5406 神戸鋼 2020-02-06 15:30:00
連結業績予想の修正及び個別業績予想に関するお知らせ [pdf]
各 位 2020 年2月6日
上場会社名 株式会社神戸製鋼所
代表者 代表取締役社長 山口 貢
(コード番号 5406)
問合せ先 コーポレート・コミュニケーション部長
本田 和幸
(TEL 03-5739-6010)
連結業績予想の修正及び個別業績予想に関するお知らせ
2019 年 11 月6日に公表した 2020 年3月期通期(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)の連結業績予想を下
記のとおり修正しましたのでお知らせいたします。
また、個別業績予想につきまして、今般その見通しを得ましたのでお知らせいたします。
記
1.2020 年3月期 通期連結業績予想数値の修正(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
前回発表予想(A) 1,970,000 15,000 0 △ 5,000 △ 13.78
今回発表予想(B) 1,890,000 △ 5,000 △ 25,000 △ 15,000 △ 41.36
増減額(B-A) △ 80,000 △ 20,000 △ 25,000 △ 10,000
増減率(%) △ 4.1% - - -
(ご参考)前期実績
1,971,869 48,282 34,629 35,940 99.20
(2019年3月期)
2.通期業績予想修正の理由
前回(2019 年 11 月6日)公表時と比較すると、足元の我が国経済は、輸出の低迷が続くなか、製造業を中
心に弱含みで推移するとみております。海外においても、減速傾向が継続するなか、新型コロナウイルス感染
症による経済活動への影響や地政学リスクなどが、世界経済をさらに減速させる可能性があり、引き続き注
視していく必要があります。このような中、通期の連結業績予想について、以下のとおり見直しております。
鉄鋼において、海外の自動車向けや国内の建築向けを中心とする国内外の需要減少により販売数量の減
少が見込まれることや、在庫評価影響の悪化などを織り込んでおります。
また、アルミ・銅において、半導体・IT 向けの需要回復が想定よりも遅れていることや、自動車向けの需要
減少に伴う販売数量の減少を見込んでおり、この数量減の影響も受け、コスト改善が想定どおりに進捗しない
ことなどを織り込んでおります。
加えて、建設機械において、インドネシアを中心とした東南アジア、インド、北米での販売台数の減少などを
織り込んでおります。
一方、前回公表時に特別損失として織り込んでいた投資有価証券評価損は、その後株価が回復したことか
ら、今回は織り込んでおりません。
これらの結果、当社グループの通期の売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利
益について、前回公表した予想を下方修正しております。
3.2020 年3月期 個別業績予想数値(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
1株当たり
売上高 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 円銭
前期実績(A) 1,073,791 11,940 14,345 39.52
今回発表予想(B) 1,010,000 △ 20,000 0 0.00
増減額(B-A) △ 63,791 △ 31,940 △ 14,345
増減率(%) △ 5.9% - △ 100.0%
4.前期個別実績と個別業績予想との差異の理由
通期の個別業績予想については、前期と比較して、鉄鋼事業部門において、米中貿易摩擦を背景に、海外
の自動車向けを中心とした鋼材の需要減少や在庫評価影響の悪化などを見込んでおります。また、アルミ・銅
事業部門において、半導体・IT 向けを中心とした需要減少や、地金価格の下落に伴う在庫評価影響の悪化な
どを見込んだことなどから、通期の売上高は1兆 100 億円程度、経常利益は 200 億円程度の損失、当期純利
益は0億円程度となる見通しです。
業績の大幅な下方修正及び年間配当の見送りを真摯に受け止め、取締役(社外取締役及び監査等委員で
ある取締役を除く)及び執行役員の基本報酬を当面、8%~20%減額いたします。
(注)上記の業績予想につきましては本資料の発表日現在において、入手可能な情報に基づき作成したもの
であります。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。
以 上