5367 ニッカトー 2020-02-03 15:00:00
2020年3月期(第3Q)決算説明資料 [pdf]
株式会社ニッカトー
2020年3月期(第3Q)決算説明資料
目次
1.中長期的な戦略について
2.2020年3月期(第3Q)業績概要
3.2020年3月期業績予想
4.事業トピックス
1
目次
1.中長期的な戦略について
2.2020年3月期(第3Q)業績概要
3.2020年3月期業績予想
4.事業トピックス
2
中長期的な経営戦略について
当社は得意とする特定分野のセラミックス
製品並びに計測機器と加熱装置のリーディ
ングカンパニーを目指しております。
3
中期経営計画における重点施策について
ジルコニアボール並びに構造部材及び圧電体・次世代電池向け熱
処理道具材の生産能力の増強
温室効果ガス排出量の削減等エネルギーの効率的利用と各種部材
の生産技術の向上による品質、生産効率の改善による合理化の推
進
マーケットニーズに対応したセラミックス新製品及びエンジニア
リング新商品の開発と拡販
働き方改革の実現及び中長期的な労働力の確保並びに人材教育の
推進
内部統制システムの構築に基づくガバナンス強化及びリスク管理
の強化や内部監査の充実による管理体制の整備
4
目次
1.中長期的な戦略について
2.2020年3月期(第3Q)業績概要
3.2020年3月期業績予想
4.事業トピックス
5
経営成績の概要
(単位:千円)
2019年3⽉期3Q 2020年3⽉期3Q 対前年 対通期予算
実額 売上⽐ 実額 売上⽐ 増減額 増減率 予算 達成率
売上⾼ 8,030,433 7,081,830 -948,602 -11.8% 9,400,000 75.3%
売上原価 6,018,426 74.9% 5,495,201 77.6% -523,225 -8.7% 7,450,000 73.8%
販売費及び⼀般管理費 1,051,989 13.1% 1,054,869 14.9% 2,880 0.3% 1,410,000 74.8%
営業利益 960,017 12.0% 531,759 7.5% -428,257 -44.6% 540,000 98.5%
経常利益 989,651 12.3% 597,021 8.4% -392,629 -39.7% 610,000 97.9%
当期純利益 671,606 8.4% 400,404 5.7% -271,202 -40.4% 400,000 100.1%
研究開発費 135,077 1.7% 163,931 2.3% 28,854 21.4% - -
EPS(円) 56.27 - 33.55 - -22.72 - - -
ROA(%) 6.3 - 3.5 - -2.8 - - -
ROE(%) 8.7 - 4.9 - -3.8 - - -
※ROA・ROEの数値は第3四半期の実績数値を通期換算して計算しております。
2020年3月期通期予算を修正いたしております。詳しくは 2020年2月3日公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。 6
売上高・営業利益推移(四半期毎)
(千円)
3,100,000 400,000
2,900,000 350,000
2,700,000 300,000
2,500,000 250,000
2,300,000 200,000
2,100,000 150,000
1,900,000 100,000
1,700,000 50,000
1,500,000 0
4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
売上高 営業利益
7
マーケット別構成比
情報通信
0%
その他
機械・ベアリング 11%
8%
自動車・重機
3%
環境・エネル
ギー
鉄鋼
CER部
5%
3%
情報通信 一般電子部品
その他 0% 化学 55%
12% 8%
機械・ベアリング
7% 窯業
3% バイオ
半導体
自動車・重機 2%
一般電子部品 2%
7%
全 社 48%
情報通信
0%
環境・エネルギー
10%
その他
鉄鋼 機械・ベアリン
14%
3% グ 一般電子部品
化学
7% 0% 25%
窯業 半導体
バイオ 3% 自動車・重機
2%
1% 21% ENG部 窯業
半導体 0%
11% 化学
0%
環境・エネル バイオ
ギー 0%
25% 鉄鋼
4%
※マーケット別構成比は2020年3月期(第2Q)のデータを使用いたしております。 8
セグメント別業績
●セグメント別(四半期) (千円)
2019年3月期3Q 2020年3月期3Q 増減率
金額 構成比 金額 構成比
売上高 8,030,433 100.0% 7,081,830 100.0% △ 11.8%
セラミックス事業
機能性セラミックス 359,407 4.5% 404,245 5.7% 12.5%
耐摩耗セラミックス 3,823,714 47.6% 3,495,589 49.4% △ 8.6%
耐熱セラミックス 1,664,293 20.7% 1,417,579 20.0% △ 14.8%
理化学用陶磁器他 157,792 2.0% 143,284 2.0% △ 9.2%
合 計 6,005,208 74.8% 5,460,699 77.1% △ 9.1%
エンジニアリング事業
加熱装置 631,963 7.9% 360,668 5.1% △ 42.9%
計測機器・同システム 1,393,261 17.3% 1,260,463 17.8% △ 9.5%
合 計 2,025,225 25.2% 1,621,131 22.9% △ 20.0%
営業利益 960,017 - 531,759 - -
セラミックス事業 951,938 - 561,885 - -
エンジニアリング事業 8,078 - △ 30,125 - -
売上構成比の推移
100%
80%
60%
40%
20%
0%
16/3 17/3 18/3 19/3 19/12
セラミックス事業売上高 エンジニアリング事業売上高
9
セラミックス事業
(千円)
8,500,000 1,400,000
7,500,000 1,200,000
6,500,000
1,000,000
5,500,000
800,000
4,500,000
600,000
3,500,000
400,000
2,500,000
1,500,000 200,000
500,000 0
17/3 18/3 19/3 18/12 19/12
セラミックス事業売上高 セラミックス事業営業利益
・電子部品業界の在庫調整はほぼ完了したとみられ、今後の動向に
ついて注視。
・フィルターチューブ等 機能性セラミックスは堅調。
・YTZボール新棟建設は、計画通り着工済。 10
エンジニアリング事業
(千円)
3,000,000 60,000
2,500,000
40,000
2,000,000
20,000
1,500,000
0
1,000,000
(20,000)
500,000
0 (40,000)
17/3 18/3 19/3 18/12 19/12
エンジニアリング事業売上高 エンジニアリング事業営業利益
・設備投資案件自体が少なく、受注面で苦戦が続く、消耗
品についても粗利益の確保に苦慮。
・組織体制の見直し効果は、現時点では限定的。
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貸借対照表
(千円)
19/3末 19/12末 増減率 19/3末 19/12末 増減率
流動資産 9,135,719 9,063,507 △ 0.8% 流動負債 3,824,618 3,133,855 △ 18.1%
現金預金 2,627,237 2,930,130 11.5% 買掛債務 1,958,648 1,535,023 △ 21.6%
売掛債権 3,749,013 3,079,788 △ 17.9% 短期借入金 450,696 629,392 39.6%
棚卸資産 2,625,438 2,921,755 11.3% その他 1,415,273 969,439 △ 31.5%
その他 134,029 131,833 △ 1.6% 固定負債 367,406 1,621,617 341.4%
長期借入金 6,500 1,232,010 -%
固定資産 5,945,241 6,735,657 13.3% その他 360,906 389,607 8.0%
有形固定資産 3,846,332 4,541,394 18.1% 純資産 10,888,936 11,043,692 1.4%
無形固定資産 56,469 146,321 159.1% 株主資本 10,456,484 10,594,175 1.3%
投資その他 2,042,439 2,047,942 0.3% 評価・差額等 432,451 449,516 3.9%
資産合計 15,080,961 15,799,165 4.8% 負債・純資産合計 15,080,961 15,799,165 4.8%
/流動資産 ・流動負債
現金預金 長期借入金の借入により現預金が 買掛債務 売上の減少により買掛債務が減少
増加
売掛債権 売上の減少により売掛債権が減少 ・固定負債
長期借入金 長期借入金の借入による増加
・固定資産
有形固定資産 設備投資により有形固定資産が ・純資産
増加 評価・差額等 株価上昇による評価差額金の増
加により増加
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キャッシュフロー計算書
(千円)
18/9末 19/9末 増減金額
営業活動によるキャッシュ・フロー 462,041 572,556 110,514
・営業CF
税引前当期純利益 651,634 551,330 △ 100,303 棚卸資産の増減額
在庫の増加
減価償却費 257,684 299,974 42,290
その他
売掛債権の減少
棚卸資産の増減額 △ 166,260 △ 279,950 △ 113,689
・投資CF
その他 △ 281,016 1,200 282,217
有形固定資産の取得
セラミックス事業設備投資
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 278,471 △ 995,541 △ 717,069
有形固定資産の取得 △ 298,397 △ 967,411 △ 669,014 ・財務CF
配当金の支払額
その他 19,925 △ 28,129 △ 48,055 配当額12円→11円
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 210,791 △ 165,450 45,341 その他
借入金の返済による減少
配当金の支払額 △ 143,029 △ 131,410 11,618
その他 △ 67,762 △ 34,039 33,722
現金等の増減額 △ 27,221 △ 588,435 △ 561,213
現金等の期末残高 2,755,462 2,038,802 △ 716,660
※キャッシュフロー計算書は2020年3月期(第2Q)のデータを使用しております。 13
目次
1.中長期的な戦略について
2.2020年3月期(第3Q)業績概要
3.2020年3月期業績予想
4.事業トピックス
14
2020年3月期業績予想(1)
(千円)
第3四半期(予測) 第3四半期(実績) 対予測⽐ 2020年3⽉期(予測) 対予測(通期)⽐
⾦額 売上⽐ ⾦額 売上⽐ 達成率 ⾦額 売上⽐ 進捗率
売上⾼ 7,225,000 7,081,830 98.0% 9,400,000 75.3%
売上原価 5,645,000 78.1% 5,495,201 77.6% 97.3% 7,450,000 79.3% 73.8%
販売費及び⼀般管理費 1,060,000 14.7% 1,054,869 14.9% 99.5% 1,410,000 15.0% 74.8%
営業利益 520,000 7.2% 531,759 7.5% 102.3% 540,000 5.7% 98.5%
経常利益 565,000 7.8% 597,021 8.4% 105.7% 610,000 6.5% 97.9%
当期純利益 380,000 5.3% 400,404 5.7% 105.4% 400,000 4.3% 100.1%
※2020年3月期通期予算を修正いたしております。詳しくは 2020年2月3日公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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2020年3月期業績予想(2)
(千円)
3,100,000 400,000
2,900,000 350,000
300,000
2,700,000
250,000
2,500,000
200,000
2,300,000
150,000
2,100,000
100,000
1,900,000
50,000
1,700,000 0
1,500,000 (50,000)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
売上高 営業利益
16
目標とする経営指標(1)
・ROE(自己資本当期純利益率)
→8%以上
・EPS(1株当たり当期純利益)
→50円以上
・配当性向
→30%~50%
17
目標とする経営指標(2)
(過年度実績)
ROE(%)
8.0
7.4 7.4
7.0
6.0
5.0 5.0
4.5
4.0
3.0 3.2
2.0
1.0
0.0
15/3 16/3 17/3 18/3 19/3
EPS(円) 配当性向(%)
70.00 50
66.31
63.00
60.00 41.9
40
50.00 34.7 35.0
31.7 33.2
40.00 40.02 30
34.56
30.00 20
23.88
20.00
10
10.00
0.00 0
15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3
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目次
1.中長期的な戦略について
2.2020年3月期(第2Q)業績概要
3.2020年3月期業績予想
4.事業トピックス
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新規製品について
窒化珪素事業の更なる拡大へ 【新製品】『SUN-15ボール』上市
ニッカトーでは、1960年代より粉砕用メディアとしてセラミックスボールの開発を開始、今日に
至るまで安定した優れた品質の追求はもちろんのこと、材質・サイズのラインナップを強化し、
No.1メーカーとしての地位を確立しました。2011年にはベアリング用SNT07ボールを開発、ボール
製造ノウハウをこれまでの粉砕用途外の分野にも広げております。
近年、電子機器や自動車などが機能性を高めるにつれ、それらに使用される機能材料も特異な性
質を持ったものが増加しております。これまで、市場からの粉砕・分散用メディアへの要求品質
は、「固く、重く、減りにくい」が一般的でしたが、「軽くて小さい」というニーズにも注目が集
まっております。今後高まると思われるそれらのニーズをいち早く捕らえ、当社では今春より窒化
珪素ボール『SUN-15ボール』を一般上市いたしました。窒化珪素では世界最小のφ0.3mmよりサイ
ズラインアップを整え、幅広いユーザーニーズへ対応します。既存のベアリングボール、構造部材
製品と合わせ、窒化珪素製品を当社重点事業と位置付け、更なる成長を目指します。
【窒化珪素構造部材】 【 SUN-15ボール】
20
(注)本資料に記載いたしております業績予想数値は、現時点で入
手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分にリスクや不確
実な要素を含んでおります。実際の業績は、今後様々な要因によっ
て予想数値と異なる可能性があります。
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