に帰属する四半期純損益は、前年同期比46億89
百万円減の33億10百万円の赤字となりました。
当第2四半期損益の概要(2020年4月1日~2020年9月30日) (単位:億円)
当第2四半期 前年同期 差引増減 増減率(%)
売上数量(千t) 627 902 -275 -30.5
(内、当社単体) 273 463 -190 -41.1
(内、Ovako)(注2) 320 387 -67 -17.4
(内、MSSS)(注2) 35 52 -18 -33.6
売上高 972 1,461 -489 -33.5
(内、当社単体) 428 731 -303 -41.5
(内、Ovako) 469 619 -150 -24.2
(内、MSSS) 41 72 -31 -43.6
営業利益 ▲39 26 -65 -
(内、当社単体) ▲20 30 -50 -
(内、Ovako) 6 17 -11 -66.4
(内、MSSS) ▲6 ▲4 -1 -
(内、のれん償却費) ▲12 ▲15 3 -
経常利益 ▲40 22 -62 -
(内、当社単体) ▲17 32 -49 -
(内、Ovako) 4 14 -9 -68.9
(内、MSSS) ▲8 ▲7 -1 -
(内、のれん償却費) ▲12 ▲15 3 -
税後利益(注3) ▲33 14 -47 -
のれん償却前営業利益 ▲26 41 -68 -
のれん償却前経常利益 ▲27 37 -64 -
のれん償却前税後利益 ▲21 29 -49 -
(注1) 金額は億円未満を四捨五入しております。
(注2) OvakoおよびMSSSは、2020年1~6月期を連結
(注3) 親会社株主に帰属する四半期純利益
セグメント別の売上高および営業損益の状況は、次のとおりであります。なお、各セグメントの売
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第2四半期決算短信
上高につきましては、セグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。
鋼材事業
当第2四半期の売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響による売上数量の減少などにより、前
年同期比468億21百万円減の923億47百万円となりました。営業損益は、売上数量の減少などにより、
前年同期比57億47百万円減の33億44百万円の赤字となりました。
粉末事業
当第2四半期の売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響による売上数量の減少などにより、前
年同期比5億53百万円減の15億65百万円となりました。営業利益は、販売構成が改善したものの、売上
数量の減少などにより、前年同期比10百万円減の58百万円となりました。
素形材事業
当第2四半期の売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響による売上数量の減少などにより、前
年同期比32億17百万円減の59億9百万円となりました。営業損益は、売上数量の減少などにより、前年
同期比7億49百万円減の6億52百万円の赤字となりました。
その他
子会社を通じて情報処理サービス等を行っており、当第2四半期の売上高は、前年同期比1億20百万
円減の7億4百万円、営業利益は7百万円減の19百万円となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期末の総資産残高は、売上の減少等による売上債権やたな卸資産の減少、減価償却の実
施による有形固定資産の減少などにより、前期末比177億55百万円減の3,102億7百万円となりました。
負債残高は、設備代金の支払いによる未払金の減少などにより、前期末比113億29百万円減の1,344
億31百万円となりました。
純資産残高は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上やその他の包括利益累計額の減少などに
より、前期末比64億26百万円減の1,757億76百万円となりました。この結果、当第2四半期末における
D/Eレシオ(純資産残高に対する有利子負債残高(現預金および関係会社預け金残高控除後)の割
合)は0.26(前期末は0.27)となりました。
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純損失(△41億23百万円)、減価償却費(68億42百万円)、のれん償却額(12億
44百万円)に対し、売上債権の減少(97億30百万円)、たな卸資産の減少(51億80百万円)、仕入債務
の減少(△32億98百万円)、法人税等の還付(13億22百万円)などにより、171億7百万円の収入(前
年同期比7億45百万円の収入増)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出(△138億77百万円)などにより、141億10百万円の支出(前年同期
比130億86百万円の支出増)となりました。
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第2四半期決算短信
財務活動によるキャッシュ・フロー
借入金の増加などにより、18億6百万円の収入(前年同期は171億93百万円の支出)となりました。
これらにより、当第2四半期末における現金及び現金同等物(関係会社預け金を含む)の残高は、316
億35百万円(前期末比44億15百万円増)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルス感染症の拡大により大幅に減少した特殊鋼需要は、下期以降徐々に回復に向か
うとみられるものの、世界経済の低迷は、長引く可能性が高く、感染の恐れが低下した後も、世界的
な生活様式全般の変化も加わり、特殊鋼需要が感染拡大前の水準に戻るまでには時間を要する可能性
が高いとみております。
そのような認識の下、当社グループは、生産・販売が高水準に戻らなくとも、確実に利益を計上す
ることができる強靭な企業体質を構築するため、グループを挙げて固定費の削減、変動費コストダウ
ンに注力し、収益力を高めてまいります。また、日本製鉄、Ovakoとの連携につきましては、引き続き、
当社およびグループ会社のポテンシャルを最大限発揮し、相乗効果の早期発現を図ってまいります。
当期の業績予想につきましては、足下の受注状況や顧客動向などから、2020年7月31日に公表した
2021年3月期通期の業績予想を次のとおり修正いたしました。
2021年3月期業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日) (単位:億円)
今回予想 前回予想 対前回予想 前期実績 対前期実績
通期 通期 増減 通期 増減
売上数量(千t) 1,306 1,283 23 1,615 -309
(内、当社単体) 654 631 23 854 -200
(内、Ovako)(注2) 560 575 -15 667 -107
(内、MSSS)(注2) 92 77 15 95 -3
売上高 2,050 2,000 50 2,625 -575
営業利益 ▲73 ▲77 4 ▲14 -59
(内、当社単体) 3
7 6 1 36 -29
(内、Ovako) ▲33 ▲35 2 ▲6 -27
(内、MSSS) ▲10 ▲11 1 ▲9 -1
(内、のれん償却費) ▲26 ▲25 -1 ▲29 3
経常利益 ▲75 ▲80 5 ▲15 -60
(内、当社単体) 10 12 -2 40 -30
(内、Ovako) ▲34 ▲37 3 ▲9 -25
(内、MSSS) ▲14 ▲16 2 ▲14 0
(内、のれん償却費) ▲26 ▲25 -1 ▲29 3
税後利益(注3) ▲66 ▲71 5 ▲37 -29
1株当たり税後利益(円/株) ▲121.12 ▲130.29 -9.17 ▲67.14 -53.98
のれん償却前営業利益 ▲47 ▲52 5 15 -62
のれん償却前経常利益 ▲49 ▲55 6 14 -63
のれん償却前税後利益 ▲40 ▲46 6 5 -45
(注1) 金額は億円未満を四捨五入しております。
(注2) OvakoおよびMSSSは、2020年1~12月期を連結
(注3) 親会社株主に帰属する当期純利益
なお、中間配当につきましては、上期の親会社株主に帰属する四半期純損益が33億円の赤字となっ
たことにより、誠に遺憾ながら、無配とさせていただくことにいたしました。また、期末配当につき
ましても、通期の親会社株主に帰属する当期純損益が66億円の赤字となる見通しであることから、無
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第2四半期決算短信
配の予定のままとさせていただいております。当社グループといたしましては、引続き収益改善対策
のさらなる上積み等によって、収益の積上げを図るよう努めてまいります。ご理解のほどよろしくお
願いいたします。
(注)業績予想等につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて当社グループで判断したものであります。予想には、
様々な不確定要素が内在しており、実際の業績等はこれらの予想数値と異なる場合があることをお含みおきください。
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 27,781 11,374
受取手形及び売掛金 44,882 36,692
電子記録債権 6,030 4,153
商品及び製品 21,582 19,378
仕掛品 34,623 31,467
原材料及び貯蔵品 22,446 21,824
未収還付法人税等 1,954 533
関係会社預け金 ― 20,712
その他 4,393 4,515
貸倒引当金 △174 △216
流動資産合計 163,519 150,436
固定資産
有形固定資産
機械装置及び運搬具(純額) 63,854 68,272
その他(純額) 53,032 45,011
有形固定資産合計 116,887 113,283
無形固定資産
のれん 35,629 33,827
その他 3,590 3,556
無形固定資産合計 39,220 37,384
投資その他の資産 8,335 9,102
固定資産合計 164,444 159,770
資産合計 327,963 310,207
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 22,386 18,940
短期借入金 38,332 41,038
未払法人税等 389 423
賞与引当金 1,631 1,642
環境対策引当金 59 49
その他 27,786 18,371
流動負債合計 90,585 80,466
固定負債
社債 10,000 10,000
長期借入金 25,934 24,455
役員退職慰労引当金 69 57
債務保証損失引当金 2 2
環境対策引当金 248 286
退職給付に係る負債 13,635 14,427
その他 5,284 4,734
固定負債合計 55,174 53,964
負債合計 145,760 134,431
6
山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 53,800 53,800
資本剰余金 51,486 51,486
利益剰余金 79,793 76,483
自己株式 △19 △22
株主資本合計 185,060 181,747
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 562 860
繰延ヘッジ損益 354 24
為替換算調整勘定 △2,772 △4,882
退職給付に係る調整累計額 △4,842 △5,248
その他の包括利益累計額合計 △6,697 △9,245
非支配株主持分 3,839 3,274
純資産合計 182,202 175,776
負債純資産合計 327,963 310,207
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(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 146,091 97,161
売上原価 125,977 87,246
売上総利益 20,114 9,914
販売費及び一般管理費 17,496 13,805
営業利益又は営業損失(△) 2,617 △3,890
営業外収益
受取利息 86 41
受取配当金 140 55
受取賃貸料 164 190
消滅時効の完成に伴う預り金振替益 ― 99
その他 73 87
営業外収益合計 464 473
営業外費用
支払利息 430 324
為替差損 322 147
その他 96 68
営業外費用合計 848 540
経常利益又は経常損失(△) 2,233 △3,957
特別利益
投資有価証券売却益 694 ―
固定資産売却益 35 ―
特別利益合計 729 ―
特別損失
固定資産除売却損 214 165
投資有価証券評価損 ― 1
投資有価証券売却損 646 ―
特別損失合計 861 166
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
2,101 △4,123
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 343 93
法人税等調整額 665 △617
法人税等合計 1,008 △524
四半期純利益又は四半期純損失(△) 1,092 △3,599
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △286 △289
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
1,379 △3,310
に帰属する四半期純損失(△)
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 1,092 △3,599
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △766 298
繰延ヘッジ損益 △786 △330
為替換算調整勘定 △3,258 △2,373
退職給付に係る調整額 △1,149 △406
持分法適用会社に対する持分相当額 △19 △10
その他の包括利益合計 △5,980 △2,823
四半期包括利益 △4,887 △6,422
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △4,547 △5,858
非支配株主に係る四半期包括利益 △340 △563
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第2四半期決算短信
(3) 四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四
2,101 △4,123
半期純損失(△)
減価償却費 7,303 6,842
のれん償却額 1,498 1,244
貸倒引当金の増減額(△は減少) 53 51
賞与引当金の増減額(△は減少) 26 10
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △70 ―
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △563 265
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) 51 109
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 5 △11
環境対策引当金の増減額(△は減少) 65 30
債務保証損失引当金の増減額(△は減少) △1 0
受取利息及び受取配当金 △226 △97
支払利息 430 324
投資有価証券売却損益(△は益) △47 ―
投資有価証券評価損益(△は益) ― 1
固定資産除売却損益(△は益) 179 165
売上債権の増減額(△は増加) 11,797 9,730
たな卸資産の増減額(△は増加) 5,915 5,180
仕入債務の増減額(△は減少) △9,467 △3,298
その他 △564 △410
小計 18,486 16,015
利息及び配当金の受取額 223 96
利息の支払額 △433 △326
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △1,913 1,322
営業活動によるキャッシュ・フロー 16,362 17,107
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △6,787 △13,877
有形固定資産の売却による収入 221 11
無形固定資産の取得による支出 △271 △311
親会社株式の売却による収入 871 ―
投資有価証券の取得による支出 △1 △0
投資有価証券の売却による収入 269 ―
子会社株式の条件付取得対価の払戻による収入 4,709 116
長期貸付金の回収による収入 0 1
定期預金の預入による支出 △424 △341
定期預金の払戻による収入 513 425
その他 △125 △134
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,024 △14,110
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △18,635 3,457
コマーシャル・ペーパーの増減額(△は減少) △6,000 ―
長期借入れによる収入 12,248 ―
長期借入金の返済による支出 △19 △1,254
リース債務の返済による支出 △412 △382
自己株式の取得による支出 △1,435 △2
自己株式取得目的の金銭信託設定による支出 △1,578 ―
自己株式の売却による収入 0 ―
配当金の支払額 △1,347 △0
非支配株主への配当金の支払額 △2 △1
その他 △10 △10
財務活動によるキャッシュ・フロー △17,193 1,806
現金及び現金同等物に係る換算差額 △591 △387
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △2,447 4,415
現金及び現金同等物の期首残高 21,792 27,219
現金及び現金同等物の四半期末残高 19,344 31,635
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第2四半期決算短信
(4) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)
当社および国内連結子会社の有形固定資産の減価償却方法につきましては、これまで主として定率
法を採用しておりましたが、第1四半期連結会計期間より定額法に変更しております。
当社グループは、スウェーデンのOvako Group AB等の子会社化により、定額法を採用する海外子会
社のグループ内における重要性が高まっていることを受け、当社グループ会計方針統一の観点から、
当社および国内連結子会社が採用する償却方法について、あらためて検討することといたしました。
その結果、当社および国内連結子会社が使用する設備は、これまでの稼働状況や計画予防保全の実
施状況等からみて、今後も安定的に稼働するとみられることや、市場環境や技術の変化によって早期
に陳腐化するリスクが小さいとみられることなどから、費用の配分方法としては、従来の定率法より
も定額法の方が設備の使用実態をより適切に反映することができると判断いたしました。
また、当社において第2棒線工場ボトルネック解消投資を中心とする生産構造改革投資による設備
の本格的な稼働開始時期に合わせて、第1四半期連結会計期間からの変更といたしました。
これにより、従来の方法によった場合と比べ、当第2四半期連結累計期間の営業損失、経常損失お
よび税金等調整前四半期純損失はそれぞれ771百万円減少しております。
(セグメント情報)
前第2四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連
報告セグメント その他 調整額 結損益計
合計
鋼材 粉末 素形材 計 (注)1 (注)2 算書計上
額(注)3
売上高
外部顧客への売上高 134,780 2,118 9,127 146,026 65 146,091 - 146,091
セグメント間の内部
4,388 - 0 4,388 759 5,148 △5,148 -
売上高又は振替高
計 139,169 2,118 9,127 150,415 825 151,240 △5,148 146,091
セグメント利益 2,403 68 96 2,568 27 2,595 22 2,617
(注) 1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含んでいない情報処理サービス事業等であります。
2. セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去であります。
3. セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第2四半期決算短信
当第2四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連
報告セグメント その他 調整額 結損益計
合計
鋼材 粉末 素形材 計 (注)1 (注)2 算書計上
額(注)3
売上高
外部顧客への売上高 89,640 1,565 5,909 97,114 46 97,161 - 97,161
セグメント間の内部
2,707 - 0 2,707 657 3,365 △3,365 -
売上高又は振替高
計 92,347 1,565 5,909 99,822 704 100,526 △3,365 97,161
セグメント利益
△3,344 58 △652 △3,939 19 △3,919 28 △3,890
又は損失(△)
(注) 1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含んでいない情報処理サービス事業等であります。
2. セグメント利益又は損失の調整額は、セグメント間取引消去であります。
3. セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
(有形固定資産の減価償却方法の変更)
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)に記載のとおり、当社および国内
連結子会社は、有形固定資産の減価償却方法について、従来、主として定率法を採用しておりました
が、第1四半期連結会計期間より定額法に変更しております。
この変更に伴い、従来の方法によった場合と比べ、当第2四半期連結累計期間において、「鋼材事
業」で717百万円、「素形材事業」で40百万円のセグメント損失がそれぞれ減少しており、「粉末事
業」で13百万円、「その他」で0百万円のセグメント利益がそれぞれ増加しております。
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第2四半期決算短信
参考資料
2021年3月期 第2四半期決算発表
1.当第2四半期の業績と業績予想
(単位:千t、百万円、%)
当第2四半期 前第2四半期 増減 増減率 通期 前期 増減 増減率
(実績) (実績) (予想) (実績)
(※)
売上高 97,161 146,091 △48,930 △33.5 205,000 262,452 △57,452 △21.9
営業利益 △3,890 2,617 △6,508 ― △7,300 △1,417 △5,882 ―
経常利益 △3,957 2,233 △6,191 ― △7,500 △1,521 △5,978 ―
(ROS) (△4.1) (1.5) (△5.6) (△3.7) (△0.6) (△3.1)
(内、単体) △1,731 3,178 △4,910 ― 1,000 3,978 △2,978 △74.9
(内、Ovako) 428 1,376 △948 △68.9 △3,400 △897 △2,502 ―
(内、MSSS) △751 △686 △64 ― △1,400 △1,360 △39 ―
(内、のれん償却) △1,244 △1,498 253 ― △2,600 △2,941 341 ―
親会社株主に帰属する
△3,310 1,379 △4,689 ― △6,600 △3,717 △2,882 ―
当期純利益
売上数量 627 902 △275 △30.5 1,306 1,615 △309 △19.1
(内、単体) 273 463 △190 △41.1 654 854 △200 △23.5
(内、Ovako) 320 387 △67 △17.4 560 667 △107 △16.0
(内、MSSS) 35 52 △18 △33.6 92 95 △3 △2.9
設備投資 5,296 10,778 △5,481 △50.9 14,000 27,553 △13,553 △49.2
減価償却費 6,842 7,303 △461 △6.3 14,000 15,033 △1,033 △6.9
(※)予想(10月以降)の主要前提:鉄スクラップ(姫路地区H2市況) 26.0千円/t、原油(ドバイ)45$/BL、為替105円/$、125円/€
(参考)四半期業績推移 (単位:千t、百万円、%)
2020年3月期 2021年3月期
4-6月期 7-9月期 10-12月期 1-3月期 通期 4-6月期 7-9月期
売上高 77,228 68,863 57,594 58,766 262,452 53,042 44,118
営業利益 2,450 167 △1,096 △2,939 △1,417 △1,156 △2,734
経常利益 2,296 △62 △1,151 △2,603 △1,521 △1,766 △2,190
(ROS) (3.0) (△0.1) (△2.0) (△4.4) (△0.6) (△3.3) (△5.0)
親会社株主に帰属する
当期純利益 1,788 △409 △1,349 △3,746 △3,717 △1,465 △1,844
売上数量 479 423 381 332 1,615 335 292
(内、単体) 255 207 219 172 854 137 135
(注) 特別損失に投資有価証券評価損 191
(内、Ovako) 196 139 141
488百万円を計上している。 667 173 147
(内、MSSS) 28 25 23 19 95 25 10
2.当第2四半期の経常利益増減要因(対前年同期)
(単位:億円)
増 益 要 因 減 益 要 因
1.原燃料価格 33 1.販売数量 66
2.固定費 20 2.販売価格・構成 21
3.のれん償却額 3 3.諸資材・外注、物流費等 10
4.営業外損益 3 4.修繕費 4
5.棚卸資産評価損 2
6.連結子会社利益 18
計(A) 59 計(B) 121
差引(A)-(B) △62
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