2022年３月期 第２四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月８日
上 場 会 社 名 ニチアス株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 5393 URL https://www.nichias.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 武井 俊之
問合せ先責任者 (役職名) 代表取締役専務執行役員 (氏名) 中田 公敬 (TEL) (03)4413-1111
四半期報告書提出予定日 2021年11月11日 配当支払開始予定日 2021年12月１日
四半期決算補足説明資料作成の有無 ：有
四半期決算説明会開催の有無 ：有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
１．2022年３月期第２四半期の連結業績（2021年４月１日～2021年９月30日）
（１）連結経営成績(累計) (％表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2022年３月期第２四半期 103,525 15.8 12,671 77.5 13,895 80.4 10,249 119.7
2021年３月期第２四半期 89,370 △11.5 7,137 △28.4 7,700 △23.3 4,666 △33.7
(注) 包括利益 2022年３月期第２四半期 12,346百万円( 114.4％) 2021年３月期第２四半期 5,759百万円( △19.7％)
潜在株式調整後
１株当たり
１株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年３月期第２四半期 154.51 －
2021年３月期第２四半期 70.34 －
（２）連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
2022年３月期第２四半期 230,330 146,560 63.2
2021年３月期 219,602 136,450 61.7
(参考) 自己資本 2022年３月期第２四半期 145,458百万円 2021年３月期 135,429百万円
２．配当の状況
年間配当金
第１四半期末 第２四半期末 第３四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年３月期 － 38.00 － 40.00 78.00
2022年３月期 － 42.00
2022年３月期(予想) － 40.00 82.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 無
３．2022年３月期の連結業績予想（2021年４月１日～2022年３月31日）
(％表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 １株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円 銭
通期 210,000 6.9 25,000 27.4 26,000 22.2 18,000 68.0 271.36
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 無
※ 注記事項
（１）当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 ：無
（２）四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ：無
（３）会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ：有
② ①以外の会計方針の変更 ：無
③ 会計上の見積りの変更 ：無
④ 修正再表示 ：無
（４）発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む) 2022年３月期２Ｑ 67,811,917株 2021年３月期 67,811,917株
② 期末自己株式数 2022年３月期２Ｑ 1,478,812株 2021年３月期 1,477,947株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2022年３月期２Ｑ 66,333,551株 2021年３月期２Ｑ 66,335,006株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件、各項目の変動要因など、
業績予想等に関する事項は、３ページ「１．当四半期決算に関する定性的情報（３）連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご参照ください。
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○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………２
（１）経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………２
（２）財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………３
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………３
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………４
（１）四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………４
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………６
四半期連結損益計算書
第２四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………６
四半期連結包括利益計算書
第２四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………７
（３）四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………８
（４）四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………10
（継続企業の前提に関する注記） ……………………………………………………………………10
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） ……………………………………………10
（会計方針の変更） ……………………………………………………………………………………10
（セグメント情報等） …………………………………………………………………………………11
３．補足説明資料 ……………………………………………………………………………………………12
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１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第２四半期連結累計期間における事業環境は、新型コロナウイルス感染症の影響により景気は依然として厳し
い状況にあります。日本においては、製造業では設備投資や生産は持ち直しており、輸出も緩やかな増加が続いて
おります。海外においては、新興国では感染の再拡大により景気は厳しい状態にあるものの、米国では着実に持ち
直しており、中国では緩やかに回復しております。
このような状況の中、当社グループにおいては、半導体製造装置向け製品の需要が高水準で推移したことに加え、
自動車部品の需要が新型コロナウイルス感染症の流行前の水準まで回復したことにより、当社グループの売上高は、
前年同四半期に対し15.8％増の1,035億25百万円となりました。
利益面では、営業利益が126億71百万円、経常利益が138億95百万円、親会社株主に属する四半期純利益が102億49
百万円となり前年同四半期と比較し、それぞれ77.5％、80.4％、119.7％の増加となりました。
なお、第１四半期連結会計期間の期首から「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号 2020年３月31
日。以下「収益認識会計基準」という。）等を適用したことに伴い、当該会計基準適用前と比べ当第２四半期連結
累計期間の売上高が12億30百万円増加し、営業利益及び経常利益がそれぞれ82百万円増加しております。詳細につ
いては、「２．四半期連結財務諸表及び主な注記 （４）四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)お
よび(セグメント情報等) セグメント情報 ２．報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
当第２四半期連結累計期間のセグメント別売上高の状況は以下のとおりです。
プラント向け工事・販売 については、収益認識会計基準等の適用に伴う工事契約に係る収益認識の方法の変更に
より売上高が増加しましたが、石油精製・石油化学向けの定期修理工事の件数が減少したため、売上高は前年同四
半期に対し0.8％減の280億30百万円となりました。
工業製品 については、電子部品・半導体関連市場の回復により、ふっ素樹脂製品、無機断熱材製品の需要が堅調
に推移したことに加え、中国市場での環境製品の需要が高水準で推移したため、売上高は前年同四半期に対し9.4％
増の228億１百万円となりました。
高機能製品については、半導体の需要が好調に推移したため、売上高は前年同四半期に対し49.3％増の168億26百
万円となりました。
自動車部品 については、前年同四半期に新型コロナウイルス感染症の影響による自動車の世界的な需要減があり
ましたが、前年第３四半期以降、国内外の需要は回復しているため、売上高は前年同四半期に対し37.4％増の221億
60百万円となりました。
建材 については、新型コロナウイルス感染症の影響による着工の遅れ、工期遅延や需要の落込みの影響を受けま
したが、主に収益認識会計基準等の適用に伴い工事契約に係る収益認識の方法を変更したことで、売上高は前年同
四半期に対し6.6％増の137億６百万円となりました。
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（２）財政状態に関する説明
① 資産、負債および純資産の状況
当第２四半期連結会計期間末における総資産は、主に収益認識会計基準等の適用に伴い工事契約に係る収益認識
の方法を変更したことにより、未成工事支出金が44億50百万円減少しましたが、現金及び預金が124億50百万円、原
材料及び貯蔵品が13億51百万円、商品及び製品が６億95百万円、仕掛品が４億73百万円増加したこと等により、前
連結会計年度末と比較して107億27百万円増加の2,303億30百万円となりました。
当第２四半期連結会計期間末における負債は、支払手形及び買掛金が10億79百万円減少しましたが、賞与引当金
が８億84百万円、電子記録債務が８億39百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比較して６億17百万円
増加の837億69百万円となりました。
当第２四半期連結会計期間末における純資産は、利益剰余金が80億24百万円、その他有価証券評価差額金が11億
48百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比較して101億９百万円増加の1,465億60百万円となりまし
た。
② キャッシュ・フローの状況
当第２四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物（以下「資金」という）は、前連結会計年度末と比較
して121億82百万円増加し517億72百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおり
です。
（営業活動によるキャッシュ・フロー）
営業活動により得られた資金は154億75百万円（前年同四半期は80億61百万円の獲得）となりました。
これは、法人税等の支払額37億41百万円、棚卸資産の増加20億98百万円等により資金が減少しましたが、税金等
調整前四半期純利益140億22百万円、売上債権の減少53億76百万円および減価償却費30億83百万円等により資金が増
加したことによります。
（投資活動によるキャッシュ・フロー）
投資活動により支出した資金は８億46百万円（前年同四半期は31億88百万円の支出）となりました。
これは、関係会社の清算による収入15億47百万円等により資金が増加しましたが、有形固定資産の取得による支
出19億18百万円等により資金が減少したことによります。
（財務活動によるキャッシュ・フロー）
財務活動により支出した資金は28億４百万円（前年同四半期は27億15百万円の支出）となりました。
これは、配当金の支払額26億50百万円等により資金が減少したことによります。
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2022年３月期の連結業績予想につきましては、2021年10月18日の「業績予想の修正に関するお知らせ」で公表し
た予想から変更ありません。
なお、上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき、当社で判断した
ものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想値と異なる場合があります。
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２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
(単位：百万円)
前連結会計年度 当第２四半期連結会計期間
(2021年３月31日) (2021年９月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 39,799 52,249
受取手形及び売掛金 29,589 29,261
電子記録債権 10,508 10,576
完成工事未収入金 18,869 18,831
商品及び製品 15,401 16,096
仕掛品 2,823 3,296
原材料及び貯蔵品 9,591 10,942
未成工事支出金 5,851 1,401
その他 3,229 3,274
貸倒引当金 △18 △18
流動資産合計 135,645 145,912
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 59,520 60,744
減価償却累計額及び減損損失累計額 △34,880 △35,784
建物及び構築物（純額） 24,640 24,960
機械装置及び運搬具 78,226 81,574
減価償却累計額及び減損損失累計額 △66,161 △68,111
機械装置及び運搬具（純額） 12,064 13,462
土地 14,118 14,132
リース資産 372 366
減価償却累計額 △251 △284
リース資産（純額） 120 81
建設仮勘定 4,885 2,797
その他 10,500 10,982
減価償却累計額及び減損損失累計額 △8,940 △9,257
その他（純額） 1,560 1,725
有形固定資産合計 57,391 57,159
無形固定資産
ソフトウエア 761 803
その他 574 526
無形固定資産合計 1,335 1,330
投資その他の資産
投資有価証券 18,379 18,824
退職給付に係る資産 1,635 1,663
繰延税金資産 1,301 1,330
その他 3,945 4,137
貸倒引当金 △30 △27
投資その他の資産合計 25,230 25,928
固定資産合計 83,957 84,418
資産合計 219,602 230,330
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(単位：百万円)
前連結会計年度 当第２四半期連結会計期間
(2021年３月31日) (2021年９月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 19,184 18,104
電子記録債務 12,240 13,080
1年内償還予定の社債 400 200
短期借入金 6,805 7,125
未払金 4,887 4,802
未払法人税等 3,750 4,128
未成工事受入金 1,188 254
賞与引当金 3,175 4,060
その他 4,224 4,766
流動負債合計 55,857 56,523
固定負債
社債 13,000 13,000
長期借入金 3,912 3,620
繰延税金負債 2,264 2,609
退職給付に係る負債 4,352 4,425
訴訟損失引当金 837 741
その他 2,928 2,848
固定負債合計 27,294 27,246
負債合計 83,151 83,769
純資産の部
株主資本
資本金 12,128 12,128
資本剰余金 13,857 13,857
利益剰余金 106,880 114,905
自己株式 △4,056 △4,058
株主資本合計 128,810 136,832
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 8,922 10,070
為替換算調整勘定 △1,027 △217
退職給付に係る調整累計額 △1,275 △1,225
その他の包括利益累計額合計 6,618 8,626
非支配株主持分 1,021 1,102
純資産合計 136,450 146,560
負債純資産合計 219,602 230,330
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（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第２四半期連結累計期間
(単位：百万円)
前第２四半期連結累計期間 当第２四半期連結累計期間
(自 2020年４月１日 (自 2021年４月１日
至 2020年９月30日) 至 2021年９月30日)
売上高
商品及び製品売上高 63,720 76,452
完成工事高 25,650 27,073
売上高合計 89,370 103,525
売上原価
商品及び製品売上原価 47,624 54,540
完成工事原価 21,716 23,082
売上原価合計 69,340 77,622
売上総利益 20,029 25,903
販売費及び一般管理費
販売費 3,976 3,965
一般管理費 8,916 9,266
販売費及び一般管理費合計 12,892 13,231
営業利益 7,137 12,671
営業外収益
受取利息 48 41
受取配当金 236 227
為替差益 － 386
受取賃貸料 259 275
持分法による投資利益 29 38
雇用調整助成金等 251 121
その他 337 291
営業外収益合計 1,162 1,382
営業外費用
支払利息 69 62
為替差損 328 －
その他 200 96
営業外費用合計 599 158
経常利益 7,700 13,895
特別利益
固定資産売却益 377 5
補助金収入 51 －
関係会社清算益 － 311
特別利益合計 429 316
特別損失
固定資産除売却損 76 67
固定資産圧縮損 45 －
訴訟損失引当金繰入額 590 32
新型コロナウイルス感染症による損失 104 16
災害による損失 － 73
特別損失合計 816 189
税金等調整前四半期純利益 7,313 14,022
法人税、住民税及び事業税 2,549 4,126
法人税等調整額 71 △420
法人税等合計 2,621 3,706
四半期純利益 4,691 10,316
非支配株主に帰属する四半期純利益 25 67
親会社株主に帰属する四半期純利益 4,666 10,249
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四半期連結包括利益計算書
第２四半期連結累計期間
(単位：百万円)
前第２四半期連結累計期間 当第２四半期連結累計期間
(自 2020年４月１日 (自 2021年４月１日
至 2020年９月30日) 至 2021年９月30日)
四半期純利益 4,691 10,316
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,549 1,148
為替換算調整勘定 △643 832
退職給付に係る調整額 161 49
その他の包括利益合計 1,067 2,029
四半期包括利益 5,759 12,346
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 5,738 12,256
非支配株主に係る四半期包括利益 20 89
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（３）四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位：百万円)
前第２四半期連結累計期間 当第２四半期連結累計期間
(自 2020年４月１日 (自 2021年４月１日
至 2020年９月30日) 至 2021年９月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 7,313 14,022
減価償却費 3,184 3,083
有形固定資産売却損益（△は益） △377 △5
関係会社清算損益（△は益） － △311
退職給付に係る負債の増減額（△は減少） 67 73
賞与引当金の増減額（△は減少） 451 879
受取利息及び受取配当金 △285 △269
支払利息 69 62
為替差損益（△は益） 410 △376
売上債権の増減額（△は増加） 6,578 5,376
棚卸資産の増減額（△は増加） △1,442 △2,098
未成工事支出金の増減額（△は増加） △1,948 △219
仕入債務の増減額（△は減少） △2,889 △436
未払金の増減額（△は減少） △1,373 △684
未払費用の増減額（△は減少） △24 69
未成工事受入金の増減額（△は減少） 876 9
訴訟損失引当金の増減額（△は減少） 585 △95
固定資産圧縮損 45 －
補助金収入 △51 －
雇用調整助成金等 △251 △121
新型コロナウイルス感染症による損失 104 16
災害による損失 － 73
退職給付に係る資産の増減額（△は増加） △62 △28
その他 △233 19
小計 10,746 19,042
利息及び配当金の受取額 285 269
利息の支払額 △68 △60
補助金の受取額 51 23
雇用調整助成金等の受取額 219 16
新型コロナウイルス感染症による損失の支払額 △56 △16
災害による損失の支払額 － △69
法人税等の支払額 △3,128 △3,741
法人税等の還付額 12 11
営業活動によるキャッシュ・フロー 8,061 15,475
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額（△は増加） 406 △267
有形固定資産の取得による支出 △3,935 △1,918
有形固定資産の売却による収入 402 8
無形固定資産の取得による支出 △133 △140
投資有価証券の売却による収入 0 －
貸付けによる支出 △0 △3
貸付金の回収による収入 1 2
関係会社の清算による収入 － 1,547
その他 68 △73
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,188 △846
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ニチアス株式会社(5393) 2022年３月期 第２四半期決算短信
(単位：百万円)
前第２四半期連結累計期間 当第２四半期連結累計期間
(自 2020年４月１日 (自 2021年４月１日
至 2020年９月30日) 至 2021年９月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額（△は減少） 117 20
長期借入れによる収入 500 117
長期借入金の返済による支出 △500 －
社債の償還による支出 △200 △200
配当金の支払額 △2,518 △2,650
自己株式の純増減額（△は増加） △1 △2
非支配株主への配当金の支払額 △8 △9
その他 △105 △80
財務活動によるキャッシュ・フロー △2,715 △2,804
現金及び現金同等物に係る換算差額 △381 358
現金及び現金同等物の増減額（△は減少） 1,775 12,182
現金及び現金同等物の期首残高 33,108 39,589
現金及び現金同等物の四半期末残高 34,883 51,772
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（４）四半期連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
（会計方針の変更）
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号 2020年３月31日。以下「収益認識会計基準」という。）
等を第１四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財またはサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該
財またはサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。これによる主な変更
点は以下の通りです。
・工事契約に係る収益認識
従来、進捗部分について成果の確実性が認められる工事については工事進行基準を採用し、その他の工事につ
いては工事完成基準を採用しておりましたが、少額かつごく短期間の工事を除き、履行義務を充足するにつれて、
一定の期間にわたり収益を認識する方法に変更しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、第１四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第１四半期連
結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
この結果、当第２四半期連結累計期間の売上高は1,230百万円増加し、売上原価は1,407百万円増加し、販売費及
び一般管理費は259百万円減少し、営業利益、経常利益および税金等調整前四半期純利益はそれぞれ82百万円増加し
ております。また、利益剰余金の当期首残高は428百万円増加しております。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」（企業会計基準第30号 2019年７月４日。以下「時価算定会計基準」とい
う。）等を第１四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項および「金融商品に関する会計基
準」（企業会計基準第10号 2019年７月４日）第44－２項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等
が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与える影
響はありません。
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ニチアス株式会社(5393) 2022年３月期 第２四半期決算短信
（セグメント情報等）
（セグメント情報）
Ⅰ 前第２四半期連結累計期間（自 2020年４月１日 至 2020年９月30日）
１．報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位：百万円)
報告セグメント
四半期連結
プラント 調整額 損益計算書
高機能 自動車 計上額
向け 工業製品 建材 計
工事・販売
製品 部品
売上高
外部顧客への売上高 28,259 20,844 11,272 16,131 12,862 89,370 － 89,370
セグメント間の内部
－ 4,467 － － － 4,467 △4,467 －
売上高又は振替高
計 28,259 25,312 11,272 16,131 12,862 93,838 △4,467 89,370
セグメント利益又は
3,203 2,683 1,378 82 △210 7,137 － 7,137
損失(△)
２．報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
報告事項はありません。
Ⅱ 当第２四半期連結累計期間（自 2021年４月１日 至 2021年９月30日）
１．報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位：百万円)
報告セグメント
四半期連結
プラント 調整額 損益計算書
高機能 自動車 計上額
向け 工業製品 建材 計
工事・販売
製品 部品
売上高
外部顧客への売上高 28,030 22,801 16,826 22,160 13,706 103,525 － 103,525
セグメント間の内部
－ 4,026 － － － 4,026 △4,026 －
売上高又は振替高
計 28,030 26,828 16,826 22,160 13,706 107,552 △4,026 103,525
セグメント利益 2,596 3,916 3,716 2,302 139 12,671 － 12,671
２．報告セグメントの変更等に関する事項
会計方針の変更に記載のとおり、第１四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認
識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の算定方法を同様に変更しておりま
す。
当該変更により、従来の方法に比べて、当第２四半期連結累計期間の「プラント向け工事・販売」の売上高
は645百万円増加、セグメント利益は66百万円増加し、「工業製品」の売上高は101百万円減少し、「高機能製
品」の売上高は56百万円減少し、「建材」の売上高は742百万円増加、セグメント利益は15百万円増加しており
ます。
３．報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
報告事項はありません。
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３．補足説明資料 ニチアス株式会社(5393) 2022年3月期 第2四半期決算短信
2022年3月期 第2四半期決算発表 補足資料
（1）連結主要数値の推移 (単位：百万円）
半期 通期
2021年3月期 2022年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
第2四半期累計 第2四半期累計
前期比増減率 実績 実績 実績 実績 予想 前期比増減率
実績 実績
売上高 89,370 103,525 15.8% 197,495 215,495 208,876 196,372 210,000 6.9%
営業利益 7,137 12,671 77.5% 21,357 22,629 20,427 19,616 25,000 27.4%
営業利益率（％） 8.0% 12.2% 10.8% 10.5% 9.8% 10.0% 11.9%
経常利益 7,700 13,895 80.4% 21,804 23,171 21,633 21,279 26,000 22.2%
経常利益率（％） 8.6% 13.4% 11.0% 10.8% 10.4% 10.8% 12.4%
親会社株主に帰属する
4,666 10,249 119.7% 14,956 15,861 14,674 10,715 18,000 68.0%
当期純利益
当期純利益率（％） 5.2% 9.9% 7.6% 7.4% 7.0% 5.5% 8.6%
1株当たり当期純利益(円） 70.34 154.51 119.7% 222.73 238.70 221.21 161.53 271.36 68.0%
総資産 208,660 230,330 10.4% 196,459 206,426 208,076 219,602 － －
純資産 130,463 146,560 12.3% 109,705 117,774 127,233 136,450 － －
自己資本 129,514 145,458 12.3% 109,195 116,786 126,297 135,429 － －
自己資本比率（％） 62.1% 63.2% 55.6% 56.6% 60.7% 61.7% －
有利子負債 25,933 25,652 △ 1.1% 23,818 26,065 26,077 25,861 － －
有利子負債依存度（％） 12.4% 11.1% 12.1% 12.6% 12.5% 11.8% －
設備投資額 4,279 2,337 △ 45.4% 12,772 12,816 8,978 7,703 11,500 49.3%
減価償却費 3,184 3,083 △ 3.2% 4,800 5,760 6,274 6,536 6,300 △ 3.6%
研究開発費 2,988 2,746 △ 8.1% 5,692 5,976 6,132 6,168 6,000 △ 2.7%
※１ 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」（企業会計基準第28号 平成30年２月16日）等を2019年度３月期の期首から適用しており、
2018年３月期に係る主要な経営指標等については、 当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。
※２ 当社は2018年10月１日をもって普通株式２株につき１株の割合で株式併合を実施しております。2018年3月期の期首に
当該株式併合が行われたと仮定して、「１株当たり当期純利益」を算定しております。
※３ 「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号 2020年３月31日）等を第１四半期連結会計期間の期首から適用しており、
当第２四半期連結累計期間に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
（2）四半期連結業績推移 (単位：百万円）
2021年3月期 2022年3月期
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 前期比増減率
売上高 43,048 46,322 49,300 57,700 52,272 51,253 10.6%
営業利益 3,803 3,333 5,208 7,270 6,600 6,071 82.1%
営業利益率（％） 8.8% 7.2% 10.6% 12.6% 12.6% 11.8%
経常利益 3,320 4,380 5,412 8,166 7,208 6,686 52.7%
経常利益率（％） 7.7% 9.5% 11.0% 14.2% 13.8% 13.0%
親会社株主に帰属する
1,829 2,836 3,792 2,257 5,416 4,832 70.4%
当期純利益
当期純利益率（％） 4.3% 6.1% 7.7% 3.9% 10.4% 9.4%
※本資料に掲載されている現在の計画、見通しなどのうち歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通しであり、
これらは現在入手可能な情報から得られたデータを会社の判断に基づいて示しております。
従って、実際の業績は様々な要因により、これら業績の見通しとは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきください。
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