5406 神戸鋼 2020-11-05 15:30:00
2021年3月期 第2四半期 補足資料 [pdf]
2020年度第2四半期
決算説明資料
2020年11月5日
株式会社 神戸製鋼所
証券コード 5406
P2
1. 2020年度第2四半期 業績概要
2. 2020年度 業績見通し
3. 参考情報
P3
1. 2020年度第2四半期 業績概要
2020年度第2四半期 業績概要 P4
新型コロナウイルス感染症の世界的拡大の影響(以下、コロナ影響)を大きく受けた第1四半期から回復しつつあるが、
状況は厳しく、前年同期比で大幅な減収減益となった。
・売上高・・・・素材系事業、建設機械で大きく減収
・経常損益・・機械、電力は増益も、鉄鋼アルミ、エンジ、建設機械を中心に減益
・特別損益・・固定資産売却益や投資有価証券売却益などを計上
(単位:億円)
2019年度 2020年度
増減
上期 上期
① ② ②-①
売上高 9,444 7,764 △1,680
営業損益 74 △271 △345
経常損益 14 △352 △367
在庫評価影響を除く 29 △247 △277
特別損益 △41 ※ 136 +177
親会社株主に帰属する
△62 △152 △89
四半期純損益
※特別損益の内訳
○特別利益 2019年度上期 2020年度上期
・固定資産売却益 98億円 USドル(円/$) 109 107
・段階取得に係る差益 32億円
・投資有価証券売却益 31億円 中国元(円/元) 15.7 15.3
○特別損失
・減損損失 △25億円 ユーロ(円/€) 121 121
2020年度第2四半期 業績概要(セグメント別売上高・経常損益) P5
○売上高 ○経常損益 (単位:億円)
2019年度 2020年度 2019年度 2020年度
増減 増減
上期 上期 上期 上期
① ② ②-① ③ ④ ④-③
鉄鋼アルミ 3,960 3,112 △848 鉄鋼アルミ △45 △418 △373
素形材 1,496 1,053 △443 素形材 △96 △109 △13
溶接 431 347 △83 溶接 18 6 △12
機械 804 864 +59 機械 23 41 +18
エンジニア エンジニア
614 560 △54 21 △6 △28
リング リング
建設機械 1,978 1,618 △360 建設機械 87 47 △40
電力 354 370 +15 電力 16 81 +65
その他 138 108 △29 その他 0 7 +6
調整額 △333 △270 +63 調整額 △11 △1 +10
合計 9,444 7,764 △1,680 合計 14 △352 △367
2020年度第2四半期 業績概要 【鉄鋼アルミ】 P6
(単位:億円)
2019年度 2020年度
増減
上期 上期
① ② ②-①
売上高 3,300 2,452 △848
鉄 経常損益 △3 △404 △401
鋼
在庫評価影響を除く △3 △319 △316
ア 売上高 659 659 +0
ル 経常損益 △42 △14 +28
ミ
板 在庫評価影響を除く △37 0 +38
売上高 3,960 3,112 △848
合 経常損益 △45 △418 △373
計
在庫評価影響を除く △40 △318 △278
2020年度第2四半期 業績概要 【鉄鋼アルミ】(鉄鋼) P7
経常損益:2019年度上期△3億円 → 2020年度上期△404億円(前年同期比△401億円)
■粗鋼生産:248万t(前年同期比△91万t)
■販売数量:204万t(前年同期比△68万t)
・コロナ影響により、自動車向けをはじめ全般的に減少
■販売価格:79,100円(前年同期比△7,600円)
鉄 ・主原料価格の下落
鋼 ・輸出価格の下落
■損益変動要因
・販売数量の減少
・メタルスプレッドの改善
・緊急収益改善や、ベースコスト改善等による総コストの削減 ※関連データはP33~35
・在庫評価影響の悪化
2020年度第2四半期 業績概要 【鉄鋼アルミ】(アルミ板) P8
経常損益:2019年度上期△42億円 → 2020年度上期△14億円(前年同期比+28億円)
■販売数量:152千t(前年同期並)
コロナ影響により、自動車向けは減少も、その他の分野では増加
ア ・飲料用缶材向け:堅調に推移
ル ・IT・半導体向け:データセンター向けなどで増加
ミ ・自動車向け:減少
板
■損益変動要因
・ロールマージンの改善
・緊急収益改善や、ベースコスト改善等による総コストの削減
・在庫評価影響の悪化 ※関連データはP34~35
2020年度第2四半期 業績概要 【素形材】 P9
(単位:億円)
2019年度 2020年度
増減
上期 上期
① ② ②-①
売上高 1,496 1,053 △443
経常損益 △96 △109 △13
在庫評価影響を除く △86 △104 △18
■販売数量:減少
・自動車、航空機、造船向けなどで減少
■損益変動要因
・緊急収益改善等による総コストの削減
・前期に減損損失を計上したことによる
減価償却費の減少
・コロナ影響による連結子会社等の業績悪化
※関連データはP34
2020年度第2四半期 業績概要 【溶接】 P10
(単位:億円)
2019年度 2020年度
増減
上期 上期
① ② ②-①
売上高 431 347 △83
経常損益 18 6 △12
■販売数量
・溶接材料:減少
国内:コロナ影響により、自動車や建設機械の工場停止の影響を受けて大きく減少
海外:コロナ影響により、中国や東南アジアでの自動車向けで減少
・溶接システム(売上高):減少
コロナ影響により減少
■損益変動要因
・販売数量の減少
・緊急収益改善などによるコスト削減 ※関連データはP34
2020年度第2四半期 業績概要 【機械】 P11
(単位:億円)
2019年度 2020年度
増減
上期 上期
① ② ②-①
売上高 804 864 +59
経常損益 23 41 +18
受注高 805 506 △298
2019年度末 2020年度上期末 増減
① ② ②-①
受注残高 1,551 1,361 △190
■受注高:減少
・コロナ影響による設備の圧縮・繰り延べを背景に、産業機械・圧縮機ともに減少
■売上高・経常損益:増収増益
・前期に受注が好調だった、LNG船向けや石油化学向けを中心に進捗
・コスト削減
2020年度第2四半期 業績概要 【エンジニアリング】 P12
(単位:億円)
2019年度 2020年度
増減
上期 上期
① ② ②-①
売上高 614 560 △54
経常損益 21 △6 △28
受注高 ※ 696 758 +61
2019年度末 2020年度上期末 増減
① ② ②-①
受注残高 ※ 2,911 3,220 +308
※神鋼環境ソリューションの水処理/ごみ処理等に関する長期運転維持管理業務について、従来は売上時点で受注高として集計していた。
当期より、契約の受託時点で受注高として集計する方法に変更したことに伴い、前年同期の受注高および前年度末の受注残高を受託
ベースで再集計。
■受注高:増加
・水処理関連事業で大型案件を受注
■売上高・経常損益:減収減益
・コロナ影響による海外案件の工期後ろ倒し
2020年度第2四半期 業績概要 【建設機械】 P13
(単位:億円)
2019年度 2020年度
増減
上期 上期
① ② ②-①
売上高 1,978 1,618 △360
経常損益 87 47 △40
■販売台数
・油圧ショベル:減少
国内:コロナ影響は小さく、小幅な減少
中国:小幅な減少
⇒コロナ影響により1Q(1-3月)は大幅に減少したが、2Q(4-6月)は
インフラ投資の拡大により、前年同期を上回る需要となった
その他:コロナ影響により大きく減少
・クローラクレーン:減少
国内:コロナ影響は限定的で前年同期並
東南アジア:増加
⇒シンガポール、フィリピンで販売台数を伸ばす
その他:コロナ影響により減少
■損益変動要因
・販売台数減少
・コスト削減
2020年度第2四半期 業績概要 【電力】 P14
(単位:億円)
2019年度 2020年度
増減
上期 上期
① ② ②-①
売上高 354 370 +15
経常損益 16 81 +65
■販売電力量:増加
・真岡発電所1,2号機が稼働
■販売単価:下落
・燃料価格が下落
■損益変動要因
・真岡発電所の稼働開始
・神戸発電所(1、2号機)の保全費、減価償却費の減少
P15
2. 2020年度 業績見通し
2020年度 業績見通し P16
前回予想に比べ、自動車向けの需要の回復は想定より早まったが、航空機、造船などは第2四半期から徐々にコロナ
影響が顕在化し、設備投資の圧縮・繰り延べの動きもみられる。
経常損益は、緊急収益改善などのコスト削減の積み増しなどにより、前回比+250億円改善の見込み。
(単位:億円)
2019年度 2020年度見通し 2020年度見通し
増減
実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③-① ③-②
売上高 18,698 7,700 8,700 16,400 7,764 8,800 16,500 △2,198 +100
営業損益 98 △500 150 △350 △271 120 △150 △248 +200
経常損益 △80 △600 0 △600 △352 0 △350 △270 +250
在庫評価影響を除く △60 △430 △55 △485 △247 △60 △305 △245 +180
特別損益 △574 160 - 160 136 - ※ 136 +710 △24
親会社株主に帰属する
△680 △350 0 △350 △152 0 △150 +530 +200
当期純損益
※特別損益の内訳
○特別利益 2019年度 2020年度
・固定資産売却益 98億円
・段階取得に係る差益 32億円 USドル(円/$) 109 105
・投資有価証券売却益 31億円
中国元(円/元) 15.6 15.0
○特別損失
・減損損失 △25億円 ユーロ(円/€) 121 122
2020年度 業績見通し(経常損益 差異内訳) P17
(億円)
550
600 500
400
400 230 240
200
200
270 310
200
0
期初 前回 今回
緊急収益改善 素材系事業の収益改善
50
・(鉄鋼)販売数量の減少幅の縮小に伴うコスト改善:30
100
・各セグメントでのコスト削減:70
素材系事業の需要見通し P18
()は需要変動の影響を受けるユニット
(鉄鋼、アルミ板、サスペンション、アルミ押出、銅板、鉄粉、溶接)
国内・海外共に、自動車生産台数は1Qを底に徐々に回復すると想定。
《日系自動車メーカー生産台数(海外含む)の想定(前年同期比)》
自動車 1Q 2Q 3Q 4Q 通期
前回 △40% △30% △20% 0% △20%
今回 △45% △15% △10% 0% △15%
(アルミ鋳鍛、チタン)
航空機
旅客需要の減少により、今後数年間は市場は低迷すると想定。
(鉄鋼・鋳鍛鋼・溶接)
造船 コロナ以前から市場は低迷。
新規商談の停滞や建造計画の後ろ倒しなどで、前期比△20%程度需要が減少すると想定。
(アルミ板)
飲料缶
自販機の売上は減少も、外出自粛による需要があり、堅調に推移すると想定。
(アルミ板、銅板)
IT・半導体 一部で需要減少も、データセンター向けディスク材やパソコンや携帯電話向けリードフレーム材など、
IT半導体向けは概ね好調。
(鉄鋼、溶接)
建築土木 影響が徐々に顕在化。
企業の投資意欲減退やホテル、商業ビル等の需要の減少により、下期にかけて悪化すると想定。
2020年度 業績見通し(セグメント別売上高) P19
○売上高 (単位:億円)
2019年度 2020年度見通し 2020年度見通し
増減
実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③-① ③-②
鉄鋼アルミ 7,802 3,000 3,400 6,400 3,112 3,538 6,650 △1,152 +250
素形材 2,971 1,000 1,200 2,200 1,053 1,147 2,200 △771 -
溶接 837 350 360 710 347 333 680 △157 △30
機械 1,659 910 940 1,850 864 946 1,810 +151 △40
エンジニア
1,415 590 810 1,400 560 800 1,360 △55 △40
リング
建設機械 3,608 1,600 1,800 3,400 1,618 1,732 3,350 △258 △50
電力 756 370 360 730 370 350 720 △36 △10
その他 336 110 170 280 108 152 260 △76 △20
調整額 △689 △230 △340 △570 △270 △198 △530 +159 +40
合計 18,698 7,700 8,700 16,400 7,764 8,800 16,500 △2,198 +100
2020年度 業績見通し(セグメント別経常損益) P20
○経常損益 (単位:億円)
2019年度 2020年度見通し 2020年度見通し
増減
実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③‐① ③-②
鉄鋼アルミ △165 △580 △120 △700 △418 △22 △440 △275 +260
素形材 △252 △135 △65 △200 △109 △66 △175 +77 +25
溶接 29 0 5 5 6 △1 5 △24 -
機械 96 20 35 55 41 39 80 △16 +25
エンジニア
57 △10 30 20 △6 16 10 △47 △10
リング
建設機械 75 35 45 80 47 8 55 △20 △25
電力 89 70 80 150 81 74 155 +66 +5
その他 33 0 30 30 7 13 20 △13 △10
調整額 △44 0 △40 △40 △1 △61 △60 △16 △20
合計 △80 △600 0 △600 △352 0 △350 △270 +250
2020年度 業績見通し 【鉄鋼アルミ】 P21
(単位:億円)
2019年度 2020年度見通し 2020年度見通し
増減
実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③-① ③-②
売上高 6,500 2,300 2,750 5,050 2,452 2,818 5,270 △1,230 +220
鉄 経常損益 △88 △550 △120 △670 △404 △21 △425 △337 +245
鋼
在庫評価影響を
△88 △430 △175 △605 △319 △86 △405 △317 +200
除く
売上高 1,301 700 650 1,350 659 721 1,380 +79 +30
ア
ル 経常損益 △77 △30 0 △30 △14 △1 △15 +62 +15
ミ
板 在庫評価影響を
△57 △10 5 △5 0 4 5 +62 +10
除く
売上高 7,802 3,000 3,400 6,400 3,112 3,538 6,650 △1,152 +250
合 経常損益 △165 △580 △120 △700 △418 △22 △440 △275 +260
計
在庫評価影響を
△145 △440 △170 △610 △318 △82 △400 △255 +210
除く
2020年度 業績見通し 【鉄鋼アルミ】(鉄鋼) P22
※関連データはPXX~XX
経常損益:20年度見通し(前回)△670億円→(今回)△425億円(前回比+245億円)
・自動車向け需要の回復やこれに伴うお客様の在庫積み影響等もあり、前回より増加の見込み
■粗鋼生産:565万t(前回比+25万t)
■販売数量:460万t(前回比+25万t)
鉄 ■損益変動要因
鋼 ・販売数量の増加
・メタルスプレッドの改善
・数量減少幅の縮小に伴うコスト悪化の改善
・緊急収益改善や、ベースコスト改善等による総コスト削減の積み増し
・在庫評価影響の改善 ※関連データはP33~35
2020年度 業績見通し 【鉄鋼アルミ】(アルミ板) P23
経常損益:20年度見通し(前回)△30億円→(今回)△15億円(前回比+15億円)
※関連データはP.XX
■販売数量:310千t程度(前回比+10千t)
ア ・中国での自動車向けアルミパネル需要の回復
ル
ミ ■損益変動要因
板 ・緊急収益改善や、拡販・ロールマージンの改善等による収益改善
・在庫評価影響の改善
・中国拠点(アルミパネル材)の収益改善 ※関連データはP34~35
2020年度 業績見通し 【素形材】 P24
(単位:億円)
2019年度 2020年度見通し 2020年度見通し
増減
実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③-① ③-②
売上高 2,971 1,000 1,200 2,200 1,053 1,147 2,200 △771 -
経常損益 △252 △135 △65 △200 △109 △66 △175 +77 +25
在庫評価影響を
△252 △105 △70 △175 △104 △66 △170 +82 +5
除く
前回 △200億円 → 今回 △175億円 +25億円
■販売数量
・自動車向け(サスペンション、銅板など):増加
⇒1Qを底に回復基調
・航空機向け(チタンなど):減少
・造船向け(鋳鍛鋼):減少
⇒2Qよりコロナ影響が顕在化
■損益変動要因
・緊急収益改善や、拡販などによる収益改善
・在庫評価影響の改善
※関連データはP34
2020年度 業績見通し 【溶接】 P25
(単位:億円)
2019年度 2020年度見通し 2020年度見通し
増減
実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③-① ③-②
売上高 837 350 360 710 347 333 680 △157 △30
経常損益 29 0 5 5 6 △1 5 △24 -
前回 5億円 → 今回 5億円 ー億円
■販売数量
・溶接材料:減少
国内:コロナ影響により、建築鉄骨向けや造船向けで前回想定より減少
海外:コロナ影響による世界的な景気停滞により、前回想定より需要が回復せず
・溶接システム(売上高):前回想定並
■損益変動要因
・販売数量の減少
・緊急収益改善などによるコスト削減
※関連データはP34
2020年度 業績見通し 【機械】 P26
(単位:億円)
2019年度 2020年度見通し 2020年度見通し
増減
実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③-① ③-②
売上高 1,659 910 940 1,850 864 946 1,810 +151 △40
経常損益 96 20 35 55 41 39 80 △16 +25
受注高 1,516 ― ― 1,600程度 506 950程度 1,450程度 △50程度 △150程度
前回 55億円 → 今回 80億円 +25億円
■受注高:減少
・設備投資の圧縮・繰り延べの傾向が強く、国内外ともに需要環境が悪化
■売上高:減収
・回転機の大型案件が、21年度に期ずれ見込み
■損益変動要因
・コスト削減
2020年度 業績見通し 【エンジニアリング】 P27
(単位:億円)
2019年度 2020年度見通し 2020年度見通し
増減
実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③-① ③-②
売上高 1,415 590 810 1,400 560 800 1,360 △55 △40
経常損益 57 △10 30 20 △6 16 10 △47 △10
受注高 ※ 1,345 ― ― 1,500程度 758 590程度 1,350程度 +5程度 △150程度
※神鋼環境ソリューションの水処理/ごみ処理等に関する長期運転維持管理業務について、従来は売上時点で受注高として集計していた。
当期より、契約の受託時点で受注高として集計する方法に変更したことに伴い、前期の受注高を受託ベースで再集計。
前回 20億円 → 今回 10億円 △10億円
■受注高:減少
・一部案件が2021年度以降に後ろ倒しになることから、前回想定を下回る見込み
■売上高・経常損益:減収減益
・コロナ影響による海外案件の工期後ろ倒しが前回想定時よりも長期化
2020年度 業績見通し 【建設機械】 P28
(単位:億円)
2019年度 2020年度見通し 2020年度見通し
増減
実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③‐① ③-②
売上高 3,608 1,600 1,800 3,400 1,618 1,732 3,350 △258 △50
経常損益 75 35 45 80 47 8 55 △20 △25
前回 80億円 → 今回 55億円 △25億円
■販売台数
[油圧ショベル]…前回並
国内:前回、コロナ影響は限定的と見ていたが、想定より需要が伸びず
中国:1Qはコロナ影響で減少も、2Qに入り好転
下期も好調を維持すると想定
その他の地域:地域により増減あるも、東南アジアなどで予想を上方修正
[クローラクレーン]…減少
国内:前回、コロナ影響は限定的と見ていたが、本格的な営業活動再開が想定より遅れ、下方修正
海外:地域により増減あるが、前回並を見込む
■損益変動要因
・販売台数の減少
2020年度 業績見通し 【電力】 P29
(単位:億円)
2019年度 2020年度見通し 2020年度見通し
増減
実績 (前回) (今回)
① 上期 下期 ② 上期 下期 ③ ③-① ③-②
売上高 756 370 360 730 370 350 720 △36 △10
経常損益 89 70 80 150 81 74 155 +66 +5
前回 150億円 → 今回 155億円 +5億円
■販売電力量:前回並
■販売単価:下落
・燃料価格の下落
■損益変動要因
・コスト削減
株主還元 P30
➢ 配当につきましては、継続的かつ安定的に実施していくことを基本としつつ、財政状態、業績の動向、先行きの
資金需要等を総合的に考慮して決定することとしております。(配当性向の目安は、親会社株主に帰属する当
期純利益(連結)の15%~25%としております)
➢ 当期の中間配当につきましては、8月6日に公表の通り、誠に遺憾ながら見送る方針を決議しております。
➢ 期末配当につきましては、予想額を未定としております。
2019年度 2020年度
中間 期末 中間 期末
配当金額
- - - - 未定 未定
(円/株)
配当性向 -
キャッシュフローの状況 P31
➢ コロナ影響による事業環境の急速な悪化を受け、緊急措置として以下の対応を実施中。
・需要に見合った生産の徹底による支出の最大限の抑制
・グループ会社を含めたきめ細かい資金管理と必要な対策の実施
・更新投資など事業運営上不可欠なもの以外の設備投資・投融資の凍結
➢ 棚卸資産の削減、資産売却、設備投資の厳選等により、キャッシュフロー改善策を計画。
期初:1,200億円→前回:1,300億円→今回:1,400億円まで積み上げ。(2Q時点で約700億円が実現)
➢ 財務の健全化(D/Eレシオ1倍以下)を最優先課題と位置づけ、更なる対策を検討中。
※フリーキャッシュフローおよびD/Eレシオに、プロジェクトファイナンスは含まれておりません
《フリーキャッシュフロー》 《有利子負債残高・D/Eレシオ》
営業キャッシュフロー 投資キャッシュフロー 外部負債残高 D/Eレシオ
(億円)
フリーキャッシュフロー 10,000 前倒し調達額
1.40
(億円) 621億円を
除いたDEレシオ
1,918 前倒し調達額 1.30
1,900 1.10倍
9,000 921億円を
1,400 723 1,350 除いたDEレシオ 1.19 1.20
0.85倍 1.1程度
900 614 8,000
400 1.10
311 214 0.98 0.98
400
7,000 1.00
△ 100
△ 109 0.90
△ 600 △ 1,120 6,000 7,844
0.80
△ 1,100 7,242 6,850
△ 950 5,000 7,260
△ 1,600 0.70
△ 1,607 △ 1,334
△ 2,100 4,000 0.60
2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
見通し 見通し
P32
3.参考情報
データ P33
2019年度 2020年度
上期 下期 年度 上期
全 国 粗 鋼(万t) 5,067 4,774 9,842 3,710 4-9月計速報
全 国 在 庫 水 準(万t) 594 579 579 537 8月末
薄 板 3 品 在 庫 水 準(万t) 444 439 439 367 9月末
国 内 自 動 車 生 産 台 数(万台) 483 467 949 253 4-8月計
($/トン) (千円/トン)
鉄鉱石(粉鉱)
300 鋼材単価
原料炭(強粘炭) 110程度 95
(2Q)
250 90
200 85
80
150
75
78
100 (2Q)
70
50 65
102程度
(3Q)
0 60
2Q
3Q
4Q
2Q
3Q
4Q
2Q
3Q
4Q
2Q
3Q
4Q
2Q
3Q
4Q
151Q
161Q
171Q
181Q
191Q
201Q
202Q
203Q
データ P34
2020年度
2020年度見通し
2019年度実績 見通し
(前回) (今回)
上期 下期 通期 通期 上期 通期
粗鋼生産量 (万t) 339 311 650 540程度 248 565程度
鋼材販売量 (万t) 273 257 530 435程度 204 460程度
(うち、国内) (200) (193) (393) (143)
(うち、輸出) (73) (64) (137) (61)
鋼材販売単価 (千円/t) 86.7 87.1 86.9 79.1
鋼材輸出比率
25.4% 23.4% 24.4% 24%程度 25.0% 24%程度
(金額ベース)
アルミ板販売数量 (千t ) 152 147 299 300程度 152 310程度
(うち、国内) (122) (115) (237) (121)
(うち、海外) (30) (32) (62) (30)
アルミ押出販売数量 (千t ) 17 17 34 30程度 12 30程度
(うち、国内) (16) (16) (33) (12)
(うち、海外) (1) (1) (1) (0)
銅板販売数量 (千t ) 26 27 53 45程度 19 45程度
銅管販売数量 (千t ) 44 38 82 65程度 32 65程度
溶接材料販売数量 (千t ) 148 140 288 255程度 120 240程度
(うち、国内) (65) (60) (125) (49)
(うち、海外) (83) (80) (163) (71)
データ P35
鉄鋼 (単位:億円)
2019年度実績 2020年度見通し
1Q 2Q 上期 通期 1Q実績 2Q実績 上期 下期 通期
鉄鉱石 10 15 25 20 5 0 5 30 35
石炭 △5 △10 △15 △25 △5 △10 △15 0 △15
キャリーオーバー 5 5 10 △5 0 △10 △10 30 20
総平均 10 △5 5 25 30 △25 5 △35 △30
低価法 0 △5 △5 △25 △105 15 △90 100 10
在庫評価影響 10 △10 0 0 △75 △10 △85 65 △20
アルミ板 (単位:億円)
2019年度実績 2020年度見通し
1Q 2Q 上期 通期 1Q実績 2Q実績 上期 下期 通期
総平均 △5 0 △5 △20 △10 △5 △15 △5 △20
低価法 0 0 0 0 △5 5 0 0 0
在庫評価影響 △5 0 △5 △20 △15 0 △15 △5 △20
【鉄鋼アルミ】(鉄鋼) 差異内訳 P36
(単位:億円)
2019年度
2020年度見通し
実績
通期 上期 下期 通期
経常損益 △88 △404 △21 △425
△337
※在庫評価影響には、総平均計算による影響および低価法影響を含む
【鉄鋼アルミ】(鉄鋼) 差異内訳 P37
(単位:億円)
2020年度見通し
上期 下期 通期
経常損益 △404 △21 △425
+383
※在庫評価影響には、総平均計算による影響および低価法影響を含む
【鉄鋼アルミ】(アルミ板) 差異内訳 P38
(単位:億円)
2019年度
2020年度見通し
実績
通期 上期 下期 通期
経常損益 △77 △14 △1 △15
+62
フリーキャッシュフローと設備投資の状況 P39
(単位:億円)
2019年度 2020年度見通し 2020年度見通し
(前回) (今回) 増減
実績
① ② ③ ③‐① ③‐②
営業キャッシュフロー 214 950 1,350 +1,136 +400
投資キャッシュフロー △1,334 △950 △950 +384 ー
プロジェクトファイナンスを除く
フリーキャッシュフロー
△1,120 0 400 +1,520 +400
プロジェクトファイナンスを含む
フリーキャッシュフロー
△1,919 △650 △350 +1,569 +300
プロジェクトファイナンスを除く
現預金残高
1,349 600 650 △699 +50
(単位:億円)
2019年度 2020年度見通し 2020年度見通し
増減
実績 (前回) (今回)
① ② ③ ③‐① ③‐②
設備投資:計上額 2,398 1,650 1,550 △848 △100
設備投資:支払額 2,453 1,800 1,600 △853 △200
減価償却費 1,053 1,050 1,000 △53 △50
【財務指標】 P40
2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
実績 実績 実績 見通し
ROS ※1 3.8% 1.8% △0.4% △2.1%
1株当たり当期純損益 174.43円 99.20円 △187.55円 △41.35円
有利子負債 7,388億円 7,603億円 9,066億円 8,850億円
プロジェクトファイナンスを除く
有利子負債
7,260億円 7,242億円 7,844億円 6,850億円
D/Eレシオ ※2 0.98倍 ※3 0.98倍 ※4 1.19倍 1.1倍程度
ROA ※5 3.1% 1.5% △0.3% △1.4%
ROE ※6 8.9% 4.8% △9.7% △2.3%
※1:売上高経常利益率
※2:D/Eレシオ=有利子負債(IPPプロジェクトファイナンス含まない)/自己資本
※3:2019年度分借入金の前倒し調達(921億円)含む
前倒し調達除く2018年度D/Eレシオ:0.85倍
※4:2020年度分借入金の前倒し調達(621億円)含む
前倒し調達除く2019年度D/Eレシオ:1.10倍
※5:経常損益/総資産
※6:親会社株主に帰属する当期純損益/自己資本
グループ企業理念 P41
P42
将来見通しに関する注意事項
• 本日のプレゼンテーションの中には、弊社の予想、確信、期待、意向および戦略
など、将来の予測に関する内容が含まれています。これらは、弊社が現在入手可
能な情報による判断および仮定に基づいており、判断や仮定に内在する不確定
性および今後の事業運営や内外の状況変化による変動可能性など様々な要因
によって、実際に生じる結果が予測内容とは実質的に異なってしまう可能性があり
ます。弊社は、将来予測に関するいかなる内容についても、改訂する義務を負うも
のではありません。
• 上記の不確実性および変動の要因としては、以下に挙げる内容を含んでいます。
また、要因はこれらに限定されるわけではありません。
– 主要市場における経済情勢および需要・市況の変動
– 主要市場における政治情勢や貿易規制等各種規制
– 為替相場の変動
– 原材料のアベイラビリティや市況
– 競争企業の製品・サービス、価格政策、アライアンス、M&Aなどの事業展開
– 弊社の提携関係に関する提携パートナーの戦略変化