5463 丸一鋼管 2021-04-07 15:30:00
丸一鋼管グループ第6次中期経営計画について [pdf]
2021年4月7日
各位
会社名 丸一鋼管株式会社
代表者 代表取締役会長兼CEO 鈴木博之
(コード番号:5463 東証 第1部)
問合せ先 常務執行役員経営企画室長 竹内 健
(TEL:06-6643-0101)
丸一鋼管グループ第6次中期経営計画について
当社は表記について公表いたしました。
詳細は次ページ以降をご参照ください。
以上
2021年4月7日
各位
丸一鋼管株式会社
第6次中期経営計画について
当社グループの第5次中期経営計画(2018/4-2021/3)の成果を総括し、第6次中期経営計画
(2021/4-2024/3)を策定しましたので、その概略をお知らせいたします。
1.第5次中期経営計画の総括
1)数値目標の達成状況(2020年度予想は2月の第3四半期決算発表時の数字)
2020年度目標 2018年度(実績) 2019年度(実績) 2020年度(予想)
売上高(億円) 1,750 1,674 1,549 1,595
営業利益(億円) 240 192 147 162
営業利益率(%) 13.7% 11.5% 9.5% 10.2%
ROE(%) 6.5% 5.5% 2.4% 4.4%
株主還元率(%) 50% 68%(3年平均)
社会貢献(百万円) 30百万円 32百万円(3年平均)
①3ヶ年の総括:米国Trump政権の誕生による世界的な保護貿易主義の台頭や、コロナによる
生産販売の落ち込みなど経営環境が大きく変動し、対応が非常に困難な3年間であった
②国内:18年度は計画通り推移したが、19年度から鉄鋼需要が落ち込み、20年度は
コロナの影響で更に販売数量が減少し大幅な計画未達となる
③海外:18年度は計画通り推移したが、19年度から鉄鋼市況が大きく悪化し
大幅な赤字を計上、20年度はコロナの影響で生産販売が落ち込むも、後半急回復
④ROE:利益目標未達のため、ROEも大きく未達
⑤株主還元率、社会貢献目標はともに達成
2)国内での成果
①丸一鋼販の営業拠点強化や設備更新による生産性向上。環境対応の設備投資など実施
②Iot技術の工場設備への活用。AI/RPA技術を活用した人事/経理システム、帳票電子化等実施
③全社環境マネージメント委員会の設置など環境課題への積極的な取り組みの開始
④コベルコ鋼管(現丸一ステンレス鋼管)の買収によるシームレスステンレス鋼管事業への参入
3)海外での成果
①米国3社での2”ミルの新設更新。Leavitt/MMXでの高速切断機の導入で省人化と効率化を実現
②SUNSCO:国内販売比率の確実な増加、歩留まり品質向上のため第2冷延設備の導入を決定
③フィリピン/MPSTの操業開始、インド/KUMAのGujarat工場の完成
④現地人材育成による日本からの派遣者の減少(19/3より5名減)
⑤海外からの配当、Royaltyによる利益還元の実施(毎年約10億円)
4)株主重視政策と社会貢献方針の堅持
①配当方針を堅持、70周年記念配当を実施し株主還元目標を達成
②引き続き、国内外で文化、教育、スポーツ、医療等への社会貢献を実施
2.第6次中期経営計画
70周年を迎えた当社が、100周年を健全に迎えることができるサステナブル企業グループを目指すとの
方針のもと、今中期計画はその基盤固めの3ヶ年と位置づけました
1)基本方針
①長期的成長のための収益基盤:売上高:2000億円、営業利益:260億円、営業利益率:13%
②計画策定の前提となる経営環境の想定
・国内:鉄鋼需要は長期的な減少傾向にあるが、この3年間はコロナの影響が前半で収束し
最終年度は2018年度のレベルまで回復
・海外:各国とも後半にはコロナの影響から脱し、アジアを中心に成長路線に戻る
・鉄鋼市況:前半は乱高下を予想するが、徐々に落ち着くと想定
・国内外の自動車関連:各国のEV化の動向を注視し、必要な対応を開始
・競争力のある原材料の安定的な調達に努力
③デジタル化の一層の推進による製造/営業での生産性向上
④ESGを意識した経営により、企業の長期的安定的成長を目指す
2)数値目標 (想定為替レート:J\105/US$)
第6次中期計画目標
全体 国内連結 うち単体 海外連結
売上高(億円) 2,000 1,300 (1050) 700
営業利益(億円) 260 195 (160) 65
営業利益率(%) 13.0% 15.0% (15.2%) 9.3%
株主還元率(%) 50%
環境目標 本社及び北海道/四国/九州工場での「CO2直接排出量相当分実質0」
①売上高:国内外での販売数量の回復を見込
②営業利益/営業利益率:単体は営業利益率15%、主要連結各社は営業利益率最終10%
(Leavittのみ5%以上)を目標
③株主還元率:引き続き配当方針を堅持し高い還元率を実現
④環境方針:本社及び北海道/四国/九州工場での「CO2直接排出量相当分実質0」をめざす
3)計画実現に向けての主要施策
(1)国内での取り組み
①生産販売の回復と高収益体質の維持
②丸一ステンレス鋼管の営業利益率10%目標:半導体/自動車向けBA管の生産能力増強、
自動化投資による生産効率の向上
③グループ企業間のシナジー効果の発揮:丸一ステンレス鋼管、東洋特殊鋼業、アルファメタル、丸一鋼販間
④堺工場のSR仕上工程、九州工場のGHライン、東京/名古屋工場の設備改修など168億円の投資
⑤生産及び営業でのデジタル化の一層の推進による生産性の向上
・IoT:生産ラインの稼働データの自動収集と分析システムの全工場への展開
・DXを活用した営業関連のIT化推進(WEB化、電子化、リモートワーク環境の整備等)
・AI/RPAを活用した事務システムの本格運用と利用範囲の拡大
・生産現場における検査と品質管理の全自動化
⑥ESGレポートの作成。ゼロカーボンへの対応の国内関連会社や海外現法への順次展開
⑦女性人材、海外人材の一層の活用
⑧遊休土地、建物の利活用
⑨オープンイノベーションの展開:設備メーカーとの協働による造管新技術の開発
顧客との協働によるソリューションビジネスの新たな取り組み
(2)海外での取り組み
①営業利益率目標:米国Leavitt社の5%以外は10%の達成を目標とする
②SUNSCO:国内販売比率の更に高め(50%以上)収益基盤を強固に
第2冷延設備稼働によるコスト削減と品質の向上による収益への貢献
③自動車二輪車関係工場での設備投資の継続と収益の拡大
④インドKUMA社の四輪二輪の排ガス用ステンレス鋼管以外の製品需要の捕捉と投資の検討
⑤丸一ステンレス鋼管の海外進出の検討
⑥現地人材の育成による人材現地化の更なる推進
⑦海外でのESGへの取り組み
⑧国内外でのM&Aを含めた事業投資の積極的な検討の継続
(3)株主還元と社会貢献
①株主還元:配当方針の堅持
②社会貢献:各国での社会貢献を継続(配当実施後の純利益の1%程度を目途)
(参考)上記海外現地法人の正式名称
Leavitt(米国):Maruichi Leavitt Pipe & Tube, LLC
MMX(メキシコ):Maruichimex S.A.de C.V.
KUMA(インド):Maruichi KUMA Steel Tube Private LTD
MPST(フィリピン):Maruichi Philipinnes Steel Tube Inc.
SUNSCO(HCM)(ベトナム):Maruichi Sun Steel Joint Stock Company
丸一鋼管グループは、今般作成した経営計画を確実に推進することにより、100年企業を目指して
経営基盤を確固としたものにし、また環境への配慮を更に進めゼロカーボンに向けた体制も早期に
確立し、長期安定的な成長によるサステナブル企業グループを目指します。
お問い合わせ先:常務執行役員経営企画室長 竹内 健 06-6643-0101
注意事項
本資料の計画・見通しは、現時点で入手可能な情報に基づき、当社が判断したものです。
実際の業績は、様々な重要な要素により、これらの計画・見通しとは大きく異なる結果と
なる可能性があることをご承知おきください。