5406 神戸鋼 2021-08-05 15:30:00
2022年3月期 第1四半期 補足資料 [pdf]
2021年度第1四半期
決算説明資料
2021年8月5日
株式会社 神戸製鋼所
証券コード 5406
P2
1. 2021年度第1四半期 業績概要
2. 2021年度 業績見通し
3. 参考情報
P3
1. 2021年度第1四半期 業績概要
2021年度第1四半期 業績概要 P4
売上高・・・・新型コロナウイルス感染症の拡大影響(以下、コロナ影響)を受けた前年同期に比べて、
自動車向けを中心に需要が回復し、販売数量が増加したため増収
経常損益・・鉄鋼において原料価格の上昇に伴うメタルスプレッドの悪化があるものの、販売数量の増加や、
在庫評価影響の好転などにより改善
(単位:億円)
2020年度 2021年度 増減
1Q ① 1Q ② ②‐①
売上高 3,741 4,632 +890
営業損益 △198 248 +447
経常損益 △230 239 +470
在庫評価影響を除く △135 64 +200
特別損益 ※ 160 - △160
親会社株主に帰属する
当期純損益
△131 189 +320
※ 固定資産売却益 97億円
段階取得に係る差益 32億円
投資有価証券売却益 31億円
2021年度第1四半期 業績概要(経常損益 差異内訳) P5
(億円)
数量構成
+260
減産コストアップ
の解消+40
※在庫評価影響には、総平均計算による影響および低価法影響を含む
2021年度第1四半期 業績概要(セグメント別) P6
【売上高】 (単位:億円) 【経常損益】 (単位:億円)
2020年度 2021年度 増減 2020年度 2021年度 増減
1Q ① 1Q ② ②‐① 1Q ③ 1Q ④ ④‐③
鉄鋼アルミ 1,495 2,064 +568 鉄鋼アルミ △258 120 +379
素形材 567 748 +180 素形材 △57 35 +92
溶接 180 191 +10 溶接 2 8 +5
機械 407 350 △57 機械 21 14 △7
エンジニアリング 260 246 △14 エンジニアリング 9 18 +8
建設機械 746 935 +189 建設機械 8 37 +28
電力 159 158 △1 電力 31 10 △21
その他 49 47 △1 その他 3 2 △0
調整額 △126 △111 +15 調整額 7 △7 △15
合計 3,741 4,632 +890 合計 △230 239 +470
2021年度第1四半期 業績概要 【鉄鋼アルミ】 P7
(単位:億円)
2020年度 2021年度 増減
1Q ① 1Q ② ②‐①
売上高 1,175 1,675 +499
鉄
鋼 経常損益 △252 98 +350
在庫評価影響を除く △177 △41 +135
ア 売上高 319 388 +68
ル
ミ 経常損益 △6 22 +28
板
在庫評価影響を除く 8 17 +8
売上高 1,495 2,064 +568
合
計 経常損益 △258 120 +379
在庫評価影響を除く △168 △24 +144
2021年度第1四半期 業績概要 【鉄鋼アルミ】(鉄鋼) P8
2020年度1Q:△252億円 → 2021年度1Q:98億円(前年同期比+350億円)
■粗鋼生産:166万t(前年同期比+50万t)
■販売数量:136万t(前年同期比+39万t)
鉄 ・コロナ影響からの需要回復により、自動車向けを中心に大幅に増加
鋼 ■販売価格:90,700円/t(前年同期比+10,600円/t)
■損益変動要因
・販売数量の増加
・原料価格上昇分の販売価格への転嫁時期のずれ影響の拡大などによるメタルスプレッドの悪化
・原料価格上昇や棚卸資産の低価法を計上した前期との段差による在庫評価影響の好転
(億円) ※関連データはP35~37
数量構成 減産コストアップ
+160 の解消+40
※在庫評価影響には、総平均計算による影響および低価法影響を含む
2021年度第1四半期 業績概要 【鉄鋼アルミ】(アルミ板) P9
2020年度1Q:△6億円 → 2021年度1Q:22億円(前年同期比+28億円)
■販売数量:88千t(前年同期比+15千t)
ア ・飲料用缶材向け:堅調に推移
ル
ミ ・IT・半導体向け・:半導体製造装置向けを中心に、堅調に推移
板 ・自動車向け :需要回復による増加
■損益変動要因
・自動車向け販売数量の増加
・アルミ地金市況の上昇に伴う在庫評価影響の好転
※関連データはP36~37
(億円)
※在庫評価影響には、総平均計算による影響および低価法影響を含む
2021年度第1四半期 業績概要 【素形材】 P10
(単位:億円)
2020年度 2021年度 増減
1Q ① 1Q ② ②‐①
売上高 567 748 +180
経常損益 △57 35 +92
在庫評価影響を除く △52 5 +57
(億円)
■販売数量
・自動車向けを中心に増加
(サスペンション、アルミ押出、銅板、鉄粉など)
■損益変動要因
・販売数量の増加
・銅市況の上昇に伴う在庫評価影響の好転
※関連データはP36
※在庫評価影響には、総平均計算による影響および低価法影響を含む
2021年度第1四半期 業績概要 【溶接】 P11
(単位:億円)
2020年度 2021年度 増減
1Q ① 1Q ② ②‐①
売上高 180 191 +10
経常損益 2 8 +5
■販売数量
国内:コロナ影響からの需要回復により、自動車向けなどで増加
海外:コロナ影響からの需要回復により、東南アジアや中国における自動車向け、建設機械向けなどで増加
■損益変動要因
・販売数量の増加
※関連データはP36
2021年度第1四半期 業績概要 【機械】 P12
(単位:億円)
2020年度 2021年度 増減
1Q ① 1Q ② ②‐①
売上高 407 350 △57
経常損益 21 14 △7
受注高 183 384 +200
■受注高
・設備投資の回復により産業機械・圧縮機ともに増加
■損益変動要因
・前期の受注がコロナ影響により低調であった影響などにより減益
2021年度第1四半期 業績概要 【エンジニアリング】 P13
(単位:億円)
2020年度 2021年度 増減
1Q ① 1Q ② ②‐①
売上高 260 246 △14
経常損益 9 18 +8
受注高 338 533 +195
■受注高
・還元鉄関連事業での海外案件、廃棄物処理関連事業での複数案件の受注などにより増加
■損益変動要因
・案件構成差
2021年度第1四半期 業績概要 【建設機械】 P14
(単位:億円)
2020年度 2021年度 増減
1Q ① 1Q ② ②‐①
売上高 746 935 +189
経常損益 8 37 +28
(億円)
■販売台数
[油圧ショベル]
コロナ影響からの需要回復、およびインフラ投資の拡大
により、中国、東南アジアを中心に増加
[クローラクレーン]
エンジン認証問題の影響を受けた北米を中心に減少
■損益変動要因
・販売台数の増加
・活動水準の回復に伴う開発費・経費等のコスト増加
2021年度第1四半期 業績概要 【電力】 P15
(単位:億円)
2020年度 2021年度 増減
1Q ① 1Q ② ②‐①
売上高 159 158 △1
経常損益 31 10 △21
■販売電力量 ・・・減少
・真岡発電所の稼働日数が法定点検の実施により減少
■販売単価 ・・・上昇
・燃料価格の値上がりによる影響
■損益変動要因
・真岡発電所の販売電力量の減少などにより減益
P16
2. 2021年度 業績見通し
2021年度 業績見通し P17
• 自動車向けを中心とした需要の増加により、鋼材販売数量の増加を想定
• 原料価格上昇分の販売価格への転嫁時期のずれに伴う影響を見込む
• 原料価格上昇に伴い、在庫評価影響は改善
(単位:億円)
2020 2021年度見通し 2021年度見通し 増減
年度実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③-① ③-②
売上高 17,055 9,100 9,600 18,700 9,900 10,400 20,300 +3,245 +1,600
営業損益 303 200 350 550 350 450 800 +497 +250
経常損益 161 150 300 450 320 380 700 +539 +250
在庫評価影響を除く 201 20 330 350 85 260 345 +144 △5
特別損益 25 - - - - - - △25 -
親会社株主に帰属する
232 100 150 250 200 200 400 +168 +150
当期純損益
2021年度 業績見通し(経常損益 差異内訳) P18
(億円)
持分法適用会社+45
スクラップ外販+40 他
※在庫評価影響には、総平均計算による影響および低価法影響を含む
素材系事業の需要見通し P19
( )は需要変動の影響を受けるユニット
(鉄鋼、アルミ板、サスペンション、アルミ押出、銅板、鉄粉、溶接)
1Qで半導体不足の影響が生じているものの、グローバル需要は堅調であること、下期には半導体
不足は解消する見込みであることから、通期では前回見通しを上回ると想定。
自動車 《日系自動車メーカー生産台数(海外含む)の想定(前年同期比)》
1Q 2Q 3Q 4Q 通期
前回 +70% +5% △5% +5% +13%
今回 +60% +15% ― +5% +15%
(アルミ鋳鍛、チタン)
航空機
旅客需要の減少により、今後数年間は市場は低迷すると想定。
(鉄鋼、鋳鍛鋼、溶接)
造船
国内の新造船受注量は回復基調にあるが、厳しい状況が継続すると想定。
(アルミ板)
飲料缶
2020年度に引き続き、需要は堅調に推移すると想定。
(アルミ板、銅板)
IT・半導体
旺盛な需要が継続すると想定。
(鉄鋼、溶接)
建築土木
建築分野の需要は依然低迷しているものの、前回想定よりも回復基調。
2021年度 業績見通し(セグメント別売上高) P20
【売上高】 (単位:億円)
2020 2021年度見通し 2021年度見通し
増減
年度実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③-① ③‐②
鉄鋼アルミ 6,963 3,950 4,100 8,050 4,260 4,540 8,800 +1,837 +750
素形材 2,381 1,350 1,450 2,800 1,570 1,630 3,200 +819 +400
溶接 700 330 360 690 370 380 750 +50 +60
機械 1,753 790 860 1,650 860 840 1,700 △53 +50
エンジニアリング 1,361 600 810 1,410 600 820 1,420 +59 +10
建設機械 3,331 1,900 1,700 3,600 2,040 1,860 3,900 +569 +300
電力 804 310 480 790 340 500 840 +36 +50
その他 278 110 160 270 120 160 280 +2 +10
調整額 △517 △240 △320 △560 △260 △330 △590 △73 △30
合計 17,055 9,100 9,600 18,700 9,900 10,400 20,300 +3,245 +1,600
2021年度 業績見通し(セグメント別経常損益) P21
【経常損益】 (単位:億円)
2020 2021年度見通し 2021年度見通し
増減
年度実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③-① ③‐②
鉄鋼アルミ △226 110 140 250 140 260 400 +626 +150
素形材 △121 △10 20 10 25 5 30 +151 +20
溶接 17 0 10 10 5 5 10 △7 -
機械 114 0 35 35 25 25 50 △64 +15
エンジニアリング 44 15 30 45 25 30 55 +11 +10
建設機械 127 30 40 70 80 0 80 △47 +10
電力 206 40 60 100 40 60 100 △106 -
その他 42 0 30 30 0 30 30 △12 -
調整額 △43 △35 △65 △100 △20 △35 △55 △12 +45
合計 161 150 300 450 320 380 700 +539 +250
2021年度 業績見通し 【鉄鋼アルミ】 P22
(単位:億円)
2020 2021年度見通し 2021年度見通し 増減
年度実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③‐① ③‐②
売上高 5,638 3,200 3,400 6,600 3,480 3,770 7,250 +1,612 +650
鉄
鋼 経常損益 △233 105 120 225 120 250 370 +603 +145
在庫評価影響を除く △208 △20 160 140 △80 140 60 +268 △80
ア 売上高 1,324 750 700 1,450 780 770 1,550 +226 +100
ル
ミ 経常損益 6 5 20 25 20 10 30 +24 +5
板
在庫評価影響を除く 31 0 15 15 10 0 10 △21 △5
売上高 6,963 3,950 4,100 8,050 4,260 4,540 8,800 +1,837 +750
合
計 経常損益 △226 110 140 250 140 260 400 +626 +150
在庫評価影響を除く △176 △20 175 155 △70 140 70 +246 △85
2021年度 業績見通し 【鉄鋼アルミ】(鉄鋼) P23
前回:225億円→今回:370億円(前回比+145億円)
■粗鋼生産:670万t程度(前回比+10万t)
■販売数量:550万t程度(前回比+10万t)
鉄
・自動車向けを中心に総じて需要が増加
鋼
■損益変動要因
・販売数量の増加
・原料価格上昇分の販売価格への転嫁時期のずれなどに伴うメタルスプレッドの悪化
・原料価格上昇に伴う在庫評価影響の改善
(億円) ※関連データはP35~37
持分法適用会社+45
スクラップ外販+40 他
※在庫評価影響には、総平均計算による影響および低価法影響を含む
2021年度 業績見通し 【鉄鋼アルミ】(アルミ板) P24
(単位:億円)
2020 2021年度見通し 2021年度見通し
増減
年度実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③‐① ③‐②
売上高 1,324 750 700 1,450 780 770 1,550 +226 +100
経常損益 6 5 20 25 20 10 30 +24 +5
在庫評価影響を除く 31 0 15 15 10 0 10 △21 △5
前回:25億円→今回:30億円(前回比+5億円)
■販売数量:350千t程度(前回並み)
・自動車向けは中国を中心に需要好調
・飲料用缶材向け、IT・半導体向けは堅調に推移
■損益変動要因
・アルミ地金市況の上昇に伴う在庫評価影響の改善
・エネルギーコストの上昇
※関連データはP36~37
2021年度 業績見通し 【素形材】 P25
(単位:億円)
2020 2021年度見通し 2021年度見通し
増減
年度実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③‐① ③‐②
売上高 2,381 1,350 1,450 2,800 1,570 1,630 3,200 +819 +400
経常損益 △121 △10 20 10 25 5 30 +151 +20
在庫評価影響を除く △131 △10 15 5 0 5 5 +136 -
前回:10億円→今回:30億円(前回比+20億円)
■販売数量
・銅板、アルミ鋳鍛は、半導体向けの需要拡大により増加
・サスペンションは、北米における半導体不足に伴う自動車生産減の影響等により減少
■損益変動要因
・銅市況の上昇に伴う在庫評価影響の改善
※関連データはP36
2021年度 業績見通し 【溶接】 P26
(単位:億円)
2020 2021年度見通し 2021年度見通し
増減
年度実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③‐① ③‐②
売上高 700 330 360 690 370 380 750 +50 +60
経常損益 17 0 10 10 5 5 10 △7 -
前回:10億円→今回:10億円(前回比±0億円)
■販売数量
・国内:建築鉄骨、自動車向けの需要好調により増加
・海外:東南アジア、中国における自動車、建設機械向けの需要好調により増加
■損益変動要因
・販売数量の増加
・鋼材調達コストの増加
※関連データはP36
2021年度 業績見通し 【機械】 P27
(単位:億円)
2020 2021年度見通し 2021年度見通し
増減
年度実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③‐① ③‐②
売上高 1,753 790 860 1,650 860 840 1,700 △53 +50
経常損益 114 0 35 35 25 25 50 △64 +15
1,600 1,650 +520 +50
受注高 1,126
程度 程度 程度 程度
前回:35億円→今回:50億円(前回比+15億円)
■受注高
・設備投資の回復に伴い、汎用圧縮機等の受注増加
■損益変動要因
・固定費を中心としたコスト削減
2021年度 業績見通し 【エンジニアリング】 P28
(単位:億円)
2020 2021年度見通し 2021年度見通し
増減
年度実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③‐① ③‐②
売上高 1,361 600 810 1,410 600 820 1,420 +59 +10
経常損益 44 15 30 45 25 30 55 +11 +10
1,800 1,800 +670
受注高 1,134 -
程度 程度 程度
前回:45億円→今回:55億円(前回比+10億円)
■受注高
・前回並み
■損益変動要因
・既受注案件の損益改善
2021年度 業績見通し 【建設機械】 P29
(単位:億円)
2020 2021年度見通し 2021年度見通し
増減
年度実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③‐① ③‐②
売上高 3,331 1,900 1,700 3,600 2,040 1,860 3,900 +569 +300
経常損益 127 30 40 70 80 0 80 △47 +10
前回:70億円→今回:80億円(前回比+10億円)
■販売台数
[油圧ショベル] ・・・増加
中国:需要増加の一方、競合激化により販売減少
その他の地域:東南アジア・欧州を中心に需要回復
[クローラクレーン] ・・・前回並み
■損益変動要因
・販売エリア・機種構成差
・鋼材調達コストの増加
・固定費を中心としたコスト削減
2021年度 業績見通し 【電力】 P30
(単位:億円)
2020 2021年度見通し 2021年度見通し
増減
年度実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③‐① ③‐②
売上高 804 310 480 790 340 500 840 +36 +50
経常損益 206 40 60 100 40 60 100 △106 -
前回:100億円→今回:100億円(前回比±0億円)
■販売電力量 ・・・前回並み
■販売単価 ・・・上昇
・燃料価格の値上がりによる影響
■損益変動要因
・前回並み
株主還元 P31
配当につきましては、継続的かつ安定的に実施していくことを基本としつつ、財政状態、業績の動向、先行きの
資金需要などを総合的に考慮して決定することとしております。(配当性向の目安は、親会社株主に帰属する
当期純利益(連結)の15%~25%としております)
この方針のもと、当期の中間配当につきましては、本日の取締役会において、1株につき10円とする方針を決議
いたしました。
2020年度 2021年度
中間 期末 中間 期末
配当金額(円/株) - 10 10 10 未定 未定
配当性向 15.6%
キャッシュフローの状況 P32
新設した「事業ポートフォリオ管理委員会」にて、キャッシュフロー計画のモニタリング強化を実施中。
フリーキャッシュフローは、業績および運転資金の改善、設備投資の厳選により、前回見通し比増加の見込み。
D/Eレシオは、財務基盤の強化に引き続き取り組み、0.8倍程度を計画。
直接金融市場からの安定調達を目指すべく、本年6月に期間5年の普通社債100億円を発行。
《フリーキャッシュフロー》 《有利子負債残高・D/Eレシオ》
営業キャッシュフロー 投資キャッシュフロー 有利子負債残高 D/Eレシオ
(億円) (倍)
フリーキャッシュフロー 10,000 前倒し調達額 前倒し調達額 1.4
(億円) 2,100
621億円を 1,862億円を
除いたDEレシオ 除いたDEレシオ
1,900 1,600 1.10倍 0.84倍 1.3
1,281 1,400 9,000 1.19
1,400 1.2
214 1.11
900 8,000
1.1
400
250
7,000 0.8倍 1
△ 100
0 0.8倍
程度 程度 0.9
△ 600 6,000
△ 1,120 7,857 0.8
△ 1,100 7,844
5,000 6,000
△ 1,600
△ 819 5,850 0.7
△ 1,334 △ 1,400 △ 1,350
△ 2,100 4,000 0.6
2019年度 2020年度 2021年度 2021年度 2019年度 2020年度 2021年度 2021年度
見通し(前回) 見通し(今回) 見通し(前回) 見通し(今回)
※フリーキャッシュフローおよびD/Eレシオに、プロジェクトファイナンスは含まない
P33
3.参考情報
ROICを活用した事業ポートフォリオ管理体制について P34
2021~2023年度中期経営計画においては、事業ユニットの管理・評価に関して、投下資本利益率
(ROIC)を活用し、経営資源の効率化と経営基盤の強化に取り組み中。
事業ポートフォリオ管理にあたっては、収益性(ROIC)と市場成長性に基づき、各事業ユニットの位置づけを
整理し、その位置づけに応じた施策を検討・実行するとともに、戦略に応じた経営資源の最適配分を推進。
これらを実行するにあたり、2021年4月に経営審議会の補佐機関として、「事業ポートフォリオ管理委員会」と
「設備投資・投融資委員会」を新たに設置。
事業ポートフォリオ管理委員会 設備投資・投融資委員会
事業ポートフォリオ戦略の立案 事前審議
• 資産効率や資本コストの観点から、全社の事業ポートフォ • 重要投資案件について、事業ポートフォリオ戦略と
リオ戦略と、戦略に合致する最適資本構成の方針を立案 の整合性を確認
事業ユニットのモニタリング(四半期毎) • 投資案件のリスク分析や投資対象の事業自体の
評価を含めた事前審議を実施
• 事業ユニット単位での業績モニタリングとKPI管理を実施
• 経営審議会上程の可否を判断し、経営審議会へ
• 資本コストを上回る収益レベルに至らないと判断された事業
委員会意見を答申
については、今後のあり方を検討の上、経営審議会へ答申
投資案件フォロー
事業部門・事業ユニット
ROICツリーに基づく事業管理 • 重要投資案件について、投資実行後の進捗レビュー
を実施
• 各事業部門・事業ユニットにおいては、ROICツリーを用いて • 計画未達案件については、重点的にモニタリングを
主要KPIを設定し、取り組み施策のPDCA管理を実施 行い、場合によっては今後のあり方を検討
• 事業評価指標だけではなく、 ROIC ツリーによる現場改善 • レビュー結果を経営審議会へ答申
ツールとしてROICを活用
データ P35
2020年度実績 2021年度
1Q 上期 下期 年度 1Q 年度
全 国 粗 鋼(万t) 1,810 3,709 4,570 8,278 2,435 4-6月計速報
全 国 在 庫 水 準(万t) 567 512 507 507 552 5月末速報
薄 板 3 品 在 庫 水 準(万t) 430 367 351 351 388 6月末速報
国内自動車生産台数(万台) 127 335 463 798 122 4-5月計
($/トン) (千円/トン)
鉄鉱石(粉鉱) 鋼材単価
300 95
原料炭(強粘炭)
90
250
117程度
(1Q) 85
200
80
150
75
100 91
70 (1Q)
50 171程度
(2Q) 65
0 60
2Q
3Q
4Q
2Q
3Q
4Q
2Q
3Q
4Q
2Q
3Q
4Q
2Q
3Q
4Q
161Q
171Q
181Q
191Q
201Q
211Q
212Q
2Q
3Q
4Q
2Q
3Q
4Q
2Q
3Q
4Q
2Q
3Q
4Q
2Q
3Q
4Q
161Q
171Q
181Q
191Q
201Q
211Q
データ P36
2020年度実績 2021年度見通し 2021年度見通し
(前回) (今回)
1Q 上期 通期 上期 通期 1Q 上期 通期
粗鋼生産量 ※ (万t) 117 248 581 330程度 660程度 166 330程度 670程度
鋼材販売量 (万t) 97 204 473 270程度 540程度 136 270程度 550程度
(うち、国内) (67) (143) (344) (102)
(うち、輸出) (30) (61) (129) (34)
鋼材販売単価 (千円/t) 80.1 79.1 82.3 90.7
鋼材輸出比率(金額ベース) 26.4% 25.0% 23.9% 25.5%
アルミ板販売数量 (千t ) 73 152 305 180程度 350程度 88 180程度 350程度
(うち、国内) (60) (121) (236) (66)
(うち、海外) (12) (30) (69) (21)
アルミ押出販売数量 (千t ) 7 12 31 19程度 38程度 9 19程度 38程度
(うち、国内) (6) (12) (29) (9)
(うち、海外) (0) (0) (1) (0)
銅板販売数量 (千t ) 10 19 48 29程度 58程度 15 30程度 61程度
銅管販売数量 (千t ) 19 32 67 36程度 72程度 21 40程度 77程度
溶接材料販売数量 (千t ) 64 120 242 120程度 250程度 68 130程度 260程度
(うち、国内) (25) (49) (100) (29)
(うち、海外) (38) (71) (142) (40)
※高砂製作所の電炉の生産数量を含む。
データ P37
鉄鋼 (単位:億円)
2020年度実績 2021年度見通し
1Q 上期 下期 通期 1Q 上期 下期 通期
鉄鉱石 5 5 30 35 45 60 △35 25
石炭 △5 △15 5 △10 △5 25 △15 10
キャリーオーバー 0 △10 35 25 40 85 △50 35
総平均 30 5 △60 △55 140 200 110 310
低価法 △105 △90 120 30 0 0 0 0
在庫評価影響 △75 △85 60 △25 140 200 110 310
アルミ板 (単位:億円)
2020年度実績 2021年度見通し
1Q 上期 下期 通期 1Q 上期 下期 通期
総平均 △10 △15 △10 △25 5 10 10 20
低価法 △5 0 0 0 0 0 0 0
在庫評価影響 △15 △15 △10 △25 5 10 10 20
2021年度 業績見通し(経常損益 対2020年度 差異内訳) P38
(億円)
数量構成
+475
鉄鋼・減産
コストアップの解消
+60
※在庫評価影響には、総平均計算による影響および低価法影響を含む
2021年度 業績見通し(上期→下期) P39
【経常損益】 (単位:億円)
2021年度見通し 増減
上期 下期 通期
① ② ②-①
鉄鋼アルミ 140 260 400 +120
素形材 25 5 30 △20
溶接 5 5 10 -
機械 25 25 50 -
エンジニアリング 25 30 55 +5
建設機械 80 0 80 △80
電力 40 60 100 +20
その他 0 30 30 +30
調整額 △20 △35 △55 △15
合計 320 380 700 +60
2021年度 業績見通し(上期→下期 差異内訳)【全社】 P40
【経常損益】 (単位:億円)
2021年度見通し
上期 下期 通期
全社 320 380 700
+60
(億円)
※在庫評価影響には、総平均計算による影響および低価法影響を含む
2021年度 業績見通し(上期→下期 差異内訳)【鉄鋼】 P41
【経常損益】 (単位:億円)
2021年度見通し
上期 下期 通期
鉄鋼 120 250 370
+130
(億円)
※在庫評価影響には、総平均計算による影響および低価法影響を含む
フリーキャッシュフローと設備投資の状況 P42
(単位:億円)
2020年度 2021年度 2021年度
増減
実績 見通し(前回) 見通し(今回)
① ② ③ ③‐① ③‐②
営業キャッシュフロー 2,100 1,400 1,600 △500 +200
投資キャッシュフロー △819 △1,400 △1,350 △531 +50
プロジェクトファイナンスを除く
フリーキャッシュフロー
1,281 0 250 △1,031 +250
プロジェクトファイナンスを含む
フリーキャッシュフロー
529 △650 △400 △929 +250
プロジェクトファイナンスを除く
現預金残高
3,018 1,150 1,250 △1,768 +100
(単位:億円)
2020年度 2021年度 2021年度
増減
実績 見通し(前回) 見通し(今回)
① ② ③ ③‐① ③‐②
設備投資:計上額 1,850 1,500 1,500 △350 ー
設備投資:支払額 1,732 1,800 1,800 +68 ー
減価償却費 1,008 1,050 1,050 +42 ー
財務指標 P43
2019年度 2020年度 2021年度 2021年度
実績 実績 見通し(前回) 見通し(今回)
1株当たり当期純損益 △187.55円 64.05円 68.92円 110.27円
有利子負債 9,066億円 9,878億円 8,600億円 8,400億円
プロジェクトファイナンスを除く
有利子負債
7,844億円 7,857億円 6,000億円 5,850億円
D/Eレシオ ※1 ※2 1.19倍 ※3 1.11倍 0.8倍程度 0.8倍程度
ROS ※4 △0.4% 0.9% 2.4% 3.4%
ROA ※5 △0.3% 0.6% 1.7% 2.7%
ROE ※6 △9.7% 3.4% 3.5% 5.5%
ROIC ※7 0.9% 1.1% 2.6% 4.0%
※1:D/Eレシオ=有利子負債(IPPプロジェクトファイナンス含まない)/自己資本
※2:前倒し調達(621億円) 含む。前倒し調達除く2019年度D/Eレシオ:1.10倍
※3:前倒し調達(1,862億円)含む。前倒し調達除く2020年度D/Eレシオ:0.84倍
※4:売上高経常利益率
※5:経常損益/総資産
※6:親会社株主に帰属する当期純損益/自己資本
※7:税引後事業利益/投下資本
為替前提 P44
2020年度実績 2021年度 2021年度
(前回) (今回)
1Q 上期 下期 通期 通期 1Q 通期
USドル(円/$) 108 107 105 106 109 109 109
中国元(円/元) 15.2 15.3 16.1 15.7 16.0 17.0 16.0
ユーロ(円/€) 118 121 126 124 130 132 130
グループ企業理念 P45
P46
将来見通しに関する注意事項
本日のプレゼンテーションの中には、弊社の予想、確信、期待、意向および戦略
など、将来の予測に関する内容が含まれています。これらは、弊社が現在入手可
能な情報による判断および仮定に基づいており、判断や仮定に内在する不確定
性および今後の事業運営や内外の状況変化による変動可能性など様々な要因
によって、実際に生じる結果が予測内容とは実質的に異なってしまう可能性があり
ます。弊社は、将来予測に関するいかなる内容についても、改訂する義務を負うも
のではありません。
上記の不確実性および変動の要因としては、以下に挙げる内容を含んでいます。
また、要因はこれらに限定されるわけではありません。
主要市場における経済情勢および需要・市況の変動
• 主要市場における政治情勢や貿易規制等各種規制
• 為替相場の変動
• 原材料のアベイラビリティや市況
• 競争企業の製品・サービス、価格政策、アライアンス、M&Aなどの事業展開
• 弊社の提携関係に関する提携パートナーの戦略変化