5367 ニッカトー 2020-05-07 15:00:00
2020年3月期決算説明資料 [pdf]
株式会社ニッカトー
2020年3月期決算説明資料
目次
1.中長期的な戦略について
2.2020年3月期業績概要
3.2021年3月期業績予想
4.事業トピックス
1
目次
1.中長期的な戦略について
2.2020年3月期業績概要
3.2021年3月期業績予想
4.事業トピックス
2
中長期的な経営戦略について
当社は得意とする特定分野のセラミックス製品
並びに計測機器と加熱装置のリーディングカン
パニーを目指しております。
3
中期経営計画における重点施策について
ジルコニアボール並びに構造部材及び圧電体・次世代電池向け熱処理
道具材の生産能力の増強
温室効果ガス排出量の削減等エネルギーの効率的利用と各種部材の生
産技術の向上による品質、生産効率の改善による合理化の推進
マーケットニーズに対応したセラミックス新製品及びエンジニアリング新商
品の開発と拡販
働き方改革の実現及び中長期的な労働力の確保並びに人材教育の推
進
内部統制システムの構築に基づくガバナンス強化及びリスク管理の強化
や内部監査の充実による管理体制の整備
4
目次
1.中長期的な戦略について
2.2020年3月期業績概要
3.2021年3月期業績予想
4.事業トピックス
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経営成績の概要
(単位:千円)
2019年3月期 2020年3月期 対前年 対通期予算
実額 売上比 実額 売上比 増減額 増減率 予算 達成率
売上高 10,682,834 9,329,618 -1,353,215 -12.7% 9,400,000 99.3%
売上原価 8,085,921 75.7% 7,303,895 78.3% -782,026 -9.7% 7,450,000 98.0%
販売費及び一般管理費 1,435,117 13.4% 1,359,294 14.6% -75,822 -5.3% 1,410,000 96.4%
営業利益 1,161,795 10.9% 666,429 7.1% -495,366 -42.6% 540,000 123.4%
経常利益 1,228,320 11.5% 752,367 8.1% -475,952 -38.7% 610,000 123.3%
当期純利益 791,491 7.4% 441,068 4.7% -350,422 -44.3% 400,000 110.3%
研究開発費 212,846 2.0% 219,477 2.4% 6,631 3.1% - -
EPS(円) 66.31 - 36.95 - -29.36 - - -
ROA(%) 5.3 - 2.9 - -2.4 - - -
ROE(%) 7.4 - 4.1 - -3.3 - - -
※2020年3月期通期予算を修正いたしております。詳しくは 2020年2月3日公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
6
売上高・営業利益推移(四半期毎)
(単位:千円)
3,100,000 400,000
2,900,000 2,852,786 350,000
2,724,398
2,700,000 2,652,401 300,000
2,623,198
2,554,449
2,528,403
2,486,502
2,500,000 2,429,912 250,000
2,355,434
2,300,000 2,247,788 200,000
2,206,864
2,066,924
2,100,000 150,000
1,900,000 100,000
1,700,000 50,000
1,500,000 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
売上高 営業利益
7
営業利益増減要因
(単位:千円)
1,400,000
1,200,000
1,000,000
800,000
製商品在庫増減
+524,108
600,000
販管費増減
+75,822
400,000
200,000
0
2019年3月期 2020年3月期
営業利益 営業利益
-200,000 1,161,795 666,429
販売増減 製造原価増減
▲1,353,215 +257,917
-400,000
減収による影響が大きく、生産の合理化及び販管費の削減に努めるも
前年同期比42.6%減益となった。
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マーケット別構成比
セラミックス事業
全 社
情報通信
機械・ベアリング
0%
7%
その他
自動車・重機 12%
3%
エンジニアリング事業
一般電子部品
24% 55%
環境・エネルギー 売上高
5% 7,081,369千円
鉄鋼
その他
3%
23% 化学
8%
窯業
3%
売上高 一般電子部品
バイオ
2% 半導体
機械・ベアリング 48% 2%
5%
9,329,618千円 エンジニアリング事業
化学 機械・ベアリング 情報通信
6% 0% 0%
その他
自動車・重機
11% 一般電子部品
8%
環境・エネルギー 24%
10% セラミックス事業
自動車・重機
76% 売上高
25%
2,248,249千円 半導体
11%
バイオ
鉄鋼
環境・エネルギー 0%
4% 窯業
25% 化学 0%
9
0%
セグメント別業績推移
(単位:千円)
9,000,000 1,800,000
8,061,784
8,000,000 1,600,000
7,408,555
7,081,369
7,000,000 1,400,000
6,488,489
6,275,990
6,000,000 1,200,000
5,000,000 1,000,000
4,000,000 800,000
3,000,000 2,621,049 600,000
2,430,584 2,308,052
2,301,327 2,248,249
2,000,000 400,000
1,000,000 200,000
0 0
16/3 17/3 18/3 19/3 20/3
(1,000,000) (200,000)
セラミックス事業売上高 エンジニアリング事業売上高 セラミックス事業営業利益 エンジニアリング事業営業利益
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セラミックス事業
(単位:千円)
214,639
190,576
2,157,550
・米中貿易摩擦・新型コロナウィルス
1,860,315
の影響で事業年度通じて苦戦。
・フィルターチューブ等 環境関連向け
機能性セラミックスは堅調。
・YTZボール新棟建設は、2020年9月
5,216,581
4,519,427
竣工に向け工事中。
・積極的な設備投資により生産効率
改善・省力化に注力。
473,013 511,049
19/3 20/3
機能性セラミックス 耐摩耗セラミックス 耐熱セラミックス 理化学用陶磁器他
11
エンジニアリング事業
(単位:千円)
・設備投資案件自体が少なく、加
熱装置の受注面での苦戦が続く。
1,813,115
・消耗品についても競争激化に伴
1,715,001
い粗利益の確保に苦慮。
・2020年3月31日付で北関東営業所
閉所及び組織体制の刷新により収
807,934
支改善に注力。
533,248
19/3 20/3
加熱装置 計測機器・同システム
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貸借対照表
(単位:千円) 19/3末 20/3末 増減率 19/3末 20/3末 増減率
流動資産 9,135,719 8,338,649 △ 8.7% 流動負債 3,824,618 2,888,260 △ 24.5%
現金預金 2,627,237 2,410,596 △ 8.2% 買掛債務 1,958,648 1,385,790 △ 29.2%
売掛債権 3,749,013 3,079,940 △ 17.8% 短期借入金 450,696 620,892 37.8%
棚卸資産 2,625,438 2,765,545 5.3% その他 1,415,273 881,577 △ 37.7%
その他 134,029 82,567 △ 38.4% 固定負債 367,406 1,467,415 299.4%
長期借入金 6,500 1,178,412 -
固定資産 5,945,241 6,882,191 15.8% その他 360,906 289,003 △ 19.9%
有形固定資産 3,846,332 5,032,631 30.8% 純資産 10,888,936 10,865,165 △ 0.2%
無形固定資産 56,469 146,842 160.0% 株主資本 10,456,484 10,634,770 1.7%
投資その他 2,042,439 1,702,717 △ 16.6% 評価・差額等 432,451 230,394 △ 46.7%
資産合計 15,080,961 15,220,841 0.9% 負債・純資産合計 15,080,961 15,220,841 0.9%
・流動資産 ・流動負債
現金預金 設備関連の支払いにより現預金が減少 買掛債務 売上の減少により買掛債務が減少
売掛債権 売上の減少により売掛債権が減少
・固定負債
長期借入金 長期借入金の借入による増加
・固定資産
有形固定資産 設備投資により有形固定資産が増加 ・純資産
無形固定資産 ソフトウェアへの投資により資産が 評価・差額等 株価下落による評価差額等の減少
増加 により減少
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キャッシュフロー計算書
(単位:千円) 19/3末 20/3末 増減金額
・営業CF
営業活動によるキャッシュ・フロー 738,202 776,232 38,029 税引前当期純利益
減収による影響で大幅減益
税引前当期純利益 1,116,004 645,764 △ 470,240
棚卸資産の増減額
減価償却費 564,742 648,800 84,057 在庫の増加
棚卸資産の増減額 △ 481,790 △ 140,106 341,684 その他
減収による仕入債務の減少
その他 △ 460,754 △ 378,226 82,528
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 501,175 △ 2,071,626 △ 1,570,451
・投資CF
有形固定資産の取得 △ 625,633 △ 2,028,159 △ 1,402,526
有形固定資産の取得
セラミックス事業新規及び
その他 124,457 △ 43,466 △ 167,924
更新設備投資
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 392,473 1,078,753 1,471,227
配当金の支払額 △ 274,019 △ 262,345 11,673
・財務CF
その他 △ 118,454 1,341,099 1,459,553 その他
設備投資資金の新規借入
現金等の増減額 △ 155,446 △ 216,640 △ 61,194
現金等の期末残高 2,627,237 2,410,596 △ 216,640
14
目次
1.中長期的な戦略について
2.2020年3月期業績概要
3.2021年3月期業績予想
4.事業トピックス
15
2021年3月期業績予想(1)
(単位:千円)
2019年3月期(予想) 2020年3月期(実績) 実績比 2021年3月(予想)
金額 売上比 金額 売上比 金額 売上比
売上高 9,400,000 9,329,618 -0.7% -
売上原価 7,450,000 79.3% 7,303,895 78.3% -2.0% - -
販売費及び一般管理費 1,410,000 15.0% 1,359,294 14.6% -3.6% - -
営業利益 540,000 5.7% 666,429 7.1% 23.4% - -
経常利益 610,000 6.5% 752,367 8.1% 23.3% - -
当期純利益 400,000 4.3% 441,068 4.7% 10.3% - -
国内外の新型コロナウイルスの影響による企業活動の制約や市場環境の悪化等あま
りにも不確定要素が多く2021年3月期の業績予想を合理的に見積もることが困難なこと
から業績予想を未定とさせていただきます。
16
2021年3月期業績予想(2)
(単位:千円)
3,100,000 400,000
2,900,000 350,000
2,700,000 300,000
2,500,000 250,000
2,300,000 未定 200,000
2,100,000 150,000
1,900,000 100,000
1,700,000 50,000
1,500,000 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
売上高 営業利益
17
目標とする経営指標(1)
ROE(自己資本当期純利益率)
→8%以上
EPS(1株当たり当期純利益)
→50円以上
配当性向
→30%~50%
18
目標とする経営指標(2)
(過年度実績) EPS(円)
70.00
66.31
63.00
50.00
40.02
34.56 36.95
30.00
10.00
(10.00) 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3
ROE(%) 配当性向(%)
8.0 70
7.4 7.4
60 59.5
6.0
50
5.0
4.5 40
4.0 4.1 34.7 35.0
31.7 33.2
30
2.0 20
10
0.0 0
16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3
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目次
1.中長期的な戦略について
2.2020年3月期業績概要
3.2021年3月期業績予想
4.事業トピックス
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事業トピックス
【熱処理用部材NO.1メーカーを目指して】
あらゆるモノがネットワークでつながる次世代通信技術、電動化・自動運転化
が進む自動車産業などデジタル・エネルギー分野は急速に進化しております。こ
れらの技術を支える電子部品をはじめとする先端技術は今後、益々重要となって
きます。当社が長年、市場に提供しております原料粉体の合成や部品の熱処理に
欠かせないセッター、チューブ、容器類である熱処理用部材も先端技術の多様化
にマッチした品質特性が求められております。そのため、当社では長年培ってき
た”技術開発力”と”ものづくりへのこだわり”をベースに日々変化するニーズに対し、
材料開発から製品化・量産化をスピーディーに進めるべく、体制を整えました。
これにより、より高機能化が求められる電子部品等の先端材料の本来の特性を
実現可能とする熱処理用部材を提供していきます。
2020年3月期現在、熱処理用部材の売上構成比は全体の20%を占めておりますが、
今後、今まで以上に高品質かつ安定した品質の製品の安定供給により一層努め、
熱処理用部材メーカーとして業界NO.1を目指し、進化続けていきます。
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【セラミックスチューブ】 【アルミナ焼成容器】 【ジルコニアセッター】 【CeraFlow®セッター】
(注)本資料に記載いたしております業績予想数値は、現時点で入
手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分にリスクや不確
実な要素を含んでおります。実際の業績は、今後様々な要因によっ
て予想数値と異なる可能性があります。
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