5406 神戸鋼 2019-02-05 15:30:00
2019年3月期 第3四半期 補足資料 [pdf]
2018年度 第3四半期
決算説明資料
株式会社 神戸製鋼所
2019年2月5日
目次
1.連結業績概要
2.セグメント別 売上高・経常損益
参考情報
本資料の予想に係る部分は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものでありま
す。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。
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1.連結業績概要
2018年度第3四半期累計期間(2018年4月1日~12月31日)
(億円)
17年度 18年度
前年同期比
第3四半期 第3四半期
②-①
(累計)① (累計)②
売上高 13,793 14,483 +690
営業損益 718 382 △335
経常損益 620 271 △348
※2,3,4
特別損益 ※1
91 327 +235
親会社株主に帰属
する四半期純損益
558 450 △107
※1 投資有価証券売却益 91億円
※2 子会社化関連損益 48億円(神鋼鋼線工業の子会社化)
※3 投資有価証券売却益 314億円(神鋼不動産株式の75%を売却)
※4 災害による損失 △36億円(台風20号・21号・24号、西日本豪雨、大阪北部地震等)
-3-
1.連結業績概要
2018年度業績見通し
(億円)
18年度見通し 増減
17年度
前回② 対前年 対前回
今回③
① (10/30) ③-① ③-②
売上高 18,811 20,300 19,900 +1,089 △400
営業損益 889 500 450 △439 △50
経常損益 711 250 250 △461 -
※1,2,3 ※3
特別損益 20 363 327 +307 △36
親会社株主に帰属
631 350 350 △281 -
する当期純損益
※1 子会社化関連損益 48億円 <為替レート>
※2 投資有価証券売却益 314億円 18年度
17年度 第3四半期 第4四半期
※3 災害による損失 △36億円
(累計) 見通し
USドル (円/$) 111 111 110
中国元 (円/元) 16.8 16.6 16.0
ユーロ (円/€) 130 129 125
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1.連結業績概要
【配当について】
• 当社は、配当につきましては、継続的かつ安定的に実施していくことを基本としつつ、財政状態、業績の
動向、先行きの資金需要等を総合的に考慮して決定することとしております。
• これに基づき、当期の期末配当につきましては、1株につき10円(年間20円)とする方針を決議いた
しました。
<配当実績>
15年度 16年度 17年度 18年度(予想)
中間 期末 中間 期末 中間 期末 中間 期末
配当金額
2.0 - 2.0 - - - - 30 30 10 10 20
(円/株)
※2016年10月1日を効力発生日として、10株を1株に併合する株式併合を実施。
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2.セグメント別売上高・経常損益
セグメント別売上高・経常損益
(億円)
17年度 18年度 増減 前回公表(10/30)
第3四半期 年度
第3四半期 年度 第3四半期 今回年度 18年度 増減
対前年同期 対前年
(累計)① ② (累計)③ 見通し④ ⑤ ④-⑤
③-① ④-②
鉄鋼 売上高 5,387 7,155 5,589 7,550 +202 +395 7,600 △50
経常損益 199 173 31 30 △167 △143 30 -
(内 在庫評価影響) (25) (90) (45) (55) (+20) (△35) (30) (+25)
溶接 売上高 600 805 620 820 +19 +15 820 -
経常損益 39 49 23 30 △15 △19 30 -
アルミ・銅 売上高 2,609 3,495 2,718 3,650 +109 +155 3,750 △100
経常損益 108 118 10 △40 △98 △158 △20 △20
(内 在庫評価影響) (45) (60) (15) (20) (△30) (△40) (20) (-)
機械 売上高 1,108 1,613 1,216 1,780 +107 +167 1,810 △30
経常損益 10 23 14 25 +3 +2 25 -
エンジニアリング 売上高 809 1,228 899 1,510 +89 +282 1,510 -
経常損益 49 69 27 65 △22 △4 50 +15
建設機械 売上高 2,676 3,645 2,971 3,850 +294 +205 4,050 △200
経常損益 158 219 226 240 +67 +21 240 -
電力 売上高 505 721 543 770 +37 +49 760 +10
経常損益 46 79 △32 △20 △79 △99 △20 -
その他 売上高 480 688 293 420 △187 △268 430 △10
経常損益 35 54 17 40 △18 △14 45 △5
調整額 売上高 △385 △543 △369 △450 +16 +93 △430 △20
経常損益 △27 △75 △45 △120 △17 △45 △130 +10
合計 売上高 13,793 18,811 14,483 19,900 +690 +1,089 20,300 △400
経常損益 620 711 271 250 △348 △461 250 -
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2.セグメント別売上高・経常損益
2018年度第3四半期累計期間(セグメント別)
鉄鋼
• 鋼材の販売数量は、国内の自動車向けを中心に需要が堅調に推移したものの、一過性の生産設備トラ
ブル、台風などの自然災害の影響などから前年同期を下回った。
• 鋼材の販売価格は、主原料価格上昇の影響を踏まえて価格改善に努めたことなどから、前年同期を上
回った。
• 経常損益については、鋼材の販売数量の減少に加え、物流費の増加などから、上工程の集約による収
益改善策が進捗したものの、減益となった。
(億円)
17年度 18年度 前年同期比 <差異分析>
第3四半期 第3四半期 ○17年度第3四半期(累計) 199億円 → 18年度第3四半期(累計) 31億円
(累計) (累計) (億円)
売上高 5,387 5,589 +202 増 益 要 因 減 益 要 因
経常損益 199 31 △167 総コスト削減 +5 生産・出荷 △ 15
(内 在庫評価影響) (25) (45) (+20) 在庫評価影響※ +20 原料価格 △ 100
為替影響 △ 20
<生産・販売状況> 連結子会社・持分法 △ 15
粗鋼生産量 574万t 508万t △66万t その他 △ 42
鋼材販売量 457万t 419万t △38万t 合 計 +25 合 計 △ 192
鋼材輸出比率 ※在庫評価影響には総平均計算による影響および低価法影響を含む。
27.3% 25.5% △1.8%
(金額ベース)
鋼材販売単価(千円/t) 81.5 86.0 +4.5
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2.セグメント別売上高・経常損益
2018年度第3四半期累計期間(セグメント別)
溶接
• 溶接材料の販売数量は、海外における自動車向けが増加した一方、東アジアの造船向けが減少したことなどか
ら、前年同期並となった。
• 経常損益については、原材料のコストアップなどにより減益となった。
(億円)
17年度 18年度 前年同期比
第3四半期 第3四半期
(累計) (累計)
売上高 600 620 +19
経常損益 39 23 △15
アルミ・銅
• アルミ圧延品について飲料用缶材向けを中心に販売数量が減少したものの、地金価格の上昇に伴う販売価格
の上昇などにより、増収となった。
• 経常損益については、アルミ圧延品の販売数量の減少に加え、原油価格の上昇に伴うエネルギーコストの悪化や、
製品の一部に対する不適切行為による影響により、減益となった。
(億円)
17年度 18年度 前年同期比
第3四半期 第3四半期
(累計) (累計)
売上高 2,609 2,718 +109
経常損益 108 10 △98
(内 在庫評価影響) (45) (15) (△30)
<販売状況>
アルミ圧延品販売量 280千t 263千t △17千t
銅板条販売量 45千t 45千t +0千t
銅管販売量 61千t 64千t +3千t
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2.セグメント別売上高・経常損益
2018年度第3四半期累計期間(セグメント別)
機械
• 樹脂機械や圧縮機などを中心に大口案件の売上を計上したことなどから、増収増益となった。
(億円)
17年度 18年度 前年同期比
第3四半期 第3四半期
(累計) (累計)
売上高 1,108 1,216 +107
経常損益 10 14 +3
エンジニアリング
• 新鉄源プラントや廃棄物処理案件などの進捗差などから増収となるものの、案件構成差などにより減益と
なった。
(億円)
17年度 18年度 前年同期比
第3四半期 第3四半期
(累計) (累計)
売上高 809 899 +89
経常損益 49 27 △22
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2.セグメント別売上高・経常損益
2018年度第3四半期累計期間(セグメント別)
建設機械
• 油圧ショベルの販売台数は、中国を中心に需要が堅調に推移したことなどから前年同期を上回った。
• クローラクレーンの販売台数は、クレーン倒壊事故の影響により国内では減少したものの、北米などの需要
が堅調に推移したことなどから、前年同期を上回った。
• 経常損益については、油圧ショベルの販売台数の増加に加え、中国油圧ショベル事業における滞留債権
の回収を進めたことに伴い引当金を取り崩したことなどから、増益となった。
(億円)
17年度 18年度 前年同期比
第3四半期 第3四半期
(累計) (累計)
売上高 2,676 2,971 +294
経常損益 158 226 +67
電力
• 神戸の新規発電プロジェクトの資金調達に伴う一過性の費用の発生や、神戸発電所の保全費増加など
により、減益となった。
(億円)
17年度 18年度 前年同期比
第3四半期 第3四半期
(累計) (累計)
売上高 505 543 +37
経常損益 46 △32 △79
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2.セグメント別売上高・経常損益
2018年度業績見通し(セグメント別)
鉄鋼
• 主原料価格の上昇に伴うメタルスプレッドの悪化があるものの、在庫評価影響の改善を見込んだことなどか
ら、経常損益は前回想定を据え置く。
(億円)
17年度 18年度見通し 増減
前回② 対前年 対前回
① 今回③
(10/30) ③-① ③-②
売上高 7,155 7,600 7,550 +395 △ 50
経常損益 173 30 30 △ 143 -
(内 在庫評価影響) (90) (30) (55) (△ 35) (+25)
<生産・販売状況>
17年度 18年度見通し 増減
前回② 対前年 対前回
① 今回③
(10/30) ③-① ③-②
粗鋼生産量 746万t 685万t程度 690万t程度 △ 55万t程度 +5万t程度
鋼材販売量 597万t 565万t程度 565万t程度 △ 30万t程度 同程度
鋼材輸出比率(金額ベース) 27.2% 26%程度 25%程度 △2%程度 △1%程度
<差異分析>
○18年度前回見通し 30億円 → 18年度今回見通し 30億円
(億円)
増 益 要 因 減 益 要 因
生産・出荷 +10 原料価格 △ 35
総コスト削減 +10 為替影響 △ 10
連結子会社・持分法 +5 その他 △5
在庫評価影響※ +25
合 計 +50 合 計 △ 50
※在庫評価影響には総平均計算による影響および低価法影響を含む。 -11-
2.セグメント別売上高・経常損益
2018年度業績見通し(セグメント別)
溶接
• 溶接材料の需要環境は概ね前回通りに推移する見込みであることから、経常損益については前回想
定を据え置く。
(億円)
17年度 18年度見通し 増減
前回② 対前年 対前回
① 今回③
(10/30) ③-① ③-②
売上高 805 820 820 +15 -
経常損益 49 30 30 △ 19 -
アルミ・銅
• アルミ圧延品の販売数量が減少することなどから、前回想定に比べ減収減益を見込む。
(億円)
17年度 18年度見通し 増減
前回② 対前年 対前回
① 今回③
(10/30) ③-① ③-②
売上高 3,495 3,750 3,650 +155 △ 100
経常損益 118 △ 20 △ 40 △ 158 △ 20
(内 在庫評価影響) (60) (20) (20) (△ 40) (-)
17年度 18年度見通し 増減
前回② 対前年 対前回
① 今回③
(10/30) ③-① ③-②
アルミ圧延品販売量 363千t 350千t程度 347千t程度 △ 16千t程度 △ 3千t程度
銅板条販売量 60千t 60千t程度 60千t程度 同程度 同程度
銅管販売量 82千t 85千t程度 85千t程度 +3千t程度 同程度
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2.セグメント別売上高・経常損益
2018年度業績見通し(セグメント別)
機械
• 圧縮機市場の厳しい競争環境は継続することが見込まれるが、経常損益については前回想定を据え
置く。
(億円)
17年度 18年度見通し 増減
前回② 対前年 対前回
① 今回③
(10/30) ③-① ③-②
売上高 1,613 1,810 1,780 +167 △ 30
経常損益 23 25 25 +2 -
受注高 1,511 1,650程度 1,650程度 +140程度 同程度
エンジニアリング
• (株)IHI環境エンジニアリングの廃棄物処理施設関連事業を当社グループに統合したことや、案件
の進捗差などから、前回想定に比べ増益を見込む。
(億円)
17年度 18年度見通し 増減
前回② 対前年 対前回
① 今回③
(10/30) ③-① ③-②
売上高 1,228 1,510 1,510 +282 -
経常損益 69 50 65 △4 +15
受注高 1,192 1,250程度 1,250程度 +60程度 同程度
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2.セグメント別売上高・経常損益
2018年度業績見通し(セグメント別)
建設機械
• 中国や東南アジアにおいて油圧ショベルの販売台数が前回想定より減少するものの、クレーンの倒壊事
故による販売台数への影響が前回想定より小さくなることが見込まれることなどから、経常損益について
は前回想定を据え置く。
(億円)
17年度 18年度見通し 増減
前回② 対前年 対前回
① 今回③
(10/30) ③-① ③-②
売上高 3,645 4,050 3,850 +205 △ 200
経常損益 219 240 240 +21 -
電力
• 神戸発電所では、安定操業の継続により、引き続き安定的な電力供給を行なっていく。
• 経常損益については前回想定を据え置く。
(億円)
17年度 18年度見通し 増減
前回② 対前年 対前回
① 今回③
(10/30) ③-① ③-②
売上高 721 760 770 +49 +10
経常損益 79 △ 20 △ 20 △ 99 -
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参考情報
【フリーキャッシュフローおよび設備投資の状況】
<フリーキャッシュフロー> (億円)
17年度 18年度見通し 増減
前回② 対前年 対前回
① 今回③
(10/30) ③-① ③-②
営業キャッシュフロー 1,918 400 550 △ 1,368 +150
投資キャッシュフロー △ 1,607 △ 700 △ 300 +1,307 +400
プロジェクトファイナンス除く
フリーキャッシュフロー
311 △ 300 250 △ 61 +550
プロジェクトファイナンス含む
フリーキャッシュフロー
292 △ 400 150 △ 142 +550
プロジェクトファイナンス除く
現預金残高
1,582 1,000 950 △ 632 △ 50
<設備投資の状況> (億円)
17年度 18年度見通し 増減
前回② 対前年 対前回
① 今回③
(10/30) ③-① ③-②
設備投資計上額 1,286 1,500 1,500 +214 -
設備投資支払額 1,366 1,500 1,500 +134 -
減価償却費 1,020 1,000 1,000 △ 20 -
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参考情報
【財務指標】
2016年度 2017年度 2018年度
実績 実績 見通し
※1
ROS △1.1% 3.8% 1.3%
1株当たり当期純損益 △63.54円 174.43円 96.60円
※2
有利子負債 7,896億円 7,260億円 6,550億円
※3 ※4
D/Eレシオ 1.17倍 0.98倍 0.9倍程度
※5
ROA △0.8% 3.1% 1.1%
※6
ROE △3.4% 8.9% 4.7%
※1:売上高経常利益率
※2:有利子負債は、IPPプロジェクトファイナンスを含まない
※3:D/Eレシオ=有利子負債(IPPプロジェクトファイナンス含まない)/自己資本
※4:2017年度分借入金の前倒し調達(1,176億円)含む
前倒し調達除く2016年度D/Eレシオ:1.00倍
※5:経常損益/総資産
※6:親会社株主に帰属する当期純損益/自己資本
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参考情報
<参考資料>【鉄鋼】四半期別鋼材生産・販売(単体)
17年度 実績
1Q 2Q 上期 3Q 4Q 下期 年度
粗鋼生産量 (万t) 194 200 394 180 172 352 746
鋼材販売量 (万t) 152 152 304 153 140 293 597
鋼材販売単価 (千円/t) 80.8 82.2 81.5 81.5 81.5 81.5 81.5
鋼材輸出比率(金額ベース) 27.1% 25.7% 26.4% 29.3% 26.6% 28.0% 27.2%
18年度 見通し
1Q 2Q 上期 3Q 4Q 下期 年度
粗鋼生産量 (万t) 172 166 339 169 180程度 350程度 690程度
鋼材販売量 (万t) 139 132 271 149 145程度 295程度 565程度
鋼材販売単価 (千円/t) 83.5 87.0 85.2 87.4 88程度 88程度 87程度
鋼材輸出比率(金額ベース) 25.9% 25.5% 25.7% 25.0% 24%程度 25%程度 25%程度
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参考情報
<参考資料>【鉄鋼】差異分析
○17年度 173億円 → 18年度見通し 30億円 △143億円
(億円)
増 益 要 因 減 益 要 因
生産・出荷 +135 原料価格 △ 200
総コスト削減 +35 在庫評価影響※ △ 35
連結子会社・持分法 +10 その他 △ 88
合 計 +180 合 計 △ 323
※在庫評価影響には総平均計算による影響および低価法影響を含む。
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