5461 中部鋼鈑 2021-05-06 15:40:00
21中期経営計画(2021年度~2023年度)について [pdf]

                                               2021年5月6日
各    位
                             会 社 名 中 部 鋼 鈑 株 式 会 社
                             代表者名 代表取締役社長 重松 久美男
                                  (コード番号 5461 名証第1部)
                             問合せ先 経 営 企 画 部 長 中尾 聡
                                         (TEL 052-661-1666)


           21中期経営計画(2021年度~2023年度)について


 当社は1950年に操業を開始し、昨年70周年を迎えました。大都市で操業を続ける製鉄所として
時代の要請である「循環型社会」「脱炭素社会」への貢献を果たし、ESG/SDGs課題へも
真摯に向き合いつつ100年企業へと更なる成長を遂げる為、2021年度からはじまる3ヶ年の中期経
営計画を策定しましたので、下記の通りお知らせいたします。


                        記


1.21中期経営計画(2021 年度~2023 年度)の基本方針

    1)循環型社会への貢献(スクラップリサイクル)
    2)成長戦略の推進
    3) 持続可能な基盤整備の推進
    4) ESG/SDGs課題に対する取組の強化
    5)㈱中山製鋼所との業務提携の推進



 1)循環型社会への貢献(スクラップリサイクル)
     環境に調和した電気炉の建設検討、鉄資源の効率的なリサイクルの推進、省エネルギー
     設備投資や省資源操業を通じて、循環型社会へ貢献してまいります。
 2)成長戦略の推進
     成長の3本柱に、製造力、営業力、商品力を据え、設備投資の実行、ITや DX の積極活
     用により、お客様のご支持を得られるよう努めてまいります。
 3)持続可能な基盤整備の推進
     現場現物に立脚した人材育成、安全環境防災への一層の資源投入により、持続的な事業
     発展の基盤を整備してまいります。
 4)ESG/SDGs課題への取り組み
  品質管理や環境管理など、コンプライアンスの徹底により、お客様をはじめ、社会から
  の信頼を確固たるものにしてまいります。また、ワークとライフの調和を図り、働き甲
  斐のある職場づくりを進めてまいります。
 5)㈱中山製鋼所との業務提携
  生産設備の相互有効活用による鋳片及び厚板での受委託枠の拡大、保全・調達・物流で
  の相互協力の推進、グループ会社も含めた両社ネットワーク活用などにより、相互にメ
  リットを享受しながら、循環型社会に貢献してまいります。



2.経営計画(数値目標)

  《連結ベース》     18 中期目標   2020 年度実績   21 中期目標
    販売量         60 万㌧     50 万㌧      70 万㌧
    経常利益        40 億円     25 億円      40 億円
    配当性向         25%          31%     30%




 弊社が昨年、創業 70 周年の節目を迎える事が出来ましたのは、働く人を基軸とした経営理念
の下、製造技術の鍛錬による品質の向上、納期の安定化、商品の差別化に対するお客様のご支
持の結果であると、深く感謝しております。
 今後も、不断の努力を怠らず、商品価値の向上による経営基盤の強化に努めてまいる所存で
ございます。
                                              以上


【目指すべき姿】


    循環型社会への貢献(スクラップリサイクル)
    +ESG/SDGs課題に対する取組の強化


             成長戦略の推進

          (株)中山製鋼所との業務提携の推進




          持続可能な基盤整備の推進