5481 山陽特鋼 2020-07-31 15:00:00
2021年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年7月31日
上場会社名 山陽特殊製鋼株式会社 上場取引所 東
コード番号 5481 URL http://www.sanyo-steel.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 樋口 眞哉
問合せ先責任者 (役職名) 財務部長 (氏名) 菅野 申一 TEL 079-235-6004
四半期報告書提出予定日 2020年8月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (証券アナリスト、機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 53,042 △31.3 △1,156 ― △1,766 ― △1,465 ―
2020年3月期第1四半期 77,228 75.9 2,450 △33.4 2,296 △40.7 1,788 △55.1
(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 △7,678百万円 (―%) 2020年3月期第1四半期 △1,280百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第1四半期 △26.90 ―
2020年3月期第1四半期 31.81 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 309,316 174,522 55.3
2020年3月期 327,963 182,202 54.4
(参考)自己資本 2021年3月期第1四半期 171,034百万円 2020年3月期 178,362百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 15.50 ― 0.00 15.50
2021年3月期 ―
2021年3月期(予想) 0.00 ― 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 95,000 △35.0 △5,400 ― △5,400 ― △4,800 ― △88.08
通期 200,000 △23.8 △7,700 ― △8,000 ― △7,100 ― △130.29
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 有
③ 会計上の見積りの変更 : 有
④ 修正再表示 : 無
(注) 詳細は、【添付資料】9ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計上の見積りの変更と区別す
ることが困難な会計方針の変更)」をご覧ください。
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 54,507,307 株 2020年3月期 54,507,307 株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 13,364 株 2020年3月期 13,134 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 54,494,104 株 2020年3月期1Q 56,225,072 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想等につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて当社グループで判断したものであります。予想には様々な不確定要素が内在しており、実際
の業績等はこれらの予想数値と異なる場合があることをお含みおきください。(業績予想に関する事項につきましては、【添付資料】3ページ「1.当四半期決算に
関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご参照ください。)
山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第1四半期決算短信
【添付資料】
(目次)
1.当四半期決算に関する定性的情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(1) 経営成績に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(2) 財政状態に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明・・・・・・・・・・・3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
(1) 四半期連結貸借対照表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書・・・・・・・・7
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項・・・・・・・・・・・・・・・9
(継続企業の前提に関する注記) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ・・・・・・・・・9
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更) ・・・9
(セグメント情報) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
参考資料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期(2020年4月1日~2020年6月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症
の影響により急速に悪化し、極めて厳しい状況で推移いたしました。景気の先行きにつきましては、
各種政策の効果もあり社会経済活動のレベルが少しずつ上がっていく中で、持ち直しの動きもみられ
るものの、第2波、第3波の発生懸念や感染拡大が内外経済に与える深刻な影響に加えて、米中通商
問題等による海外経済の不確実性の高まりなどにより、依然として不透明な状況にあります。
特殊鋼業界におきましては、感染拡大の影響により特殊鋼需要が大幅に低下し、特殊鋼熱間圧延鋼
材の生産量は、前年同期を大きく下回る水準で推移いたしました。
このような中、当社グループの売上高は、当社単体の売上数量が新型コロナウイルス感染症の影響
により大きく減少したことなどにより、前年同期比241億85百万円減の530億42百万円となりました。
利益面では、前期第4四半期から実施している緊急収益改善対策(役員等報酬や管理職給与の一部自
主返上、雇用調整助成金制度を活用した休業の実施、残業の削減やその他経費の削減等)の効果、当
社および国内連結子会社の有形固定資産の減価償却方法を定率法から定額法へ変更したことによる減
価償却費の減少、鉄スクラップを中心とする原燃料価格の低下等はありましたが、当社単体の売上数
量の減少、数量減に伴う在庫単価上昇による棚卸資産評価損の計上、為替差損の計上などにより、経
常損益は前年同期比40億63百万円減の17億66百万円の赤字、親会社株主に帰属する四半期純損益は、
前年同期比32億54百万円減の14億65百万円の赤字となりました。
当第1四半期損益の概要(2020年4月1日~2020年6月30日) (単位:億円)
当第1四半期 前年同期 差引増減 増減率(%)
売上数量(千t) 335 479 -144 -30.1
(内、当社単体) 137 255 -118 -46.3
(内、Ovako)(注2) 173 196 -23 -11.9
(内、MSSS)(注2) 25 28 -3 -10.4
売上高 530 772 -242 -31.3
営業利益 ▲12 25 -36 -
(内、当社単体) ▲11 23 -34 -
(内、Ovako) 11 12 -1 -5.6
(内、MSSS) ▲2 ▲2 0 -
(内、のれん償却費) ▲6 ▲8 1 -
経常利益 ▲18 23 -41 -
(内、当社単体) ▲8 25 -33 -
(内、Ovako) 5 11 -5 -52.0
(内、MSSS) ▲3 ▲3 1 -
(内、のれん償却費) ▲6 ▲8 1 -
税後利益(注3) ▲15 18 -33 -
のれん償却前営業利益 ▲5 32 -37 -
のれん償却前経常利益 ▲11 31 -42 -
のれん償却前税後利益 ▲8 26 -34 -
(注1) 金額は億円未満を四捨五入しております。
(注2) OvakoおよびMSSSは、2020年1~3月期を連結
(注3) 親会社株主に帰属する四半期純利益
2
山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第1四半期決算短信
セグメント別の売上高および営業損益の状況は、次のとおりであります。なお、各セグメントの売
上高につきましては、セグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。
鋼材事業
当第1四半期の売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響により、当社単体の売上数量が大幅に
減少したことなどにより、前年同期比234億27百万円減の503億26百万円となりました。営業損益は、
当社単体の売上数量の減少や棚卸資産評価損の計上などにより、前年同期比31億37百万円減の9億66百
万円の赤字となりました。
粉末事業
当第1四半期の売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響による売上数量の減少などにより、前
年同期比2億96百万円減の7億96百万円となりました。営業利益は、売上数量の減少などにより、前年
同期比31百万円減の37百万円となりました。
素形材事業
当第1四半期の売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響による売上数量の減少などにより、前
年同期比15億45百万円減の30億84百万円となりました。営業損益は、売上数量の減少などにより、前
年同期比4億31百万円減の2億42百万円の赤字となりました。
その他
子会社を通じて情報処理サービス等を行っており、当第1四半期の売上高は前年同期比1百万円増の
3億9百万円、営業利益は4百万円増の5百万円となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期末の総資産残高は、たな卸資産や有形固定資産の減少などにより、前期末比186億46百
万円減の3,093億16百万円となりました。なお、現金及び預金が前期末比147億68百万円減少しており
ますが、そのほとんどが関係会社預け金への振替によるものです。
負債残高は、未払金や短期借入金の減少などにより、前期末比109億66百万円減の1,347億93百万円
となりました。純資産残高は、その他の包括利益累計額の減少などにより、前期末比76億79百万円減
の1,745億22百万円となりました。この結果、当第1四半期末におけるD/Eレシオ(純資産残高に対
する有利子負債残高(現預金および関係会社預け金残高控除後)の割合)は0.27(前期末は0.27)と
なりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルス感染症の拡大による世界経済の低迷は、長引く可能性が高く、感染の恐れが低
下した後も、世界的な生活様式全般の変化も加わり、特殊鋼需要が感染拡大前の水準に戻るまでには
時間を要する可能性が高いとみております。
そのような認識の下、当社グループは、生産・販売が高水準に戻らなくとも、確実に利益を計上す
ることができる強靭な企業体質を構築するため、グループを挙げて固定費の削減、変動費コストダウ
ンに注力し、収益力を高めてまいります。また、日本製鉄、Ovakoとの連携につきましては、引き続き、
当社およびグループ会社のポテンシャルを最大限発揮し、相乗効果の早期発現を図ってまいります。
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第1四半期決算短信
当期の業績予想につきましては、足下の受注状況や顧客動向などから、新型コロナウイルス感染症
の影響による特殊鋼需要の減少は、上期中に底打ちし、それ以降徐々に回復に向かうものの、年内は
感染影響が残ると想定し、次のとおりといたしました。
2021年3月期業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日) (単位:億円)
今回予想 前期実績 増減
上期 下期 通期 通期 通期
売上数量(千t) 608 675 1,283 1,615 -332
(内、当社単体) 253 378 631 854 -223
(内、Ovako)(注2) 320 255 575 667 -92
(内、MSSS)(注2) 35 42 77 95 -18
売上高 950 1,050 2,000 2,625 -625
営業利益 ▲54 ▲23 ▲77 ▲14 -63
(内、当社単体) ▲34 40 6 36 -30
(内、Ovako) 6 ▲40 ▲35 ▲6 -29
(内、MSSS) ▲6 ▲5 ▲11 ▲9 -2
(内、のれん償却費) ▲12 ▲12 ▲25 ▲29 4
経常利益 ▲54 ▲26 ▲80 ▲15 -65
(内、当社単体) ▲29 41 12 40 -28
(内、Ovako) 4 ▲41 ▲37 ▲9 -28
(内、MSSS) ▲8 ▲8 ▲16 ▲14 -2
(内、のれん償却費) ▲12 ▲12 ▲25 ▲29 4
税後利益(注3) ▲48 ▲23 ▲71 ▲37 -34
1株当たり税後利益(円/株) ▲88.08 ▲130.29 ▲67.14 -63.15
のれん償却前営業利益 ▲42 ▲11 ▲52 15 -67
のれん償却前経常利益 ▲42 ▲14 ▲55 14 -69
のれん償却前税後利益 ▲36 ▲11 ▲46 5 -51
(注1) 金額は億円未満を四捨五入しております。
(注2) OvakoおよびMSSSは、2020年1~12月期を連結
(注3) 親会社株主に帰属する当期純利益
当期の配当予想につきましては、通期の親会社株主に帰属する当期純損益が71億円の赤字となる見
通しであることから、誠に遺憾ながら、無配の予定とさせていただきました。当社グループといたし
ましては、引続き収益改善対策のさらなる上積み等によって、収益の積上げを図るよう努めてまいり
ます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
(注)業績予想等につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて当社グループで判断したものであります。予想には、
様々な不確定要素が内在しており、実際の業績等はこれらの予想数値と異なる場合があることをお含みおきください。
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 27,781 13,013
受取手形及び売掛金 44,882 42,178
電子記録債権 6,030 4,875
商品及び製品 21,582 19,440
仕掛品 34,623 31,863
原材料及び貯蔵品 22,446 21,054
未収還付法人税等 1,954 2,069
その他 4,393 17,353
貸倒引当金 △174 △216
流動資産合計 163,519 151,631
固定資産
有形固定資産
機械装置及び運搬具(純額) 63,854 68,384
その他(純額) 53,032 43,020
有形固定資産合計 116,887 111,404
無形固定資産
のれん 35,629 34,134
その他 3,590 3,519
無形固定資産合計 39,220 37,653
投資その他の資産 8,335 8,625
固定資産合計 164,444 157,684
資産合計 327,963 309,316
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 22,386 20,550
短期借入金 38,332 37,246
未払法人税等 389 238
賞与引当金 1,631 832
環境対策引当金 59 46
その他 27,786 23,084
流動負債合計 90,585 81,998
固定負債
社債 10,000 10,000
長期借入金 25,934 24,415
役員退職慰労引当金 69 54
債務保証損失引当金 2 2
環境対策引当金 248 245
退職給付に係る負債 13,635 13,157
その他 5,284 4,919
固定負債合計 55,174 52,794
負債合計 145,760 134,793
5
山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 53,800 53,800
資本剰余金 51,486 51,486
利益剰余金 79,793 78,327
自己株式 △19 △19
株主資本合計 185,060 183,594
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 562 801
繰延ヘッジ損益 354 △1,278
為替換算調整勘定 △2,772 △7,080
退職給付に係る調整累計額 △4,842 △5,002
その他の包括利益累計額合計 △6,697 △12,559
非支配株主持分 3,839 3,488
純資産合計 182,202 174,522
負債純資産合計 327,963 309,316
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(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 77,228 53,042
売上原価 66,308 46,975
売上総利益 10,919 6,067
販売費及び一般管理費 8,468 7,223
営業利益又は営業損失(△) 2,450 △1,156
営業外収益
受取利息 41 21
受取配当金 135 54
受取賃貸料 82 79
消滅時効の完成に伴う預り金振替益 ― 99
その他 23 26
営業外収益合計 283 281
営業外費用
支払利息 222 176
為替差損 175 683
その他 39 31
営業外費用合計 437 891
経常利益又は経常損失(△) 2,296 △1,766
特別利益
固定資産売却益 34 ―
特別利益合計 34 ―
特別損失
固定資産除売却損 27 51
投資有価証券評価損 ― 1
特別損失合計 27 52
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
2,304 △1,819
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 97 52
法人税等調整額 563 △325
法人税等合計 661 △272
四半期純利益又は四半期純損失(△) 1,643 △1,547
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △145 △81
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
1,788 △1,465
に帰属する四半期純損失(△)
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 1,643 △1,547
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △534 239
繰延ヘッジ損益 △687 △1,633
為替換算調整勘定 △1,121 △4,572
退職給付に係る調整額 △580 △160
持分法適用会社に対する持分相当額 △0 △4
その他の包括利益合計 △2,923 △6,130
四半期包括利益 △1,280 △7,678
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △1,215 △7,328
非支配株主に係る四半期包括利益 △64 △350
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(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)
当社および国内連結子会社の有形固定資産の減価償却方法につきましては、これまで主として定率法
を採用しておりましたが、当第1四半期連結会計期間より定額法に変更しております。
当社グループは、スウェーデンのOvako Group AB等の子会社化により、定額法を採用する海外子会社
のグループ内における重要性が高まっていることを受け、当社グループ会計方針統一の観点から、当社
および国内連結子会社が採用する償却方法について、あらためて検討することといたしました。
その結果、当社および国内連結子会社が使用する設備は、これまでの稼働状況や計画予防保全の実施
状況等からみて、今後も安定的に稼働するとみられることや、市場環境や技術の変化によって早期に陳
腐化するリスクが小さいとみられることなどから、費用の配分方法としては、従来の定率法よりも定額
法の方が設備の使用実態をより適切に反映することができると判断いたしました。
また、当社において第2棒線工場ボトルネック解消投資を中心とする生産構造改革投資による設備の
本格的な稼働開始時期に合わせて、当第1四半期連結会計期間からの変更といたしました。
これにより、従来の方法によった場合と比べ、当第1四半期連結累計期間の営業損失、経常損失およ
び税金等調整前四半期純損失はそれぞれ274百万円減少しております。
(セグメント情報)
前第1四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連
報告セグメント その他 調整額 結損益計
合計
鋼材 粉末 素形材 計 (注)1 (注)2 算書計上
額(注)3
売上高
外部顧客への売上高 71,463 1,092 4,629 77,185 42 77,228 - 77,228
セグメント間の内部
2,291 - - 2,291 265 2,556 △2,556 -
売上高又は振替高
計 73,754 1,092 4,629 79,477 307 79,785 △2,556 77,228
セグメント利益 2,170 69 189 2,429 0 2,429 20 2,450
(注) 1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含んでいない情報処理サービス事業等であります。
2. セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去であります。
3. セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第1四半期決算短信
当第1四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連
報告セグメント その他 調整額 結損益計
合計
鋼材 粉末 素形材 計 (注)1 (注)2 算書計上
額(注)3
売上高
外部顧客への売上高 49,136 796 3,084 53,017 25 53,042 - 53,042
セグメント間の内部
1,190 - 0 1,190 283 1,474 △1,474 -
売上高又は振替高
計 50,326 796 3,084 54,207 309 54,516 △1,474 53,042
セグメント利益
△966 37 △242 △1,171 5 △1,165 9 △1,156
又は損失(△)
(注) 1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含んでいない情報処理サービス事業等であります。
2. セグメント利益又は損失の調整額は、セグメント間取引消去であります。
3. セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
(有形固定資産の減価償却方法の変更)
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)に記載のとおり、当社および国内連
結子会社は、有形固定資産の減価償却方法について、従来、主として定率法を採用しておりましたが、
当第1四半期連結会計期間より定額法に変更しております。
この変更に伴い、従来の方法によった場合と比べ、当第1四半期連結累計期間において、「鋼材事
業」で263百万円、「素形材事業」で6百万円のセグメント損失がそれぞれ減少しており、「粉末事業」
で4百万円、「その他」で0百万円のセグメント利益がそれぞれ増加しております。
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山陽特殊製鋼㈱ (5481)2021年3月期第1四半期決算短信
参考資料
2021年3月期 第1四半期決算発表
1.当第1四半期の業績と業績予想
(単位:千t、百万円、%)
当第1四半期 前第1四半期 増減 増減率 業績予想(※)
第2四半期
(実績) (実績) 通期
累計期間
売上高 53,042 77,228 △24,185 △31.3 95,000 200,000
営業利益 △1,156 2,450 △3,606 ― △5,400 △7,700
経常利益 △1,766 2,296 △4,063 ― △5,400 △8,000
(ROS) (△3.3) (3.0) (△6.3) (△5.7) (△4.0)
(内、単体) △840 2,461 △3,301 ― △2,900 1,200
(内、Ovako) 504 1,051 △547 △52.0 400 △3,700
(内、MSSS) △283 △347 63 ― △800 △1,600
(内、のれん償却) △620 △763 142 ― △1,240 △2,480
親会社株主に帰属する
△1,465 1,788 △3,254 ― △4,800 △7,100
当期純利益
売上数量 335 479 △144 △30.1 608 1,283
(内、単体) 137 255 △118 △46.3 253 631
(内、Ovako) 173 196 △23 △11.9 320 575
(内、MSSS) 25 28 △3 △10.4 35 77
設備投資 1,997 3,431 △1,433 △41.8 13,000
減価償却費 3,408 3,645 △237 △6.5 14,000
(※)予想(7月以降)の主要前提:鉄スクラップ(姫路地区H2市況) 7-9月:22.8千円/t、10-3月:26.0千円/t、
原油(ドバイ)40$/BL、為替105円/$、118円/€
(参考)四半期業績推移 (単位:千t、百万円、%)
2020年3月期 2021年3月期
4-6月期 7-9月期 10-12月期 1-3月期 通期 4-6月期
売上高 77,228 68,863 57,594 58,766 262,452 53,042
営業利益 2,450 167 △1,096 △2,939 △1,417 △1,156
経常利益 2,296 △62 △1,151 △2,603 △1,521 △1,766
(ROS) (3.0) (△0.1) (△2.0) (△4.4) (△0.6) (△3.3)
親会社株主に帰属する
当期純利益 1,788 △409 △1,349 △3,746 △3,717 △1,465
売上数量 479 423 381 332 1,615 335
(内、単体) 255 207 219 172 854 137
(注) 特別損失に投資有価証券評価損 488百万円を計上している。
(内、Ovako) 196 191 139 141 667 173
(内、MSSS) 28 25 23 19 95 25
2.当第1四半期の経常利益増減要因(対前年同期)
(単位:億円)
増 益 要 因 減 益 要 因
1.原燃料価格 16 1.販売数量 40
2.固定費 10 2.販売価格・構成 4
3.のれん償却額 1 3.諸資材・外注、物流費等 4
4.修繕費 3
5.棚卸資産評価損 9
6.連結子会社利益 3
7.営業外損益 5
計(A) 27 計(B) 68
差引(A)-(B) △41
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