5444 大和工 2021-02-02 13:00:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                      2021 年2月2日
各     位
                                               会 社 名       大 和 工 業 株 式 会 社
                                                代表者名       取締役社長 小 林 幹 生
                                                         (コード番号: 5444 東証第一部)
                                                問合せ先       常務取締役 米 澤 和 己
                                                               (TEL 079-273-1061)


                      業績予想の修正に関するお知らせ


2020 年 11 月2日に公表いたしました 2021 年3月期通期(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)の業績予想を
下記のとおり修正いたしましたのでお知らせいたします。


                                  記


1. 2021 年3月期通期連結業績予想の修正(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)

                                                         親会社株主
                                                                      1株当たり
                     売上高         営業利益         経常利益       に 帰属 する
                                                                      当期純利益
                                                         当期純利益
                         百万円          百万円        百万円          百万円           円 銭

前回発表予想(A)              132,000        9,000     20,500        7,000       105.61
今回修正予想(B)              136,000        9,500     19,500        4,000        60.90
増減額(B-A)                 4,000         500     △ 1,000      △ 3,000
増減率(%)                     3.0          5.6     △ 4.9        △ 42.9
(ご参考)前期実績
                       181,964     11,333       23,125       14,762       220.72
(2020年3月期)



2.差異および修正の理由
    前回公表(2020 年 11 月2日公表)時点の予想に比べ、鉄鋼事業を営む連結子会社のうち、日本では鋼
材需要の落ち込みや低調な荷動きが継続するなか、販売価格の押し上げに取り組んでいるものの、鉄スク
ラップ価格の高止まりが影響し、増収減益の予想となっております。また、タイでは、国内及び主要輸出先
において厳しい市場環境が継続していますが、前回公表時点に比べ、販売数量の改善が見られることか
ら、増収増益の予想となっております。
    一方で、2021 年 1 月 21 日に公表いたしましたとおり、当社の持分法適用関連会社であるワイケー・スチ
ールコーポレーション(以下、YKS)が、独占規制及び公正取引に関する法律(以下、公正取引法)に違反
する行為があったとして、韓国公正取引委員会からの 429 億 48 百万ウォン(約 40 億円)の課徴金納付命
令を受けております。これに関して、2020 年9月に当社の連結子会社であるヤマト・コリア・ホールディング
スカンパニーリミテッド(以下、YKH)が営む棒鋼事業を分社分割により YKS に承継し、YKS 株式の 51%を
Daehan Steel Co., Ltd.(以下、大韓製鋼社)に譲渡したことにより、現在の YKS は YKH と大韓製鋼社との
合弁会社として運営されておりますが、当該課徴金が分社分割前の期間を対象とした公正取引法関連案
件から生じたものであることから、大韓製鋼社との株式譲渡契約の特別補償条項に照らして、本件に起因
する損失の最終負担者は全て YKH となります。その為、業績予想には、YKS が一旦納付する課徴金の
49%部分(約 20 億円)を持分法による投資利益のマイナスとして計上するとともに、51%部分(約 20 億円)
については、大韓製鋼社に対する損失負担として、YKS 株式の譲渡価額を調整することによる関係会社株
式売却損として特別損失に計上する予定としております。なお、YKS は公正取引委員会の決定に対して、
事実認定等に異議があることから、不服申し立てを行う予定としております。
 以上より、連結業績予想につきましては、売上高を 136,000 百万円(前回予想比 4,000 百万円増)、営
業利益を 9,500 百万円(前回予想比 500 百万円増)、経常利益を 19,500 百万円(前回予想比 1,000 百万
円減)、親会社株主に帰属する当期純利益を 4,000 百万円(前回予想比 3,000 百万円減)にそれぞれ修
正いたします。


※上記の業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、様々な不確定
要素が内在しております。実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。




                                                               以    上