5408 中山鋼 2021-05-07 13:40:00
2021年3月期 決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信 日本基準 連結)
2021年5月7日
上 場 会 社 名 株式会社中山製鋼所 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 5408 URL https://www.nakayama-steel.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 箱守 一昭
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員経営本部長 (氏名) 阪口 光昭 (TEL) 06-6555-3035
定時株主総会開催予定日 2021年6月29日 配当支払開始予定日 2021年6月30日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月29日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 有 (証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 113,275 △16.9 2,355 △47.9 2,665 △40.0 2,359 △19.0
2020年3月期 136,245 △11.4 4,524 △21.1 4,439 △14.5 2,913 △15.9
(注) 包括利益 2021年3月期 3,097百万円( 33.5%) 2020年3月期 2,319百万円( △24.5%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年3月期 43.58 - 2.8 2.2 2.1
2020年3月期 53.83 - 3.6 3.6 3.3
(参考) 持分法投資損益 2021年3月期 126百万円 2020年3月期 105百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 122,939 84,360 68.6 1,558.28
2020年3月期 119,445 81,750 68.4 1,510.06
(参考) 自己資本 2021年3月期 84,360百万円 2020年3月期 81,750百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 4,124 △2,652 △1,679 18,308
2020年3月期 5,082 △3,098 △1,676 18,514
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年3月期 - 4.00 - 6.00 10.00 628 18.6 0.8
2021年3月期 - 3.00 - 3.00 6.00 376 13.8 0.4
2022年3月期(予想) - 4.00 - 4.00 8.00 24.1
(注) 2020年3月期期末配当金の内訳 普通配当 4円00銭 特別配当 2円00銭
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 69,000 28.8 1,500 53.7 1,100 2.2 700 △19.8 12.93
通 期 143,000 26.2 3,800 61.3 3,000 12.6 1,800 △23.7 33.25
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 63,079,256株 2020年3月期 63,079,256株
② 期末自己株式数 2021年3月期 8,942,447株 2020年3月期 8,942,094株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 54,136,999株 2020年3月期 54,137,368株
(参考) 個別業績の概要
1.2021年3月期の個別業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 75,790 △21.0 △1,170 - △232 - 596 △60.1
2020年3月期 95,979 △14.0 1,748 △16.9 2,144 △16.0 1,497 △37.7
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期 9.50 -
2020年3月期 23.84 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 94,876 60,635 63.9 965.47
2020年3月期 92,003 60,235 65.5 959.11
(参考) 自己資本
2021年3月期 60,635百万円 2020年3月期 60,235百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載している業績見通し等の将来に関する内容は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、
様々な不確定要素が内在しております。実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。業績
予想の前提となる条件等につきましては、添付資料4ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
株式会社中山製鋼所(5408) 2021年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………12
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………12
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………15
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………15
4.その他 …………………………………………………………………………………………………16
(参考資料) …………………………………………………………………………………………16
― 1 ―
株式会社中山製鋼所(5408) 2021年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、企業収益は急激に悪化するなかで、
様々な政策の効果により一部には持ち直しの動きがみられるものの、年明けに再び緊急事態宣言が発出されるなど
収束が見通せない状況が継続しており、経営環境は依然として予断を許さない状況で推移しました。
当社グループの主力事業である鉄鋼業界におきましても、同感染症拡大の影響などから、国内鉄鋼需要は建築向
けの低迷に加え、製造業向けについても下期では一部で回復しましたが、上期の落ち込みが大きく、前年度に比べ
大きく減少しました。また、主原料であるスクラップ価格が国際市況に連動し大幅に高騰するなど、経営環境は厳
しい状況が続きました。
こうした経営環境のもとで、当社グループは中期経営計画(2019年度~2021年度)の方針に沿って、当社グルー
プの協働施策を推進するとともに、電気炉合理化投資を計画どおり完了させ、生産能力の向上を図りました。ま
た、先行きが見通し難い状況下で製販が一体となってマーケットの変化に柔軟に対応してまいりました。
これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高1,132億75百万円(前期比229億70百万円減)、営業利益23億55
百万円(前期比21億68百万円の減益)、経常利益26億65百万円(前期比17億74百万円の減益)、親会社株主に帰属
する当期純利益23億59百万円(前期比5億54百万円の減益)となりました。
当連結会計年度における各セグメントの業績は、次のとおりであります。
鉄鋼につきましては、鋼材販売数量の減少や鋼材販売価格の下落により、売上高は1,108億68百万円(前期比228
億71百万円減)となりました。収益面では、操業努力によるコスト削減に努めましたが、特に下期において主原料
価格の高騰により鋼材スプレッドが大幅に悪化したため、経常利益は22億27百万円(前期比21億82百万円の減益)
となりました。
エンジニアリングにつきましては、前期に比べて、鋳機部門においてロール受注が増加したものの、建設部門の
受注減が大きく、売上高は15億68百万円(前期比1億5百万円減)、経常損益は29百万円の損失(前期比57百万円の
減益)となりました。
不動産につきましては、賃貸収入を中心に安定した収益を確保し、売上高は8億37百万円(前期比7百万円増)、
経常利益は5億60百万円(前期比65百万円の増益)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末の総資産は1,229億39百万円となり、前連結会計年度末と比べ34億94百万円増加しました。こ
れは主として、たな卸資産(商品及び製品、仕掛品、原材料及び貯蔵品)が減少しましたが、受取手形及び売掛
金、電子記録債権並びに投資有価証券が増加したことによるものであります。
負債については385億79百万円となり、前連結会計年度末と比べ8億84百万円増加しました。これは主として、
有利子負債(短期借入金、長期借入金、社債)及び未払金が減少しましたが、支払手形及び買掛金、並びに電子記
録債務が増加したことによるものであります。
純資産については843億60百万円となり、前連結会計年度末と比べ26億10百万円増加しました。これは主として、
剰余金の配当の支払いにより減少しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したこと並びにその他有価
証券評価差額金の増加によるものであります。
― 2 ―
株式会社中山製鋼所(5408) 2021年3月期 決算短信
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、183億8百万円となり、前連結会計
年度末に比べ2億6百万円減少しました。当連結会計年度の各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のと
おりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、41億24百万円(前期50億82百万円の収入)となりました。これは、主として、
売上債権の増加額30億71百万円がありましたが、税金等調整前当期純利益28億33百万円、減価償却費21億75百万
円、仕入債務の増加額35億79百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、26億52百万円(前期30億98百万円の支出)となりました。これは、主として有
形固定資産の売却による収入8億55百万円がありましたが、有形固定資産の取得による支出33億45百万円によるも
のであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は、16億79百万円(前期16億76百万円の支出)となりました。これは、主として長
期借入金の返済による支出10億69百万円、配当金の支払額4億86百万円によるものであります。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
自己資本比率 (%) 62.5% 62.4% 64.1% 68.4% 68.6%
時価ベースの自己資本比率
34.0% 31.7% 21.9% 18.2% 19.2%
キャッシュ・フロー対有利子
2.2年 2.2年 4.2年 1.5年 1.6年
負債比率
インタレスト・カバレッジ・
21.3倍 27.1倍 12.8倍 33.5倍 47.1倍
レシオ
(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
※ 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)を2019年3月期の期首
から適用しており、2018年3月期に係る「(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移」については、当該会計
基準を遡って適用した後の数値となっております。
※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※ 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用してお
ります。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象と
しております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
― 3 ―
株式会社中山製鋼所(5408) 2021年3月期 決算短信
(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、わが国経済は、新型コロナウイルス感染症の流行が続くなかで三度目となる緊急
事態宣言が発出されるなど、依然として厳しい状況が続いております。
当社グループを取り巻く環境につきましては、国内鋼材需要は建築向けでは中小案件の低迷が続くものと予想さ
れますが、製造業向けでは一部で回復基調が続くものと期待されます。国内鋼材市況も、中国をはじめとする海外
市況の上伸を背景に上昇することが想定される一方で、スクラップなど主原料価格の高騰が懸念されます。
このような経営環境のもとで、当社グループは2020年度に完了しました電気炉合理化投資効果を発揮するととも
に、製品や原料の環境変化に柔軟に対応してまいります。また、加工ビジネスの強化対策の検討も進めてまいりま
す。
さる4月27日に公表しました『中部鋼鈑株式会社との包括的業務提携契約締結に関するお知らせ』のとおり、当
社は中部鋼鈑株式会社との間で、両社の競争力強化と両社の重点課題に取り組むための協働関係の構築につき合意
し、包括的業務提携契約を締結することを決議しました。将来的な国内鉄鋼需要の減少や国際的な競争激化に対応
していくために、製造品種が鋼板中心である両社が協力して提携策を実行し相互にメリットを得ることを狙いとす
るもので、特に、地球温暖化対策の観点から将来的に拡大が予想される電気炉鉄源での連携に取り組んでまいりま
す。具体的には、当社が電気炉特性を活かした厚板の製造の一部を中部鋼鈑に委託することや現在中部鋼鈑に製造
委託しているスラブの鋼種や数量の拡大を図ります。そのほか、原材料調達や製品物流面での相互協力など多岐に
亘って提携検討を行います。さらに、電気炉メーカーとして「脱炭素社会」『循環型社会』に貢献すべく、両社の
重点課題に取り組むための協働関係の構築につき合意し、中部鋼鈑の電気炉更新計画への当社の協力やカーボンニ
ュートラルに向けた協働など環境面でのSDGsへの取り組みを両社で進めてまいります。詳細は当社ホームペー
ジをご覧ください。
以上の状況を踏まえ、次期(2022年3月期)の通期連結業績予想につきまして、売上高1,430億円、営業利益38
億円、経常利益30億円、親会社株主に帰属する当期純利益18億円を見込んでおります。なお、当該業績予想は、
「収益認識に関する会計基準」を適用しております。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、利益配分につきましては、経営基盤・財務体質の強化並びに今後の事業展開に備えるために必要な内部
留保を確保しつつ、安定した配当を実現していくことを基本方針としております。
2021年2月4日に公表しましたとおり、当期の期末配当につきましては1株につき3円とさせていただく予定で
あります。これにより、既に実施している中間配当金1株当たり3円を合わせた1株当たり年間配当金は6円とな
る予定です。なお、次期の配当予想につきましては、1株につき年間8円(中間配当金4円、期末配当金4円)を
予定しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財
務諸表を作成する方針であります。
なお、IFRSの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
― 4 ―
株式会社中山製鋼所(5408) 2021年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 18,534 18,328
受取手形及び売掛金 26,521 28,746
電子記録債権 3,907 4,754
商品及び製品 11,554 10,000
仕掛品 1,946 2,504
原材料及び貯蔵品 8,525 8,183
その他 2,111 2,631
貸倒引当金 △21 △31
流動資産合計 73,080 75,117
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 30,779 31,076
減価償却累計額 △24,068 △24,379
建物及び構築物(純額) 6,710 6,697
機械及び装置 79,254 81,288
減価償却累計額 △69,505 △70,356
機械及び装置(純額) 9,749 10,931
車両運搬具 885 883
減価償却累計額 △714 △767
車両運搬具(純額) 170 116
工具、器具及び備品 3,945 4,011
減価償却累計額 △3,389 △3,509
工具、器具及び備品(純額) 555 502
土地 23,776 23,128
リース資産 632 631
減価償却累計額 △435 △489
リース資産(純額) 196 142
建設仮勘定 418 255
有形固定資産合計 41,578 41,773
無形固定資産
その他 243 281
無形固定資産合計 243 281
投資その他の資産
投資有価証券 1,890 2,592
退職給付に係る資産 600 1,134
繰延税金資産 3 4
差入保証金 1,869 1,873
その他 233 201
貸倒引当金 △54 △39
投資その他の資産合計 4,543 5,767
固定資産合計 46,364 47,822
資産合計 119,445 122,939
― 5 ―
株式会社中山製鋼所(5408) 2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 14,101 17,391
電子記録債務 491 815
短期借入金 3,062 6,352
1年内償還予定の社債 42 42
未払金 2,281 1,650
未払費用 1,219 1,134
未払法人税等 328 325
賞与引当金 808 797
環境対策引当金 124 34
解体撤去引当金 65 -
災害損失引当金 187 15
その他 1,418 814
流動負債合計 24,130 29,375
固定負債
社債 111 69
長期借入金 4,547 288
繰延税金負債 2,862 3,224
再評価に係る繰延税金負債 1,113 1,001
環境対策引当金 466 442
解体撤去引当金 404 404
関係会社事業損失引当金 149 81
退職給付に係る負債 2,488 2,562
負ののれん 188 3
その他 1,231 1,127
固定負債合計 13,564 9,204
負債合計 37,695 38,579
純資産の部
株主資本
資本金 20,044 20,044
資本剰余金 7,826 7,826
利益剰余金 51,453 53,853
自己株式 △775 △775
株主資本合計 78,548 80,949
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 563 981
繰延ヘッジ損益 - 0
土地再評価差額金 3,050 2,522
退職給付に係る調整累計額 △412 △92
その他の包括利益累計額合計 3,201 3,411
純資産合計 81,750 84,360
負債純資産合計 119,445 122,939
― 6 ―
株式会社中山製鋼所(5408) 2021年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 136,245 113,275
売上原価 119,149 99,425
売上総利益 17,096 13,849
販売費及び一般管理費
販売費 6,151 5,518
一般管理費 6,420 5,976
販売費及び一般管理費合計 12,572 11,494
営業利益 4,524 2,355
営業外収益
受取利息 42 46
受取配当金 86 49
負ののれん償却額 185 185
持分法による投資利益 105 126
受取保険金 9 98
貸倒引当金戻入額 66 -
発電協力金 - 150
その他 113 168
営業外収益合計 609 826
営業外費用
支払利息 151 87
賃借料 149 148
工場事故関連損失 92 99
その他 300 180
営業外費用合計 693 516
経常利益 4,439 2,665
特別利益
固定資産売却益 286 205
災害損失引当金戻入額 - 95
スクラップ売却益 216 85
補助金収入 - 70
環境対策引当金戻入額 - 69
関係会社事業損失引当金戻入額 15 68
その他 49 -
特別利益合計 568 594
特別損失
固定資産除却損 149 183
解約違約金 - 138
固定資産圧縮損 - 70
減損損失 100 -
投資有価証券評価損 57 -
解体撤去引当金繰入額 53 -
その他 91 33
特別損失合計 452 426
税金等調整前当期純利益 4,555 2,833
法人税、住民税及び事業税 638 555
法人税等調整額 1,003 △81
法人税等合計 1,641 473
当期純利益 2,913 2,359
非支配株主に帰属する当期純利益 - -
親会社株主に帰属する当期純利益 2,913 2,359
― 7 ―
株式会社中山製鋼所(5408) 2021年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益 2,913 2,359
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △361 417
繰延ヘッジ損益 - 0
退職給付に係る調整額 △232 320
持分法適用会社に対する持分相当額 △0 0
その他の包括利益合計 △594 738
包括利益 2,319 3,097
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 2,319 3,097
非支配株主に係る包括利益 - -
― 8 ―
株式会社中山製鋼所(5408) 2021年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 20,044 7,826 48,897 △775 75,992
当期変動額
剰余金の配当 △433 △433
土地再評価差額金の
75 75
取崩
親会社株主に帰属す
2,913 2,913
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 △0 0 0
自己株式処分差損の
0 △0 -
振替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - 2,555 △0 2,555
当期末残高 20,044 7,826 51,453 △775 78,548
その他の包括利益累計額
その他有価証券評 退職給付に係る調 その他の包括利益 純資産合計
繰延ヘッジ損益 土地再評価差額金
価差額金 整累計額 累計額合計
当期首残高 925 - 3,125 △180 3,870 79,863
当期変動額
剰余金の配当 △433
土地再評価差額金の
75
取崩
親会社株主に帰属す
2,913
る当期純利益
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 0
自己株式処分差損の
振替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △361 - △75 △232 △669 △669
額)
当期変動額合計 △361 - △75 △232 △669 1,886
当期末残高 563 - 3,050 △412 3,201 81,750
― 9 ―
株式会社中山製鋼所(5408) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 20,044 7,826 51,453 △775 78,548
当期変動額
剰余金の配当 △487 △487
土地再評価差額金の
528 528
取崩
親会社株主に帰属す
2,359 2,359
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分
自己株式処分差損の
振替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - 2,400 △0 2,400
当期末残高 20,044 7,826 53,853 △775 80,949
その他の包括利益累計額
その他有価証券評 退職給付に係る調 その他の包括利益 純資産合計
繰延ヘッジ損益 土地再評価差額金
価差額金 整累計額 累計額合計
当期首残高 563 - 3,050 △412 3,201 81,750
当期変動額
剰余金の配当 △487
土地再評価差額金の
528
取崩
親会社株主に帰属す
2,359
る当期純利益
自己株式の取得 △0
自己株式の処分
自己株式処分差損の
振替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 417 0 △528 320 209 209
額)
当期変動額合計 417 0 △528 320 209 2,610
当期末残高 981 0 2,522 △92 3,411 84,360
― 10 ―
株式会社中山製鋼所(5408) 2021年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 4,555 2,833
減価償却費 2,067 2,175
減損損失 100 -
貸倒引当金の増減額(△は減少) △73 △5
賞与引当金の増減額(△は減少) 10 △10
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 16 86
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △73 △85
解体撤去引当金の増減額(△は減少) △593 △65
環境対策引当金の増減額(△は減少) 65 △114
関係会社事業損失引当金の増減額(△は減少) △15 △68
受取利息及び受取配当金 △128 △96
支払利息 151 87
災害損失引当金戻入額 - △95
スクラップ売却損益(△は益) △216 △85
補助金収入 - △70
固定資産除却損 149 183
固定資産圧縮損 - 70
解約違約金 - 138
有形固定資産売却損益(△は益) △280 △203
投資有価証券評価損益(△は益) 57 -
売上債権の増減額(△は増加) 2,172 △3,071
たな卸資産の増減額(△は増加) 2,518 1,339
仕入債務の増減額(△は減少) △5,749 3,579
未払消費税等の増減額(△は減少) 703 △795
その他 △230 △816
小計 5,206 4,909
法人税等の還付額 68 19
法人税等の支払額 △689 △655
災害に伴う保険金の受取額 475 -
スクラップ売却による収入 216 85
災害損失の支払額 △195 △96
解約違約金の支払額 - △138
営業活動によるキャッシュ・フロー 5,082 4,124
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △2,830 △3,345
有形固定資産の売却による収入 264 855
補助金の受取額 - 70
利息及び配当金の受取額 128 128
関係会社貸付けによる支出 △550 △200
その他 △111 △160
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,098 △2,652
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入 100 100
長期借入金の返済による支出 △1,074 △1,069
社債の償還による支出 △42 △42
配当金の支払額 △432 △486
利息の支払額 △151 △87
その他 △75 △92
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,676 △1,679
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 307 △206
現金及び現金同等物の期首残高 18,207 18,514
現金及び現金同等物の期末残高 18,514 18,308
― 11 ―
株式会社中山製鋼所(5408) 2021年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資
源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は鉄鋼製品の製造・販売を中心に、魚礁などのエンジニアリング活動や不動産の賃貸・販売などの事業活
動を展開しております。
従いまして、当社は製品・サービス別のセグメントから構成されており、「鉄鋼」、「エンジニアリング」、
「不動産」の3つを報告セグメントとしております。
「鉄鋼」は、鉄鋼一次製品、二次加工製品等の製造・販売を行っております。「エンジニアリング」は、鋼製
魚礁や増殖礁、ロール、バルブ等の受注・販売を行っております。「不動産」は、保有不動産の賃貸や販売を行
っております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針と概
ね同一であります。
セグメント間の内部売上高又は振替高は市場実勢価格に基づいております。
― 12 ―
株式会社中山製鋼所(5408) 2021年3月期 決算短信
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
報告セグメント
連結財務諸表
調整額
鉄鋼 エンジニア 不動産 計 計上額
(百万円)
リング (百万円)
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
売上高
外部顧客への売上高 133,740 1,674 829 136,245 - 136,245
セグメント間の内部売上高
152 195 277 625 △625 -
又は振替高
計 133,892 1,870 1,107 136,870 △625 136,245
セグメント利益
4,410 28 495 4,934 △494 4,439
(経常利益)
セグメント資産 110,328 1,684 7,451 119,464 △19 119,445
その他の項目
減価償却費 1,844 57 154 2,056 11 2,067
負ののれん償却額 185 - - 185 - 185
受取利息 42 - 2 44 △2 42
支払利息 142 10 - 153 △2 151
持分法投資利益 105 - - 105 - 105
持分法適用会社への投資額 287 - - 287 - 287
有形固定資産及び
2,793 126 41 2,961 △35 2,926
無形固定資産の増加額
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
報告セグメント
連結財務諸表
調整額
鉄鋼 エンジニア 不動産 計 計上額
(百万円)
リング (百万円)
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
売上高
外部顧客への売上高 110,868 1,568 837 113,275 - 113,275
セグメント間の内部売上高
114 37 350 502 △502 -
又は振替高
計 110,983 1,606 1,187 113,777 △502 113,275
セグメント損益
2,227 △29 560 2,759 △93 2,665
(経常利益または経常損失(△))
セグメント資産 113,574 1,677 6,858 122,110 829 122,939
その他の項目
減価償却費 1,964 61 155 2,181 △6 2,175
負ののれん償却額 185 - - 185 - 185
受取利息 46 - 2 49 △2 46
支払利息 81 8 - 90 △2 87
持分法投資利益 126 - - 126 - 126
持分法適用会社への投資額 382 - - 382 - 382
有形固定資産及び
3,156 78 19 3,254 △2 3,251
無形固定資産の増加額
― 13 ―
株式会社中山製鋼所(5408) 2021年3月期 決算短信
4 報告セグメントの合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
前連結会計年度 当連結会計年度
利益
(百万円) (百万円)
報告セグメント計 4,934 2,759
セグメント間取引消去 △70 △26
全社営業外損益(注) △423 △67
連結財務諸表の経常利益 4,439 2,665
(注) 全社営業外損益は、主に報告セグメントに帰属しない営業外収益と営業外費用の差額であります。
前連結会計年度 当連結会計年度
資産
(百万円) (百万円)
報告セグメント計 119,464 122,110
セグメント間取引消去 △2,294 △2,502
全社資産(注) 2,275 3,331
連結財務諸表の資産合計 119,445 122,939
(注) 全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない長期投資資産(投資有価証券)等であります。
― 14 ―
株式会社中山製鋼所(5408) 2021年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
1株当たり純資産額及び算定上の基礎並びに1株当たり当期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりでありま
す。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
(1) 1株当たり純資産額 1,510円06銭 1,558円28銭
(算定上の基礎)
連結貸借対照表の純資産の部の合計額 (百万円) 81,750 84,360
普通株式に係る純資産額 (百万円) 81,750 84,360
差額の主な内訳 (百万円) - -
普通株式の発行済株式数 (千株) 63,079 63,079
普通株式の自己株式数 (千株) 8,942 8,942
1株当たり純資産額の算定に用いられた
(千株) 54,137 54,136
普通株式の数
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
(2) 1株当たり当期純利益 53円83銭 43円58銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 2,913 2,359
普通株主に帰属しない金額 (百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
(百万円) 2,913 2,359
当期純利益
普通株式の期中平均株式数 (千株) 54,137 54,136
(注) 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
― 15 ―
株式会社中山製鋼所(5408)2021年3月期 決算短信
4.その他
(参考資料)
(単 独) 売 上 高 内 訳 表
(単位:百万円)
増 減
2019年度 2020年度
年度計 年度計 前年度比
2019/上 2019/下 2020/上 2020/下
(①) (②) (②-①)
鋼 材 51,855 40,305 92,161 33,037 39,598 72,635 △ 19,525
販売数量 千㌧ ( 669.6) ( 539.6) ( 1,209.2) ( 469.7) ( 543.6) ( 1,013.3) (△ 195.9)
販売単価 千円/㌧ ( 77.4) ( 74.7) ( 76.2) ( 70.3) ( 72.8) ( 71.7) (△ 4.5)
そ の 他 1,930 1,887 3,818 1,509 1,644 3,154 △ 663
合 計 53,786 42,192 95,979 34,547 41,243 75,790 △ 20,188
(うち、輸出) ( 2,461) ( 1,961) ( 4,423) ( 2,354) ( 2,426) ( 4,780) ( 357)
― 16 ―